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もう新しいアルバムだすことは無いかも、と個人的には思ってましたが、新しいツアーに合わせて出ました。とは言えほとんどの曲がシングルや配信でリリース済だったりで、アルバムを手にするまでまったく聞いたことない曲というのは「ナカマ」1曲だけだったりします。御年74歳、こうしてオリジナルアルバムが出るだけでもありがたいというものです。その昔、アルバムというのは売れてる人しか出せなかったそうです。シングルがいくつもヒットして、10曲なりたまって初めて出せるものだったと…ビートルズが「サージェント…」を出してコンセプトアルバムという概念を広めて以来、オリジナルアルバムにシングルは含まず、すべて書下ろしの新曲でそろえるのが、一番立派みたいな風潮になったのかもしれないですね。そういう意味では先祖返りしたような位置づけの作品ととらえることもできますね。『early summer 2022』という、企画盤っぽいタイトルもあえてこのネーミングにしたという感じがしますし。この軽さが、今の小田さん、というかフットワークの軽さを表してるのかも。楽曲は、まぁワンパターンといえば、そうで、ファンじゃなければ多分全部同じに聴こえるんでしょうね(笑)でも長年ファンをやってる身からすれば、例えるならばお気に入りの海岸を夏にみるのか冬にみるのか、あるいは朝にみるのか、夕暮れなのかですべて表情が違うし、それぞれ魅力的だったりする、それに通ずるような魅力がこのアルバムにはあふれています。曲順もよく練られてますね。曲間も短めなので、組曲のようなひとつの大きな流れを感じます。それにしても声が変わらない。それでも昔見たいに限界の音域までいかないのですが、不思議と物足りなさは感じずむしろ心地良さが倍増してるんですよね。なんどもリピートして聴きたい、そんな夏のアルバムがまたひとつ増えました。
2022年06月17日
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このアルバムのレビューは昔ブログで一度書いております。そしてこれも昔書いたのですが、イエスの大ファンであってもプログレ全体のファンとは言えないので、的外れなことを書いてる場合もあることをご容赦ください。イエスを長年追い続けてるので、このアルバムの曲は各種ライブ音源、ビデオ、来日公演等いろんな形で親しんできました。近年は某所のイエスセッションにも何度か参加し、ボーカル、ドラムで数回演奏にも参加させていただいておるといった状況です。ということでたとえばつまらない会議の時など^^;脳内再生して楽しむこともできますが、それくらい楽曲は体内にインプットされております。このようなアルバムはさすがにそう何枚もなく、なので客観的な評価はもうできないなぁとおもってます。今回は数年前に発売されたスティーブウィルソンがミックスした5.1サラウンドについても触れます。しばらくこの盤では聞いてなかったのですが、久しぶりにじっくり聴いてみました。サラウンドは部屋の環境や聴く位置で相当音の聴こえ方に影響があると思います。まだまだ理想的な聞き方を模索してる最中です。このミックスの特徴ですが、コーラスが常に別のスピーカーに定位されているので、クリスの高音やハウの音程外さないように必死で歌ってる感じ^^;もバッチリ聞くことができます。聴く位置を間違えるとクリスのほうがリードヴォーカルに聞こえてしまうような個所もあるので要注意です。キーボード、ギター、ベースとドラムは基本別々に割り当てられていますが、定位置ではなく結構前だったり、後ろにいったりと曲の流れに沿って動いてますね。全体としてオリジナルミックスのイメージが変わらないように留意しつつ、立体的に聴かせるようにかなり気を使ってミックスしてるなぁと感じました。それにしても中学生のころに中古LPを購入してカセットにダビングして聞いていたころからすると、同じソースとは思えないくらい高音質になってることに改めて驚いています。ヒスノイズなどはまったく感じられないですしね。上手くハマれば、音に包まれる体験を自宅でできるのでサラウンドは素晴らしいです。ただし、気軽に聞くのには向いてないので、いつでも、といいながら実際には頻繁に聞くにはそれなりに覚悟が必要ですが^^;危機はご承知の通り、アルバム発売と同時にドラムの交代があったため、ABWH期を除いてアランホワイトがライブでは演奏しています。イエスファンにはビルブラッフォード信者が多いようで、アランのドラミングに不満を持つ方がどうも多いようなのですが、僕は両方それぞれに良さがあって、どちらでも楽しめるので、そういう方々は損してるなぁと感じてます。実際ライブではクリススクワイアのベースとの相性はアランは抜群でドライブ感あふれる演奏がどのライブ音源でも聴けます。特におすすめはリレイヤー期や究極期の音源で手数も多いです。ビルのライブ音源はタイトル曲の「危機」はABWH期しかなく、ベースもクリスではないです。しかも奏法を3拍子ととらえたものに変えてるせいか、疾走感に欠けます。でも音色がエレドラ主体でユニークなため楽しめます。実はABWHの横浜公演に行ってるのですが、「閃光」の曲やドラムソロなど大変素晴らしく、ドラムでこんなことが出来るのか!と、本当衝撃を受けたのですが、意外にも「危機」の演奏は何故かもう一つのように聞こえてしまって、自分でもビックリしました。期待が高すぎたためもありますが、横浜文体の音響が今一つだったため、後半音量を上げた際にクリアさが失われ、音色の面白さも味わえなかったためかもしれません。一方2014年の「危機」再現ツアーでの「危機」はヴォーカルがデヴィソンに代わっていたけども、アランとクリスのコンビネーションがさえわたり素晴らしい演奏でした。この時の東京ドームシティの音響はクリアで最高でした。結局とりとめのない書きたいことだけ書いたようなまとまりのない内容になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
2022年02月20日
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イエスの新作が出ました。正直ジョンアンダーソンの居なくなったイエスになってからどうにも気持ちが盛り上がりきらないのです。どんなラインナップになっても、今回のアルバムでもイエスらしさは感じられるのですが、ボーカルはやはりアンダーソンでないと、盛り上がりのところでグッとこないのです。ではアンダーソンのソロを聴けば良いかというと、そうでもないところが困ったもので(笑)、やはりハウやホワイトのお馴染みのフレーズが聴こえて来ないとイエスって感じには感じられないのです。という大前提の中で今回の「クエスト」はというと…前作「ヘブン&アース」よりはプログレ感が感じられイエスらしいアルバムに仕上がっていると思います。コロナ禍の中制作されたアルバムなのでメンバー全員が一堂に会してという作り方は出来ず、作曲者がデモを作り、各メンバーの演奏に差し替える手法で作られたそうですが、その割にはバンドらしいサウンドに仕上がってると思います。またアレンジはよく練られていて、丁寧に制作された感じが伝わってきます。ただ、やはり物足りない面があるのは否定出来ません。個人の好みの話になってしまいますが、やはりデヴィソンのボーカルは好きになり切れないのです。高音は今のアンダーソンより安定して出せそうで、ライブは彼無しに成り立たないことは十分理解出来るのですが、線が細い声なので盛り上がりの場面でどうしてもアンダーソンでは感じられる突き抜け感が物足りないのです。それとハウ中心で楽曲制作が行われたことと関係あるような気がするのですが、キャッチーなメロディはハウの弾くギターソロにばかり出てきて歌メロは耳に残らないボンヤリした旋律の曲が多いように思います。最初と最後の曲、「アイスブリッジ」「リヴィングアイランド」はとても変化に富んでいてイエスらしい優れた楽曲だと思いますが、この2曲ですら歌メロよりギターソロの方が耳に残る感じはあります。あとは各所で指摘されてるように大人しめの楽曲が続きます。2、3曲目など曲の途中から始まってるような感じがして、単独の曲として成立してないように感じました。そんな中ではスクワイアの意思を継いだシャーウッドが久々に高音域全開で歌う「ウエスタンエッジ」や、ホワイトのシャッフルリズムが心地よい「ミュージックトゥマイイアーズ」が印象に残ってます。このアルバム何度か聴いてるうちに、もしかすると「海洋地経学の物語」の21世紀仕様のコンパクト版ではないかと思うようになりました。海洋のように長い曲が4曲という構成ではありませんが、通して聴くとなんらかのトータル感は感じられるので、10年後くらいに突然良さがわかって愛聴盤になるのかも?と思ってます。実際、海洋の良さがわかるのに15年くらいかかりました(^_^;)最後にボーナス曲について。CD一枚に十分収まるのになんでわざわざ2枚に分ける必要が?と発売前は思ってました。単価を吊り上げるためかとか(笑)でも実際聴いてみると本編の流れにはハマらない感じの軽い曲ばかりなので、なんか納得しました。プロデュース担当したハウの越権行為?で本編も含めた中でリードボーカルが3曲もあるし(笑)流石にデヴィソンとデュエットにはなってますが…最後にドラムについて。正直ホワイトは腰を悪くしてライブで数曲しか叩けない状態になって久しいので、不安しかなかったのですが、いつものどっしりとしたリズムが健在だったのは嬉しいですね♫近年アルバム毎に進化していたテクニカルなフレーズは流石に影を潜めてますが、随所にアランらしいフィルが出てきて、やはりこれがあるからイエスだなぁと思います。それとパーカッションでサポートしてるジェイシェレンも随所で貢献しています。「リヴィングアイランド」の後半で16ビートで刻んでるのが多分そうだと思うのですが、今までのイエスではあまり出てこない展開で新鮮な響きを与えるのに成功していると思います。そんなわけで、いつもイエスに期待する感じとは違いますが、これはこれでそれなりの満足感があるアルバムでした。
2022年02月12日
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レットイットビー 50周年盤ビートルズのCD既にすべて持ってるけど、サージェントペパーから始まった「~周年盤」も相変わらずお付き合いしています。アンソロジーシリーズにも入らなかった別ヴァージョン未発表音源や、ブルーレイオーディオディスクによるサラウンド盤などが、やはりどうしても聴いてみたくなるので。2020年もレットイットビーの50周年盤が出るというので、音源的にすべてそろえられるデラックスエディションを購入しました。アナログLPまで入った最高級仕様までは個人的には必要ないので、これで充分です。各音源の詳細な聴き比べなどは、各音楽誌やマニアな方のサイト等でいくらでも詳しくやってますので、そこまでは踏み込まず、あくまで感想レベルのレビューということで。サラウンドという言葉に個人的に弱いです。音が360°広がるなんてワクワクするじゃないですか。それで好きなアーティストの盤が出ると買って楽しみに聴くのですが、頭の中でイメージするほど、楽しめてないのが現状です。これはビートルズに限らず全般的にですが。まず、僕のシステム5.1にしてますが、スピーカーなど最低レベルのもなのと、部屋の制約で理想の配置が出来てないということもありますが…基本的どう配置しても最適なポイントって部屋に1か所しかないんですよね。そこはら少しでも頭を動かすと十分なサラウンド効果で聴けなくなります。日々忙しくしてるので、アルバム1枚何もせずにじっと聞いてるなんてなかなか出来ないのです。結局は何かしなから聴くということになる。そうなると一番聴きやすいのは普通の2chということになる。というわけで充分楽しめてないのが現状ですが、短時間集中して断片的に聴けた部分でいうと、ボーカルやドラムが前面で、ギターやキーボード、ストリングスが後ろから聞こえてくるのはやはり気持ちいいですね。流し聴きにはもったいないですが、ファンなら持っておいて損はないと思います。「ロングアンドワインディングロード」についてのみ個別に。フィルスペクターが後から付け足したいわくつきのストリングスと女性コーラスが後ろに配置され前面はバンド演奏とホーンのみとなってるのが面白かったです。後ろの音をオフに出来る機能があるかどうか知らないのですが、もしそれが出来ればポールが当初意図したイメージになるのかも、そんなことを思いました。幻のアルバム「GETBACK」について今回のボックスにはブートでのみ流通していた幻のアルバム「GETBACK」がついに公式に入っております。人によってはこれが最大の喜びかもしれませんね。ブートで聴いてはいたものの、個人的には特にこれが公式版より優れてるとか思ってたわけでもなく、既に「ネイキッド」というアルバムも出てるいまとなっては聴き比べがいろいろ出来るなという以上の感慨はありません。未発表音源について。いろいろ入ってますが、正直オッと思った音源は無かったです。それよりも本当に早くオリジナル映画の「レットイットビー」をブルーレイディスクで出してほしいです。配信先行とかでも良いので。ディズニープラスで新たに編集した3部作8時間声の「ゲットバック」という作品もでて、これはこれで興味深いシーンが盛りだくさんで、良かったと思ってますが、だからといってオリジナルの映画はもう不要どころか、個人的にはますます綺麗な画質で味わいたいという思いが強くなりました。というのも、この映画初めてみたのは中学生の頃、深夜のテレビ放送があった時でその時の印象が強いというのがありますが、特に前半に収められたパフォーマスが未だに公式LPを含むどの音源よりも愛着があるのです。アップテンポヴァージョンの「トゥオブアス」、ポールが高音コーラスを重ねる「アクロスザユニバース」、間奏がフラメンコギターヴァージョンの「アイミーマイン」、”グッドモーニング”という力強い雄たけびが聴ける「アイヴガッタフィーリング」など、公式音源以上に聴きごたえがあります。あとは未発表曲の「スージーパーカー」や、ポールがオペラ歌手のような発声で歌う「ベサメムーチョ」、オープニングの「ピアノテーマ」と呼ばれてるポールの美しいピアノ演奏など。これらが、音だけでも聴けるかと少しは期待しましたが、フラメンコ盤「アイミーマイン」以外は皆無で正直ガッカリでした。そんな感じで、期待しすぎない範囲で楽しんではいるものの、盛り上がり感はイマイチで、公式アルバム音源が普通に更に聴きやすくなったニューミックスを聴くのが一番よいのではないでしょうかといった感じで、このとりとめのないレビュー終わろうと思います。
2022年01月30日
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このブログを放置プレイ(笑)にして久しいです。今後も基本的にはそうだと思います。現在は昔のようにレビューを書く気力・体力ともに失われて久しいので。ただ、ごくたまにfacebookなどで全曲レビューを書くことがありますが、ああいうSNSはアーカイブ機能が使いづらく、過去の自分の投稿をたまに見たくなって探してもなかなかたどり着かないということが多いので、このブログに移植することにしました。そんなには無いですが。ここだとカテゴリー機能等でわかりやすく出来ますので。それにしても放置久しいのに現在も1日あたりのアクセスが100超えてたりしててビックリしました。おそらく各アーティストの検索でたどり着いて読んでくださる方が、今でも一定数いらっしゃるのでしょう。ありがたいことです。さて、今回はもう6年前になりますが、チューリップの姫野達也さんたちが作ったグループオールウェイズにてもう一人のリードヴォーカリスト&ソングライターとして1986年にデビュー以来、素敵なポップミュージックを届けてくれてる風祭東さんの最新アルバムについてのレビューを当時の文章のまま、以下に再掲します。ついに風祭東さんの初めてのフルバム「Panspermiaパンステルミア」が発売になりました。残念ながら発売日には届かず12日からでしたが、既に5回目くらい聴いております(^^期待にたがわず、いや期待以上の名盤です(^^これは今後のライブ等々大変楽しみです。このアルバムが今回発売が実現するまで紆余曲折があって、その辺は下記のページを見て頂くとして、僕にとってはオリジナル・フル・アルバムとしてはオールウェイズの最高傑作アルバムと信じて疑わない「GENE」以来23年振り!のニューアルバムという感覚です!近年の東さんのライブは何度も行ってるので、ライブでおなじみという曲も数曲あるのですが、それらの曲が素晴らしいアレンジ、音質のスタジオ音源としてやっとちゃんと聴くことが出来るという喜びのほうが勝り、全くマイナスポイントにはならないですね。むしろ断片的に聴けた曲から完成品を想像する楽しみといえばブライアン・ウィルソンが完成させた「スマイル」に通じる楽しみすら味わえるというとっても複合的に楽しめるアルバムでもあるのです(^^それでは久々に全曲レビューいってみましょう~もしかしたら、どこよりも早いかも?ウインク1. Overture2. I wanna be a Rock’n Roll Starこの2曲は21世紀版、「ヴィーナス・アンド・マーズ~ロック・ショー」ですね♪手法は古典的という声も出るかもですが、曲、アレンジ、声が素晴らしい(そして僕好み!)なので、独特の世界観に存分に浸れます(^^3. 百年のダンスと孤独とってもオシャレなコード感あふれるナンバーです。ドゥービーの、というよりマイケルマクドナルドの「ホワット・ア・フール・ビリーブス」を彷彿とさせますが、それを「サージェント」的世界観との融合に成功してる曲といえるでしょうか。アレンジも素晴らしく、中間でバッキングだけになるところのベースのソリッドな音が素晴らしい!とにかく曲がイイ!です。4. Saraswati「サージェント」でいえばジョージが担ったインド的世界観。その役割を持った曲ですが、よりロックンロールしてるところが流石です! 強烈なリフです。5. 恋するサウスポーこのアルバムの中では異色な純ポップなナンバーですね。でもポールも左利きだし、全然アリです(^^とにかくこれも曲がイイです(^^6. 地球に落ちた種 (アルバムバージョン)これは東さんを応援してきた人たちにとっては古典かもしれませんが^^;、こうしてこのアルバムに収まるべきところに収まったことが嬉しいです。聴けばわかる通り「アイ・アム・ザ・ウォルラス」な世界ですが、歌詞通り”進化”してて、日本語の曲として違和感なく成立してるのが素晴らしく、やはりこれは才能を感じさせます。7. Good Morning Alienこの曲も3年くらい前にライブで聴いてた曲ですが、この曲のあとにポールの新作「NEW」が出て、そのタイトル曲を聴いた時に「あっ、東さんのあの時の曲だ!」と思ったのでした(笑)まさか、ポールが聴いてることはないと思いますが^^;、こういうのニアリとしてしまいますね~ウインク8. Collecter作詞が松尾清憲さんですが、曲もそれ風です(笑) ビートルズというよりボックス風になってるのが面白い。それにしてもこの変則ドラムとそれにからみつくベースライン、癖になりそうです。ビートルズでいえば「レイン」とかからのインスパイアだと思いますが、そこから進化してるのがはっきりわかります。このあたりのアレンジ感覚は凄いです。9. Break down導入部の1曲目を除くと、ここまでずっと力作揃いだったので、ここらで箸休め。そんな役割の小品ですが、だからといってあなどれない。古いジャズ風の脱力感、場末のスナック感、癖になりそうです(^^10. Love’s Going RoundこれはEW&F風なファンクナンバーですね。でも東さんがやるとビートリィなポップ感覚が色濃くでるのが面白いです。最後はポール・ファンならニンマリな「幸せのノック」のフレーズがちょっと違う形で出てきます。これは絶対確信犯でしょう。わかるかなぁ?って聴く側も試されてるのかも?11. My Lifeこれも小品ですが、それなのに組曲的っていうアプローチ、新鮮です。12. Fool on the Earthこれは曲調的に「地球に落ちた種」と対になってるのかもですね。予想を超えたメロディラインが出てくる感じが美メロ大好き人間な僕にとって、とっても心地よいです。美メロさえあれば、サウンドがいくらヘヴィでも全然聴けちゃいます♪13. 地球はメリーゴーランドいわずとしれたガロの名曲です。東さんは生前の日高さん:通称トミーに若いころ大変お世話になったそうですが、その日高さんと若かりし頃の小田さんがとっても仲良しだったというのはファンの間では割と有名な話ですね。小田さんと東さんは接点ってほぼ無いとおもうのですが、ここでちょっとだけつながりましたね♪最後が10CC風なのもニクイ演出です(^^14. Panspermiaアルバムも佳境に入って来て、それをしめくくるにふさわしい大曲です。「バンド・オン・ザ・ラン」的な1曲のなかで目まぐるしく曲想が変わる組曲的展開が大好きな僕にとっては堪らない曲ですね(^^出だしのバラード風なメロディ展開がカーペンターズの余り知られてない「星空に愛を (コーリング・オキュパンツ)」っぽいのが嬉しいです。もっともカーペンターズのオリジナルではないですが^^;15. Sarah (アルバムバージョン)これもおなじみの曲ですが、収まるべきところに収まったことが嬉しいです。このアルバムはいろんな世界に連れていってくれましたが、最後にピアノ弾き語りで美しいこの曲を聴くとほっとしますね。今回はオールウェイズの古巣のキングレコードからのリリースが実現したというのが嬉しいですね。これを期に次のアルバムは余り間をおかずに出ることを期待したいです。他にも世に出てない名曲がたくさんありそうですから(^^
2021年12月07日
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TRAD(初回限定盤) (DVD付)
2014年09月14日
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※この日記には「小田和正ツアー2011どーもどーも~その日が来るまで~」に関するネタバレ内容が含まれていますので留意してください。 ネットの発達はいい面も悪い面もあって、今回ツアー開始から2カ月後に初参戦ということで、巷にあふれるツアーに関する情報をシャットダウンするのに少々苦労しましたが、なんとか、まっさらな状態でライブに望めました。 ”きっといいことが待っている そう思ってる ホントに 君が幸せになると 信じてる” 「Hello Hello」 このアルバムを手にして初めて聴いた時から一番好きになった曲です。 でも「グッバイ」と最後の3曲を除く、今回初登場の曲はどれも小品というイメージだったので、これらの作品はライブの前半に固めて演奏されるのかなと思ってました。 期待は良い意味で裏切られました! ライブの終盤、ある意味予想通りでしたが前回ツアーのハイライトであったキラートラック「今日もどこかで」「さよならは言わない」「東京の空」が歌われたました。 しかし何とそのあと、すなわち本編ラストにこの曲が歌われたのです。 僕はこの曲、きっと小田さんが今回のアルバムでもっとも気に入ってる曲ではないかと思ってたんです。 それが当たっていたのがわかったのでとても嬉しくなりました♪ このメロディ、テアトロンの空気の中でより心に響いてきます。 それに今の日本の状況にも、またある意味で自分にも重なってくる歌詞… 本当に感動しました! このツアー、テーマからして「君住む街へ」は絶対外せないだろう、そういう風に勝手に思ってました。 しかしこの日は演奏されませんでした。 ということはこのツアーではレギュラー曲ではないと言うことです。 しかし、「Hello Hello」のエンディング、メンバー紹介はこの曲でした。 ということは今まで「君住む街へ」が担っていた役割をこの曲が引き継いだということです。 この曲好きだったけど、僕はこの曲の持つ本当の底力を見くびっていたことになります。 でもあそこで小田さんがこの曲をこんな風に使ってくれて心をこめて歌ってくれたことに本当に感激したんだ。 (もとろん他の曲もすべて全力投球でしたが) 本当にこの曲をこういう最高のシチュエーションで聴けて本当に良かったです。 セットリスト及び曲ごとの感想はコチラ小田和正2011.7.23テアトロン --------------------------- それにしても僕、通路の横だったのに僕のとこだけ小田さん通ってくれない こういう面での運はつくづく無いです^^; ストリングスの金原さんが、生足だしていたのもちょっとサプライズ(笑) 今回もレアな演奏曲が嬉しかった♪ ライブで聴くのが初めての曲が「めぐる季節」「少年のように」「せつない愛のうたをきかせて」と3曲もあった♪ 最後の花火はこれまででもっとも長く、綺麗だったように思ったけど、錯覚かな? ライブ観戦した友人とのうちあげの時にちょっとしたサプライズが! 何と打ち上げに商店街にくりだしていた木村万作さんと偶然出会ったんですよ♪ すでに小田さんは帰ったあとだったらしく、それは残念でしたが^^;
2011年07月30日
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このブログで日記書くのはいつ以来でしょうか…もう、すっかり忘れ去られたことだと思いますが(笑)外部SNSとの連携機能が出来たとの事なのでチェックを兼ねて久しぶりに書き込んでいます。そういうわけなので、イマイチだと感じたら、また冬眠してしまう可能性が高いですが^^;
2011年04月02日
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随分ご無沙汰してしまいました。以前はこのブログが僕のメインページでして毎日のように更新していた時期もあったのですが、僕のネット環境もいろいろと変遷がありましたので、すっかりこちらでは書かなくなってしまいました。今後もこちらで日記を書くことは少ないとは思います。ただ、公式ホームページを持たない僕にとってはポータルサイト的な意味合いを持ってると思いますので、今後もずっと管理はし続けていこうと思っています。それで少しトップ画面を変更しました。ポータルサイトとしての意味合いを強調するつくりにしました。今後は日記の発信というブログ本来の役割とは違った形になりますが、また改めてよろしくお願いします。
2010年02月06日
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小田さんのドームツアー、行ってきました。”ドームで見る小田さん”というシチュエーション自体が初めてのこと、席は正直どこでもいいからドームの雰囲気を味わいたいと思っていたのですが、行ってみるとこれまでのアリーナツアーのどの席よりもいい場所でした(笑)。今回ばかりはプレス会員の効力が最大限発揮されたようです。ステージ正面の花道の少し左側です。ここは小田さんが必ず通る場所なんで往復する度間近で見れましたよ♪小田和正2008.12.6ナゴヤドーム 今回は曲目だけでなく演出面でも重要なネタバレが含まれていますので、京セラドーム一本に絞ってる方は注意してくださいね。
2008年12月07日
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2日目は朝はゆっくりしてから昼過ぎにに大阪入りして、難波でぶらついてから三宮入りしました。おみやげを買うのを忘れたので浜松で一度途中下車して静岡みやげを買いました。その後、新幹線に乗るときにどれに乗るのが効率がいいかをまよったので携帯の路線ナビを使ったのですが、的確な便を即座に探してくれました。本当、便利になりましたね。チキンジョージは三宮の北側の生田神社の左手の横側にあるという感じなのですが、こっちのほうは行ったことがなかったのです。なかなか雑然といろんな店があって面白そうな通りがたくさんありますね。宮城伸一郎2008.11.30神戸宮城さんのライブも回を重ねる度に長時間化しています。日曜ということもありライブ終了後あわただしくバスで帰らなければならなかったのが、ちょっと残念でした。まだルミナリエには早い三宮でしたが、夜景が綺麗なのでもう少し余韻を味わってから帰りたかった気もします。それでも楽しく有意義な二日間でした。
2008年12月05日
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11月最終の週末、チューリップ三昧な小旅行をしてきました。初日の土曜日は静岡県の森町という掛川の北側にある小さな街で行われた財津さんのソロコンサートに行ってきました。ライブレポートはこちらです。ネタバレありです。9時に家を出て11時頃新神戸に着き、のぞみに乗ってとりあえず名古屋まで行きました。昼ごはんは駅の食堂街のなかから行列が出来ていたみそかつ定食の店を選びました。いやー、おいしかったです。名古屋はこの4月の小田さんの静岡公演に行ったときにちょっと立ち寄りましたが、寝るためだけだったので、街を散策するのは約10年振りって感じです。駅のビル群は壮大ですね。まるで新宿でした。噂のミッドランドスクエアに行って展望台で名古屋市街を見下ろしてきました。ひとつ気づいたことが。名古屋には市街地の中心に川がないのです。他の都市と何かが違うと常々思っていたのですが、これは意外と大きいかも。それと道路が比較的早く整備されたせいか、他の都市にあるような雑然とした魅力性に少し欠ける面があるのかな?と感じました。でもそれほど名古屋を深く知ってるわけではないので、気づいてない魅力的なスポットはたくさんあるのかも知れません。あ、でも駅前にある人工植物がたくさん置いてある憩いのスポットは気に入りました。こういう都会の中でのちょっと息抜きできるスポットが大好きで旅にでてこういうところを見つけると嬉しくなります。2時間位滞在した後、いよいよライブ会場の町へ。まず新幹線で掛川まで行き、そこから地元のローカル鉄道で7、8駅行った「遠州森」というところが最寄駅です。ここは結構山の中の町という感じで、徳島の吉野川上流地区の小さな町にも似た感じで親近感がわいてくる町でした。小腹がすいたのでパンでも買おうと地元のスーパーに立ち寄ったのですが、ちょっとしたカルチャーショックな出来事が。レジに行くと「袋ご利用ですか?」と聞かれ、「はい」と答えると「有料になりますが?」と言われ、あわてて「いりません」と言いました。^^;僕の地元ではいまだにレジ袋はどこの店でもただでつけてくれるので、ニュースとかで知ってはいたけど、ビックリしました。森町文化会館はなんだかのんびりしたムードで時間が止まってるかのようでした。会館内のロビーで普通にずっと座っていられましたし。ライブ終了後は掛川で宿泊にしていたので、ローカル電車(もう最終でした!)で戻りました。ワンマンの一両編成で、駅も無人駅だったんですよ♪なんだかとてものんびり、まったりした初日の旅&コンサートでした。2日目は、神戸に移動して宮城伸一郎のソロライブです。続きはまた後日。
2008年12月04日
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僕は楽器に関しては人様にお聞かせ出来るものは何もないのですが、ここ数年ドラムを叩くのが好きで、カシオのポータブル電子ドラム(本格的なエレドラとは違いますが、ドラムセットのように叩けます)を持っていて、MTRにつないでCDに合わせて叩けるようにしています。当然、ちゃんと習ってるわけでもなく、バンドとかでやったこともないので、完全な自己流です。ちょっとでもCDで叩いてる雰囲気で叩けたらそれで満足という感じで、とにかく自分の楽しみのためにやっています。しかし叩いてるのこれが結構ノッてきて歌もうたいたくなってくるんですよ(笑)。歌まで一緒にやると当然ドラムのリズムはさらにヒドイものになってきますが、”そんなの関係ねぇ”ってことで(爆)。せっかくなので、CDとドラムと歌をMTRでミックスして聴きながらプレイしたいと常々思っていたところ、急にヘッドセットマイクを使えばいけそうだというアイデアがわいてきまして、早速実行してみました。結果はバッチリでした!これで気持ちよくドラム叩きながら歌えます。いいストレス解消方法が出来ました。さらにもうひとつ副産物がありました。マイサウンドでオフコースを中心としたカバー曲を最近はコラボ中心で公開していますが、ボーカルを録音するときに、自分の声のレベルが揃わないことを悩んでいました。普通のダイナミック型マイクを使っていたのですが、低いささやくようなところは、マイクに近づかないとうまく声をひらってくれないし、逆に高い張り上げる声は、近づきすぎるとレベルオーバーになってしまいます。いつも音量がバラバラの録音データになってしまい、最近は特に他の方にミックスして頂くケースが増えているので常々申し訳ないなぁと思っていたんです。しかし、このマイクを試しに使ってみたところ、自分の口元から少しずれた位置で固定できるので、バラツキが少ない録音ファイルが出来ました。もちろん、まだ完全ではないのでさらに工夫していく必要がありますが、これは使えますね♪
2008年11月24日
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「小田和正/小さな祈り」 1.カオ上げて(SATO「ストナリニS」CFソング) PLUS ONE 2.ほんとの気持ち 松たか子 3.恋バス(colorhythm ver.) 矢井田瞳 4.海へ続く道 加藤いづみ 5.望むことがあるとすれば 時任三郎 6.yakusoku 河相我聞 7.あの頃に届け 島倉千代子 8.私の願い 鈴木雅之 9.別れの街 鈴木雅之 10.FIRST LOVE 鈴木雅之 11.忘れないわ ハイファイセット 12.夢のまた夢 鈴木雅之 13.地球はメリーゴーランド 鈴木雅之 14.小さな祈り 中村雅俊 15.笑ってみせてくれ(第29回オリンピック競技大会(2008/北京)日本代表選手団公式応援ソング) BAND FOR“SANKA” 16.おやすみ 松たか子 前回に続いて、小田さんのプレイリストです。 今度は小田さんが他のアーティストに書いた曲を集めてみました。 とはいえ、CDに収録できるサイズにこだわったために入りきらない曲が結構出てしまいました。 また、「地球はメリーゴーランド」のように小田さんの曲じゃないのも強引に入れてしまいました。 この曲は、でも小田さんプロデュースだし、後半に小田さんのオリジナルメロディも出てくるので、半ば作曲した作品ともとれるし、なにより本人が歌ってないのに、強く小田さんを感じる作品に仕上がっています。 いい曲がたくさんありますが、個人的に好きな曲が中村雅俊が歌う「小さな祈り」。 素晴らしいバラードなので、是非もっと多くの人に知ってもらいたいです。 このコンセプトでパート2を作る程は曲が残ってないかもしれないけど、また考えてみます。 それにしても小田さんもいつのまにか多くの人に曲を書いていますね。 いつの日か「セルフカバーアルバム」なんてありますかね?
2008年11月22日
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小田さんの新しいアルバムなんてのは、当分おあずけな状態ですよね。 でも先日「今日もどこかで」の新しいシングルも出たし、「クリスマスの約束」なんかでコラボした曲なんかも結構たまってきてるので、アルバムが作れそうと思いプレイリストを作ってみました。 「小田和正/コラボ・ソングス」 1.この日のことSOLO VER (クリスマスの約束2002) 2.今日もどこかで (シングル2008) 3.Dear Mama (LGYankeesfeat.小田和正) 4.クリスマスの約束 (withゆず/クリスマスの約束2003) 5.僕らなら (withスキマスイッチ/クリスマスの約束2006) 6.恋バス (with矢井田瞳/クリスマスの約束2007) 7.遥かな願い (スターダストレビュー/風のようにうたが流れていた) 8.この道をゆく (早稲田大学グリークラブ-小田さん作曲の合唱曲-) 9.たとえば (withさだまさし/クリスマスの約束2007) 10.samemoon (ちょっと寒いけどみんなでカウントダウン) 11.Guilty (山下達郎作品をカヴァー) 12.蘇州夜曲 (服部良一トリビュート) 13.RED RIBBON Spiritual Song~生まれ来る子供たちのために~ (AIDS チャイリティ Project) 14.僕らの街で (クリスマスの約束2006) 15.東京の空 (クリスマスの約束2006) 16.この日のこと (クリスマスの約束2001) 17.今日も どこかで (シングル2008) こんな風に並べてみると、なんだか新しいオリジナルアルバムを手に入れたような気分で聴けますね♪ 「今日もどこかで」がうまい具合にテーマ曲のようにはまってるし。 ちょうどCD1枚に収録できる分量になってるので、音源をお持ちの方はCDに焼いて聴いてみては如何? もちろん、曲順はお好みで変えてみてくださいね♪
2008年11月20日
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今日11月5日、同じ日に小田さんとYASSさんの新譜CDが発売されました。帰宅したら、予約してあったYASSさんのCDは家に届いていて、たまたま用事で駅に行った時に小田さんのCDも買ってきました。Yasuhiro Suzuki Anniversary Live 1970-2008二人の新譜CDが同じ日に聴けるなんていつ以来でしょうか?かつて4人のオフコースとYASSさんの作品が同じ日になることが結構あって、その頃は東芝EMIとファンハウスの確執にまきこまれてるような気がして、当時は複雑な気持ちだった・・・というようなこともありました。でも、今は同じ日に二人の新譜を味わえることを素直に嬉しいと思えます。僕もこんな歳になるまでオフコースのメンバーの新譜を楽しめるなんて思ってなかったです。本当にずっと応援し続けてきて良かった、と心から思えます。
2008年11月05日
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前回の日記の続き。 前座で歌わせて頂きました。 全部で8バンドぐらいあったと思います。 僕らはトップバッターで出ました。 演奏メンバーはドラマーのホテカリさん率いる地元高知の人たちです。 曲目は「NEXTのテーマ-僕等がいた-」「さよなら」「夜はふたりで」「君を待つ渚」「時に愛は」です。 マイサウンドでおなじみのアップストリームさんが豪華にもコーラスをつけてくれました。 「君を待つ渚」はコーラスをやりたかったので、この曲のみアップさんにリードボーカルをお願いしました。 出来映えは、歌ってるときは良いと思ったのですが、後で録音したものを聴くと、もひとつ声が出ていない感じがしました。 やはりバンドの音がでかいと力んでしまいます。 でも、ほんわかといいムードで盛り上がっていたので良かったと思います。 バンドもあまり時間はとれなかったそうですが、しっかりした音を作ってきて頂いて気持ちよく歌わせて頂きました。 ありがとうございます。 このあとバンドは同じでボーカルがアップストリームさん、コーラスが僕と立場を変えて再度3曲小田作品を演奏しました。 あとの2曲はアップさんがソロの弾き語りで「愛の唄」「Woh Woh」の2曲を演奏してくれました。 すごく仕事が忙しくて風邪気味の中頑張ってくれました。 今回の前座演奏で個人的なハイライトとなったのが山梨からきたオフコースコピーバンド「realmind」です。 リードボーカルのべーすけさんの歌声は既にマイサウンドで耳にしていましたが、その時は正直特に印象に残っていなかったのですが、生で聴いてもうたまげました! 圧倒的な声の存在感、上手いだけでなくチームワーク抜群のまとまった演奏、今までそれほどたくさん聴いてるわけではないけど、間違いなく一番のコピーバンドです。 不覚にも涙が出てきましたから・・・ 他にはSketchさんというアコースティックギターの名手がいらしてて、ビートルズとかサイモン&ガーファンクルなんかをギター一本で演奏してくださり、なんだか癒されました。 半ばスタッフ化していたため、すべてのバンドをちゃんと聴けなかったのはちょっと残念でしたが。 ここまででイベントが終わっても満足って感じでしたよ♪ でも、このあと、さらにyassさんの素晴らしいライブが聴けて、本当に素晴らしい夜でした♪
2008年10月30日
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鈴木康博 ライブ イン 高知 2008今年も、去年の四万十ライブに続いて高知でのYASSさんのソロライブに行ってきました。ライブ以外にもいろんな目的があって、そのどれもがとても有意義でいろんな収穫もありましたが、まずはライブレポートをご覧になってください。当然、ネタバレですので注意してくださいね♪
2008年10月27日
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徳島という街はCD屋さんが非常に少ないのです。 HMV、タワーレコードのような外資系チェーン店は皆無、わずかに新星堂が駅ビルにひとつと、紀伊乃国屋のCDコーナーがそごう店内にあるくらいです。 あとは地元のチェーン店や個人経営の店が点在しています。 品揃えははっきりいって物足りないです。 中古CD屋はBOOK OFFを除けば、モウラというのが比較的大きいくらいで後は規模の小さい店がほとんどです。 だから、これといった掘り出し物に当たる機会は非常に少ないのです。 もちろん海外のコレクターズCD、DVDなどは置いてる店自体がほとんどありません。 しかし去年、前述の駅ビルのイベントスペースで年3回県外の有名な中古CD店による出張販売型のディスクセールが開催されていることを知りました。 今回で僕にとっては4回目ぐらいだったと思いますが、行ってきました。 定期的に来てくれるのだから、厳選しようと思っていたのですが、またもや貴重なタイトルにたくさんめぐりあい、たくさん買い込んでしまいました。^^; 今回はLPのほうもいつもより注目して探したところ、トワ・エ・モアの「フェアウェルコンサート」という未CD化のライブアルバムを1200円で見つけました。 これは掘り出し物ですね。 帰って聴いてみたら、音の状態も良く、内容もトークを含め当時の雰囲気がよく伝わってくる好盤でした♪ 後は洋楽の正規盤では出ていないライブCD、DVDですが、DVDはプロショット物(盗み録りでないもの)が今回多くて収穫がたくさんありました。 特にスティービー・ワンダー、サイモン&ガーファンクル等こういうタイトルがまず出ないアーティストのものがあったのが良かったです。 ジャーニーの新ボーカリストをフィーテャーしたライブも早速出てましたね。 これらが平均1500円位で手に入り、クォリティも正規盤と遜色ないのですから、凄い時代になりましたね。 徳島のCD事情の空白を埋めてくれるこのディスクセール、これからもずっと続けてほしいものです。
2008年10月19日
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ジャーニーといえば80年代を代表するアメリカンロックグループで多くのヒット曲を持っています。しかし、もう過去のバンドだと思われているのが現状だったと思います。僕もずっとアルバムが出る度に律儀に追いかけてきていましたが、度重なるボーカルの交代劇にもうさすがにダメだろうと思っていました。96年にスティーヴ・ペリーも参加しての再結成アルバム「トライアル・バイ・ファイヤー」を発表します。チャートの方も全米3位を記録し、変わらぬ高い人気にこれでツアーが開始されれば以前のような快進撃を見せてくれるかと思いきや、ペリーの体調不良が原因で結局ツアーは行われませんでした。その後スティーヴ・オージェリーというペリーの声質に似たシンガーを入れて2001年、2005年にアルバムもリリース、ツアーも再開して、チャート的な成功は収められなかったものの堅実な活動を展開しているという印象でした。しかし、今から思うとアルバムの出来は悪くはないけれど、ペリーじゃないジャーニーはやっぱりちょっと1枚落ちる印象が最後まで払拭出来なかった気がします。その後、過酷なツアーに喉の調子をおかしくしてしまったオージェリーに変わりジェイソン・スコット・ソートが加入しますが、彼も1年程度で結局脱退し、06年以降は活動休止を余儀なくされていたそうです。ペリーに肉薄できるシンガーはいても、ペリーを超えられるシンガーはやはりいない・・・そんな風にもうあきらめかけていたので、フィリピン出身の新しいシンガーが入って新作をリリースした、というニュースを聴いても、さほど期待しなかったというのが正直なところです。このアルバムは2枚組で、1枚は完全な新作集、もう1枚はなんと往年のヒット作を今のメンバーで再録したものです。その往年の名曲集から聴いてみました。・・・認識を改める必要があることに気がつきました!アーネル・ピネダという男、只者ではありません。声質だけなら多分、オージェリーのほうが似ていますが、サビで最高に音を伸ばす時の爽快感みたいなものが見事に再現されているのです!これまで誰が歌っても、ペリー独特の高音唱法まで再現できる人はいなかったです。そこが違うから、イマイチ”ジャーニー”を聴いた、という感覚になれなかったのです。これはスティーヴ・ペリーの声を聴いた時にのみ感じる、何ともいえない爽快感が味わえます。youtubeで彼を発見したそうです!いやー、いいシンガーを入れましたね!一方、新作のほうはもう少し聴きこんでみないとわかりませんが、手放しで良いといえる程ではないかも?というところです。声の出し方を無理にペリーに似せようとしていないせいか、少し線が細いように感じるし、楽曲も手堅い曲が並んでるけど、もうひとつインパクトに欠ける印象です。しかし、これは聴きこめばまた印象が変わるかもしれないです。アメリカでは何とビルボードで5位にランクインされたそうで、これで再びtopバンドとしての地位を取り戻しつつあるようで、頼もしいです。来日公演が決定したら是非行きたいですね♪
2008年10月08日
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ポリリ~♪さんのマイサウンドのページでコラボ作品の「Yes-No」が公開されました。 もっとも、僕はyassさんパートのハーモニーを歌ってるだけなのでえらく楽してますが。 Foo-chanさんのリアルな武道館ライブ風のオケと本物かと思ってしまうポリリ~♪さんのボーカルが絶妙にマッチしています♪ よっしーさんのギター、ベースもかなり雰囲気出てるでしょう? Yes-Noさて、恒例?の曲解説です。 ○初めて聴いた時のエピソードなど この曲が正真正銘オフコースとの出会いの曲です。 「ザ・ベストテン」でランクインしてた頃で、いつも久米宏さんが”申し訳ございません。今週も出ていただけません”と言ってたのが印象的でした。 なので最初はサビしか知らなかったんです。 その後「We are」で初めて全部聴いたとき、イントロから歌で転調するし、Aメロからサビへのつなぎが唐突な気がしてなんだかえらく強引な展開の曲だなと思った記憶があります。 でもやっぱりあのサビのメロディがオフコースなんだと今でも思います。 このメロディのエッセンスは他の小田さんの楽曲にもにじみ出てることがあるし、僕も曲を作ったら結果的にこのメロディの展開型になってたりということがあります。 ○ライブ体験 4人のオフコースの最初のツアー以来、この曲を聴かずに帰ったライブはありません(笑)。 オフコース、ソロを通じてこれほど長期間一度もセットリストから外れることなく歌い続けられたこの曲、驚異的ですよね。 しかもいまだに耳タコにならないのが凄い! 何度ライブに行っても、この曲のない小田さんのライブなんて考えられないし、必ず聴きたいです。 ○ヴァージョン違い等 オフコース時代ですら相当数ミックス違い、エディット違いが存在します。 主なものだけでも最初のシングルヴァージョン、冒頭がカットされた「We are」ヴァージョン、シングルとはミックス違いの「セレクション」ヴァージョンとあります。 意外なところでは「ベストコレクション」というアルバムに収録されたヴァージョンではフェードアウトが長くて小田さんのフェイクヴォーカルがより長く聴けます。 ソロになってからは物議をかもした「LOOKING BACK」ヴァージョンがありますね。 別の曲とおもえばこのヴァージョンあるだと思いますが、ライブでは武道館ライブヴァージョンに近いアレンジで聴きたいですね。 ライブヴァージョンは放送音源を含めたら無数にあるので割愛します。 やっぱり武道館ヴァージョンが一番ですね。
2008年09月29日
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僕と同世代からちょっと上の世代ならご存知の方も多いのではないでしょうか? これの前作「ムー」も当時見ていました。 「ムー」のほうは数年前にスカパーで放映されたのでその時に全部見直すことが出来ました。 そのあと「ムー一族」の放映を心待ちにしていたのですが、いっこうに放送される気配がなく、権利関係とかで無理なのかとあきらめかけていたところ、突然DVD-BOXでの発売ってことになったんですね。
2008年09月27日
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チューリップの超豪華なライブCDボックスセットが発売されました。 早くから予約していまして、昨日届きました。 LIVE ACT TULIP 1973-1979まだ勿体無くて(笑)、全部聴いていません。 1973年のライブだけ聴きました。 このライブは当時1枚もののライブアルバムが「ライヴ!アクト・チューリップ」のタイトルでリリースされ、結構なセールスをあげています。 ちょうど「心の旅」がヒット中の頃で、チューリップの人気が急上昇していた頃のコンサートです。 ボーカルをとった姫野さんのアイドル的人気がよくわかります。 当時のLPだと姫野さんのアイドル人気に寄りかかったバンドという印象を持ってしまいそうですが、こうしてその時のコンサートをすべて聴いてみると、やはりチューリップは底知れない実力と魅力を持ったグループだったんだということがわかります。 マニアにとっては曲目だけでもよだれが出そうなものが多数ラインナップされているのですが、中でもメンバーそれぞれの曲をフィーチャーした組曲がこなれていない部分があるものの魅力的に響いてきます。 今夜は1977年のオーケストラとの共演ライブを聴いてみようと思います。
2008年09月26日
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yassさんの6月の横浜でのアニヴァーサリーライブ、CD2枚組のライブアルバムとしてのリリースが決定しました。当日の演奏曲のほとんどが収録されるようです。目玉は何と言ってもバンドアレンジを再現した「SAVE THE LOVE」でしょう!この1曲を聴くためだけでも、このアルバムを買う価値があるといっても過言ではないでしょうが、もちろん名曲が豊富にあるので、どこから聴いても満足できるでしょう!早く手に入れて聴いてみたいです。
2008年09月25日
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連休最後の日、梅田のシアタードラマシティで行われたYASSさんのライブに行ってきました。鈴木康博Anniversary Live 大阪またしても雨でしたが、そんなことは吹き飛ばしてしまうほどの熱いライブでした。そしてまたしても(笑)、当日日帰りというあわただしいスケジュールでしたが、その甲斐がある素晴らしい内容でしたよ♪
2008年09月17日
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オフコースのアルバム未収録曲って結構な数あります。そればかり集めてアルバムを作るとどうなるか?ビートルズにはそのコンセプトで「パスト・マスターズVOL1&2」というすぐれた編集盤がありますよね。並べてみるとこんな感じになりました。尚、対象年代は東芝EMI在籍時代としました。<DISC1>1.Graduate(1970)2.群衆の中で(1970)3.陽はまた昇る(1970)4.夜明けを告げに(1971)5.美しい世界(1971)6.おさらば(1972)7.悲しきあこがれ(1972)8.僕の贈りもの(1973)<SV>9.めぐり逢う今(1973)10.忘れ雪(1974)11.水いらずの午後(1974)12.あいつの残したものは(1976)13.こころは気紛れ(1977)14.あなたがいれば(1977)15.ロンド(1977)<DISC2>1.やさしさにさようなら(1978)2.通りすぎた夜(1978)3.海を見つめて(1978)4.愛を止めないで(1979)<SV>5.風に吹かれて(1979)6.さよなら(1979)7.この海に誓って(1980)8.Yes-No(1980)<SV>9.愛の終る時(1980)10.I LOVE YOU(1981)<SV>11.夜はふたりで(1981)12.クリスマス・デイ(1981)13.YES-YES-YES(1981)<SV>※<SV>・・・シングルヴァージョンDISC1-1は本来このコンピレーションに入れるべきではないでしょうが、ちょっとした目玉が欲しいということで無理矢理持ってきました。正式デビュー前のアマチュア時代の録音で、ヤマハの作曲コンクール入賞曲を歌っただけのものですが、なかなかいいです。リードヴォーカルはYASSさんですが、それ以外のコーラスは一切入ってません。ということは小田さんの声は聴こえないということなので、事実上YASSさんのソロデビュー作?DISC1-2~7はジ・オフコース時代のシングル。「おさらば」がビーチボーイズ風で結構好きです。DISC1-9はイントロが「僕の贈りもの」と同じで、そこから違う展開になるという凝った作り。B面にしてはいい曲。DISC1-10,11は職業作家の楽曲であるため、歌うのを一切拒否したという所謂「忘れ雪」事件が有名ですね。オフコースであることを無視して聴けばいい曲だと思います。(筒美京平先生ですからね)DISC1-12は何となく「ワインの匂い」のアウトテイクっぽい感じがするのですが、どうでしょう?間奏のシンセ(モーグ?)が新鮮。DISC1-13は「SONG IS LOVE」からのサードシングルですが、アルバムリリースから結構時間が経過していることもあって、完全な新録音となっています。あまりのラフ&ポップなアレンジに衝撃を受けました。DISC1-14は後に「JUNKTION」に収録されるわけですが、このヴァージョンは間奏にジャズっぽいアレンジの部分が無く、歌もアルバムのものとは別テイクです。DISC1-15はオフコース唯一の鈴木康博A面作品。もう少しA面にしてもらってたら良かったのに、と思います・・・DISC2-1,2は「セレクション1973-78」にも収録されたシングル曲。DISC2-3は「あなたのすべて」B面曲。なので「フェアウェイ」に入ってても違和感ないかも知れませんね。個人的にはかなり好きな曲。DISC2-4は「Three and Two」に収録される際にイントロが追加されました。それで結果的にシングルヴァージョンとなったわけですが、ダビング手法の問題か、アルバムヴァージョンは全体的に音質が劣化しています。DISC2-5,6はもう言うことないでしょう。これらがオリジナルアルバムには収録されなかったというのが驚きです。DISC2-7は初めてオフコースのレコードになった松尾作品。リリースの2年前からライブでは歌われていたということを最近知りました。DISC2-8は「愛を止めないで」とは逆にアルバムに収録される時にイントロが短くされた。細かいミックス違いは他にもいろいろあるようですが、あまり追求するほどのものでもないでしょう。DISC2-9はアルバム未収録になったのがもったいないくらいの名曲。だから「セレクション1978-81」に収録されて良かったと思います。DISC2-10は1年半後に次の次のアルバムに収録されるという変則的な運命をたどります。その時にはエンディングのコーラスパートや間奏のニュース原稿等かなり手を加えられることになります。DISC2-11今やYASSさんの楽曲でもかなり上位にくる人気曲ではないでしょうか。初めて聴いた時、オフコースにしてはかなりラフな録音だというイメージが強かったです。やはり武道館ライブで歌われたということが大きいと思います。実際、武道館ヴァージョンはスタジオ盤より遥かに優れたテイクだと思います。DISC2-12録音自体は78年頃だそうです。地味ですが、クリスマスにピッタリの曲で、毎年この時期には聴いています。DISC2-13アルバムヴァージョンとはエンディングの長さが違うのと最終ミックスがビルシュニーではないため微妙にミックスが違います。この曲順で聴いてみると、意図した曲順じゃないのに意外と心地よく聴こえてきます。皆さんも良かったら一度この曲順で聴いてみてください。
2008年08月25日
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セムテックさん(もうすぐKEN'Sさん)とのコラボにより念願のイエス作品を公開することが出来ました。 「YES/HEARTS」このところのオフコース作品のコラボといい、今回のイエスといい、素晴らしい環境でネット音楽活動が出来ていて本当に幸運だと思います。 今後もKEN'Sさんとは一緒に素晴らしい作品を作っていこうと思っています。 是非、聴いてください。 「YES/HEARTS」について イエスが新生イエスとして全米NO.1ヒットシングル「ロンリーハート」を出したときのアルバム「90125」収録曲。 アルバムの最後を飾るにふさわしい壮大で且つロマンチックな作品。 ロマンチックとはイエスには珍しい作風といえるかも知れない。 トレヴァー・ラビンの中盤のギターソロが美しい。 ジョン・アンダーソンの天使のような歌声がどこまでも神々しく響いてくる。 それでいてロックのダイナミズムを決して失うことのないクリス・スクワイアのベースとアラン・ホワイトのドラミングがこの曲をイエスソングとして成立させている。 長年聴いていますが、本当にいつ聴いてもいいなぁと思える曲です。
2008年08月21日
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水面下で密かに動き出していたYASSさんの高知ライブ、昨日オフィシャルHPでついにUPされました。 徳島エリアの担当を一応、僕がやってるような感じになっていますので、お気軽に声かけしてくださいね♪ (関西方面の方大歓迎です!交通手段等、相談に乗りますよー♪) 当日は何組かアマチュアバンドの前座が出演予定ですが、僕も何らかの形で参加させてもらう予定です。 鈴木康博オフィシャルページより 鈴木康博SOLO LIVE 2008 IN 高知---------------------------------------------------- 鈴木康博SOLO LIVE 2008 ♪今回のソロライブツアーでは、初の試みとなるエレキギターを用いてのスペシャルコーナーあり!! 日時 : 2008/10/25(土) 場所 : 高知/B.B.カフェ&ホール 時間 : Open/12:30 Start/18:30 (アマチュアバンド演奏 Start/13:00) 料金 : 前売り¥4,200- 当日券¥4,700 (税込・1ドリンク¥500別・全自由席) ※保護者同伴に限り小学生以下、入場料無料 チケット一般発売日 : 8/24(日) チケット販売所 : 鈴木康博を心から応援する会 0880-35-1483 ※郵送対応 高知県 B.B.カフェ&ホール 088-823-2277 高新プレイガイド 088-825-4335 ツタヤ (代表)高知本部088-861-1511 高知県内11店舗、愛媛県内7店舗 デュークショップ 高知店 088-825-2505 愛媛県松山店 089-943-6660 香川県高松店 087-870-5880 徳島県 小山助学館 本店 088-654-2135 アートレコード 088-625-4695 フクタレコード 088-652-7932 お問合せ : 090-7573-9322(鈴木康博を心から応援する会 藤村) 070-5682-0686(B.B.カフェ&ホール 長瀧)) -------------------------------------------------
2008年08月20日
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今年は小田さんのツアー年ということもあるのですが、まったくといっていいほど洋楽を聴かなくなってしまいました。新しいアーティストをチェックすることはとっくの昔にやめていますが、自分の好きなクラシックロックアーティストに関しても最近は遠ざかる始末・・・このところ、新作で興奮させてくれるアーティストがいないせいもありますが、それにしても・・・久しぶりに地元では洋楽の品揃えが豊富なCDショップにいってみましたが、何気なくチェックしたシカゴのコーナーに新譜が!しかもよくみると、93年頃にレコード会社との衝突によってオクラ入りになったという伝説のアルバム「ストーン・オブ・シシファス」ではないですか!「シカゴ32」というタイトルがつけられて「ストーン・オブ・シシファス」は副題扱いになっているものの、とにかく久しぶりにCDショップで腰をぬかしそうになりました。今年の7月にリリースされたばかりのようです。知ってる人は知ってる話ですが、このアルバムの収録曲のいくつかは各種のベスト盤にバラバラに解体されて収録されているし、実はブートも出回っているので聴こうとおもえば聴けたわけで、内容の素晴らしさは以前から知っていました。しかしこうしてリリースされたものを聴くと、曲順が微妙にブートと異なっていることもあって(正規版の曲順が断然いい!)、新鮮に響いてきました。そしてカッコイイ!シカゴというと70年代は強いメッセージ性を上手くポップな楽曲にのせて成功したグループ、80年代はバラードのイメージが強くなり、ロックグループとしては評価の対象に値しないような扱いを受けていました。そのイメージでこのアルバムを聴いたらきっと腰をぬかすと思います。とにかく、先鋭的でカッコよく、ブラスセクションは冴え渡っています。それでいて、美メロも相変わらず効果的にちりばめられているし、何といってもヴォーカルが素晴らしい!ジェイソン・シェフの高音はいつも以上にロックに炸裂しているし、ずっとおとなしめだったロバートラムがシャウトしまくっています。いつもソウルフルなビル・チャンプリンはその分、いつもとあまり変わらない印象ではありますが・・・このアルバムが正式に発売された今、あとは売れるというのは無理にせよ、正当に評価されることを願っています。そういうことでも、起きない限り、冷め切ってしまった僕の”洋楽魂”に火がつかない(笑)。
2008年08月17日
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連続紹介になりますが、新しい曲が公開されましたので紹介します。 ポリリ~♪さんが本物のCPを弾いているのでかなり雰囲気が出てると思います。 「いくつもの星の下で」 いくつもの星の下で○初めて聴いた時のエピソードなど この曲を含むアルバム「We are」が初めて聴いたオフコースのアルバムです。 ”いつもひとり くやし涙 流した男のことを”の歌詞がズーンと胸にしみましたね。 ○ライブ体験 90年代のyassさんのソロライブにおいてようやく生体験できました。 ギター一本の弾き語りで聴いたときの感動は忘れません。 今ではソロライブではかなりの確率で聴くことが出来ますが、いつ聴いても心にしみますよ、この曲は。 ○ヴァージョン違い等 オフコース時代には特にヴァージョン違いはないと思います。 ライブテイクは数年前になって突如リリースされたDVD「デジタルディクショナリー」に収録された「We areツアー武道館ライブ」の音源ぐらいでしょう。 FM放送音源はいくつかあるかも知れません。 ソロになってからはこれまで3回セルカバーされています。 1つ目が「アコースティック」という純粋なオリジナルアルバムの最後の曲としてアカペラアレンジで録音されています。 おそらくコンセプト的にハマってるということで選曲されたのでしょう。 2つ目はセルフカバーアルバム「BE-SIDE」(これも意味深なタイトルですよね?)の1曲として。 このアルバムのために結成された"YASS"というユニットによるオリジナルなアレンジが施されています。 わざとラフな感じのアレンジにしたのだと思いますが、狙いがよく判らないこともあり全体的にこのアルバムのアレンジは好きではありません。 3つ目がオフコースのアレンジを忠実に再現したセルフカバーアルバム「For ward」収録のもの。 これは近年のライブでの弾き語りアレンジにコーラスパートを足したようなつくりで、好感の持てるアレンジです。 その他、いくつかのライブアルバム、ライブDVDに何種類かライブテイクが収録されています。 オススメは引き語りスタイルの音源です。 手軽に楽しむには「モーメンツ・オン・ステージス」の音源なんかがいいでしょう。 音質、演奏ともにバツグンなのがちょっと値ははりますが、「YASS-BOX」にのみ収録されている「Live collection」(バラ売り不可)に入ってるヴァージョンです。 この秋にもyassさんのライブに足を運ぶ予定です。 また、アンコール付近で聴けるであろうこの曲が楽しみです。
2008年08月06日
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あなたを見つめて○初めて聴いた時のエピソードなど あの「ラブストーリーは突然に」のあとのシングル曲です。いい曲だけど、こんな地味な曲で大丈夫かなと思いましたね。 ○ライブ体験 この曲は映画「いつかどこかで」のサントラも兼ねたオリジナルアルバム「Sometime Somewhere」に収録されています。このアルバムを引っさげた同タイトルのツアーでの武道館公演で聴きましたが、その後は一度も聴いていません。○ヴァージョン違い等ベスト盤「伝えたいことがあるんだ」で”ルッキングバック”されている。弦が生に差し替えられている他、全体的にアコースティックな感じにリニューアルされている。コーラスも減り、歌もおそらく歌いなおしている。こちらもいいが、なじみがあるのはやはりオリジナルヴァージョンの方ですね。ライブヴァージョン、公式リリース音源はないが、テレビスペシャル「追いかけて追い続けて」でライブが放送された。惜しくもエンディングで小田さんのナレーションがかぶるが、ほぼフルサイズで観ることができます。「Sometime Somewhere」の1曲目にこの曲のインストヴァージョンが収録されている。全編シンセによるオーケストレイションが繰り広げられている。このインストヴァージョンも実は”ルッキングバック”されている。そのまま弦を生に差し替えたヴァージョンである。しかし、公式にリリースされておらず、PRESS会員のみ購入可のビデオ「lifesize」および「いつかどこかで」のディレクターズカット版でのみ一部を聴くことが出来る。ここまで小田さんが執拗に手を加え続けたということは、この曲に相当思い入れがあるのだと思う。しかし、思ったほどヒットせず、ファンの間でも人気曲というほどでもないのが現状です。小田さんにとっても、ちょっと不本意だったことでしょう。
2008年08月05日
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「夏の終わり」 アルバム「FAIR WAY」収録曲 この27日にきんぽうげで行われたオフコースのセッション参加してきました。 その時の音源がマイサウンドにアップされました。 初めて出会い、初めて一緒に演奏した人たちもいる中、予定すらしていなかったこの曲。 なのになかなかいい雰囲気で演奏出来ました。 セッションは素晴らしいです。 聴いてください。 夏の終わり○初めて聴いた時のエピソードなど この曲、最初に好きになった曲のひとつです。 やっぱりサビが印象に残りました。 ○ライブ体験 残念ながらこの曲も生体験はありません。 ○ヴァージョン違い等 スタジオ盤は1種類しかないです。 この場合、マスタリングの違いは同一とみなしていますので。 ライブヴァージョンも公式にはないですよね。 FM音源あるよ、というのは教えてください♪ 小田さんの「LOOKING BACK」はどうでしょう? 基本的に別物として聴いてるので、そんなに嫌な感じはないですが、比べればオリジナルの方がいいと思いますね。 ---------------- この日はついにドラムデビュー!までしてしまいました。 CDにあわせて家ではよく叩いていたけど、生ドラムは勝手が違いました。でも、とても気持ちよく叩けました。 一緒に演奏してくれた皆さん、ありがとう! きんぽうげのマスターにも大変お世話になりました。
2008年08月01日
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小田さんのライブ、今年何度も行きましたが、これが僕にとっては最後のライブです。本当に素晴らしいとしかいいようがありません。最高の夏の思い出が出来ました。小田和正2008.7.26テアトロン
2008年07月27日
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今年の初めにコンプリート本+ライブCDの豪華セットが発売されたばかりだというのに、今秋には70年代未発表ライヴ・ボックスが発売されるそうです。チューリップの活動は終わってしまったということだけど、こういうお宝が定期的にリリースされるなら、休止期間も案外いいものかも知れませんね。収録予定のコンサートは、まず○1973年9月23日渋谷公会堂これは当時LP1枚の「ライブアクトチューリップ」として発売されました。とはいえ、完全収録はもちろん初めてなので、噂でしか聞いたことのない”デキシーランドジャズ”がどんなものかが、いよいよ明らかになるわけですね。LPにMCが入っていましたよね。財津さんが「イエスタディ」を歌う前です。”デキシーランドジャズを歌いますと非常にのどがかれまして、うっぅー、あっあー・・・”○1977年3月20日中野サンプラザ新日本フィルハーモニーと共演した日のライブで、これも「THE TULIP」という本で呼んだことしかないので、どんな演奏になっているのか興味深いです。これだけCD1枚となってるので、完全版ではないようです。○1979年8月11日中野サンプラザこの8大都市コンサートはDVDにもなっていますが、音声がモノラルだったので、ここでステレオのリマスター音源で聴けるのはとてもありがたいです。○1979年12月25日中野サンプラザ正真正銘第1期チューリップのラストコンサート、そして宮城さんを含む6人チューリップ編成と、非常に貴重な時期のライブですね。まだ曲目が発表されてないので、どんな曲が聴けるのか早く知りたいです。なかなか期待できそうな内容です。欲をいえば、1974年~1975年の「TAKE OFF」~「日本」という充実したアルバムをリリースしていた時期のライブも聴きたかったと思いますが、それはまた次のお楽しみと期待しておきましょう!
2008年07月17日
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「心さみしい人よ」 アルバム「FAIR WAY」収録曲 ○初めて聴いた時のエピソードなど 最初、「Three and Two」収録曲の「愛あるところへ」と区別がつきませんでした(笑)。 曲の雰囲気は確かに似てると思いますが、メロディは全然違いますよね。 とにかく、サビがいつも以上に高い音の連続で、歌えずにくやしい想いを何度もした記憶があります。 今は、それなりのコツみたいなので何とか乗り切れるようになってますが。 それとしばらく、隠しトラックの「いつもいつも」に気づかずに聴いていました。 だから「Three and Two」の田コロライブのテイクでしか聴いてなかったので、初めて気づいたときはショックでしたね(笑)。 コーラスが多い(爆)。 ○ライブ体験 残念乍、この曲をライブで聴いたことは一度もありません。 ○ヴァージョン違い等 公式にはヴァージョン違いは存在しない筈です。 また、グループ、ソロを通じてライブ・ヴァージョンも発表されていません。-------------------------------------------------この曲をネット仲間の助けを借りて、カバーしました。良かったら聴いてください。心さみしい人よ
2008年07月16日
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昨日、横浜ランドマークホールで行われたYASSさんのライブに行ってきました。鈴木康博Anniversary Live 1970-2008あいにくの雨でしたが、そんなことは吹き飛ばしてしまうほどの熱いライブでした。当日日帰りというあわただしいスケジュールでしたが、その甲斐がある素晴らしい内容でしたよ♪
2008年06月30日
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風祭東2008.6.14東京公演フリーページにUPしました。東さんの曲なら、もう少ししゃれたムードの二子玉川や横浜あたりが似合いそうだけど、今回の下北沢の雰囲気とも相性は良かったと思います。街自体がまったりしてて、気持ちよかったです。
2008年06月18日
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昨日、風祭東の東京ライヴに行ってきました。彼のライヴをフルライヴで見るのは1992年のオールウェイズ以来だからおよそ16年ぶりです。詳しくはまたネタバレコーナーで書こうと思いますが、とてもいいライヴでした。オールウェイズでこそありませんが、ライヴで聞きたいと思っていた「GENE」「PRESSED FLOWERS」の曲をたくさん聴くことが出来、16年ごしに思いを果たせた気分です。去年、姫野ナンバーに関してはソロ公演で果たせたので、これで一応念願は果たせたことになります。ライヴならではの秘話も聞けたし、スペシャルゲストの登場で盛り上がったりと、プレミア感もたっぷりあったライヴでした。東さん自身から復活宣言も聞けたし、一時はどうなるのか心配しましたがこれでひと安心かつ今後が楽しみですね。すでに次回は10月に同じ下北沢の440での開催が決定したそうです。ちなみにこの会場は去年、今年と宮城さんもソロライヴで使用していますね。
2008年06月15日
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宮城伸一郎 ソロ・ライブ~桜色の涙~2008.5.25大阪・南堀江knave(ネイヴ)ネタバレ満載です。次回の関東もこの内容に近いかもしれないので、行かれるかたは注意してくださいね♪
2008年05月28日
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先程終わって今バスの中で書いています。いやぁ、予想以上に良かったです。去年の秋のライヴは行けなかったのですが、その時に発表された曲や今回のライヴのために用意された曲もまとめて聴くことが出来ました。そして往年の名曲も多数聴けましたが、予想もつかない曲というか技といったほうがいいのか、とにかく皆が喜ぶものが聴けました。そのうちネタバレコーナーで詳しくお伝え出来るかも知れません。財津さんのあの名曲も聴けたし、盛りだくさんの内容でした。正直、宮城さんのソロはレパートリーが限られているので2~3回いったら煮詰まってしまうかな、なんて失礼なことも思っていましたが、曲も増えてきたことだし、今後が楽しみになってきましたね!
2008年05月25日
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このところサボりっぱなしでした。^^;雨が降ってるので今日は「雨の降る日に」について書いてみようと思います。で、ちょっと思いつきですが、先日バトンが回ってきまして、それは質問に対して答える形なのですんなり出来たということがあったので、ちょっとバトン風にしてみます。うまくいきそうだったら、恒例化してもいいかなと思います。○初めて聴いた時のエピソードなど中1のときだったと思いますがレコードノイズなのか雨の音なのかわからないようなぼんやりしたはじまり方が印象的でした。小田さんの曲にしては歌謡曲というか演歌っぽい印象をうけました。○ライブ体験2005年のツアー大阪城ホールで初めて聴きました。この曲はこのツアーの即興曲コーナー?で小田さんのピアノ弾き語りでワンコーラスだけ歌われたものです。その日は雨が降りそうな天気でしたが、結局降らなかったのです。でも降ってると思ってこの曲を用意した小田さん、客席に雨降ってたかどうか聞いて”え、降ってないの?”とビックリしたのがとても可笑しかったです。でも、初めてライブで聴いたこの曲は格別でしたね。こんな感じかな?なかなか質問が思いつかないですね。
2008年05月24日
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【予約】LGYankees/タイトル未定(初回限定盤)(DVD付)何だか背景がよくわからないのですが、小田さんが参加している最新CDを見つけました。実は地元の商店街を歩いてるときに偶然この曲がかかっていたのを聴いたのです。その時点ではこの作品の存在すら知らなかったので”あれ、小田さんの声だ!でも、こんな曲知らないぞ?新曲???・・・”ということで、久しぶりに非常に不思議な感覚を体験しました。もう何年も小田さんの新曲を情報なしのまっさらな状態で聴くという経験をしていなかったと思います。改めてこのコラボCDの存在を知って、聴いてみましたが、小田さんの声がいつも以上にイノセントに聴こえてきて、とても良かったです。そのうちツアーでも歌ってほしいくらいです。それにしても、この曲のこと、PRESSにも出てなかったし、ツアーのMCでも全く触れていないようですが、詳しいいきさつが知りたいですね。個人的にはラップミュージックというものには少々偏見があってあまり好きではないのですが、このコラボは非常に上手くいってると思います。還暦を越えた小田さんの新しい一面をまだ味わうことが出来るとは本当に驚きです。テーマは母への感謝を込めた素敵なメッセージになっています。
2008年05月11日
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しばらく日記をサボっていたらポム・スフレさんからバトンがまわってきました。今は何か人から頼まれたもののほうが積極的に出来るような気がするので張り切ってやってみようと思っています。1.必ずバトンを回す(5人の大切な大好きな方々を題名に書いて驚かせて下さい)2.回ってきた質問には、素直に等身大の自分で答えましょう。 (いえーい!等身大!!)3.やらない子にはお仕置きです!(チョコレートになっちゃえ)4.ルールは必ず掲載しておいて下さい。……ということで早速。○お名前junktion○おいくつですか?三十代もいよいよ終わりが近づいてきました。○ご職業は?一応、技術系サラリーマン○刺客…資格は持ってる?まぁ、それなりに○今悩みがありますか?お金に羽根がはえていること○あなたの性格を一言で言うと?一見癒し系だけど実はドライ?○誰かに似てるって、言われた事がある?あんまりないです ○社交的?人見知りしちゃう?合わない人とは絶対合わない○ギャンブルは好き?嫌い?キライです○好きな食べ物&嫌いな食べ物好き⇒ ラーメン、松屋の定食嫌い⇒ 野菜全般、納豆・・・だからメタボが友達(ヤバイ!)○彼氏&彼女にするなら、こんな人が理想(5つ自分のことは思いっきり棚にあげておきます(笑)・常に明るいこと・キチンとしてても押し付けがましくないこと・趣味があう・若々しいこと・僕の歌が最高だと言ってくれること(笑)○彼氏&彼女と喧嘩した時、自分から謝る?謝らないかも?○親友と呼べるお友達は何人いる?さぁ、どうでしょう?自分がそう思っていても向こうが思ってないかもしれないし、自分がそうじゃないと思っていても向こうが思ってくれてるかも・・・○今行きたい場所は?東京の僕にとってディープな場所?○もし、自由に使える10万円があったら、何に使う?毎週、東京に飛行機で好きなミュージシャンのライブを見に行く(2~3回が限度ですね)○将来の夢を語って下さい。ネット配信してる曲が売れて印税で生活できるようになること(そんな日は一生来ないけど)○その夢の為にしていることは?何にもしてません。○次に回す人の紹介・『☆彡夢』さん→全国で活躍されている小田さんファンです・紺ジャケさん→チューリップとオフコースどちらもいける数少ない同士です・fairway07さん→小田さんをこよなく愛する方です・Nobuvrooomさん→クールなプログレマスターです・MILOUさん→ブラインドタッチの織姫さまです今回の人選は正直苦労しました。僕自身が最近皆さんのところにお邪魔してないので、記憶の中で最近絡んだことのある方の名前をお借りしました。なお、上のルールには「やらないとお仕置き」とか書いてありますが、それを書くのが義務になってるので仕方なく書いています。ということで、やりたいと思う方のみ、やりたい時にどうぞ。
2008年05月03日
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この3月に出たばかりのキリンジの新作「7」ですが、いつも以上に素晴らしい作品に仕上がっています。相変わらず一筋縄ではいかない、病み付きになる美メロ満載のアルバムに仕上がっています。特に気にいった曲は「家路」「朝焼けは雨のきざし」「今日も誰かの誕生日」「ジョナサン」「Ladybird」「この部屋に住む人へ」あたりですが、それ以外の曲もそれぞれ特徴があって飽きさせません。1曲目の「家路」は過去の楽曲でいうと「宇宙のトンネル」みたいな感じの高速のエイトビートにクールなメロディが乗った、気持ちいい仕上がりで引き込まれます。以降は「朝焼けは雨のきざし」「今日も誰かの誕生日」などのとてもロマンティックな美メロを持った曲達が別世界へ誘ってくれます。ときどき変化球的に出てくるのは弟のつくった曲のほうが多いですが、「囁きは天使のように」のように使い古されたリズムパターンを使った曲でも、一味違った仕上がりになってるのがさすがキリンジといった感じです。これまでのアルバムにも1枚もハズレがなく、驚異的ですが、そろそろ才能も息切れしてもおかしくないのに、まだ進化が続いているのは本当に信じられないくらい凄いと思います。声のせいで、単なるさわやかデュオだと思ってる人はまさかいないと思いますが、もっと彼らの音楽がメジャーになってほしいと思ってます。
2008年04月20日
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この日記を読んでくれている人なら以前何度か僕がホフディランについてとりあげていることを覚えてくれてる人もいると思います。そのホフディランは2002年に解散してしまったのですが、実は去年再結成してアルバムも出していたのです。インディーズレーベルからのリリースなので見逃してしまっていました。で、最近出たシングルがなだぎ武とのコラボでちょっとだけ話題になった(のかな?)「カミさま カミさま ホトケさま」です。これ、何故この両者がコラボするようになったのかは話せばながくなるので、ココを参照してもらうこととして、初期から彼らの音楽に接してきた僕にとっては思わずニヤっとなるコラボでしたね。曲のほうもホフディランぽさ満載でしかも、これから再びホフディランとしてがんばっていくという決意表明まで歌詞の中に入っていて、ちょっと感動的でさえあります。さてアルバムのほうですが、まさにデビューアルバム「多摩川レコード」の世界が帰ってきたという感じで、こんな彼らを待っていました。正直、解散前の2枚のアルバムでは妙に観念的になってしまいホフディランのよさが消えてしまってました。多分レコード会社の意向なんかもあったのでしょう、彼ら自身も何をやればいいのかわからないくらい煮詰まっていたのではないかと思います。しかし、このアルバムでは素直に本来のソングライティングが出来てる印象で、古き良きポップミュージックからインスパイヤされた楽曲が次から次へと出てきます。それと過去の楽曲の一部、あるいはほとんどすべてを引用して思わずニヤリとしてしまう、マニア向けの仕掛けがいくつも施されていてとても楽しめます。「どうしてわかってくれないの?」は「呼吸をしよう」を思わせるし、「祭囃子」には「恋hじゃいつも幻のように」をおもわせるギターソロが入っていたり。極め付けがタイトル曲「遠距離恋愛は続いた」でこれは曲自体は「遠距離恋愛は続く」をモチーフにAメロをラップにしたりして素晴らしいアンサーソングになっています。他にも「世界は歌う」は「POP」、「キミは未来だ」は「美しい音楽」と、過去の作品のモチーフから発展させた曲が、いずれも嬉しくなるような出来栄えで蘇っています。彼らもいつのまにか10年以上のキャリアになり、今後ブレイクの可能性は低いことを考えると今後は厳しいものがあるのでしょうが、状況に負けずにいつまでもゴキゲンなポップミュージックを届けて欲しいと願っています。
2008年04月19日
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TOTOの新しいライブ作品がCD,DVDで同一内容でリリースされています。今年の3月に来日公演があったようですが、おそらくこれに準じた内容だったのではないかと思います。今回は曲目が僕にとって興味深いものが多かったので期待が高まっていました。それはファーギィ・フレデリクセンやジョセフ・ウィリアムス時代の楽曲をとりあげていることで、これを初代で現ボーカリストのボビー・キンボールが歌うとどうなるかということでした。「パメラ」「ストップ・ラビング・ユー」「アイソレーション」といった曲です。結論からいうと、当たり前かもしれませんが違和感なく聴けました。僕はTOTOみたいにヴォーカルが交代した歴史のあるバンドで、自分じゃない時代の曲をとりあげるという姿勢は高く評価したいと思うほうです。やはりファンならすべての時代の曲を聴きたいと思うのは当然だと思います。そういう意味では嬉しいことでした。しかし、最近スティーヴ・ルカサーがTOTOのバンド活動の終結宣言を出しました。オリジナル・メンバーがもうほとんど残っていないことがその最大の理由だそうです。確かにこのDVDでも、デヴィッド・ペイジはツアーからの引退、マイク・ポーカロは右腕の怪我といった理由でツアー不参加であり、ステージ上のオリジナルメンバーはルカサーとボビーの二人のみです。それでもこの二人がいたらTOTOっぽさは十分維持されているし、サイモン・フィリップスやグレッグ・フィリンゲインズも健闘しているので全然問題ないと思うんですが。ちょっと休んだらまた活動を再開して欲しいですね。
2008年04月16日
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神戸公演の2日目に行ってきました。 もう2回目なので今回はネタバレ日記は書きません。 ほんの少しですが、静岡と違った曲がありました。 今回のツアーで聴きたかった曲なので、良かった~。
2008年04月13日
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フォリナーといえば、「アイ・ウォナ・ノウ」等のバラードで有名な産業ロックバンドのひとつ、なんて言葉で片付けられそうなバンドですが(笑)、いつのまにかメンバーを一新して活発に活動を開始しています。オリジナルメンバーはリーダーのミック・ジョーンズひとりで、後はすべて入れ替わっていますが、特筆すべきはドラムにジェイソン・ボーナムが入ってることとボーカルのケリー・ハンセンの声がルー・グラムにそっくりでヴィジュアル的にいけてることでしょうか。このビデオは彼らが「ハング・ユア・ヘッド」というメタル系のフェスに出演したときのライブということで、実際にもDVDに入ってる9曲しか演奏していないようで、「アイ・ウォナ・ノウ」などのバラードヒットは未収録になってます。(演奏されてない)ケリーの声は先ほども言ったようにルー・グラムの声、歌い方に本当によく似ていて違和感はまったくないですが、限界の高音部には少し無理も感じられます。しかし、現状ではルー・グラムはかつての高音は出なくなってるし、病気のせいとはいえ容貌も見る影もない状態になってしまってるので、新しいヴォーカルを入れたという選択はきっと正しいのだと思います。ちなみにジャーニーも現在似たようなバンドヒストリーになっており、同じく高音で歌えなくなったスティーヴ・ペリーに変わって新しいシンガーが入ってますが、すでに何人か交代しておりジャーニーの場合は適任者探しに現在も苦労している模様です。フォリナーの場合はこのラインナップで今後に十分期待を抱かせるに値するパフォーマンスを繰り広げております。ミック・ジョーンズは元々老け顔なので(笑)、現在のほうが渋みが出てむしろかっこよくなってます。今後、新作とか期待したいですね。
2008年04月09日
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どうしてこう重なるのかなと思うんですが(笑)。よりによって小田さんのツアー初日とチューリップのファイナルツアーのファイナル公演のライブ放送日が同じ日だなんて!予約録画はちゃんと出来ていたので、先ほど見終わりました。既に東京公演のものがDVDで出ているという状況で、今回の注目ポイントはただひとつ、このファイナルでしか演奏されなかった「私のアイドル」が放送されるかどうか!結論から言うと、ちゃんと放映されました!しかも実際の公演の通り、非常にドラマチックに。アンコール最終曲「二人で山へ行こう」が終わり、メンバーがステージから去り、客電がついた会場、それでも立ち去る観客は一人もいない、アンコールを求める拍手が鳴り止む気配はない。その時、メンバーが登場、湧き上がる歓声、しばらくして楽器を手にするメンバー、また歓声、そして・・・ついに「私のアイドル」の演奏が始まりました。今回のツアーにこの曲が無かったことが当初から不満でした。何をおいてもこの曲はやるべきだろうと。最後の最後で、その願いはかないました。素晴らしい演奏でした。その他の曲も、細かいアレンジが東京公演のものと違ってる曲が多かったと思います。「約束」今回は涙腺がゆるんでしまいました。最後ということでいつも以上に気合が入っていたということも考えられます。しかし、それよりも最終公演が大阪であるというのが大きいんでは、と思います。チューリップにとって特に縁やゆかりがあるとは思われない大阪。しかし何故か熱狂的なファンが多く、チケットも一番に売り切れる、今回のツアーも6公演に及び、東京や地元福岡を圧倒しています。いまだ、この謎は解明されませんが、メンバーも大阪のファンにどこよりも愛されているのをわかっているからこそ、スペシャルな気持ちを伝えたかったんじゃないだろうか・・・そんな風に思います。最後が大阪で良かった、そのように思います。素晴らしい番組だったと思います。
2008年04月06日
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小田さんのツアー初日、静岡公演に行ってきました。ネタバレありなのでいつものようにフリーページにアップしました。自分がライブ行くまで見たくないって人は絶対に見ないでください!(笑)。今回はとても難しかったと思うんです。前回がこれ以上を望むのが難しいくらい素晴らしいツアーだったから。無難にいくなら、前回のツアーに「こころ」「ダイジョウブ」を加えた程度の内容しかないし、それで十分だとも思っていました。しかし、蓋をあけてみるとこれはまた予想を遥かに上回る濃い内容でした。二つの「自己ベスト」ぐらいしか聴いていないビギナーのファンも僕らのような通のファンも両方が楽しめる内容になっていたと思います。花道も健在でした。小田さん本当に体力ダイジョウブ?といいたくなるくらい今回も走っています。しかし、冷静に見てみると初日だったからかもわかりませんが、体力温存のためにペース配分を考えているようなところも見えた気がします。体力的なことはもう本人もそのときになってみないとわからないようです。前回のツアーの時の疲労度も考慮して日程組んだそうですが、全然大丈夫かも知れないし、ダメになるかも知れないという不安をプレスで少しおっしゃってましたし。財津さんは体力的なことを考慮して今年でチューリップとしてはツアーを封印すると宣言をしたわけですが、小田さんはきっとそういうことはしないでしょう。でも、今年が最後かもとは言わないけど、本人が感じてる部分もあるのではないかと思います。それも踏まえて、今後のツアーも見守っていきたいと思います。とにかく今回も素晴らしい。できるだけたくさん観に行きたいと改めて思いましたが、情けないことに我が体力がついていけないかも・・・・
2008年04月06日
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