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2007.04.14
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カテゴリ: I feel
最近、おかしな日本語にイラつくことが多い。
日本語としては間違っていないのだが、何でそこで
使うのかなぁと疑問に思う。

例えば「やっぱり」。
「給食費の不払い問題、どう思います?」
「そうですね、やっぱり、日本人は自分勝手になって
いるんですよね」
朝の情報ワイド番組などでよく耳にするやりとりだ。
「やっぱり(やはり)」というのは、万人が共通の認識
として持っているような、普遍的な事柄を語るときの
枕詞のようなものだ。自分の主観を述べるときに使うべき
語彙ではない。しかし、最近のコメンテーター(文化人
とか知識人ではなく、立ち位置が定かじゃないタレント
だが)は、当たり前のように頻繁に使う。
「私はそうは思わない!」
とテレビの前で息巻くより仕方ない。

例えば「要するに」。
「要するに、それは一概には言えないことだと思います」
何ら要約していないし、「一概には言えないこと」は、
コメントではない。述懐能力が欠けていることを
露呈しているに過ぎない。要約することで、聞き手に
整理して理解させ、自分のコメントの信頼性を高める
などといったときに使用する語彙である。一体、何を
説得したかったのか、意味不明である。

例えば「~とは思う」。
「間もなくシリーズが始まりますね。抱負を」
「プロ1年目なので、いろいろ戸惑いもあると思いますが、
自分なりのペースで頑張っていこう とは 思います」
「は」は要るのか。
「とは」の使い方としては、
「あなた とは やっていけない」
「お前が犯罪者だった とは
「結婚 とは 、そういうものである」
というのが正しい。もし、これを使うのであれば、
「頑張っていこうとは思いますが、結果は保証できません」
という言い方だろうか。いずれにしても、「は」が
必要のない内容で使われることが多い。
「思ってどうするのだ!」
と突っ込まざるを得ない。

例えば「本当に」。
「本当にこんな状況で勝つことができて、本当に支えて
くれたスタッフやファンの皆さんに、本当に感謝して、
本当にこれからも頑張ろうという気持ちになりました」
「本当に」=「実に、まったく、まことに」という
言葉を、ワンセンテンスに何度も使う人が多い。
感激して思い余っているのは理解できるが、何度も使うと
言葉の威力が薄れてしまう。

たとえば「~じゃないですか」。
相手が同意することを前提に発せられるこの言葉は、
聞く者にとっては不快この上ない。
「いいえ」「そうは思いませんけど」と
心の中で叫ぶ。

ことほどさように日本語は乱れている。例に挙げた
言葉などはまだましな方だと思う。
日本語の繊細さを全く無視した用法や発し方は
国語という文化を崩壊させかねない。
正しい日本語を使って、だれもが納得でき、
言葉にストレスを感じない毎日にしたいものである。
言葉に鈍感な皆様、もう少し注意されますよう
お願いいたします。





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Last updated  2007.04.14 20:28:33
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