山中温泉の自慢はなんといっても美しい自然です。とりわけ極上の空気と水に育まれたお酒は絶品です。山中温泉が誇る地酒の松浦酒造のサイトにはこんな文章が添えられています。「自然と調和した味わいを生かすため、自然の摂理と先代の教えのもと、微生物達(酵母・麹菌)と対話しながら、愛情を込めて醸しております。獅子の里は、食を楽しみ、食卓が和やかになりますよう、無限の味覚を追い求めてまいります」 う~む、なるほど。さすが230年余りの歴史を誇る老舗です。
搾りたての新酒を、そのままビンに詰めた純米生原酒で、私の一押し商品だ。名前どおりの純粋な味が口の中に広がる。12月~あくる3月までの季節限定商品。年末年始は「無垢」とともに年を越す習慣がついた。
松浦文昭氏は第15代当主であるとともに、若き杜氏でもある。昨年は、ご自身が手がけた清酒が全国新酒鑑評会で金賞を受賞された。幻の酒米『愛山』を使用したお酒は、この文昭氏にとってとりわけ思い入れがあるという。灘の酒を連想させる、すっきりした味わいが特徴だ。


