ヨンハ雑感

ヨンハ雑感

第11話


[第11話ー思いつきメモ(1)]

どの会話も名セリフがいっぱい。その中からいくつか取り上げてみました。


◆ヤン市長に二人は知り合いか、と訊かれて

ドウ「他の人はデータ、キムシンは人。他の情報は白黒、彼だけカラー」
シン「チェドウを思うと周りが真っ暗になる」

ハハ、正反対の言い方。
カラーに見えるというと、普通は好きな人とかをいいますけどね。^^ ドウはこれによるとシンを人として認めていることになります。自分と対等に戦う人間がはじめて現れたと思ったということか? それともただ人間的に興味を持ったということ? 

それに引き替え、シンはドウに対してかなりひどい言い方してますねー。真っ暗だなんて・・・・・・・当然ですが。


◆ドウの言葉『5000万の中で500万残せば、裕福な国にできる。』
わかったようでわからない言葉です。

彼はお金を持つ上位500万を残すつもりなんでしょうが、残りの4500万があるからこそ500万の生活が成り立っているのではないですか。例えば、貴族だけの国なんて考えることができない。働く人達がいるから貴族の生活も成り立っているのに。
大きく見ても、人口が少ないと経済規模が小さくなってしまい、国際的な立場も弱くなってしまいます。今のような生活は望めません。

経済の問題を離れて、ドウは残りの4500万の人達が生理的に嫌いなんでしょうね。だから、いなくなればいいと思っているんでしょう。他の人と協調してやっていくのは嫌いのようだし、極端な潔癖症だし。。

彼はモナコのような国が理想らしい。モナコの人口は何人?
今ふと思いついて調べたら、約33,000人だそうです。すごく少ないんですね。そしてタックスヘイブン。ということは所得税がなし。だから他の国からお金持ちが移住してくる、とか。

ドウの頭の中のモナコとは、お金持ちばかりが住むきれいな王国というイメージでしょうか。そして、自分が王で、横に王妃がいて・・・・・。最初は、その王妃はウンスのはずだった、でもウンスが離れていった後では、ギョンアに変わって。
どっちにしても、ドウにとっては、スクリーンに切り取って貼り付けた写真のように自分のそばにいてくれればいい飾り物です。





■2009/07/03
[第11話ー思いつきメモ(2)]


◆ギョンア「愛よりお金が好きだと非難される。お金より愛が大事かしら」
ドウ「君は俺のカネが好きだな」
ギョンア「魅かれるもう一つの理由がある。・・・・・
私みたいに心に穴があいてる。満たしてあげたい。私の心も満たされるかも。」
ドウ「俺の心はカラだと?」
ギョンア「違う?」
ドウ「さあ、自分の心は見たくない」

心に穴があいている、と言われて嬉しい人はいないと思います。ギョンアは何故こんなことを言ったのか理解できません。

ドウの心の穴は何かなあ。そもそも穴があるのだろうか。最初から心に何もなければ穴もあかないと思うけど。ウンス? ウンスがいなくなったことかな?

ギョンアの心の穴は、愛。彼女は本来愛情あふれる女性でシンとの恋愛も上手くいっていたし、周りの人達への愛情もいっぱい持っていた。それが今は自分が望んでこうなったとはいえ、お金があっても愛のない生活を送っています。それが満たされない思いとなっているとは言えます。

ギョンアはどうやってドウの心の穴を満たそうというのでしょう。ドウに愛情をそそぐということ? それが自分の心も満たすということ?
何かそれって母性本能に似ているようなー。


◆医院の待合室で
シン「ジェミョン、俺はここ(ミョドン市)で戦う。あいつの弱点がわかった。まずそれを狙う」
ジェミョン「約束しろ。許すなんて絶対言わないと。」

シンが言うドウの弱点は何でしょうか。私には全然わかりません。その前に、ドウは香港みたいな都市をつくりたいと思っている、とシンは言っているので、それに関することかな?
ジェミョンはまだシンが優しすぎると思っているようですね。優しくては最後まで復讐を成し遂げることはできない、と。でも、彼自身優しいところを心の片隅に持っているんです。時々、彼の優しさが出てくることがありますよね。^^


◆ドウ「そこの誰かがケガしたら、お前がいたせいだぞ」
何と怖い脅かしの言葉。でも、なぜ本人でなく周りの人間なの? 本人ではなく周りの人間がケガするというほうが怖い感じはしますが。
この脅しはシンが前にチェ会長に言った言葉
「あんたの息子に言っておけ。これから一生後ろに気をつけながら生きろとな。」
を思い出させます。

お互い、脅し脅され戦いが続いていきます。


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