Cat Tail

Cat Tail

February 13, 2012
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表紙・本文:自宅プリンタ/A5/24P/2010.08.14発行/\200

『迷路の森』完結編です(^-^)
ホムンクルス事件の時エドワードたちには思わぬ事態が起きていた!?
全ての謎が明らかになったとき、ロイとエドワードが選んだ未来とは…
完結御礼SSペーパー付です。
この本は性的表現を含んでいます。18歳未満の方の閲覧はご遠慮願います。

本文抜粋
『オレが死んでも、ああはならねぇよな……』
沈んだ顔でポツリと呟いたエドワードに、ホークアイは切実な願いを口にした。
『あなたは絶対にあの人をおいて死んでは駄目よ』
びっくりした顔で振り返ったエドワードに、ホークアイは切ない気持ちを抑えて微笑みかけた。


「お願いって言ったのに……エドワード君」
親友であったヒューズを失った彼が敵を見つけた時の狂気は確かに凄まじかった。
しかし、自分の目的を見失ってしまうほどの狂気に捕らわれた彼を引き戻したのは、やはりエドワードの言動がきっかけだった。
しかし、エドワードを失った彼は……
「あなたは私たちとは違うの」
彼はエドワードを失った後、取り乱すこともなく見た目は冷静そのものに見えたけれど、ヒューズを失った時以上の狂気に陥ってしまったのだとホークアイは感じていた。
「あなたはあの人にとって特別な人だったのに……」
エドワードを失ってからも彼はアメストリスのために生き、その責任を全うしようとしていた。
エドワードが命がけで守ったこの国の人々と、自分を信じてホムンクルスという得体の知れない者たちと戦うことを選んだ部下たちのためにも、責任感の強い彼は死ぬことを選ぶことができなかったのだろう。
「でも、あれを生きているなんて言えないわ……」
エドワードを失った彼は、本当は全てを捨ててしまいたかったのだろうと思う。
一番大切なモノを失った彼は、生きていくために自分自身の感情を捨て去り、国を支えるためだけに生きている人形のようにしか見えなかった。
その姿はホークアイたちに大きな決心をさせた。アルフォンスとホーエンハイムの賭けに全ての望みをかけてロイの記憶を封印すると、自分たちも人ならざる者になった。

いつかエドワードと彼が再び出会うことを信じて……





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Last updated  September 7, 2012 08:10:51 PM
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