★★イギリス人に時代劇は受けないわけ★★
時代劇は世界中で放送していますが、人気のある国と人気の無い国とがあるようです。
たとえばアメリカなどでは時代劇は大人気。
ですがイギリスでは何故か日本の時代劇は人気無いそうです、それは何故か?
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イギリスは騎士道の国、つまり日本と同じ剣の時代が長かった国なのです、しかもヨーロッパの剣が大きく重いのに対し日本の刀は薄く軽いので(太刀は例外)それほど迫力ないように見えるのです。
アメリカで人気のある秘密はアメリカの時代劇は西部劇の世界。銃は見慣れていてもギラッとした刀は迫力あるように見えるのです。
(参考資料:時代劇チャンネル小池一夫インタビュー)
★★時代劇の間違い、その2★★
銭形平次を始めとする捕物、同心の手足となり抜群の行動力を見せ十手を持ち犯罪者を縄にかける岡引。
だけどこれも 大間違い!
どちらかと言うと岡引は単なる情報屋、裏の情報に詳しい者、大体が罪を償って同心の手先となった者がこうなります、つまりかつては犯罪者だったのです。
もちろん縄をかける権利も無し、十手も同心と行動を共にするとき名刺代わりに所持がゆるされただけで単独では持ちませんでした。
あくまで 虎の威を借る狐
だったのです。
時代劇でも十手を笠に着て暴力団みたいなことをするのがいますがこれは本当らしいです。
だから享保年間には 廃止令
まで出たらしいです。
ちなみに十手の差し方は、
与力は刀と並べて差し。
同心は左の腰のところに差し。
岡引は腰の後ろの帯のあたりに差すか、袱紗(ふくさ)に包んで懐に入れてい
ました。
★★時代劇の間違い、その1★★
道を町人の男が急いで走っていました、そこへ武士がぶつかります、
武士は「無礼者!!!」と言い町人を切り捨てます、
これは無礼討ち、もしくは斬り捨て御免と言って、武士が町人を殺しても罪には問われないとか・・・・。
ですがこれは 間違いです
、いくら士農工商の制度とはいえ、相手を切れば責任を問われましたし刀を抜いただけでも問題視されました、
しかも実際の武士は刀を飾り物にしている人間が多く、むしろ武術をたしなむ町人が増え逆に倒されたりしました、
そうなると大変、町人に武士が倒されたとあっては武士の面目は丸つぶれ、だから賠償金などを払って示談にしてもらったとか。
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