爆弾摘出


とにかく取ってしまわないとこの痛みはなくならない、との事なので「この痛みがなくなるなら何でもいいから取っちゃって~」と早く手術してくれ状態でした。
手術を受ける事も決まり、痛み止めも2本打ってもらっていたのがやっと効いてきた。
痛くない・・・
「今痛くないんですけどやっぱり手術するの?」とちょっと冷静になった。
薬が切れたらまた同じ事なんだから当然、当り前なんだけど急に怖くなった。
準備が進み手術室へ。
休日の緊急手術だったからか段取りが良くないらしい。
手術台の上で横になっていた時に看護婦さんが一言・・・
「若いのにお腹が出てるね」
!Σ( ̄□ ̄;)気にしている事をこんな時に言うか??
苦笑いのうちに準備が整いさあ麻酔・・・
背中からで「絶対に動かないでね」とやたらと念押しされ「はい」と返事はしてみたもののすごい激痛!!
お腹とどっちが痛いか位痛かった。
麻酔は胸の辺りまでで意識ははっきりしていた。
頭上にも先生がいて、私も「まだですか~?」「どうなってますか~?」なんて話し掛けながら進んでいった。
BGMはオフコースや鈴木雅之etc・・・なんで私の好きな曲ばかり?と思ってみたけどきっと先生のうちの誰かの趣味だったのでしょう、私も鼻歌交じりでいたところ先生の「あれ?」とか言う声が聞こえてきた。
ちょっと不安になりながら何とか終了。
終了間際にはちょっと呼吸困難になりかけたけどそのまま眠ってしまったので気が付いたときには病室だった。

「右卵巣全摘出」
術後に写真をもらった・・・推定15cm、写真をUPしようかと思ったけどみんな見たくないだろうからやめた(笑)
手術中の先生の「あれ?」は切った部分より卵巣のが大きくて出てこなかったから・・・だから最初の予定より傷が大きくなったらしい。
手術前の「若いのにお腹出てる」発言は「そりゃあ卵巣があれだけ大きければお腹も出るわ」と言われた事で落ち着きました(笑)


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