漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

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2014.10.09
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赤い月







       大阪ジャランジャラン ・ 皆既月食の夜空







僕はNIKONの双眼鏡を持っている。
月面を見る為だけに30年以上前に心斎橋のカメラのキタムラで¥28.000程で買った。
満月を覗くとクレーターが隕石の衝突で出来たのがよくわかる。

月々の月見る月は多けれど月見る月は中秋の名月も見る。
皆既月食はとても素適だ。



欠け始め


皆既月食はほんとうに赤黒い色に見える。
双眼鏡だと実によくはっきりと見えるから興味のある人はお買いなさい。

簡易型のデジカメは暗い場所での超望遠にするとピントがあわない。
なんとかピントが合う範囲で見ても下弦の部分から欠けてきている。
月は約3分で直径分移動する。


街灯と月


簡易型デジカメは使いにくい。
双眼鏡だと満月が実にきれいに見えているのにデジカメはどうもイケナイ。
双眼鏡にデジカメを密着させても無駄である。

6時過ぎから皆既月食が始まる。


中天の月


月は中天まで昇らぬうちから欠け始めるだろう。
それまで双眼鏡で満月を楽しもう。
巨大な隕石が衝突した巨大なクレーターが見えている。

恐竜時代の終焉はメキシコのユカタン半島に巨大隕石が落ちた事による。
隕石は大気圏でいちど大爆発し粉々になった雲状態のガスが空を覆い、
数万年太陽が地表に届かず植物も恐竜もすっかり絶滅し、
ちいさな鳥類を含む哺乳類の祖先が細々と生き延びて環境に適応できた種のみが進化した。

月面を見ていると大気圏のありがたさがよく理解できる。


駅前


駅前は忙しそうである。
空を見上げている人はほとんどぜんぜん居ない。

月は街灯と街灯のちょうど中央にある。

双眼鏡で空を見上げている僕は変な人だろう。
興味の無い人々は月食が如何したのだというだろう。
酔狂なヤツが双眼鏡で何をしていると思うだろう。

僕は酔狂で変人だから双眼鏡を持って出かける。












                              玉地俊雄





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最終更新日  2014.10.09 09:09:52
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