お色直し中の出来事
受付の時に、ゲストの方に配ったピンクの紙に、
私の次のドレスの色を推測して書いてもらい、
スタッフに回収していただきました。
その答えは、 『ワインレッド。』
『赤』でも、『レッド』でもはずれです。
景品は、
”私たちの出会った年1999年産、フランシスコ・コッポラが
所有するワイナリーのカリフォルニ赤アワイン”
を3本、ラッピングして用意しておきました。
その後、
ブラン作成のビデオを2本流す予定でした。
1本目は、今までに、私たちが旅行した時の写真をまとめたビデオ。
スーパーで、私達の写真が浮かんでは消え、プロ並みの仕上がりです。
BGMは、映画「The Beach」のサントラからPure Shores。
2本目は、ブランがモルジブで撮ったビデオを編集したもの。
私ばっかりが映っていて、プルメリア・プロモーション・ビデオ
のような仕上がり。BGMは、「The Beach」のテーマ曲、Porcelainです。
あの後、ビデオデッキが復活し、1本目は無事流れたそうです。
そうして、私が退場して15分後に、ブランも退席。
ブラン退場の時は、ターミネーターのテーマ曲をかけ、
真顔で、
"I'll be back."
と言ってから退場する演出だったのに、
彼は言い忘れて、
わざわざ戻ってきて言いなおしたので、うけるどころか、
かなりずっこけだったみたいです。
ブランは、日本人から、アメリカ人からを問わず、
今までに7、8人くらいの俳優（映画スターから無名のTV俳優まで）
に似ていると言われたことがありますが、
その中に何故かシュワちゃんも入っています。
これを言われる度に、
「彼より僕のほうが若いし、僕のほうが軽い（体重）のに。」
と、不服気味。
確かに、
私のひいき目では、ブランのほうがハンサム （図々しいなあ！）
だと思うのですが、それでも、
「体型が似ている」
「雰囲気が似ている」
「目が似ている」
などと言われることがあります。
探してみると、この辺の頃のシュワちゃんには、確かに似ているかも。
↓この顔を笑わせた感じ。
でも、あそこまで大きくも、ごっつくもないです。
念のため。
とにかく、ずっこけターミネーターが退場し、
私のいる控え室へやってきました。
あれ、なんだかブラン、がっかりしている？
聞くと、お色直し中のエンターテイン用ビデオは、
2本目に、間違えてエンディングロールが流れてしまったというのです。
ええっ
ビデオは、全部で4本用意していました。
・オープニング（流れずじまい）
・お色直し中のエンターテイン用（2本）
・私達が退場後のエンディングロール
（全部、ブラン製作です。）
エンディングロールは、エンドレス・ラブをBGMに、
出席者全員の名前が、アルファベット順にテロップで流れるようになっています。
私達が、最後の最後に退場した後に流す予定でした。
それが、間違って流れ出してしまい、
気づいたスタッフがすぐに止めたのだそうです。
2本目のモルジブビデオは流れずに、
司会者に促されブランは退出となったそうです。
どこまでもついていない私達。
気を取り直して、キャンドルトーチを持って再入場です。
お色直しのドレスは、次回のお楽しみ。
つづく
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