Bingin
Life
~恐怖体験~

2000,06,03~07,09
パースで仲良くしてた友達が来た。初日はクタに泊まった。レストランもいっぱいあるし、おやつもいっぱい買えるし、シャワーも使い放題でたまにはいいかな。
次の日、むりやりBinginに連れて行き、3日ほど泊まったんだけど、サーファーでもなんでもない子にとってはここでの生活はちょっと無理だった見たい.。またクタに帰ってしまった。
私はBinginでの生活がとっても心地よかったから続けて泊まることにした。ある日自分で持ち歩いてた鏡を久しぶりにのぞくと、顔は真っ黒に日焼けして、髪の毛もショートだったし、まるで男の子のようだった、そかも首の下らへんが黒くなってて、汚れがついてるわって思ったら、アカだった...ごしごしこすると出たね、消しゴムのカスみたいにアカが。これには驚いた。
私が泊まってる間にも次から次へと世界中からサーファー達がやってきた。アメリカ人の男の子二人に、「スンワバへ行かないか」と誘われた、とっても迷ったんだけど、こいつらアメリカ人だし、3週間はいくらなんでも長すぎる、マラリアも怖いしな、っていろいろ考えて行くのはやめた。当時の私のアメリカ人に対するイメージはとっても悪く、それはオーストラリアにいる頃からだったけど、とっても自分勝手で人の意見をまるで聞き入れない人たち。自分が一番正しいと思ってる。そんな人たちに気を使いながら3週間はやっぱ無理だよね。
隣のポイントウルワツでサーフィンの大会があってオーストラリアからセミプロの人がたくさん来てた。波もだんだんよくなってきてるし、ローカルの人たちもうまいけど、やっぱい世界を回ってるプロ達はレベルが違ってたのがサーフィンはやったことない私にも分かった。私なんて2時間入っても取れる波は数本なのに、この人達は20分くらいでもどんどんピークを取ってくる、きっちり乗ってるしね。
波があがってくるとローカルの姿が見えなくなった。私が入ろうって誘ってもなんだかんだと理由をつけて入らないから、何でかな?って思ったらどうやら、バリの人は泳げないらしいだから波が上がると怖いんだって。ホンとかよ?って感じだけどまあ、泳いでる人は見たことないからね。
私のBB生活の中での恐怖体験もこのころに起きた。朝起きたら波が上がってた、きれいに三角に割れて、遠くの沖からどんどんうねりが入ってるのが見える。こんなの見たのは始めてだっった。5人くらい入ってたかな、でも波を取ってる人は1人か2人、もったいないな~なんって思いながら私も海に入った。
入ってびっくり。無茶無茶でかい!ダブルオーバー~トリプルくらいのセットがどんどん来てる、ジュリーのうちから見てるときには気づかなかったけど、かなりでかくてびびった。でも当時怖いもの知らずの私はとりあえずみんなが浮いてるところまではたどり着いた。
うまい人は波を取ってるけど、私には無理だなって気がついて、小さい波で帰ろうと思い、ちょっとインサイドによって小さい波を待ってたら、来たね、でかいのが、しかも私の目の前でほれ上がり、ちょっと先にいた波待ちしてる人たちがあっというまに見えなくなり、崩れ始めた。
私は思いっきり板を沈めてその波をくぐろうとしたけど無理。もぐった直後に板が飛ばされ、するっと腕から抜けてしまった、私はずいぶん下のほうまで行って、目をあけても真っ暗。ぜんぜん水面が見えてこない。
でもどれくらいたってたかわかんないけど、やっとのことで水面にたどり着いたら、もうパニック状態で息がヒイヒイ言ってたのを覚えてる。その間にも波は来るし、人は見えない...これは死ぬなって思ったね。
でも、誰とでも仲良くしといてよかったって思える瞬間が来た。BBをやってたリオンって人が助けてくれた、パニックになってる私に、「自分は国ではライフガードをやってるから、俺は大丈夫。君はこの板につかまって次の波で帰りなさい」って言って私に板を貸してくれた。神様かと思ったね。
その様子を浜から見てた友達は「お前はばかか」って笑われたけど、笑い事ではなかったね。
後にも先にもこれが一番怖かった体験。
この日、Impossibles では7人ボードを折っていた、しかもドルフィンスルーのときにポキッって折れたんだって、恐ろしい...
こんな日は浜辺で貝殻を拾ってうまいサーファーを見てるだけで十分。
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