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2024年10月18日
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テーマ: ニュース(100321)
カテゴリ: ニュース
イスラエルによるパレスチナへのホロコーストが、いつ終わるとも知れず続いている現状について、文筆家の師岡カリーマ氏は、5日の東京新聞コラムに、次のように書いている;




 死者の数は、軍事攻撃の激しさと、それがいかに無差別に行われているかを示す。その数だけの命と人生と名前と家族がある。でも死者数を超える重傷者、そして今も極限状態にある生存者の救済は急務だ。心身に傷を負い、学ぶ権利を奪われ、生活基盤を破壊され、健やかに成長する可能性を侵害され、それでも生きている子どもたちの惨状は、人類の、そして何よりも、普段は人権擁護を謳(うた)う先進国諸政府の、恥である。

 リュックを背負い、鳥かごを手にした10歳ぐらいの少女が、徒歩での長距離移動中にアラビア語メディアの取材に応える映像を見た。「このインコといると安心する。避難はこれで3回目だけどいつも一緒。生きている限り一緒、死ぬ時も一緒なんです」。そう答える表情に憎しみや怒りはなく、凛(りん)とした威厳さえ感じられた。
(文筆家)


2024年10月5日 東京新聞朝刊 11版 19ページ 「本音のコラム-そして攻撃は続く」から引用

 今回のガザの武力紛争が最初はハマスによるイスラエル市民に対するテロ攻撃であったにしても、イスラエル軍の暴虐はもはや「自衛」の域をはるかに超えており、あからさまなパレスチナに対するホロコーストになっている。日ごろから人権擁護を標榜する先進国は、このような事態に対してリーダーシップを発揮するべきなのに、アメリカ政府などはつい最近もイスラエルに対して莫大な経済援助を決めて、パレスチナへのホロコーストを後押しする始末であり、「恥を知れ!」とはアメリカ政府のためにこそ相応しい言葉である。





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最終更新日  2024年10月18日 01時00分12秒


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