2007年大統領選
独裁政権からようやく民主主義政権にうつり、1999年からオバサンジョ大統領が仕切ってきた。今までなし得なかった政治汚職や腐敗のクリーンアップ作戦など、すばらしい仕事も行なってきた・・・しかし民族の壁は越えられず、オバサンジョ大統領の出身である南西部と首都部にだけやさしい政治であった。これでは第3期に突入したとたん、内戦が勃発しかねない。現に、南東部の政治活動家（ンワズルイケ）が意味もなく逮捕拘束されたりしている。北部にとっても、なんら有益な事がなかった。
これまで続いたハウサ、ヨルバの政権からイボへ移ることが望まれているが、次期大統領選の2007年には国内で相当の混乱が待ち受けているだろう。
国益を左右させる天然ガスや石油はほとんどが南東部に集中しており、ビアフラ周辺はこのまま続くようなら独立しかないという運動がまさに起こってきている。国民の不満は今爆発へ向けて徐々にたまってきている。
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