いつも私の寒いギャグをあたたかく見守ってくださるみなさまの所へ

なかなかお伺いできない日々が続いており、申し訳ありません。

札幌にたった６泊しかせずに、12/29、息子がＮＹの友人の所へ旅立つやら、

めずらしくオジサンちでおせち作るやら、バタバタしております。

あ、コレ、 くじら汁 です～

塩くじら を薄く切って茹でこぼしてから、昆布でだしを取った醤油味で
山菜・コンニャク・大根・人参・焼き豆腐などと一緒に煮込みます。

オジサンのお祖母さまは、満州へ行くまで厚田の北、浜益で旅館を営んでいたそうで、引き上げてきてからも、お正月にくじら汁を作るのは当たり前のことだったとか。

幕末に会津から落ち延びてきたらしいうちの家系では くじら汁 を見たことも食べたこともなく、
私も作るのは、今回が初挑戦。

北海道ならでは、いろんな地方の習慣・文化がドットで散り広がっています。（最も尊ばなければならかったのはアイヌの方々の習慣・文化なのですが。）

昔は大量に作って、鍋ごと玄関などに出し凍らせて保存し、それを少しずつ、そのまま或いはお餅を入れて食べたそうです。

お肉の手に入りづらい昔、それも浜の方では、 くじら汁 が完全栄養保存食だったのでしょうか。
札幌などより遥かに寒さの厳しい海沿いでは、そうやって冬を越えていたのかもしれません。

捕鯨云々言われていますが、 くじら汁 を作りながら、イヌイットと同様、日本人も、
くじらの皮も脂もすべて粗末にせずに頂いているんだよなぁ、と思いました。

12/29、お休みだったオジサンが、息子を千歳空港まで送ってくれました。

早く着いたので、バイトして買ったという Macのノートパソコン を、オジサンに説明中。

坊主頭が二人揃うと、ちょっとおサルさんっぽいですね

この二人、親子じゃないんですけどね。

その帰りに寄った、 千歳アウトレットモール・レラ 。

およそ女らしくない格好で年中過ごす私は、 AIGLE , Columbia , Timberland ,
この３軒だけ見て、すぐ帰ってきました

2008も残すところ、あと数時間となりましたが、どうかよいお年を。

来年も、いい年になりますように。