ヨンハ雑感

ヨンハ雑感

第10話


[第10話ー思いつきメモ]


◆ついに、シンは一人でドウのもとを訪れる決心をしました。T.T

シン「ムショで学んだこと "負けはすぐに認めて次の戦いに備えよ"」
ドウ「次の戦い?」
シン「ああ。今回は俺の負けだ。」

ここでひざまずくシンはかっこいいです。負けてひざまずく姿はほんとはかっこ悪いはずだけど、潔く堂々とする姿はかっこいい。
反対にこの時のドウの態度にはほんとに腹が立ちます。こういう時相手の感情を知りつくして、さらにダメージを与えようとする姿は心底むかつきます。


この後、ドウとギョンアが広い会議室の楕円形テーブルの端と端でシンのことについて話しをします。このシーンはとても印象的です。二人の離れた立ち位置が、心理的な距離感を表しているようです。


こうして、株を使ってドウの会社を乗っ取ろうとした復讐計画は一応ドリームチームの負けで終わりました。
これがストーリーの転換点となり、次は兄嫁達の住むミョンド市を舞台とした攻防になるようです。


◆兄嫁が住む家へ行くには、坂道を上って行かなくてはなりません。両側には小さい家が立ち並び、貧しい人達が住んでいます。韓ドラでは、お金のない人達はたいていこのように坂の上に住んでいることになっています。韓ドラを見始めた頃は、上のほうが見晴らしもいいのに、なぜ上がいけないのかわかりませんでした。
それには、いろいろ歴史的な過程があるようです。


先日、蓮池薫BLOG「My Back Page」を読んでいたら、そのあたりのことについて、わかりやすく書いてありました。
今、それを紹介しようと思って、そのブログを探したら閉鎖されていました。そのブログの内容が本として出版されたので閉鎖になったようです。
ーーー単行本『半島へ、ふたたび』新潮社 6月24日発行ーーー
北朝鮮から帰ってきて以来、初めてソウルを訪れた時のことをまとめたものです。

その中の、"六十センチの小路を探して" "月の町" の章あたりに、そういう場所の狭い路を探して歩いた話があります。町が上へ伸びていった歴史的な説明なども、読みやすく書いてありました。
もし本屋で見かけたら、手に取ってご覧になってみてください。

蓮池薫さんは今翻訳家として活躍なさっています。
彼の本で私が読んだことがあるのは
「冬ソナと蝶ファンタジー」、副題『韓国から見た日本の韓流ブーム』(光文社)
という翻訳本です。これは内容も興味があったし、ところどころ韓国語の原文が併記してあるという珍しい本だったので、韓国語の勉強になるかと思って買いました。勉強は怠けてできなかったけど、面白く読みました。


◆灯油を被っての迫真の演技。
カメラが自分を撮っているのがわかると、ライターを高く掲げてポーズをとって見せるシン。^^
これも詐欺で学んだことと言っています。シンは刑務所に入ってからや出た後、すごくいろんなことを学んだようです。その前のフリーター生活は、シンにとって寝ていたも同然の日々だったのでしょうか。

眠れる獅子、と言えば聞こえがいいけど、三年寝太郎、と言えばちょっと・・・・・。^^;



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