漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

2014.12.29
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カテゴリ: 手塚治虫伝


隠密裏







          手塚治虫伝 ・ 手塚治虫漫画賞







手塚治虫先生が僕が差配した世界まんが博へと隠密裏に単独でやってきた。
夏の暑い盛りに突然やって来た。

                      「 玉地さんサイン会やりましょう
                        色紙を出してください 」

午前中手塚プロダクションの松谷社長から切羽詰った口調の電話がありました。

               「 玉地さんうちの手塚が居ないんです
                 もしそちらに現れたら必ず電話してください 」

松谷社長御免なさい。
終了後記念写真を撮影しましょう。

                   「 玉地さん
                     あなたが撮影しなくて大丈夫ですか 」
僕だってたまには手塚さんと


手塚治虫漫画賞



其のあと世界まんが博の仮説事務局内の部屋で怒鳴られたっけ。
大阪のまんがは利権と名誉欲のスパイラルでてんやわんやの状態でした。

僕が差配しなければイベントが成り立たなかった。
手塚治虫先生はこっそりと僕に直談判する為にやってきたのであった。

いつも温厚な手塚治虫先生に至近距離から怒鳴られましたね。
ほんとうに飛び上がるほどの衝撃でした。

大阪のまんが界が仲良く集える場に出来るのは玉地さんしか居ないからまとめてくれ。
人寄せ手塚の役回りをよろしく。

まとめる事には成功したがその時に手塚治虫先生は居なくなっていた。
手塚治虫漫画賞という文章と賞とのつきあいも長い。




失踪日記



やなせたかし先生も失踪日記はおもしろいと言っていた。
僕だってあきられたらおしまいだとも言っていた。

僕もこの本を手塚治虫文化章の大賞に推薦文を書いた。
吾妻ひでおさんは見事手塚治虫文化賞を受賞した。

吾妻ひでおさんのその他あんにゃもんにゃは面白くないが失踪日記は素適だ。



ピンバッヂ



実体験に基いているのでなかなかおもしろい。
あたかも他人事と偽装工作して描かれているので悲壮感が無いところがよい。
僕は糖尿病を患っているので彼のような事はできない。

事務局からはピンバッヂが送られてくる。
でも次から次へと紛失する。
最新のピンバッヂ3つは無くさないようにカーテンに貼り付けてある。

手塚治虫先生と同じ時代で同じ時間を過した幸せも過去形になってゆくのである。







社団法人日本漫画家協会会員

                              玉地俊雄





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最終更新日  2014.12.29 10:00:52


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