漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

2014.12.08
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カテゴリ: こんな夢をみた
大正時代の館








                こんな夢をみた








まるで大正時代にタイムスリップしたような雰囲気の中である。
僕は女性と連れ立って館を出ようとしている。

玄関口で中居頭のおばさんが出入のチェックを今から始めようとしている様子だ。
面倒だな。
宿帳を用意している。
さいわいなことに後ろから大勢の男女が浴衣姿でやってくる。



和綴じの本



紛れ込んで外へ出る事にしよう。

僕は和綴じの本をもって外出する。
外出先でゆっくり読む事にしようとおもっている。
和綴じの本は何故かなつかしい。



道頓堀川



道頓堀川はきたない。
水が濁っている。

何故Glicoの看板が此処にあるのだろうか。
あたりいちめんにバッハの管弦楽組曲第2番まAirが鳴り響いている。
しかし其れはパイプオルガンの低域部とバロックバイオリンの2つの音で鳴り響いている。

すこし変奏曲風でもあるように聴こえている。



怪奇




道頓堀川は流れていない。
汚れた川の水は滞留しているようすに感じる。

突然川の明日の様子がみえる。

高橋葉介の描くような怪奇で陰湿な画面が見える。
半分になった女性。
苦しみもがくさまざまないきものたち。

だがね高橋葉介くんタマゴ売りなのに僕の名前にわざざわ変えて売り物にするなよな。
ぷんぷん。



水中で台本



しかしあえて僕は川の中に入って台本を読む事にする。
台本は古く黄ばんでいる。
しかし台本は濡れても水がしみこまない。

ツルッとした感じで濡れてもぬれてもぜんぜんまったく汚れも沁みもしない。
パイプオルガンとバロックバイオリンの音楽はまだ響いている。

怪奇なものたちは川の土手にあがっている。
僕はどうも川に溺れて意識が朦朧としている様子だと感じる。



泉氏は蟹



蟹が僕を川の中から救い上げてくれたのは叔父の堀内泉氏が変化したもののようだ。

僕は起こされてもなかなか正気にもどらない。
今の光景は夢だったのか。
おくさまと叔父の堀内泉氏が僕を起こそうとしているがなかなかうまくゆかない。

起き上がることができない。
なんども起き上がろうとするがなんども崩れるように起き上がれない。
僕はこのまま死ぬのだろうか。

やっとこらさ起き上がれるがあしもとがふらふらとして歩けない。
支えてくれている叔父の堀内泉氏は完全に蟹になっている。




淀川の河川敷



おくさまの肩を借りてやっと歩く。
蟹の長男が代って僕を支えてくれているが彼は人間の形をしている。
彼とはズボンの丈が気にならないといった話しをしつつ歩く。

蟹になった泉氏が後から追いかけてくる。
淀川の河川敷か

僕は夜半 だばこをやめろ と大声で叫んだと家族が言う。
びっくりして目が覚めたと家族が言う。
たばこが云々という場面は感じていないのに寝言を叫んだと家族が言う。
僕は寝言の記憶が無い。


こんな夢をみた












                                  玉地俊雄





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最終更新日  2014.12.19 10:08:33
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