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世界で一番愛する人と国際結婚
結婚 = 愛の証?
ブランと別れる決心をして日本に帰国したものの、
私は、自分でどうすればいいのか分からなくなった。
今まで通り、私に連絡を取り続けるブラン。
それを拒否することができなかった。
4年近い思い出をあっさり切り捨てられる程の若さも勇気も
自分への自信もなかった。
私は彼を理解しようと努力した。何度も彼の立場になって考えた。
自分が辛い離婚を経験していたらどうだろうと。
元々私も、結婚が全てではないとは思っていた。一生独身を通してでも、
ブランと遠距離恋愛を続けてもいいと思えるくらいブランが
好きなのも事実だった。
しかしタイミング悪く、その頃、今までにない空前の
結婚ラッシュがやってきた。会社の同僚を含め、春から夏にかけて
たった4ヶ月の間に、私の周りでナント5人もの友人が結婚したのだ。
当時の私の周辺は今の日本社会の縮図、私の友人の大半が30代の
独身女性だった。皆、魅力的な女性ばかりで、経済的に自立し、
仕事に趣味に旅行にと、独身を謳歌していた。その中にどっぷりと
漬かっていた私は、毎日が楽しすぎて、あまり深く結婚を考えて
いなかったのかもしれない。
ところがここに来て、今までにない結婚ラッシュ。
それも、2年や3年、または半年だけ付き合った相手とも
ポンポン簡単に結婚していく。
友人のおめでたい話を聞いて一緒に喜ぶと同時に、
「ブランとは一体どうなっているのか。」
「遠距離になってしまったのに、何故結婚をしないのか。」
という類の質問を、友人達に投げられる時が一番辛かった。
通常、20代後半で感じるであろう焦りを、30代半ばにして生まれて
初めて感じた。
煮え切らないブランに対して怒って、私に同情する人達もいた。
日本で付き合ってすぐにプロポーズされ、アメリカ人と結婚した友人には、
あっさりと「それは、縁がなかったんだよ。」と言われた。
「結婚したい程愛されていないんじゃない。」とも。
そんなバカな。あんなにも運命を感じているのに。あんなに
愛し合っているのに。
付き合って半年や1年で結婚した人達よりも、3年半付き合って、
遠距離でも続いている私達のほうがつながりが強いはずなのに、
結婚していないがために、世間ではその絆を認めてもらえない。
誰にも文句を言わせず、私たちの愛を世間に分かってもらうには、
ブランと結婚する以外ないのだろうか。
いえいえ、そんな愛の証のために無理矢理結婚するものではない。
世間体や周りの声などを全く無視すれば、では私は何故ブランと
結婚したいのだろうか。
このうえなくブランを愛しているから。
そうして、やはりそのブランからも愛されたいからだ。
その愛されているという証が欲しいからだ。
例え数分の誓いではあっても、結婚という形を通して、この世で
たった一人の女性として選ばれて、生涯の愛を誓って欲しいからだ。
そういった結婚を誓いあってこそ、その男を一生愛する覚悟と責任が
自分にも芽生えると思った。彼のような素敵な男性を夫と呼べる
ことが、自分への自信につながる気もした。
では、何故ブランは結婚が怖いのだろうか。辛い離婚をしているから。
そして、結婚して一緒に住むことによって、失うものも一杯あるから。
自分の時間。自由。お金。他の人に出会えるチャンス。
私はブランを手に入れられるのなら、それらを手放しても
構わないと思ったが、恐らくブランはまだ手放したくないのだろう。
そんなある日、あるサークルの集まりで、40代後半、結婚歴なし、
日本在住20年くらいのフランス人男性と話をした。
その男性は、日本人女性と20年近く同棲していた。
VISAの問題はないし、その生活を変えるつもりは一切ない。
結婚制度は全くばかげていると力説した。
フランスの自由な制度、union libreは私も否定はしないが、
頑なに『結婚』を否定する男性に、賛同はできなかった。
ただ、世の中には、そういう考えの人もいるのだ。
人の気持ちは簡単に変わらないし、変えようとも思わなかった。
私はブランを理解して、彼の気持ちを尊重したかった。
最終的に、ブランと私は、結婚に対する価値観があわないのだと判断した。
それでもブランは、わたしから無理矢理にでも別れない限り、彼から
離れてはいきそうになかった。
私は彼からのメールに返事を出さないことに決めた。
電話の表示が『表示不可能』と出た場合はだいたい国際電話だが、
その電話は出なかった。
次に、彼の欠点や、嫌いな所をWordに書き連ねた。
これは、私が失恋をする度やってきた治療法だ。
ブランの嫌なところはあまり思いつかなかったが、無理やり絞り出し
プリントアウトした。その紙を常に見える所に貼っておいた。
その日から1日につき1点、自分にご褒美の点数を
あげることにした。
100日後、つまり100点になった時、
ご褒美に自分に何か買ってあげよう。
今からあと100日後。その頃には元気になって、もうブランのことは
思い出さなくなっているに違いない。
そう願った。
つづく
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