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2016年02月06日
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テーマ: ニュース(96601)
カテゴリ: 社会問題
 海外で生活した経験があるように思われる高校生が、1月20日の東京新聞に投書して、日本のテレビのニュース番組を次のように批判している;




 夕方、ニュースの時間になり、テレビをつけると、どの番組もグルメリポートやトレンドの紹介ばかり。テレビ局はそれらの話題の方が人々の関心を引き、視聴率が上がると思っているのかもしれないが、それは間違いだと思う。

 世界情勢や事件などのニュースを見ると、 司会者がものすごく簡単に状況を説明し、現場にいるリポーターが同じことを繰り返し、最後にコメンテーターから10秒ほどコメントをもらって終わる、 という具合だ。

 こんな見せ方だったら、どんな内容でも見たいとは思わない。

 だから、私はいつも、CNNという米国のニュース専門放送局の番組に切り替える。そして、これがまたおもしろい!!

 日本の番組と同じニュースを取り上げていても、こっちは、まるでスポーツ観戦をしているようにハラハラさせられる。CNNでは、ニュースの分野の精通者を招き、アナウンサーとディスカッションをする。20分くらい続く話し合いの中では、お互いに意見を譲らず、両者が顔を真っ赤にしてまで反論し合い、時間が終了したと言われても話し続けるため、口げんかをしているみたいだ。

 しかし、 この熱血的な話し合いを見ることで、楽しめる一方、自分の意見を確立させることもできる。 日本のニュース番組も、批判とか評判を気にせずに、アグレッシブにニュースに向き合い意見を共有してほしい。

 そうしたら、絶対に見るのになあ。


2016年1月20日 東京新聞朝刊 5ページ「ミラー-退屈なニュース番組」から引用

 この投書は、短い文章ながら物事の本質を突いているような気がします。どんな重大事件が起きても、アナウンサーが手短に説明して現場のリポーターが同じ事を繰り返し、最後にコメンテーターが一言コメントするだけという番組では、視聴者はあまりものを考えず、自動的に「はい、次」と意識を切り替えるだけで、終わってしまう。そうではなくて、ニュース番組の中で十分な時間を割いて、大の大人が真剣に議論する様子を見れば、視聴者も自ずと「どっちの主張に正当性があるか」考える機会を得ることになり、自分なりの意見を確立するチャンスになるのではないでしょうか。
 しかしまた、その一方では、こういうおとなしいニュース番組にも目を光らせて、気に入らない放送をすると責任者を呼びつける与党というものも、いかがなものかと思います。







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最終更新日  2016年02月06日 13時05分26秒


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