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ずっと更新されずに放置状態だった…でも、このブログを見ると20年以上前の記憶が昨日の事のように甦ってくる!
2019.06.22
ブログ更新しないまま、約1年が過ぎてしまいました・・・2010年度は想像もつかなかったくらい、忙しくなが~~~く感じられた1年でしたさすがに疲れた・・・
2011.01.25
最近、プログの更新がなかなかできないでいます・・・今年上の子が6年生になることもあり、PTA、その他もろもろの役員を引き受けなければならなくなりますます忙しくなってしまいました・・・でもそんな忙しい中をぬって週一の仕事のお休みの日は映画館へ映画を観に行くようにしています~♪というのも映画無料鑑賞券が毎月懸賞で当選してしまうからです利用期間が決まっているため使いきれずに無駄にしてしまうこともあるのですが出来るだけ見たい映画を探して行くようにしています映画館で過ごす時間が今の私の唯一のリラックスタイムとなっています♪今無料券が3枚たまっているため観に行こうと思ったのですが、いまいち観たい映画がなかったので行くのを止めましたシャッターアイランドが観たかったのですがまだ上映されていません・・・来月は子供達とドラえもんの映画を観に行かなければいけないし、観たい映画がたくさん来るのでまた懸賞に応募しておかないと いつも面白い映画を観終わった後に思うのですが、その映画の原作本が読みたくなります本で読むとまた違った面白さが味わえるし、原作を読んだ方が面白かったりします「ジェラシック・パーク」シリーズは原作を読んだ方が私は面白かった様に思います特にスティーブン・キングの作品は映画を観た後、必ず原作を読むほど大好きです今いちばん読みたいのは最近DVDで見た「ミスト」ですが・・・原作本って無いのかな~探しているのですが・・・ 今はゆっくり本を読めるような時間、時間を気にせず過ごせる時間が欲しいです そうこうしているうちに、上の子が学校から帰ってきてしまいました
2010.03.24
四国4日目はお天気も良くなったので高知にあるアンパンマンミュージアムに行く事に。 徳島から高速高松道で3時間くらいかかりました。予算の都合もあり愛媛はこの高速を走る途中で通過するので、これで今回は徳島、愛媛、高知へ行った事にしておきます・・・。 高知、南国ICで高速を下りてから思った以上に時間がかかり、こんな道でいいのかな~?と思うような道を走ります。途中、途中にアンパンマンミュージアムの可愛らしい看板が、道案内してくれています。やっと街に出てきたなと思ったらもう直ぐにミュージアムが見えてきました。 自然に囲まれたていて山に造られた建物の横には等身大?の、とっても大きな‘ダダンダン’(バイキンマンの戦うロボット)があります。何故だかうちの子は‘ダダンダン’が大好き車の中から‘ダダンダン’の姿を見たとたん、大喜びではしゃぎ始めました。車から降りると一目散で‘ダダンダン’の元へ。近付くと結構迫力があります。 でも下から見上げるだけでちょっと物足りなさを感じていたようです。中に入って操縦出来るとでも思っていたのでしょうか・・・? とりあえずお昼ということで、ミュージアムの目の前にある道の駅でお弁当を買い込み外の公園で食べる事に。道の駅には食事をするところもあるのですが、おみやげ物を売っているところにはこの辺りで食べられている山菜や野菜などをつかったお弁当やおにぎりやパンなど手作りの物がたくさん売られています。何だか懐かしい雰囲気です。新鮮な果物や野菜も売っています。 お昼を食べてミュージアムの中に入るともうたくさんの人が思い思いの方法で楽しんでいました。と言うのも、ミュージアムに入ると目の前は大きな階段があってその横の壁にはアンパンマンの絵本などが置かれていて階段に座って読めるようになっています。階段の下の床は所々ガラス張りになっていて中を覗くとアンパンマンのマントなど衣装が入っていたり、キャラクターの紹介がされているので、子供たちは寝転がって覗き込んでいます♪その横にはお店がありアンパンマングッズで溢れかえっています。上を見上げると大きなアンパンマンやバイキンマンなどが飛んでいます。何だか人がいっぱいいてざわついているのですが、ま~ったりした空気感のある素敵な空間でした。 中に入るとアンパンマンの世界が紹介されているのですが、小さい子供が遊んで楽しめるようなものはあまり無かったように思います。やなせたかし先生の紹介とか、キャラクターの大きな絵画などがあってどちらかと言うと大人が楽しめるところかな? ミュージアムですが、私達大人からすると少し物足りなかったかなあ~と思ったのですがまだ小さな娘はアンパンマン工場に行った♪ということでと~っても満足していました アンパンマンにさよならした後、よさこい祭りがちょうどこの日から始まったのでまだ行った事がないと言う事で観に行きました。人もたくさん出ていてとっても迫力のあるお祭りでした。子供たちはお祭りより食べる事に夢中です。 食べる事にも飽きたようなので、明日の事を考え早めに徳島へ帰る事に。また愛媛を通り過ぎ南国SAでお土産にクジラの燻製を買って四国一周、高知・愛媛の旅は終わりました。 (「四国一周の旅5日目」へつづく)
2009.08.22
久し振りにブログを更新して今までの見直しをしていてビックリ・・・「ミルフォード」の最終日がまだ書かれていなかった・・・ 職探し、下の子の入園、夏休み・・・と何かと忙しいからとプログの更新がおろそかになってしまいました。 先日、差出人が書かれていない友達からの手紙が届いた事がきっかけで、またプログの更新を始める事に 近々「ミルフォード」の記事を終わらせるようにしすので、 いつも遊びに来ていただいてるみなさま少々お待ちください
2009.08.20
まだ台風の影響で雨が降ったり止んだりする3日目は遅めのお昼で‘徳島ラーメン’を食べに行く事に。 コンビニで地元雑誌を数冊購入。数年前から徳島では‘徳島ラーメン’ブームらしく何十件もの有名ラーメン店が紹介されていました。その中からいろいろ検討した結果、「大孫(DAI-SON)」へ行く事に。 大雨の為徳島道通行止め・・・一般道で行く事に。 街から少し外れた主要道路から横道に新しく出来た大きな道路が。 なんだろうこの道は?と少しすると反対車線に赤い旗と赤い看板が見えて来ました。駐車場もそれほど広くないこじんまりとしたお店。目の前にオープンしたばかり(?かな?)大型スーパーがある為車の往来も激しく複雑な道になっているので見過ごしてしまいそうなお店です。 地元の車が「大孫」の駐車場へ迷わず、どんどん入って行きます。 お店の前には午後2時過ぎだというのに数人待っている人がいたのですが何とか駐車できたので、それほど待つ事も無く食べる事ができました。私たちが入った直ぐ後からは行列が出来始めていました。 ‘ラーメン’と‘ラーメンチャーシュー大’‘チャーシュー入りチャーハン’を注文。テーブルの上には生卵が5個くらい‘無料’で置かれています。徳島ラーメンは少し濃い目の味付けなので生卵を入れて食べるのが特徴です。 大孫はチャーシューが分厚くとろっとろ。ラーメンにうるさいパパも卵は入れないで食べたけど「これはうまい!」と大満足でした。私は大好きな生卵を割り入れ、卵とオツユと麺を絡めてズズズゥ~っと♪ホントに!美味しかったです! チャーハンがこれまた絶品!今までに食べたチャーハンの中で一番美味しかったです♪最初にチャーハンを一口食べたパパが「?!何これ?!!」って言うから、「まずいの?」と思ったら「チャーハン!メチャメチャ美味い!!!」って。 直ぐ近くの主要大通りに県外客に人気のお店があるせいか、(駐車場も大きく大型観光バスも止まっていました)「大孫」では私達がいた時には県外の車は見かけませんでした。 そろそろ阿波踊りで人が多くなるこの時期、台風の影響か街中も人の出が少ないようです。 四国一周の旅3日目は、徳島で‘徳島ラーメン’を食べて終わりました☆
2009.08.18
今年の夏は「高速道路1000円!」ということで♪四国一周の旅へ行ってきました。 もちろん渋滞は覚悟の上でお盆休みの土曜出発。娘のオマルを‘緊急用簡易トイレ’に。オマルの中に災害用簡易トイレ吸収剤ペーパーを敷き詰め完成(我が家では‘災害非難食料’は何一つ用意していないのに、簡易トイレだけはしっかり用意されています。水が出なくなってもトイレの処理が簡単に出来るものです) 自宅から平日の夜から明け方にかけて走ると9時間位で四国に着くので、今回は15時間くらいかな?と目処を付けお昼過ぎに出発。 渋滞を避けるため直ぐに高速に乗らずに「焼津IC」まで一般道で。でも高速の様子を見てもまったく込んでいる様子はありませんでした。直ぐ高速に乗っても良かったようです。 「浜名湖SA」で運転交代のため小休憩・・・の筈が!?せっかくだからと湖くらい少し見ていこうかと湖の見える方へ~と、そこには!娘にとって、とぉ~っても魅力的な物が目に入ってしまいましたヤバイ!!と思った瞬間!!「わぁーい♪すべりだい~」と娘は滑り台に向かって急な斜面を猛ダッシュ!転ぶ事無く滑り台にたどり着き私が追いついた時にはもう2回ほど滑り終えていました・・・(一応大人な私は、こんな所で転ぶ事も出来ないなと思い 慎重に小走りだったため小走りだけど猛ダッシュする娘には とてもじゃないけど追いつけませんでした)現在‘聴かん棒な娘’はこのままほって置くと1時間でも2時間でも遊び続けるでしょう・・・ 仕方ないのでしばらく遊ばせる事に。何とか滑り台から少しずつ遠ざけ興味の対象を別の物に。「恋人の鐘(?だったかな?)」とりあえず鳴らしておこうと鐘の方へ。他の人が鳴らしているのを見るなり!「わたしがぁーー!!(鳴らすのぉ~!!)」と鐘に向かって猛ダッシュ!でも引っ張るヒモ(?鎖だったかな?)には届きません鐘の下で一生懸命ヒモに向かってぴょこんぴょこん跳んでいるとちょっと大きなお姉ちゃん(中国語話してた)がヒモを引っ張って手に持たせてくれました♪娘が「ありがとう~」と言ったのでそのお姉ちゃんが手を離した瞬間娘は鐘の重みで思いっきりヒモに引っ張られ飛ばされてしまいました(少しだけ)回りにいた人達も思わず笑っていました。もちろん私は手を叩いて笑ってしまいました 娘は苦笑いでパパに抱っこされすっかりおとなしくなってしまいました。その鐘の横のフェンスに先日TVでやってたギャル曽根と浜口のかけてた「はらぺこ」と書かれた鍵がかかっているのを見届け出発することに。 午前中仕事だった私は、 抹茶ソフトを目覚まし代わりに食べ、靴をスニーカーに履き替え出発。1時間はここで遊んでしまいました・・・ SAを出ると直ぐ渋滞が始まっていました。スピードを出して走らなければいけない所はパパが。渋滞しているところは私が運転。TVとかで騒がれているほどの渋滞も無く、15時間程で四国に到着。 我が家では20キロ、30キロの渋滞は渋滞してるとは言いません。数年前、普段8時間ほどで行ける所をお盆に25時間かけて行った経験があります。東北道にのった瞬間からブレーキ踏み踏み、歩いた方が早いんじゃないかと思う速度で20時間走り続けました。SAに入るのにもどこも1時間~2時間かかって入り車を止めるまでもう1時間かかるといった状態でした 明け方4時頃徳島に到着したため四国一日目はゆっくり休む事にしました。 2日目台風の為徳島30年ぶりの大雨!吉野川も珍しく大増水!徳島各地で浸水、土砂崩れの避難警報が出され、大変な1日でした。 家がビリビリ と振動するほどの雷の音に、娘達もさすがに怖がっていました。もの凄い雷と稲光、雨は一晩中つづきました。 こうして四国2日目は台風のため何処にも行けず、終わってしまいました・・・☆ (「四国一周の旅」3日目へ続く・・・)
2009.08.18
先日娘にメガネを壊され新しく購入¥14,000の出費今日車のタイヤ二度目のパンクにより、四本ともNEWタイヤへ¥50,000の出費 年末に向けての思いもよらない痛い出費でした
2008.11.05
最近いろんな事で思うように動けず、少しストレスが溜まっているようで意外とそうでもなかったりしで何だかよく分らない日々を送っています。 時間はあっても写真UPしながらのプログ更新するまでの時間も無く、久々の更新をしています。 幸い家の娘達はよくお昼寝をしてくれるため(3~4時間ぐっすり)昼間はパソコンで映画鑑賞。でもやっぱりたまには一人で外に出かけたいものです。さっきTVで絵画の特集(TBS世界芸術ミステリー)を見てたけど、独身時代の私だったら明日にでも美術館(東京)に出かけて行ってるだろうな~と思いながら見入ってしまいました。この間ガラスの美術館へ娘達を連れて行ったけど・・・行くんじゃなかった・・・と後悔しました子供は親が思うように興味を持ってくれる訳でなく、広い庭園をただただ走り回るだけ・・・水があればとにかく触ろうとするちょっと目を離そうものなら!バチャバチャと入って行くし美術鑑賞どころでなく、ピクニックに行ったようなものでした。でもそれはそれで楽しかったから良かったかな 今一番したいことはやっぱり一人旅かな。みんなにはよく「一人旅って寂しくて絶対出来ないよ!」って言われるけど、寂しいなんてことは全然ないな。一人の方がその場その時に知らない人達と自然に会話ができたり、友達になってしばらく一緒に旅してみたりなんてこともあるし。一人でいる方がお互い話しかけやすいみたいで、今まで一人旅で寂しいと思う事はなかったです。怖いと思った事は一度だけあったけど・・・NZで夜行バスに乗るため真夜中にバスステーションで一人待っていた時、若者数人(3~4人の男の子)がスケボウで遊び始め私の周りもグルグルその時は正直「ヤバイ!」と思いました。彼らの声が聞こえてきた瞬間私は寝袋に頭からすっぽり包まりベンチに横に。彼らがいなくなるのをじ~っと身動きせず見守り、30分程だったでしょうか彼らは幸い私に興味を示す事も無くどこえともなく去っていきました。特に悪い子達じゃなかったようです。私の一人旅の中で唯一怖かった思い出です 明日も少し時間を弄びそうなので映画でも観る事にします。「インディージョーンズ」はもうレンタルしてるのかな?
2008.11.03
たくさんのご訪問ありがとうございます最近さぼり気味ですが懲りずに再度訪問していただければ嬉しく思います 今日「世界不思議発見!」がニュージーランドということで、久し振りにゆっくり座ってTVを見させてもらいました。私が最も長く過ごした‘カイコウラ’が映し出されて、あの時の感動が昨日の事のように蘇って来ました。一緒に見ていた娘は「お母さんここに一人で行ってたんだよ♪ クジラもいっぱい見たんだよ♪」 と言ってもいまいち信じられない様子でした。そういえば・・・!まだ家族にニュージーランドで撮った写真一枚も見せた事なかったな・・・明日娘にこのプログを見せてみようと思っています。 今度ニュージーランドへ行く時は娘達と一緒がいいな ~
2008.03.15
( Mackinno Pass から Sutherland Falls までの道 ) 往復1時間半ほどの寄り道(Sutherland Halls )をそそくさと終え次のHatへ急ぎました。この寄り道は思った以上に疲れたようです・・・ 滝の麓のShelterから、今夜泊まるDumpling Hut までの道のりはあまり記憶にないのですが細かい上り下りがあり楽ではなかったように思います。Shelter を13:00に出発して14:00 Dumpling Hut 到着。既に5~7人の人達がそれぞれ思い思いの時間を過ごしていました。日差しはきつく動いていると汗ばむくらいだけど、カラッとしたとっても心地良く涼しいそよ風が吹いています。真夏にガラス張りの部屋の中でクーラーをかけているような感じ。Hutのポーチでは本を読んだりお昼寝をしている人もいます。少し疲れ気味の私も荷物を降ろすと直ぐお昼寝の準備に取り掛かりました。荷物を降ろしたらそのまま直ぐにでも眠りたかったのですが・・・ここではそういうわけにはいきませんでした。まず荷物を降ろすと直ぐ取り出したのは日焼け止め!朝塗ったきり塗り直ししていなかったのでもう一度たっぷり顔から耳も忘れずに!Tシャツの袖を出来るだけめくって腕にもたっぷり塗りこみます。背中にお腹まで塗り終わると次に虫除けを取り出し、日焼け止めを塗った上から同じようにたっぷりと塗っていきます!ニュージーランドで売っている超強力スキンガードです。スティック状なので日焼け止めを塗った上からは少々塗りにくかったのですが‘これでもか!’と言わんばかりに思いっきり塗りたくりました!で、覚悟を決めた私は外のポーチでみんなと一緒にお昼寝を始めることに。そのまま板張りの上に顔を隠すようにうつ伏せになると、直ぐ眠りについてしまったようです。目が覚めると少し日も傾いていて冷たい風に変わっていました。!目を覚ましてビックリ!私の眠っていた周りに小さな黒い粒粒がいっぱい落ちています!何かと思ってよく見ると蚊!サンドフライです!サンドフライが私の周りに大量にひっくり返って死んでいたのです・・・ポーチで本を読んだりお昼寝をしていた人達は私が目覚める前にそれに気が付いていたようで、まだひっくり返って間もないピクピクしているサンドフライをツンツン突っ突きながら「サンドフライだよ♪すごいね~♪」と教えてくれました。みんなはそれを見て楽しんでいたようです・・・。‘超強力スキンガード’は本当に超強力でした。きっと体には余り良くないのでしょう・・・殺虫剤を体に塗りたくっているようなものなのですから。でもお陰で2時間ほどの外でのお昼寝でサンドフライに刺されたのは2箇所だけでした。一応ジーンズにも塗っていたのですが、塗れていなかったところをジーンズの上から刺されていました。このかゆみは1ヶ月・・・もっと?消えません・・・刺された痕も赤くポチッと残ります。 みんなHutの中ではもう夕食の準備を始めていました。この近くでも土ボタルが見られるようなのでみんな早めに食事を済ませ見に行くようです。私も行こうかなと思っていたのですが、夜になり一段と寒さも増してきて雨も降り出してきたようなので、今夜は行くのは止めにして明日に備え早めに就寝する事にしました。 明日は‘ミルフォード・トラック’いよいよ最終日です~☆
2008.03.01
( Mackinon Pass より撮影 )ミルフォードトラック3日目。今日も朝から快晴!気持ちのいい朝です。 AM8:00 Mitaro Hut 出発。またあのジグザグを根気よく登らなくてはいけません・・・夜ゆっくり休んだせいか、昨日よりは足取りも軽くスイスイと登る事ができました。頂上で少し休憩&写真撮影。昨日にも益して美しい景色を望むことが出来ました。Mackinon Pass のモニュメント裏。頑張って断崖絶壁のギリギリまで行って撮影。 Passをしばらく歩いて行くと小さなシェルターがあります。そこにトイレも併設されています。このトイレが友達に「絶対入ってくるように!」と言われていたトイレのようです。 ( Mackinon Pass の頂上 ) ( Mackinnon Pass Shelter 横にあるトイレより撮影 )シェルターへ入ると二人連れのおばさんが休憩していました。「一緒にお茶しましょ♪」と言って一人のおばさんが私に紅茶を入れてくれました。しばらくすると二人は「お先に~」と行ってしまったので、私も彼女たちの後を追うようにシェルターを後にしました。その直ぐ裏に友達の言っていたあのトイレがあったので、入ってみる事に♪すごく小さな簡易トイレなので中は狭いのですが窓が一つあります。小さな窓を座りながらそっと覗いて見ると・・・トイレから見る景色とは思えないほど素晴らしい景色が見られたのです!これか~!と思いつつ用を済ませるとトイレ裏から撮影。トイレの中から撮りたかったのですが狭すぎて撮影する事ができませんでした。トイレの窓枠が額縁のようになって一枚の絵のように綺麗な景色を楽しむ事ができます。トイレを過ぎると映画で見られるような素晴らしい景色と、めずらしい高山植物などが楽しめます。 いつの間にかどんどん道が下って行っています。1時間ほど下ったあたりは道が崩れてしまっていて滑り降りるような形でしか下れなくなっていました。少し先でトラックの補修をしている人達の姿が見えます。雲行きも少し怪しくなってきたようだし、ブッシュの中なので薄暗く一人では心細くなってきました。工事してるおじさん達が元気に挨拶してくれたので少し気分も晴れ先を急ぐ事に。どうやら雨が降ってくるようです。しばらくブッシュの中を上り下りを繰り返しながら進んで行くとまたシェルターが見えてきました。Sutherland の滝へ行く道の入り口のようです。滝はここからまだ先のようなので、このシェルターに荷物を置いて行く事にしました。シェルターの向かいでは新しいHutを建てているようで、たくさんの人がいます。シェルターに入るとテーブルの上に美味しそうなケーキが置いてあります。よく見ると紙に何か書いてあります。「お疲れ様。遠慮しないで食べてね♪」と英語力不足の私にはそうとしか読めなかったので、遠慮なく「いただきま~す♪」と一切れいただきました。お砂糖たぁ~っぷりのと~~っても甘くて美味しい手作りケーキでした。滝へ行こうと外に出ると屋根の上で作業をしていたおばさんが、私を見るなり「ケ~キ食べたぁ?」と大きな声で話しかけてきました。私が「いただきました~!ありがとう!」と言うとおばさんは満面の笑顔に♪滝へと歩き始めると・・・降ってきました・・・雨。結構キツイ登りだったのですが、雨が激しくならないうちにと思い小走りに滝へ向かいました。遠くからも眺める事ができるのですが、滝の直ぐ前まで行くと思っていた以上の迫力の凄さに驚きました。滝の下では何人かの人達が滝の裏側へ入ろうと、大はしゃぎしながら走り回っています。 ( The Sutherland Falls )あまりにも水しぶきが凄くて写真を撮る事ができなくてどうしようかなあ~と周りを見渡していると、滝の脇の高台で写真を撮っている昨日Mackinnon Passで一緒だったあのドイツ人の彼を発見!私もカメラを片手に崖をよじ登り高台へ。足元も不安定でかなり高い崖の上なので少し怖かったけど、とっても素晴らしい景色を見ることが出来ました。 (「ミルフォード・トラック 6 」へ続く
2008.01.29
今年の年末年始も近場をドライブ&家でDVD三昧&カラオケと、特別な出来事も無く過ぎてしまいました。我が家では年末恒例の行事と言うものも特別無く「お正月!」といった感じも無く少し寂しい気もしました・・・私が子供の頃は年末といえば紅白歌合戦を見て除夜の鐘を聞き初詣へ~が定番の行事だったのですが・・・今は年末と言えばダウンタウンを見て元旦のお昼頃初詣へ。お正月と言っても特別おもしろいTVも無いのでレンタル店へ行き、「今なら旧作4本で1000円!」という誘惑に負けついつい・・・大量に借りたのはいいけど昼間は観れないので子供達が眠ってから一人でこっそりと見なくてはいけません・・・決して如何わしいDVDではないのだけど ちょっと怖い系だったりするので子供にはちょっと見せられないかな~と思って。でもお姉ちゃん(小3)の方は映画をTVでやっていると(「バイオハザード」etc)、「私も見る見る~♪」と一緒に見たりしてるから私と同じ映画好きのようです。今年見たDVDは新しいのも古いのもどれもみな面白い作品でした♪
2008.01.08
先日またやってしまいました・・・夜中に久し振りにプログ更新していたのですが、TVを見ながら1時間半くらいかけて書いた記事が‘公開する’を押した瞬間消えてしまいました・・・画面には「メンテナンス中 午前3時から4時半まで 」の文字が・・・時計を見ると午前3時10分~ 「 ミルフォード・トラック 4 」更新し終了。やっとミルフォード・トラック3日目の記事に入ります。
2008.01.07
明けましておめでとうございます昨年は思いのほかたくさんの方が訪問してくださった事をとても嬉しく思っています。最近では仕事に子育てにと忙しく更新がなかなかできなくなってしまいましたが、「私の旅」はまだまだこれからも続くので今年も宜しくお願いします。
2008.01.05
今夜は夜なべをして年賀状作成しようと思っていたらーただ今プリンターが故障してしまいました・・・。まだ宛名書きが終わっていないのに~明日朝一でプリンターを買いに行かなくては!今年のクリスマスプレゼントは随分高く付いてしまいました・・・。
2007.12.23
ミルフォード・トラック2日目、晴れ。今日は少し早起きをしてできるだけ早く出発する予定にしていました。7時頃起きた私は早々と朝食を済ませ出発の準備をすると7:50 一人Clinton Forks Hutを後にしました。まだほとんどの人がHutに残っていました。私は、先にここを歩いた人からいろいろ教えてもらったのですがー2日目はお昼頃に次のMintaro Hutへ着くようにしてもしお天気が良ければ3日目に超える峠Mackinon Passへ登っておいた方がいいと教えてくれました。ミルフォード・トラックでは雨が当たり前でお天気だと運が良いと言われています。だから次の日が雨になるとせっかくの美しい景色が見られなくなってしますのでお天気のいい時に見ておいた方がいいよと言うわけです。 Hutを出発してからこのような林の中をずっとフラットな道が続きます。しばらくすると林を出て峠と峠の間を抜けるようにゴツゴツと岩場の道になります。陽が射さないせいか一人で歩いていると少し心細くなってきました。 道は草原のフラットな道になりブッシュの中を歩いていると、Mackennon Passが望める丘に出ます。 ( Firse View Of Mackinnon Pass )正面に見える山の頂がMackinnon Passです。まだまだ先は長いようです・・・。朝早く出たけど今日の道のりは随分楽なので、今のところ疲れは全くありませんでした。この先にはとっても綺麗な湖があるという話を聞いていたので、先を急ぐ事に。 コースから外れたわき道に入って行くとそこにはとっても幻想的な雰囲気の漂った景色が。水は澄んでいて緑の苔生した岩がとても綺麗です。風も無いので鏡のように周りの景色を映し出しています。 (Hidden Lake )わき道を入って5分もかからない所なので、みんなここに来て休憩がてらただ静かに湖を見つめていました。 コースに戻りまたブッシュの中を歩いていると小さなシェルターがあり、その先にガイドウォークの人達が宿泊する綺麗なPrivate Hut(Pompolona Hut)が見えてきます。このHutから出発する人達でごった返していました。人がいっぱいでブッシュの中の細い道をみんなで連なって歩かなくてはいけません。お天気も良いので何だか遠足に来ているような気分になります。Hutの直ぐ裏は川になっていて長い橋が掛けられています。川の水も澄んでいて綺麗にキラキラ輝いて見えます。 少し歩いた所にMirror Lakeと呼ばれる美しい湖があります。 ( Mirror Lake )湖面に周りの景色を鏡のように映し込んでいます。ここを過ぎるともう直ぐMintaro Hut です。 11:00 Mintaro Hut到着。 思ったより早く着いたので驚いていると、ちょうどHutから出てきたDOCの人も私を見て「早っ!」と驚いていました。私の直ぐ後からドイツ人の男の人がひとりやって来ました。彼も今日Mackinnon Passに登るので早く来たと言っていました。二人で早めの昼食を取り先に彼が出かけて行きました。私はもう少しだけ休憩してカメラだけをバックに詰めMackinnon Passへ。Hutを出て直ぐの橋の上ではKeaが道を塞いでいました。 (「!危険」の標識の前でたたずむKea )とってもいたずら好きのオウムなので気を付けなくてはいけません。橋の上から動こうとしないのでそっとまたぐ様にして通ろうとするとやっと道を開けてくれました。橋を渡るとそこからは山道に入っていきます。しばらくブッシュが続くのですが道が開けたかと思うと急勾配の岩肌の山がそびえ立っていました。これをどうやって登るのかと上を見上げてみると、山の中腹に先に出発したドイツ人の彼の姿が!よく見ると垂直に近い山肌に小刻みにジグザグの道が作られています・・・。頂上まで直線距離にするとそれほどの距離でもないのだけど、ジグザグに歩いて登るとかなりの距離を歩かなくてはいけないようです。しばらく見上げていたのですが私も意を決して登り始めました。直ぐそこに頂上が見えているのになかなか着きません・・・。途中何度も休憩しながらやっとの思いで頂上に辿り着くことが出来ました。 ( Makinnon memorial )下から頂上まで1時間もかかってしまいました。このメモリアルの後ろは断崖絶壁!柵も何も無いのでみんな崖のギリギリまで行って記念撮影。私もできるだけギリギリまで行って写真を撮ってもらったのですが、メチャメチャ怖かったけど素晴らしい景色に感動しました。お天気が良くなければこれだけの素晴らしい景色は見られなかったでしょう。頂上では今朝Mintaro Hutを出発した人達も沢山いてみんな2羽いたKeaを相手に賑やかに遊んでいました。写真撮影に夢中になっている隙にKeaに荷物を持去られている人もいました。 30分ほどしてMintaro Hutへ帰ることにしました。帰りは下りなので大幅に道を短縮して30分かからないで帰ることができました。 明日に備え今夜も早めに就寝。 ( 「ミルフォード・トラック 5 」へ続く )
2007.12.14
仕事に子供の行事に・・・と毎日がとっても忙しく、気が付けばもう12月。久し振りに楽天プログを見ると!?とっても嬉しいお知らせが♪「下書き機能追加♪」~☆これでもう何時間もかけて書いた記事を一瞬で消してしまうという失敗をすること無いでしょう。「ミルフォードト・ラック」の記事も早く書き終えたいし、早速‘下書き機能’を利用してみよう♪ ん~~~・・・映画館でゆっくり映画が観たい!「スターウォーズ エピソード3」以来映画館に行ってません。そういえば以前、上の子の子育てにひと段落が着き仕事も始め、一人でゆっくり出来る時間が持てる様になって本当に何年か振りに一人で映画を見に行った時の事。「マトリックス レボリューション」の予告をTVで見てこの映画だけは絶対映画館で観よう!と子供を幼稚園へ送り出した後張り切って映画館へ。久し振りの映画館にワクワクしながら始まるのを待っていました。平日の朝一上映のため人もまばら。照明が消え次回作の予告編&CMが流れいよいよ始まります。あっちこっちから聞こえる臨場感のある音響に「最近の映画館は凄!」と驚いていると?!?!何かおかしな違和感が・・・・ちょっと回りも少し「?????」の雰囲気が漂っているようです。字幕はきちんと出てるし~音響も問題ないよう・・・?でもないようです。キアヌ・リーブスが日本語喋ってる!?私は一瞬日本語吹き替えの方に入ってしまったのかと思ってしまいました。吹き替えじゃない方に変えてもらおうと席を立とうとした時、私より先に前の方で観てた一人の男の人が立ち上がり外に走り出ていきました!何事?!と思っていると、急にスクリーンが停止!照明が付けられ!ドドドドドーッといった感じで従業員一同(だと思う)が入ってきたかと思うと、深々と頭を下げ始めたのでちょっとビックリしてしまいました。どうやら映写の手順を少し間違えてしまったようです。そんなまだ始まって10分位のシーンなのでそこまで頭下げなくても・・・とちょっと可愛そうになるくらい何度も何度もお詫びを言いながら、観客一人ひとりに何かを手渡していっています・・・?私の前にも一人従業員がやって来て「申し訳ありません!」と深々と頭を下げながら何かを差し出しました。映画招待券です~♪しばらくして「マトリックス」は止められたところから英語音声の字幕という通常の上映が始まりました。映像はもちろん音響もストーリーも感動!感動!の作品でした。無料チケットを握り締めそのまま幼稚園のお迎えへ。久々の映画館でこんな出来事に出遭うなんて思ってもみませんでした。 楽天レンタルで「マトリックス レボリューションズ」を借りよう
2007.12.07
出発してしばらくはこのようなブナ林の中を歩きます。鳥の鳴き声しか聞こえないとっても静かで、木漏れ日が清々しく爽やかな気分にさせてくれる、ちょっとした散歩道といった感じです。前を歩いている二人のペースで付いて歩こうと決め一生懸命歩いていたのですが・・・二人はドイツ人のカップルでとても背が高く歩く早さも私の倍くらい早いので身長150cm程しかない私にはとてもじゃないけど付いて行けません。二人に付いて行くのは諦め、自分のペースでゆっくり写真を撮りながら歩く事に。しばらくすると急に林が途切れ草原に出ました。みんな橋に向かって進んでいるようです。先頭を歩く人達が見えます。 と?草原の脇の方を見ると何やら新しく綺麗な建物が見えます。あれが噂の‘ガイド付きウォーク’の人達が泊まるベッドがあり食事付きのGlade Hut(Private)のようです。ちょっと羨ましいなぁ~と横目に見ながら大きな荷物を背負った人達は(私を含め)、「♪~そんなの関係ねぇ~!~♪」と先を急ぎます。 ( 透き通った緑色に輝くClinton River )橋を渡るとまたブナ林の中へ入っていきます。運良くお天気に恵まれたので所々でとっても素晴らしい景色を見ることが出来ました。 ( Dore Pass の View Point 2日後にはあの山の上を歩く事になります。 ) ずっとフラットな道を2時間ほど歩いた所で今日泊まるHutが見えて来ました。17:40 Clinton Forks Hut(40bunks)到着。残念ながらHutの写真を撮っていなかったのですが(フィルム節約のため)山の斜面に溶け込むように作られたこじんまりとした、年季の入った山小屋といった感じのHutでした。 既に半分くらいの人達が到着していて休んでいました。暖かかったのですがストーブを覗いて見るとまだ火が無かったので、時間も時間だし私は早速薪割りを始めました。Hutの入り口に薪割りセット(斧&薪割用木の株)があったので、一生懸命斧を振っていると一人のおじさんがやって来て、「貸してごらん。」と軽々と斧を振り上げ薪をどんどん割っていきました。おじさんは小さな私が斧を振り上げているのを見て危なっかしくて見てられなかったようです・・・。おじさんと薪をHutへ運ぶとストーブに火を熾しました。その頃になるとグッと冷え込んできてみんながストーブの側へ。 もうそろそろみんなHutへ付く頃なのだろうけど、まだ何人か着いてないようです。私は早めに夕飯作りに取り掛かりました。随分Hutの中も賑やかになってきています。みんなが夕食を食べ終わってくつろいでいるところに。「ハロー!」と突然DOCの人が元気良く入ってきました。何事かと思うとどうやら1日目の夜はここミルフォードでの注意事項をお話する事になっているようです。もちろん英語のほとんど出来ない私には、要所要所しか理解できなかったのですが絵とか地図とかで分り易くお話してくれたので大丈夫。やはり水(ジオリアGiardia)については厳しく注意するように言われました。お話が終わるとDOCの人が「グローワーム(土ボタル)を見に行こう♪」と言うのでみんなでHut前の河原へ降りて行きました。岩や葉っぱなどに微かに青白く光るねばぁ~っとした物が。それが土ボタルのようです。いつもに比べて数が少ないと言っていたので、もっといい時期にくればたくさん光るホタルが見れたのではと思うと残念です。 Hutの中はぽかぽかと暖かくなりお腹もいっぱい、疲れもいっぱいなので隣でコーヒーを飲んでいた老夫婦におやすみなさいを言って寝袋に潜り込みました。今回のミルフォード・トレッキングには日本人は私一人のようです。珍しそうにおじいちゃん、おばあちゃん達が私に話しかけてくれました。20代前半~60or70代の一人orグループ、といろんな国のいろんな人が一緒なので今までとは違うとっても楽しいトレッキングになりそうです。 (「ミルフォード・トラック 4 」へ続く)
2007.11.24
今日は‘ミルフォード トラック’トランピング1日目。とってもいいお天気で日差しが暑く、朝早く目が覚め時間を持て余してしまいました・・・ お昼頃テントを畳むと、またここに帰ってくるからと余計な荷物は全部モーターパークに預けることにしました。荷物は寝袋を縛りつけたデイパック一つに、この地図とチケット。(DOCでNZ$1.00で売られている地図とバスやHutのチケット。 真ん中にあるのはミルフォード・トレッキング証明書。 歩いた人の名前と歩いた日付が書かれた記念品みたいな物) (この地図はいつもトランピングを終えた後、趣味で買い集めているもの。 かなり詳しく見所や危険な場所なども書かれています。 いつものように私はトランピング後に購入。 これを見ながら歩くと少しは楽に歩けたのではないかなと思います・・・) お昼は湖畔のカフェで簡単に済ませ(カフェに行くと必ずミートパイを食べます♪ どこで食べても‘はずれ’はありませんでした。 *パイ好きの私はマクドナルドでは必ずパイを注文します。 あの熱々のアップルパイが大好きなんです。 ニュージーのマクドナルドには日本には無かった アプリコットやブルーベリーのパイもありとってもおいしかったです~☆) いよいよバスに乗って出発です。13:15 Mt.CookバスにてTe Anau Downsヘ向けTe Anauの街を出発。13:45到着。 ( Te Anau Downs のボート乗り場。 向いに見えているのがこれから歩くミルフォードです。 ミルフォード・サウンドへ続くいくつもの山が連なっています。)14:00 Te Anau Downsをボートに乗ってGlade Wharfへ向け出発。ボートが出発して直ぐは意外と風が強く激しく揺られたのですが、しばらくすると風も収まりとっても穏やかな海にーと思うとまた風が激しく・・・と、本当にニュージーランドの天候は変わりやすく予想が付きません。「ミルフォードは特に雨が多いから覚悟して行った方がいいよ。」と言われていたのですが、写真の通り初日からとっても良いお天気に恵まれました。40分程でトラック出発地点のGlade Wharf到着。みんなで「わぁ~い♪」といった感じでボートを降りると(この頃にはみんな「これから一緒に寝食を共にしながら3泊4日 ミルフォードを歩くのだ」といった変な仲間意識が芽生えつつありました・・・私だけ?)みんなこのボードの前で順番に記念撮影。私は隣で待っていた老夫婦にお願いしてシャッターを切ってもらいました。その後彼らの写真も撮ってあげ、いよいよミルフォード トラックへ出発です。(「ミルフォード 3」へ続く)
2007.11.17
12月25日、二ユージーランドのクライストチャーチ大聖堂です。入り口の上には‘キリスト誕生’の様子が描かれた人形が飾られています。 大聖堂の中は綺麗なグリーンの布が天井から吊るされ、厳粛なクリスマスの雰囲気が漂っています。夜になると聖歌隊の美しい歌声を聞く事ができます。私の行っていたこの頃はまだ大聖堂は、いつでも誰でも自由に正面入り口から出入りできるように開かれていたのですが、今はもしかしたら横に新しく作られた出入り口(建設中でした・・・)から入るようになっているのではないかと思います。
2007.11.16
私はシーズン真最中の中、‘ミルフォード・トラック’を歩く事を思い付き‘Te Anauへ向かいました。 クライストチャーチでぶらぶらと友達になった人達と遊んでいる時、ミルフォードはもの凄く人気のあるトランピングだから、予約してから行ったほうがいいよと言われクライストチャーチの案内所(インフォメーションセンター)で予約してもらう事にしました。もう既に予約でいっぱいとの事・・・「どうしても行きたいのならウエティング(キャンセル待ち)するといいよ。 2~3週間は待たないといけないかもしれないけど・・・。」と聞いた私はそんなに急ぐ事もないだろうと思たのですが、直ぐに荷物をまとめ‘インターシティー’のバスで‘ウエスト コースト’を観光しながら南下し、ミルフォードの入り口の町‘Te Anau’へ向かうことにしました。 ‘Te Anau’へ到着してビックリ!小さな町に人が溢れかえっていたのです。宿はモーテルからYHA、バックパッカーズにとほとんどが満室。テントを持っている私は迷う事無くモーターパークへ(テント$9.00)。すると日本人の男の人がそこで働いていました。日本人だったので日本語で気軽に対応してもらって、ミルフォードの事も教えてもらいました。‘ガイドウォークもあるよと教えてもらったのですが、とてもじゃないけど高い(料金)ので私には無理・・・でも‘とっても綺麗なHutで食事付き寝袋も何も持っていかなくてもいい’と言うのはと~っても魅力的だったので一瞬そちらのほうも考えたのですが~私には無理・・・!そんなお金は使えません。と、言う事で私はDOCへ。 しばらくモーターパークの中をウロウロ。テントの数はそれほどでもなかったのですが、キャンピングカーやレンタカーはいっぱいでした。とりあえずテントを張りミルフォード・トラックのウエイティングをするためDOCへ行きました。すると先客がーアメリカ人の男の子がウエイティングしていたのです。私は1ヶ月は待つ覚悟で「ウエイティングでお願いします。」と言うとお姉さんが何やらリストを取り出し私の名前を書き込みました。見るとまだ消されていない名前がびっしり!書かれています・・・。行けるようになったら呼び出してあげるからとの事だったので、モーターパークへ戻りました。朝早かったため少し疲れていたのでお昼寝をすることに。1時間も眠ったでしょうかーふと気が付くと放送で私の名前が呼ばれています。町中に響き渡るような大音量で私の名前が呼ばれています。なぜ呼んでいるのか言っているようなのですが、私には「???(?聞こえませんでした)へ直ぐに行くように!」とだけしか理解できません。すっかり目が覚めた私は何だかよく分らないのでとりあえずモーターパークの受付に行てみました。すると受付にいたおばさんがニコニコしながら「直ぐにDOCへ行きなさい! ミルフォードへ行けるのよ!ラッキーね♪ 」と。私は急いでDOCへ走りました。するとさっき私の前で同じようにウエイティングしていたアメリカ人の男の子が来ていたのです。どうやら彼も行けるようになったみたいです。DOCのお姉さんが「あなた達はラッキーね♪ ちょうど二人キャンセルが出たのよ。」と何だかお姉さんの方が嬉しそうにニコニコしていました。私はアメリカ人の男の子とちょっと顔を見合わせると彼は「じゃぁね~」と言うようにちょっと手を振ると帰ってしまいました。20代前半でしょうか?大人しそうな繊細な感じの人に見えました。彼も一人でミルフォードを歩くようです。何人かのグループでの参加だと一人二人のキャンセルでは、ウエイティングしてもなかなか順番が回ってこないようです。その点一人参加だと有利なようです。ここは特に厳しく一日に歩ける人数が決められています。Te Anauからミルフォード・トラックまでのバスや船、Hutはもちろん、帰りの船とバスにとすべてチケットを買ってからでないとミルフォード・トラックは歩けないようになっています。(シーズン中だけかもしれませんが)ミルフォード トラックを一人で(4日分の食料と寝袋持参)歩くには、 Te Anau to Te Anau Downs(船着場)/ Mt Cook Bus $11.00 + Te Anau Downs to Glade Wharf(トラック入り口) / Fiordland Tvl Boat $39.00 + Clinton Forks , Mintaro , Dumpling / Hut(3泊分) $90.00 + Sandfly Point(トラック終点) to Milford Sound Term / Thc Red Boat $19.00 + Milford Sound Terminal to Te Anau / Mt Cook Bus $35.00 =$149.00 とかなり高額な料金がかかってしまいます。でもあれだけ素晴らしい自然を満喫しながら、安全に楽しく歩ける事を思えば決して高くはないと思います。 DOCを出た私はまだ何もトランピングの用意をしていないことに気が付き急いでスーパーマーケットへ買出しに行きました。モーターパークへ戻ると持って行く荷物をまとめたのですが・・・思った以上にコンパクトに収まってしまいました。3泊4日なのですがキャンプは禁止なので携帯ガスも不要。小さなデイパックの下に寝袋をぶら下げるような形で仕上がりました。明日はTe Anau 13:15 出発なので朝はゆっくり出来そうだけど、今夜は早目に寝る事にしました。 ( 「ミルフォード トラック 2」へ続く )
2007.11.12
ネルソンレイクス8日目の朝。小さな窓からわずかに入ってくる光で目が覚めました。雨は降っていないようだけどあまり良いお天気とは言えません。何やら下でがさごそと音がすると思ったらハンター達がちょうど出かけるところでした。彼らは寝起きの私に少し控えめな声で、「じゃね♪良い旅を♪」と挨拶して去っていきました。時計を見るともう9時を回っています!今日はトランピング最終日。貧乏旅行の私はなるべくお金を使わないように多くの街を訪れるため、一つの街に滞在する時間はできるだけ短くするようにしていたのです。(宿泊費削減のため) St.Arnaudの町から15:00出発のバスで次の町へ行かなければいけません!急がなければ!私は急いでテントを片付け荷物をまとめると、Speargrass Hut 9:30出発。今日は前からあったSpeargrass Trackを歩く事になります。また標高1000mの峠越えをしなければいけないようです。Hutを出て山を登ると直ぐあの橋の架かった川を渡ります。川辺には小さな可愛い花がいっぱい咲いています。ここからはずっとこの川沿いに歩くのですが、所々急に岸が深く削れ道が無くなっている所もあるので、コースを外れないように気を付けなければいけません。道が無いので川沿いの山の斜面に生えている木につかまって、前へ進まなくてはいけないため緊張と疲れ、そしてサンドフライがドッ!と押し寄せてきました・・・ 途中の峠近くで何だか不思議な空間に出ました。どの辺りだったかあまり覚えていないのですが、私が‘不思議’なと思ったのはそこの場所だけ急に綺麗に整備され、公園のような見晴台になっていたからです。ここまでの道のりは岩がゴツゴツしたとっても歩き辛ところでした。小雨が降っていたため薄暗く、濃い霧も出ていたため周りは何も見えません。と!突然綺麗に作られた石段が現れ見晴らし台にベンチまで置いてあったのです。きっと霧が晴れればとっても美しい景色が見られたのでしょう。残念です・・・どちらから来たのか直ぐ後から老夫婦が来たのですが、とても残念そうに辺りを見回しベンチで休んでいました。私は雨が降っていたのでのんびり座って休憩する気にもなれず、直ぐその場から立ち去りました。 峠を越え後は下るだけ。出発地のLake Rotaoiti が見えて来ました。 ( Lake Rotoiti )7日前に出発した場所は写真の奥に雲にかかって薄っすらと見えています。St.Arnaud まであと少し。急がなくてはなりません。早足で駆け下りるように先を急ぎました。私は何を思ったのか近道をするためコースを外れブッシュの中に入って行ってしまいました。案の定・・・迷ってしまい今何処をどう歩いているのか?何処に向かって歩いているのか?方向さえ分らなくなってしまいました。そんな時は~その場で立ち止まり耳を澄ましてひたすら待ちます。しばらくすると小鳥のさえずりの中に微かに車の走る音が聞こえてきました!音の聞こえた方向を見失わないように一気にブッシュの中を駆け下りて行きます。すると目の前に見えて来ました!湖です。耳を澄ますと反対方向から大きな川の流れる音も聞こえてきます!ガイドブックを確認すると簡単な地図なのですが、確かに左側に大きな川、そして右方向に湖。湖に沿って道路が描かれています。ブッシュに覆われ周りは何も見えないのですが、そのまま突っ切り何とか道路に出る事ができました。後は道路を歩いて町まで行くだけです。 もうあまり時間はありません!何とか町に近付くと綺麗なボードウォークのちょっとしたトレッキングコースがありそれが町まで続いているようです。すっかりお天気も良くなりトレッキングを楽しみながら歩いていると、やっとDOCが見えて来ました。急いで預けていた荷物を受け取ると少し離れた所にあるバス乗り場まで急ぎました。14:40 St.Araud Bus Stop 到着。バスの出発15分前でした・・・。なんとか予定通り旅を続けられそうです。 こうして「私のネルソンレイクス トランピング 7泊8日の旅」を無事終える事ができました。 (「ネルソンレイクス」 THE END )
2007.11.07
最近仕事を始めたためまた思うように更新が出来なくなってしまいました。今書いてる「ネルソンレイクス」もやっと終盤・・・まだまだたくさん記録しておきたい二ュージーランドでの楽しい出来事はいっぱいあるのになかなか先に進めない・・・。 「ネルソンレイクス」の次は、ニュージーランドでもっとも美しく人気のあるトレッキングコース、「ミルフォードトラック」を書く予定です。
2007.11.06
ネルソンレイクス7日目の朝。今日も朝はとってもいいお天気です。ニュージーランドでは朝は晴れて午後から雨が降り出すといったパターンのようです。 10:00 Sabine Hut 出発。また朝からサンドフライと戦っていると早く出発する予定がこんな時間になってしまいました。あの家族は朝からテンションも高く、とっても元気に「さよなら」を言うと飛び跳ねるように山を駆け上って行ってしまいました。私も負けじと元気に「さよなら」を言うと、最後にサンドフライを追い払いHutを後にしました。 今日歩くトラックは最近出来たばかり(当時)のトラックのようで、ガイドブックに道筋は載っているのですが、どんな道かという事が書かれていません。Spergrass Track という名前が付いているので、きっと素晴らしいトラックなのでしょう。ちょっと期待しながら歩いているとだんだん見えて来ました。緑の光り輝く山一面のコケ!思っていた以上にとっても素敵な道が作られていました!この苔生した上を歩くようにトラックが作られているのです。本当にこの上を歩いていいの?と思いながら、そ~っと一歩足を踏み入れてビックリ!フッカフカ~!高級ホテルのロビーのじゅうたんの上を歩いているようです。 ( ニュージーランドの天然の超高級じゅうたん )どうやらコケの下は土ではなく枯れた木や枝などが重なり合い、積み重なっているその上をコケが覆っているようです。歩くと怖いくらい足が沈むのですが、しっかりとコケが張り巡らされているため足を踏み外す事はありませんでした。フワフワと宙を歩いているような感触です。まだあまり人の通った気配は見られませんでした。山の中一面コケに覆われていて道は作られていません。ただ気に付けられたマークだけを頼りに歩かなくてはいけないので、地図を持たない私はまた少しここで不安を覚えました。マークを見失わないように緊張し、足を踏み外しはしないかとちょっとビクビクしながら、先を急ぎました。 ‘コケのじゅうたんの道’はずっとフラットで楽に歩けたのですが、道はどんどん山の上へと登って行きます。お天気もどんどん悪くなっていきまた雨が降り出しました。雨に濡れながら一気に300mほど上ったところでフラットな草原に出ます。時計は18:00を回っています。激しい雨に薄暗くなった中ひたすらHutを目指して歩くのですが、草原と所々に林が見られるだけで建物らしきものは見当たりません。疲れもかなり出てきたのかなかなか思うように足が動いてくれない・・・目の前に見える林を抜けてもまだHutが見当たらなければその辺でキャンプする事に決めました。薄暗い林を抜けると・・・?!ありました!目の前にHutらしきものが! ( Speargrass Hut )19:00 Speargrass Hut ( 8 bunks ? )到着。とっても小さくどうやらトランパーではなくハンターが利用するHutのようです。 ( Hut 入り口 )入り口は雪や雨を避けるためか奥まっているのですが、大丈夫なの?と思うくらい簡単に薄っぺらいベニヤ板とアルミ板で作られています。何だか学芸会のセットのようです♪ 私は疲れも限界に達していたのですが、入り口に荷物を置くとHutから少し離れた小川の直ぐ脇にテントを張りました。Hutには薪ストーブと小さなテーブルが一つに小さな窓が一つ。それに水道の無いシンクがあるだけ。川で水を汲んできて簡単に夕食を済ませて誰もいなかったのでHutの中で休んでいました。すると、20:00を過ぎた頃、若者二人のハンターがやってきました。彼らは外に張ってあったテントを見たのか私に「今日はもう誰も来ないと思うよ。 雨も降って寒いだろうからHutで寝ても大丈夫だよ。」と(レンジャーが来ないと言う事を言っているのか)優しく心配そうに言ってくれました。私は彼らの言葉に甘え、そそくさとテントに戻り寝袋を抱えてHutへ。私は寝台の上段で寝る事にしました。彼らは小さな鹿を捕ってきたようで、夕食の準備をしていました。鹿を捌くなんてとてもじゃないけど見てられないので、私は寝る事に。 即効で爆睡してしまったようです。 ( 「ネルソンレイクス 9 」へ続く )
2007.11.03
ネルソンレイクスでのトランピング6日目。爽やかでとっても良いお天気で目が覚めました。今日はネルソンレイクスのもう一つの湖Lake RotoroaにあるSabine Hutへ向かいます。Sabine River に沿った Sabine Torckを歩く事になります。ガイドブックによると5~6時間。そんなに大変そうな道でもなさそうなので、少しゆっくりしてWest Sabine Hut 11:00出発。さすがに昨日の疲れが残っていたせいか、早起きはできませんでした・・・素晴らしい景色の中にたたずむHutにさよならをして今日も元気に歩き始めました。 Hutを出て直ぐ橋を渡りしばらく緩やかな上り下りのある道が続きます。あのTravere Saddle & Blue Lakeへの道を思い出すとこれからのどんな道のりでも楽に歩けそうです。このトラックではとっても沢山の高山植物を見ることが出来ました。ちょうどいい時期だったのか花も満開です。 ここでは写真を撮るのに夢中だったためか、このトラックでの記録も記憶もあまり残されていません・・・写真だけは大量に撮っているのは確かなのですが・・・。でも一つだけ強烈に記憶に残っている事がこのトラック最後に訪れます。 雨の降る中やっとの思いで17:30 Sabine Hutに到着。ドアの前に立った瞬間それはやって来ました・・・・・!!!!!!サンドフライです!!!今まで経験した事もないほどの勢いでサンドフライの大群に囲まれてしまったのです!周りを良く見るとHutの目の前にネルソンレイク(Rotoroa)があります。ドアの前でサンドフライに怯えながら急いでレインコートを脱いでいると男の人が一人走ってやってきました。彼は少し前にこのHutに到着したようです。彼は走ってくるなり私を見て挨拶すると「見てて、ここではこうやってから中へ入るんだよ!」と言うといきなり足をバタバタ、体中をバタバタ手で叩き始めます。何だかちょっと楽しそうです♪そういうことか!と私も彼と同じように、手足をバタバタさせてサンドフライの大群を追い払いました。すると彼はドアの取っ手をつかみ、「レディー!!!・・・・ゴウ!」と言うとドアを開け私の背中を押しHutの中へ!彼も後から急いで中へ入ってドアをしっかり閉めホッと一息・・・。するとHutの中ではその様子を見ていた彼の家族らしき人達が、手を叩いて大笑いして喜んでいました。彼は家族に向かって「トイレの中もメニー!!メニー!!!メニー!!!!サンドフライーーーーー!!」と大騒ぎしています♪彼の家族は12歳のお姉ちゃんに10歳の男の子、それにとっても可愛らし~い奥さん。アウトドア好きっぽいとってもフレンドリーな家族でした。彼らは明日1532mの山を越えてもう一つの湖、Lake Rotoitiへ向かうと言うので「とっても大変なトラックだけど子供達は大丈夫なの?」と聞くと、これくらいの山は慣れてるから何の問題も無いとの返事にビックリしました。 ( Lake Rotoroa ) ( Sabine Hut の入り口 )Lake Rotoroa のトラック入り口の街 RotoroaからこのSabine Hut までウォータータクシーが出ています。料金は少し高目・・・だけど結構利用する人は多いようです。もちろん私は歩いて Lake Rotoiti へ戻ります。 雨の降る中私は急いでHutの直ぐ側にあるキャンプスペースへテントを張りサンドフライをテントから追い払うとHutで一休みする事に・・・でもその前にやらなければいけない大事な事がーそれは・・・ト・イ・レ私は恐る恐るトイレのドアをそ~っと開けてみました。電気も無いので薄暗く虫のいる様子も伺えないようなのですが、もう一度ドアを閉め意を決してトイレの中へ!あのパパさんが言っていた通りトイレの中は「メニー!メニー!サンドフライ!!!」でした。ここでは蚊取り線香を持ってトイレへ行く事をお勧めします。大急ぎで用を済ませパパさんと同じようにHutの入り口まで走り体をバタバタさせてから「レディー・・・ゴウ!」とドアを開けHutの中へ!トイレに行くのも一苦労でした。お天気が良ければとっても素敵な所なのでしょうが、ここは特に雨が多いようです。写真も思うように撮れませんでした。 彼ら家族と一緒に夕食を済ませると、私はまた一目散でテントに戻りサンドフライとしばらく格闘した後、やっと眠りに付く事ができました。明日はいよいよネルソンレイクス最後のHutへ向かいます。 ( 「ネルソンレイクス 8 」へ続く )
2007.10.31
ネルソンレイクスでのトランピング5日目。今日はWest Sabin Hut からもう少し山の奥に行った所にあるBlue Lake へ行ってみる事にしました。3~4時間位で行けるようなので余計な荷物はこのHut に置き、カメラとチョコレート(非常食&昼食orおやつ用)だけを持って11:00 West Sabin Hut 出発。 チョコレートは私の旅には欠かせない食料の一つです。どこに行くにも1kgのチョコレートを何枚か持ち歩いています。トレッキングの時の昼食はチョコレートで済ませています。いつも記事の中でも休憩や昼食も取ってないかのように「何時間もひたすら歩き続ける・・・」と書いているのですが、昼食はチョコレートを歩きながら食べて済ませています。私がいつもあまり休憩しない理由の一つは、到着時間が遅くなるのが心配だからという事の他にもう一つ重大な理由があります。それは・・・サンドフライ!!これはとっても小さな蚊でチクリと一度刺されると、どんなに薬を塗っても1週間はかゆみが取れないほど厄介な虫なのです。街中でもいるのですが特に海や川の周辺に大量にいます。大量と言っても、日本では考えられないほど大量にいるからビックリ!でした。この厄介な蚊はトレッキング中にゆっくり、のんびり休憩などしようものならあっ!という間に体中サンドフライに囲まれてしまいます!歩いている時は全く姿が見えないので,この辺りにはいないのかな~?と立ち止まったとたん!どこからとも無く「待ってました!」とばかりにサンドフライが出てきます。事の他蚊の大嫌い!な私は、こんなに蚊に囲まれてしまうのなら休憩などしなくてもいい!ひたすら歩いてやる!!と言った感じで歩き続けていたのです。日本から持って行った虫除けでは全然効果はありませんでした。現地(ニュージーランド)で購入する事をお勧めします。洋服、ジーパンの上からでも容赦なく襲って来るので要注意! Hutを出て直ぐSabine River を渡ります。しばらくはこのような薄暗い林の中を歩きます。何だかガンダルフ(ロード・オブ・ザ・リング)のような魔法使いが、馬に乗って現れそうな雰囲気です。ここからはデコボコとした登り下りを繰り返しながら、どんどん山の上へ。日記にもしっかり書かれているように、今までに無いくらい大変な道のりでした。荷物が無かったからBlue Lakeまで辿り着くことが出来たのだと思います。私にとってここでのトレッキングでは大変な道=素敵な魅力的なコースとなるため、どうしても写真撮影に夢中になってしまいます。どこにレンズを向けても絵になるものばかり。とても辛く楽しい道のりでした。 標高が高くなるにつれコケが緑色から赤っぽい色に変化していきます。一日で四季を見ているようでした。 3時間程歩いた所でHutらしきものが目に入ってきました。同時に楽しそうな数人の男女の声も聞こえてきました。何事かと思いながら近付くと20代前半の5~6人(グループ?)が Blue Lake Hut(16bunks)の周りで何やら走り回って大はしゃぎして遊んでいました。手を上げてちょっと遠慮がちに「こんにちは・・・」と挨拶すると元気な挨拶が返ってきました。 14:30 Blue Lake 到着。湖はどこかな?とHut周辺を見渡してみると直ぐ横にありました!その名の通り透き通ったブルーに輝く湖です! ( Blue Lake)これを目の前にすると疲れもどこかへ飛んで行ってしまいました!この辺りは少し寒いせいかサンドフライは少ないようなので、湖を眺めながらゆっくりする事ができました。 ( 湖の周り )あまりゆっくりもしていられないので、1時間程休憩するとまた来た道を戻る事に。15:30 帰路へ。今度は写真は撮らずに素敵な山道を楽しみながら帰ることにしました。 18:00 West Sabin Hut 到着。今夜もここでキャンプです。今日一日お天気にも恵まれ、とっても素敵なトランピング日和でした。 ( 「ネルソンレイクス 7 」へ続く )
2007.10.22
ネルソンレイクスでトレッキングを始めて4日目の朝。 ( Upper Traver Hut の裏 )今日は朝からとってもいいお天気です。しっかり朝食をとりレンジャーさんから少し食材を分けてもらって9:40 Upper Traver Hut 出発。Hutの裏の方から登り始めて直ぐ、「Upper Traver Saddle 」の案内板が見えてきます。ここからは岩で足場の悪い急勾配が続きます。岩の間を縫うようにジグザグに登って行きます。いつの間にか標高1600mまで登ってきたようです。珍しい高山植物がたくさん見られるようになってきたので、私はまた写真撮影に夢中になってしまいました。重い荷物を背負ってこの道を行くのはとても辛い・・・けど!写真を撮りながらだと、あっ!という間に頂上に着きました。雪です!夏だというのに雪が!万年雪でしょうか。Tシャツ一枚で歩いてたけど寒くなく、とっても心地良い気候でした。saddle(1800m)まで来たところで素晴らしい景色を眺めながら休憩。この峰の連なるずっと向こうから歩いてここまで来たのかと思うと、何ともいえない達成感を覚えました。まだまだ先は長いのに・・・ガイドブックによるとUpper Travers Hutから次のWest Sabine Hut まで5~6時間となっています。直線にすると昨日と同じくらいの距離を歩きます。頂上で見つけた珍しい植物。直径2メートルくらの塊になって岩に張り付いていました。私はずっとこれは苔の仲間だと思っていたのですが、調べてビックリ!キク科の植物だったのです。羊の姿に似ている事からニュージーランドでは通称「ベジタブルシープ(植物性羊)」と呼ばれています。 (Mt.Traver 2338m)急に厚い雲が山を覆い始めました。山の天気は変わりやすいのですが、特にニュージーランドは雨が多い所なので、一日のうちに何度も降ったりやんだりを繰り返します。雨に降られないうちに登頂記念の写真を撮り、雪で遊んで今度は下りの道へ急ぎました。しばらくこのような岩の上を歩きます。鉄の棒が突き刺さっているのでそれを目印に歩きます。この岩の道を抜けるとやっと草の生える道に出ます。しばらく尾根を歩くのかと思いながら歩いていると?! 突然目の前に道が見えなくなってきました。「TRACK」と案内板があるのでこの先を行くのは確かなのですが・・・どうやらここからいっきに下りになっているようです。600m程いっきに下るのですが、あまりにも急な下り道なので緊張しながら歩いたため足がものすごく疲れました。登りよりも下りの方が何倍も辛く感じました・・・。 またしばらくブナ林の中を歩きます。河原に出たかと思うとまた橋が見えて来ました。 (Sabine River に架かる橋) (橋の中腹より撮影)橋の袂には「Traner Saddle⇔West Sabine Hut 」の案内板があります。川の周辺の林には私にとって魅力的な植物、撮影対象がたくさんあります。お天気も良くなっていた事から私はまた写真撮影に没頭しながら歩き始めました。今度は迷う事無く川沿いの道を歩いていると小さなWest Sabine Hut(9bunks)が見えて来ました。まだ新しくとてもきれいなHutでした。川の向こう側にはもう一つSabine Forks Hut(9bunks)もあります。18:00 West Sabine Hut 到着。 ( West Sabine Hut )夜になりまた雨が降り出したので寒くなってきたけど、今夜もテントで眠らなければいけません。明日はまた標高1800mまで登る予定なので早めに就寝。今日はさすがに疲れたようであっという間に寝てしまいました。 ( 「ネルソンレイクス 6 」へ続く )
2007.10.20
「Good!Morning~♪」 !?あれ?!私は突然聞こえたこの元気な挨拶で目が覚めました。DOCの人です。「おはよう♪」と肩をたたかれて気付きました・・・Hutで寝てしまったんだぁ・・・・ Hutのチケット買ってない!私はレンジャーに渋々Hut一泊$4を支払いやっと目が覚めました。 もう時計は10時を回っていました・・・。外は少し曇り空のようです。急いで朝食を済ませ出発の準備をして、今日のコースをガイドブックで確認。John Tito Hot から次のHut Upper Travers Hut まで2~3時間と書かれています。時間にすると短いけどもう油断はできません。ここからは少し本格的登山になってくるようです。 11:00 John Tito Hut 出発。ここのHutの写真を撮っていなかったのがとっても残念なほど、当時とても綺麗なHutでした。キッチンは当然川から汲み上げられている水しかなく、ガスなどは個々で持っている物を使わなければいけないのですが、とても広々として開放的で明るく、長期滞在できそうなとても素敵なHutでした。ちょっとゆっくりし過ぎたようなので急いで出発。今日の道のりは、標高800mの辺りをを登ったり下りたりとちょっと厳しいコースです。 ここでのトランピングはこのように道が整備されているわけでもないし、ここまで来る人も少なく道が踏み荒らされる事なく自然そのままの姿が残されています。コースには必ず上の写真のように赤いマークが付けられていて山の中で道に迷う事はありませんでした。木も山肌もコケに覆われています。古代の生物か何か飛び出してきてもおかしくない様な雰囲気の中、ひたすらシャッターを切りながら歩き続けました。途中小さな川を二つ越えます。川といっても写真では分かりずらいのですが、山間の裂け目に大きな岩が覆いかぶさるようにあるずっと下を勢いよく流れる滝のような小川です。橋は倒れた木と岩で作られていてコケにびっしりと覆われています。雨の日などは気を付けないと滑りそうです。しばらく登りになりフラットになったかと思うとこのような小さな石がゴロゴロとした足場の悪い道が続きます。高山植物も見られるようになって来ました。随分山の奥の方まで入って来たようです。3時間も歩いた頃そろそろHutが見えて来るかなと思うと、このように突然広い草原に出ました。この先にHutがあるはず! ( Upper Traver Hut )ありました!草原の向こうにデン!と、後ろに険しい峰を従えるように建っています。いかにも山小屋らしいHutです(当時は・・・)。(Google Eart で調べたところ現在の Upper Traver Hut は、 場所も少し移動されとっても綺麗な赤い窓枠なんか付いたりした ちょっとおしゃれなHut になっていました・・・ 少なくとも現在まで私が行ってから2度は建て替えられているようです。)16:00 Upper Traver Hut 到着。とっても疲れているはずなのにお天気が良いせいかとてもさわやかな気分で到着する事ができました。見晴らしが良い所で気分も良かったのでしばらく日光浴。夏(1月)だというのに風はとても涼しく日差しが強いので、外でクーラーに当たっているようです。 テントを張って夜になるり雨が降り出した頃、レンジャーが一人やって来ました。今朝 John Tait Hut で会ったレンジャーとは違うようです。今夜はここに泊まり明日は峰は越えずに違うコースを歩くそうです。 さすがに夜は寒くフリースを着込んで寝袋にしっかりくるまって眠りに付きました。明日は大変な道のりになりそうです。 ( 「ネルソンレイクス 5 」へ続く )
2007.10.19
トレッキング2日目の朝。今日もお天気だけど少し曇り空。テントを畳みHutで簡単に朝食を済ませると、もう10時を回っていた。今日はかなり長い道を歩かなくてはいけないのに、少しのんびりし過ぎてしまったようです・・・10:10 Lakehead Hut 出発。今日は Lakehead Track から Traver Track へ入っていきます。2000mの山が連なるずっと奥まで川沿いに続くコースです。途中にいくつか丘をこえなければいけないのですが、どれもみんな急勾配でかなり体力と根気のいる道のりのようです。 Hut を出てからはしばらくこのようなフラットな道が続きます。山の上から流れ落ちてきている川も所々見られ、川の側には木が密集しているというような面白い景色も見ることが出来、私は写真を撮るのが楽しくてしかたありませんでした。あまりにも大量に撮影したためこのプログでは紹介しきれないので、もう一つのプログで紹介したいと思っています。 ( Traver River )少し丘を下ったかと思うと大きな川、Traver River が見えてきました。ワイヤーで作られた橋(footbrige)が架かっています。一人しか渡れないとても小さな物が大きな川に架かっているから、渡るのは結構怖かったけど面白かったような・・・・♪ (橋の中腹から撮影)橋の真ん中まで来るとかなりしなって川面が真近に見られます。川を渡るとしばらくしてまた橋を渡ります。ぽつぽつと雨も降り出し、「John Tait Hut まで2時間」のサインを見るころには、かなり激しく降り出しました。カメラをしっかりしまって歩く事に集中。ひたすら薄暗いブナ林の中を歩いていると、突然綺麗なHutが目に入りました。林の中にポツンとたたずんでいるようでした。 17:00 John Tait Hut 到着。まだ誰もいないようです。雨もどんどんひどくなっていくようなので、私はHutの直ぐ脇にテントを張りHutの中でしばらく休む事に。暗くならないうちに夕食を済ませ、少しHutの寝台で横になっていました。夜7時も過ぎるとどんどん人も増えてきて賑やかになってきました。私は雨に濡れたせいで思いの他疲れていたのかいつの間にかそのまま寝入ってしまったようです・・・ ( 「ネルソンレイクス 4 」へ続く )
2007.10.18
PCを買い換えてから面白いものを見つけました♪それはネットで世界中の観たいところが直ぐ見られるという「Google Earth」です。初めてそれを見た時はビックリ!!しました。宇宙から地球へ、地球から好きな国へとどんどん近付いたかと思うと、写真でそのまま街が映し出されるのには本当にビックリ!でした!!またこんな形でニュージーランドでのトレッキングを楽しむ事が出来るとは!まさか?とは思ったのですが、スチュワートアイランドを見てみると!?トレッキングの見所だけでなくHutまで写真で紹介されていたのには、またまたビックリ!!でした。(私が泊まった時とは違いHutが綺麗になって増築されてたりする・・・)今、記事を書いてる「ネルソンレイクス」もトレッキングコースから見所、Hutまで詳しく紹介されています。よろしければ記事と照らし合わせて見てみてください。楽しいですよ♪
2007.10.17
周りを見渡しても苔生したブナ林・・・ここから無闇に動かないほうがいいだろうと思い、その場で目を凝らし道らしきものは無いかとしばらく探してみました。見当たりません・・・またしばらく耳を澄ましていると・・・?!林の向こうの方から何やら楽しげな女の子の声が聞こえてきました!!!だんだん近付いてくるようです!!どこから聞こえるのかと周りを一生懸命見回していると、数十メートル先の木の間からちらちらと人影が!私の進もうとしていた方向を横切るように歩いていました。ホッと胸を撫で下ろし急いで道の無いところを突っ切って ( ↑本当はやってはいけません・・・)彼らの方へ走って行きました。どうやら家族のようです。私は何も無かったかのように彼らに挨拶をし、地図が無い事にちょっと不安はあったのですが、あまり気にもせず(今考えればとても危険な事をしていたと思います)先をいそぎました。時々記事に載せている等高線の描かれた地図は、どれもみんなトランピングを終えた後記念に購入したもので、トレッキングの時このような地図を持って行くことはありませんでした。2~3泊のトランピングならDOCで$1で売られている簡単な地図でも十分だと思います。 時計を見ると私が道に迷って立ち止まっていた時間は随分永く感じたのですがほんの10分程だったようです。無事コースに戻ってからは順調に道を外れることなく、進み3時間でHutにたどり着きました。出発してから随分時間がかかったように思ったのですが、 ( St.Arnaudまで5hr )Hut横の看板にはSt.Arnaudまで5時間とあるので、Kerr Bayからだと普通に歩いても4~5時間はかかる道のりだったようです。 上の写真でも分るようにHutの周辺にも綺麗な草花が沢山さいていたのでそれに見とれながら歩いていると真新しいHutが・・・ Hutを見てビックリ!!荷物が外へ溢れるほど人がいっぱいいたのです!あのKerr Bayでボートに乗り込んでいた人達のようです。19:00 Lakehead Hut 到着。 ( Lakehead Hut )18人程泊まれるのですがこのようにかなりコンパクトなHutなので中は小さな流しが一つと薪ストーブに小さなテーブルが一つあったかな・・・?電気などもちろんないので薄暗く人でいっぱいだったため、あまり記憶に残っていなません・・・。人を掻き分けそそくさと食事を終えると私は外にテントを張りました。外は湖の近くという事もありもの凄いサンドフライ!なんとかサンドフライと戦いながらテントを張り、まだ明るかったのですが明日の事を考え寝ることにしました。 最初ちょっと不安もあったのですがなんとか無事ネルソンレイクのトレッキング一日目を終える事ができました。 ( 「ネルソンレイクス 2 」へ続く )
2007.10.16
ネルソンレイクス国立公園でのトランピングは、私にとってとっても貴重な経験をさせてもらえた思い出深いトレッキングとなりました。 「 Nelson Lakes National Park Travers-Sabine Circuit (トラバー・サビーン・サーキット) 」を7泊8日でトランピング。 「エイベルタスマン国立公園」でのトランピングを終え、ネルソンの街で体を休めていると(Paradiso Backpacker,tent sait $8)クライストチャーチで友達になった人達と偶然出会いました。ニュージーランドは広いようで狭いように感じた出来事でした。このように一度出会った旅人と偶然違う街でまた出会うという事は、1年近く旅をしていると度々起りとっても楽しい思い出になりました。街から街へ行くのに車で半日はかかるような大きな国のはずなのに噂が広まるのも早くとっても面白い経験もしました。(また後ほど・・・) 街から出ているシャトルバスでネルソンレイクへ行く予定に していたのですが、彼らが明日「グレイマウス」方面へ向かうと言うのでその途中にあるネルソンレイクまで乗せて行ってもらうことにしました。結局ネルソンの美しい街に滞在したのはたった2日間だけとなってしまいました。食料を大量に買い込み出発の準備を済ませ、夜なべして壊れたウエストバックの修理をする事に・・・サイクリング用ウエストバックに一眼レフカメラ2台と、75-300mのズームレンズを詰め込んであの激しいトランピングをすればどんなに丈夫なバックでも壊れるでしょう・・・よくここまで持ってくれたと思います。また直ぐ壊れてしまうといけないので細かく繕っていると、明け方近くまでかかってしまいました・・・ 次の日、お昼頃彼らの車で街を出てネルソンレイクのDOCがある「St.Arnaud」へ行きました。 DOCでトランピングの届けを済ませ余計な荷物を預けると、トランピング入り口となるKerr Bayまで車で送ってもらいました。彼らとは「またどこかでね~」とお別れして ( ネルソンレイクスの一つ Lake Rotoiti ) (Kerr Bay) (ここから湖の先にあるHutまで船で行く事もできる) (もう一つのネルソンレイクスLake Rotoroa ) 16:00 Lake Rotoiti Kerr Bay 出発。お天気もあまり良くなかったので少し薄暗くちょっと不安もあったので、少し早足で ‘Lakehead Hut(18 bunks)’へ向かう事に。 ↑Lakehead Hut ↑出発地点Kerr Bay出発してからはこのようにずっと湖沿いのフラットな道が続きます。とても綺麗な景色を眺めながら苔生した小道を、植物や木々を観察しながら歩く事ができます。St.Arnaudには綺麗な宿泊施設も多く、沢山の素敵な散歩道が作られています。この辺りは川も多くマス釣りでも有名で、シーズン中はフィッシング・ロッジもいっぱいになるようです。ここで出会ったトランパーのほとんどの人が釣竿を持って、トレッキングしていました。「山登りをしながら川があればマス釣り♪」といった感じでとても楽しそうでした。 あまりにもコケや木々、景色が美しかったので、私はついつい夢中になって写真を撮って歩いていました。トレッキングコースといってもここはあまり整備されていなくて、ほとんど自然そのままの中になんとなく道ができてるかな?って感じのところなので私にとってはとても魅力的に思える場所でした。と、しばらく写真を撮るのに夢中になっていた私は、ふと目の前で道が途切れて初めて気付きました・・・!もしかして私・・・・道に迷ってる????道が無い!!!!ここまではまだ良かったのですが(良くない事だけど・・・)もう一つとっても大事な事に気が付きました・・・地図・・・忘れた!磁石・・・持ってない!!今までのトランピング(スチュワートアイランド、エーベルタスマン、ルートバーン、ミルフォードなど ←でも地図を持って行くことをお勧めします)は、地図無しでも迷うことなく誰でも歩ける所だったのでいつものように地図を持たずにここに来てしまったのです。唯一持っているのはトレッキングガイドの本だけ・・・Hutまでの所有時間や簡単な地図しか載っていません。このとき初めてここが今までとは違ってとっても難しいコースなのだという事に気が付きました・・・ (「ネルソンレイクス 2 」へ続く)
2007.10.15
「忘れられない宿/Morereのバックパッカー」では、なくした指輪の事を気にしながらも心地良くぐっすりと眠る事ができました。とても良いお天気に小鳥たちの声で目覚めた私はおじいさんと一緒に朝食を食べてから宿泊料金$10を支払うと出発の順備を始めました。おじいいさんは指輪の事をとても気にしてくれている様子で私の荷造りの間これからの道のりを訪ねてきました。ここから海に向かうとMahia Peninsula があります。その半島にあるBeachに行った後Napierへ向かうと告げるとおじいさんは「じゃあーその郵便局止めで手紙を出しておくから取りに行きなさい。」と言って自転車に大量に積まれた荷物を興味深そうに眺めていました。 9:30出発。私はおじいさんに「ありがとう」と「さよなら」を元気に言うと、海に向かって峠を一気に下って行きました。ほとんどペダルを踏む事もなく次の町(Nuhaka)まで行くと、大きな道を外れ半島へ続く道の方へ入っていきました。海沿いの道なので平坦な道のりかと思ったら、ちょっとしたアップダウンの続く厳しい道になっていました。周りは家一軒もなく車も通る事はなかったのですが、とても綺麗に舗装されていました。時々野ウサギが道を横切るのを楽しみながら何とかMahia Beachまで出るとやっと平坦な道になり家も見えてきました。お昼ちかくなった頃雲行きが怪しくなってきたので先を急ぐことに。1時間ほどBeachを走ったところに今夜泊まる予定のMotor Campに到着しました。 12:00、Mahia Beach Motor Camp(camping at $8 ) 到着。ものすごく広いMotor Camp場だったのですが、ガランとしていて誰一人みあたりません。雨もパラパラし始め薄暗くなってきたので急いでチェックインしに行きました。小さな家の中からニコニコしながら優しそうなおばさんが出てきました。一泊したい事を告げるとおばさんは「OK!どこでも自由に使っていいわよ♪」とだだっ広いキャンプ場を指差しながら私に言いました。どうやら今はシーズンオフなのでお客さんがいないようです。とっても綺麗で大きなBeachなのでシーズン中はこのキャンプ場も人でいっぱいになるのでしょう。 キャンプ場の真ん中にキッチンとシャワー室のある小屋があったのでその近くにテントを張ると早速昼食をとることにしました。すると小学生くらいの男の子が一人入ってきました。よく見ると大きなキャンピングカーが一台止まっています。家族でこのキャンプ場へ来ているようでした。 昼食を食べ終わるとどうしても指輪の事が気になったので、GisbornのYHAへもう一度電話をしてみる事にしました。キャンプ場から少し離れたところに公衆電話が一台あったので、喋る事をメモしてから思い切って電話をかけました。しばらくしてやっと男の人が電話に出たので指輪の事を聞いてみると、やっぱりなかったとの返事でした・・・でもやっぱり気になるので明日もう一度Gisbornへ戻り、自分で探してみる事にしました。 小雨が降っていて薄暗く人の気配さえなかったので何だかとっても寂しい町に見えます。Beachの他、特に見る所もなさそうだし雨脚も強くなってきたので、今日はもう大人しくテントの中で過ごして早めに寝る事にしました。キャンプ場の受付がこの町唯一のお店になっているようなので、少し買い物に行くとおばさんが出てきて、「明日はどこに行くの?」と尋ねてきました。Gisbonへ行くと言うと、しばらくしておじさんも出てきて「明日私達もGisbonへ買い物に行くから乗せていってあげるよ。」と。私は迷うことなく一緒に乗せてってもらうことに♪あの一気に下ってきた峠の事を考えるととてもじゃないけど1日では行けないなと思っていたので本当に助かりました。 次の日の朝。チェックアウトを済ませ、私の大量の荷物と自転車を車に積み込むと9:00出発。 あの峠の途中、あのMorereのバックパッカーがぽつんと見えてきました。昨日の事なのに何だかものすごく懐かしく感じます。2日かけて通った道もあっという間に通り過ぎGisbonの街へ着きました。おじさん達が買い物するというスーパーで私も降り、お礼を言うと今日はGisbonに泊まる予定もないので次の街‘Wairoa'へ行くバスの予約をしそこで荷物を預かってもらい身軽になった私は急いでYHAへ向かいました。確かにここの階段に指輪を置いたのですが・・・やっぱりありません。もしかしたら下に落ちてるかも・・・と思い雨が降って来たのですが草の根を掻き分けるように必死になって探していました。するとその様子を見ていたのかここに宿泊してる男の子が一人トコトコとやってきました。どこの国かは分からなかったのですが英語で「どうしたの?何かなくしもの??」ととても心配そうに話しかけてくれました。父にもらった指輪をなくした事を話するとその男の子は「OK!」と言うと雨の中一緒に探し始めてくれました。私は嬉しかったのですが雨も降ってるから断ろうと思ったけどもう彼は座り込んで一生懸命目を凝らして探してくれていました。5分くらい経ったでしょうか・・・もう2日も前になくしたものだからしかたないと私もやっと諦め付いたので、彼に「もう見つからないと思うから・・・ありがとう!」と言うと彼はとっても残念そうに、私に気を落とさないようにと慰めの言葉をかけてくれました。もう諦めの決心も付いたので、雨の降る中YHAを後にしました・・・。 11:30のバスに乗り、指輪をなくしてから今までいろんな人に助けられた事を思い出しながら、またあの峠を超え、あのバックパッカーの前を通り過ぎ、Wairoaへ向かいました。 峠で私を拾ってくれたあのキューイーの人達、そしてバックパッカーのおじいさんに、キャンプ場のおじさん&おばさん、最後に雨の中一緒に指輪を探してくれた青年、みんな本当にありがとう・・・ そして5日後。‘Napier’の郵便局でMorereのおじいさんからの「指輪が見つからなくて残念だったね・・・」という慰めの言葉と「力になれなくてごめんね・・・」という優しい言葉の書かれた手紙を受け取り、私の「ロード・オブ・ザ・リング」はTHE END...
2007.09.27
ニュージーランド旅行中に日記代わりに書き記されたスケジュール帳より、簡単に日程をまとめてみました。 XXXX年9月 14日 PM9:00成田のホテル着 宿泊 15日 シンガポール航空オークランド行 成田12:00発→シンガポール17:45着 乗り換え シンガポール20:45発→オークランド 16日 オークランド空港10:05着 自転車でオークランド市街に向け出発 市街に入る少し手前にあるモーテルに宿泊($70)17:00 近くのマクドナルドで夕食 17日 自転車でオークランド市街へ 途中ヘルメット購入 15:00着 Myers Parkで1時間お昼寝 パーネルのモーテル($60)へ 18日 パーネルのモーテルでもう一泊($60) 19日 コロマンデル半島のファンガマタへ インターシティーバス Wangamata Bed Shed Bpkrs Lodge (Share $15 ) 20日 英会話学校へTEL上手くつながらず直接学校へ。何とか入学OK! 明日ホームステー先へ行く事に 21日 ホームステイ先のホストマザーがバックパッカーズまで車で迎えに来てくれるPM2:00 22日 英会話学校へ見学&入学手続き 銀行へ行き学費振込み 23日 ホストファミリーとTairaへ(ママの友達の別荘でみんなでお食事)海沿いの綺麗な静かな町 24日 休日のため子供達と遊ぶ お姉ちゃん(7歳)に近くのお店でアイスクリームをおねだりされ二人で食べる 夜、パパとママは友達のパーティーへ ベビーシッターが来る 二人とも一晩中激しいい嘔吐に襲われる(アイスがあたった様だ・・・) 25日 今日入学予定だったがとてもいける状態ではないためお休み 一日レモネードを飲みながら寝る 26日 入学 教室で会話の勉強 8人の日本人とドイツ人、韓国人の学生 27日 午後、課外授業でFishingへ ボートに乗り海で魚釣り小さいのを2尾釣る 28日 課外授業でお弁当を持ってブッシュウォーク ロッククライミング 29日 午後、課外授業 ビーチで‘キューイスポーツ' XXXX年10月 4日 シーカヤック 9日 午後、ポッテリング(木彫り) 10日 午後、ポッテリング(木彫り) 11日 ホースライディング ( ・・・続きは後日記入 )
2007.09.24
( キューイと遭遇した場所 )昨夜はここでキューイと出遭ったんだということを写真に焼付け11:00 Mason Bay Hut を出発しました。今日は朝から曇り空。またあの険しい道のりを通って帰らなければいけないのかと思うと少し足取りも重くなってしまったのですが、とりあえずこの日はFleshwater Hut で一泊することにしました。Fleshwater Hut までは小高い丘があるだけでフラットな道のりなので一気に歩いて3時間半で到着しました。14:30 Fleshwater Hut 着。小雨も振り出しボードの無い道は靴が埋まってしまうほどドロドロだったので必要以上に足は重くHut に着くと疲れ切ってしばらく動けなくなってしまいました。何とか暖炉に火を熾し汚れた靴を川で洗って乾かし、明日に備え食事もそこそこに眠りに着きました。 次の朝、雨上がりの薄暗い空の中目が覚めました。今日の道のりのことを考え早く出発する事に。今日はFleshwater Hut から Nth Arm Hut へ向かいます。どうしても、あの泣きながら山を登って来たドイツ人の女の子を思い出してしまいます。 お天気もすっかり良くなったので、 重い荷物をしっかり背負い気合を入れ!7:30 出発!! 私も泣きながらあの山を越え、谷を越え・・・16:00 Nth Arm Hut 着。 既に沢山のトランパーがいたのでビックリしました!でも私は、そんなの関係なく即効眠りに着きました。 1時間ほど眠ったでしょうか・・・目が覚めるとみんな本を読んだり、トランプしたり、お喋りしたりととっても楽しそうに過ごしていました。その中に日本人の女の子が♪姉妹でRakiura Trak を歩いて来たそうで、明日私達と同じHalfmoon Bay へ戻ります。彼女達とは明日ホテルのバーでみんなで飲みましょ♪と約束をしてこの日も早々に就寝。30人は眠れる bunks も夜が近づくにつれいっぱいになってしまいました。到着が遅くなっていたらおそらく床に寝る事になっていたでしょう・・・。 次の朝、8:30出発。とってもいいお天気でした。今日は5時間程歩けば・・・・・美味しいワイン~♪ビール~♪が飲めます♪♪♪♪♪それを考えると自然に足取りも軽く、険しい山越え、峪越えも楽しむように歩くことが出来ました。 13:00 Halfmoon Bay 着。これから宿探しをしなければいけません。 スチュワートアイランドに来て泊まった宿とは違うバックパッカーズに行ってみたのですがもう満室で泊まれません。庭にまで人があふれていてビックリしました。しかたないのでインフォメーションセンターに寄り、泊まれるところを探してもらうと、丘の上にあるバックパッカーズ「Dav's Plays Backpaker」なら空きがあるということなので行ってみることに。( 丘の上にある教会の左側に見えるのが‘Dav's Plays Backpaker’ 丘の下左に見える茶色い建物が町唯一のお店‘Fishermans Co-op’ )丘を登るのは大変だったけど、とっても見晴らしがよく好い感じの宿だったのでここで一泊することにしました。 ( 宿から見える景色 ) ( 丘の上には立派な教会が )遅めの昼食を取っていると宿は見つかったのかと心配してみんなが私の泊まる宿を探し歩いて迎えに来てくれました。 そして夜。‘South Sea Hotel’のバーへ♪みんなで中へ入ると地元の漁師達でいっぱいでした。私達に興味を持った漁師のおじさんにビリヤードを教えてもらったり、ビールまでおごって貰ったりで♪とっても楽しいひと時を送ることが出来ました。正直、最初バーに入った時はみんな真っ黒に日焼けして体格もよく、酔っ払っている人ばかりだったので「ちょと怖い・・・」と思ったのですが、みんなとっても気さくな良い人ばかりでした。 ( ここでは何のトラブルにも巻き込まれることなかったので 運が良かったと思っています。 旅行中何度か、怖い思いをしたり行方不明になった女の子もいる という話を聞かされました。)お酒大好きの私はとうとうおじさんに「もう飲み過ぎだし、 あんまり遅くなると危ないからそろそろ帰りなさい。」と急かされみんなと渋々バーを出ました。あの姉妹ともお別れして一人バックパッカーへ。もう電気も消え、寝静まっていたので、そ~っと寝袋に潜り込みしばらく寝付けなかったので今日の楽しかったことを思い出ているうちに、いつの間にか眠ってしまいました。 次の日はもうスチュワートアイランドともお別れする日です。とってもお天気のいい日でした。飛行機は午後出発なのですがこれだけの人がいるのだから、ちょっと心配になって朝一で予約をしに行きました。やっぱりもう満席だったのでまたウエイティングすることに。この場を離れることも出来ないので、待合所(の横にある車庫)にみんなで座り込み待つ事になりました。何とか次の次の飛行機に乗ることが出来ました。バスに乗り1時間ほど山道を走り飛行場へ。滑走路へ行くと(滑走路しかないので)直ぐInvercagill からの飛行機がやってきました。着陸前何やら無線機で話していたのですが、どうやらクリスマスツリーを乗せてきたと言っているようでした。それを聞いてバスのドライバーさんももんな大喜び!私達旅行者もそれに便乗して大喜びで大はしゃぎ♪飛行機が滑走路に近付くとみんな何だか分からないような歓声を上げ手を振って飛行機を迎えました。ニュージーランドは夏だったので忘れてしまっていたのですが、もう直ぐ、あと2週間ほどでクリスマスだったのです。私達の待っている直ぐ目の前で飛行機は止まりました。テロップが開くと同時に、飛行機が小さく見えるくらい大きなおじさん・・・パイロットが丸渕の真っ黒いサングラスをかけこれ以上ないだろうと思われるほどのこぼれんばかりの笑顔で大きなクリスマスツリーを抱えて出てきました。それを見てまたまたみんな大喜び! 16:00、無事 Invercagill へ到着。 こうして私のスチュワートアイランドの旅は、楽しく、怪我も病気もなく、無事終えることができました。 END
2007.09.19
やっと新しくパソコンを買い替える事ができました。今までは10年前に購入してウインドウズ Me から変えることなく使っていたため、ちょっと何かすると‘フリーズ、フリーズ’でなかなか作業が進まなくて・・・・・。 今のPCが素人にもこんなに使いやすく便利になっているなんてビックリしました!これで念願の写真の整理も簡単にできるようになりました。まだ使い勝手がよくわからなくてアタフタしながらやっていますが、早く慣れてどんどんプログ更新していきたいと思っています。 もうひとつのプログhttp://plaza.rakuten.co.jp/bokuwakumamama/diary/ 「PHOTOGRAPH ALBUM」も随時更新しています。ニュージーランドの動植物の他、今まで旅で撮ってきた日本、ケニア、タンザニアの動植物や山などできるだけ詳しく説明を付けて紹介しています。よろしければこちらにも遊びに来てください。
2007.09.17
ニュージーランドの星空は、世界有数の美しさを誇っていると言われているだけあって、日本では考えられないほどの数の星が1年中夜空を彩っています。 特に冬の夜空は最高!星の数が多く天の川が 美しく輝いて見えます。 私はニュージーランドに行く前にこの国について何も勉強して行かなかったので、当然詳しいことは何一つ知りませんでした。星の事も、トランピングの事も etc・・・ 。 ニュージーランドへ来てしばらく経った時夜空を見てた私は何か不思議な違和感を感じました。「?何だろう?何か違う・・・」と思ったら!?オリオン座が反対?!逆さまに見えていたのです!その時初めて「南半球にいるんだぁ~♪」と実感しました。ある宿であまりにも星がいっぱいで綺麗だったので、庭でポカ~ンと口を開けて眺めていると、「南十字星って二つあるんだよ♪」と誰だか判らなかったのですが(英語だったので日本人でないのは確か)、同じ宿泊してる人に教えてもらって初めて気付きました。本物の大きな南十字星の横に、ちょこんと小さな南十字星(ニセ十字)が! あんなに綺麗だった星空も雲に隠れ、 Mson Bay Hut での1日目の夜は雨が降り出し残念ながらキューイに遇う事は出来ませんでした。 どうしてもキューイに会いたかったので、このままここにもう一泊することにしました。2日目は朝からものすごくいいお天気でした。朝食を食べて海にでも行ってみようかと思っていると、DOCの人がやってきました。「おはよう! キューイには会えた?」と元気にあいさつして入ってきました。Freshwater Hutからやって来たところでここから船でハーフムーンへ戻るそうです。もう直ぐ船が出るからと急いで荷物をまとめると、「じゃあね! キューイに会えることを祈ってるよ!」と元気いっぱいに出て行きました。彼が帰り際に「よかったらどうぞ。」と何やら箱に入れていったので後で見てみると、パスタといくつか細かくなった野菜が入っていました。箱には‘フリーフード’と書いてありました。スチュワートアイランドに来るまでのバックパッカーズでもあったのですが、この‘フリーフード’と書かれた箱にはちょっと買いすぎて余ってしまった物や、移動するのに荷物になるからと必要ない食糧や調味料などを入れて次にくる旅人のためにと置かれています。ここに入っている物は誰が使ってもいいということになっているのです。主要な都市のバックパッカーズなどでは、もう国に帰るから必要ないと箱いっぱいに食料や洋服までもが入っていることもあります。この日の夜はこのパスタをいただきました。インスタントラーメンのように簡単にできるレトルトパスタです。 今夜は絶対キューイに会わなくてはいけないので、夕食も早々に済ませ7時頃には眠りに付きました。 23:00 目覚し時計の音で目が覚めました。目が覚めた時気が付いたのですが、やけに外が明るかったのです。電気も何もないはずなのにライト無しで部屋の中の様子が分かるほど明るい光が入り口(ドアが無いので)を通して外から差し込んでいました。 外に出てビックリ!月の明かりでした。明る過ぎて月の輪郭が分からないほどです。寝る前はあんなに星がキレイに輝いていたのに今は月の光に隠れてしまってほとんど見えなくなっていました。外に出てもう一つビックリしたことが!風も無く波の音もかすかに聞こえてくるような中何か甲高い泣き声が聞こえてきたのです。「キュゥーーーーィッ・・・・ キュゥーーーーィッ・・・」これってキューイ!?!?キューイだぁ♪キューイが「キューイ!」と鳴くことも知らなかった私は嬉しくて急いで鳴き声の方(昼間見つけた巣?)へ向かいました。 私はこの時まで‘キューイ’と呼ばれている訳は、キューイフルーツに似ているからだと思っていました。でもここで初めて‘キューイ’は姿だけでなく、鳴き声まで「キューイ!」だから‘キューイ’と呼ばれるようになったということを知りました。甲高いけど耳に心地良い透き通ったなんとも言えない綺麗な鳴き声が、生茂ったブッシュと小高い丘にこだまして聞こえます。キューイの鳴き声を聞きたいと思っている方には絶対この場所をおすすめします。動物園などでもキューイは見られるのですが、こんなに美しい声を聞くことはできません。このHutまではハーフムーン・ベイから船で簡単に来る事もできます。あの後から来たカップルはここまで船で来てラキウラトラックへ向かうと言っていました。夜中に船でMason Bay へ来て、浜にやって来るキューイを見るというツアーなどもあります。 あの場所にそっと行ってみたのですがやっぱりいませんでした。すぐ近くで鳴き声は聞こえているのですが・・・。今のところ3~4羽で鳴き声を交わしているようです。私達がいる事を警戒しているのでしょうか。早く姿が見たいという思いを押し殺して、しばらく少し開けた小川の近くでブッシュの中からキューイが姿を現すのを待つことにしました。 ( Hutのすぐ目の前の橋の架かる小川 ) 息を殺して待つこと30分、月が雲に隠れて真っ暗になってしまいました。すると、ブッシュがガサゴソと動き始めましたのです。風はありません。直ぐそこでガサゴソ・・・・思い切ってライトを照らしてみると!何かがブッシュの中へ隠れてしまいました。残念に思った瞬間、今度は後ろの方で何かが草の上を小走りに歩いている音が聞こえました。今度こそ!と思ってライトを照らしてみると!ほんの一瞬!だったのですが、ブッシュの中へ逃げ込むキューイの後姿を見ることができました!<どうやら仲間と一緒にこの草地へやってきて、 私達に気付かず一人だけブッシュから離れて餌を食べてたようです。 すると突然眩しい光が! 人間がいることに初めて気が付いた彼は、 一生懸命ブッシュへ向かって駆け込んだ!>といった感じだったのでしょうか・・・驚かしてしまってごめんなさい。一瞬しか見えなかったのですがキューイがあんなに大きいとは思ってもいなかったのでビックリ!でした。マルマル太ったアヒルに鶏のように細い脚が付いていて、首が無く代わりにキューイフルーツが乗っかっているように見えました。 残念ながら写真を撮ることはできなかったのですが、夜が明け始めた頃キューイが見られたことに満足してまた眠りに付きました。 ( 「スチュワートアイランド 10」へつづく )
2007.09.13
昨日記事の更新をしたのですが、確認をしないで登録してしまったため何だかおかしな事になっていました。申し訳ありません・・・。記事を登録する前には誤字脱字などないかなるべく確認するようにはしているのですが、突然娘がお昼寝から起き出して来たりするともう大変!大慌てで記事の登録をしなければいけなくなってしまうので、時々、おかしな記事になっていることがあると思うのですが、あまり深く考えないで読んでいただけると幸いです
2007.09.11
雨は明け方まで降り続いていました。朝食は軽く済ませて出かける準備を始めました。 ドイツ人の彼はもう朝早くに出発したようで姿が見えませんでした。もう一人日本人の彼はと言うとこのまま、またMason Bay へ行ってキーウィ―を探すということで一緒に行くことになりました。昨夜、私が何故こんなところまで女の子が大きな荷物を背負って、一人で来たのか不思議だったみたいです。私はただ「スチュワートアイランドで、野生のキーウィ―を自分で探して歩きたい。」という理由だけでこんな所までやってきてしまいました。それを聞いて彼もキーウィ―が見られるのならもう一度行くという話になり、再びMason Bay へ行くことになりました。 10:30出発。Mason Bay まではそんなに時間もかからないし大変な道のりでもないので少しゆっくり目に出発しました。 ( アルミで作られた吊り橋 )Hut の直ぐ目の前にFreshwater River を渡るための簡単な橋がありました。吊り橋のようになっているため、重い荷物を背負って渡るのはとっても勇気がいりました。<注!危ないので一人ずつ渡りなさい!>という注意書きの黄色いボードがかけられていました。恐る恐る一人ずつ渡り終わると、 ( 蜂蜜でお馴染みのマヌカの野生種 )マヌカに囲まれた道を通ってちょっとした丘(約50m)を越えます。 ( 密集したマヌカの丘 )丘の上はマヌカが密集していてその間を抜けて行くのですが、お天気が悪く薄黒く厚みのある雲が低く空一面埋め尽くし、なんともいえない不思議雰囲気が漂っていました。 Hut を出発してから3時間程すると湿地帯に出ます。しばらくはこのようにマヌカの間を抜けるようにボードが続きます。ボードの下は湿地帯で歩けるような状態ではありません。私は荷物が重いためこのような道では重心が悪く、少しフラフラするのでボードから落ちないように少し緊張気味で歩かなくてはいけなかったので、フラットな道のりでしたが思った以上に疲れてしまいました。 ( 延々と続く湿地帯のボードウォーク )まだまだ先は長いようです・・・。 1時間ほどで湿地帯を抜けると、Island Hill Homestead ( 昔作られた農耕地 )に出ます。スチュワートアイランドのWest Coast には2~3箇所、このような農耕地跡があるそうです。このように耕地跡はブッシュで覆われていて、その間を通っていきます。目の前には海岸沿いでよく見られる森林が、薄暗く不気味な口を開けて待っているようです・・・ 森林を抜けるとブッシュの生い茂る先にHutらしきものを発見! 15:00着、Mason Bay Hut( 20 bunks ) 。 やっと着きました♪昔農作業小屋に使われていた納屋の様なHutです。 20人は泊まれるというだけあって、入り口のドアも付いていない部屋(?)に2段ベットのようなbank がビッシり作られていました。ベットというよりちょっとしたロフトのような感じ。 荷物を置くと早速海へ行ってみる事に。 ( Mason Bay )ここが夜になると餌を食べに野生のキーウィがやって来る浜です。夜行性なので日中見ることは出来ないのですが、野生のキーウィがこの直ぐ近くにいるのかと思うと何だか嬉しくてしかたありませんでした♪ 「やっとここまで来たぁ~!」としばらく海を眺めていたのですがもう夜も近ずき潮も満ちてきたので、Hutへ帰り今度は夜のキーウィ探しに備えHut周辺を散策。Hut 周辺はこのようにブッシュや小高い木が生い茂り、小川があったりと、キーウィの寝床になるには最高のロケーションのようです。Hut の直ぐ目の前の林の中を調べてみると、?!ありました!キーウィの巣らしきものが!キーウィの姿が無かったので‘ぬたば’かな?とも思ったのですが、丁度キーウィの大きさぐらいにまぁ~るく草木が押し固められていました。「これは♪」と夜に期待しつつHut に戻り、薪ストーブが一つあったので火を熾し濡れた物を乾かすことに。夕食は携帯ガスコンロで簡単に済ませ(インスタントラーメン)寝る準備をしているとまたまた二人やって来ました。そのカップもドイツから来たそうです。 今夜は夜中のキーウィ探しのため陽が落ちると共に就寝。サンドフライが少し気になるので虫除けをベッタリ塗り、寝袋の口をキュッ!と締めて、 「たぁ~らこ~♪たぁ~らこ~♪ たぁ~っぷり たぁ~らこ~♪」状態で眠りにつきました。 南十字星が輝く満天の星空に、波の音しか聞こえない静かな夜でした。 ( 「スチュワートアイランド 9 」へ続く )
2007.09.04
帰りはこれを登らなければいけないのか・・・と思いながら滑り降りるようにズルズルと下っていきました。 ( 3m程の落差のある小さな谷 )山から流れる小川沿いに道が作られているため道が有ってないように崩れていまいました。3時間ほど進んだ所で小川を越えるため3~4m位下に下りなければいけません・・・しばらく考えて先に荷物を下に落とす事に。ズリズリと荷物をすべり落とすと、次に私が・・・石にしがみつきながらも転げ落ちるようになんとか下りることが出来ました。とっ、思ったら!谷になっているので今度は登らなければ!!今度は荷物を上に放り投げるわけにもいきません。仕方なく重~~い荷物を背負って、必死に石にしがみつきながら何とか登ることができました。どうしても重心が後にいってしまうので何度か後へそのままひっくり返りそうになり怖い思いもしました。 小川を越えると少し緩やかな道になります。いつの間にか雨も降っていてブッシュの中は不気味なくらい薄暗くなってきました。 もうドロドロのヘトヘトになってきて、思わず私も泣きそうになってきました。薄暗くなってあれ以来人とすれ違う事も無かったので、少し寂しいな~・・・と思いながら歩いていると、 ( North Arm Hut まで 5 時間 )この案内板を発見!これがここにあるということは?!この近くに Hut が♪ !ありました!直ぐ目の前に! ( Freshwater Hut )やっと着きました・・・トレッキング当初の予定では1泊目はここに泊まることにしていたのですが、今考えるととても無理があったようです。Halfmoon Bay からここまでとっても良いコンディションで歩いても10時間はかかるからです。ガイドブックにはしっかり書かれていたのですがその当時私は地図しか見てなくてそこまで詳しく読んでいませんでした。 17:00 Freshwater Landing Hut (12bunks) 着。 雨に濡れ、疲れきった重い足取りでHutの中に入ると、誰か一人薄暗い部屋の中で座っていました。「 Hello 」と声をかけると少し間をおいて「こんにちは」?!って・・・日本人の男の子でした。彼はNorth West Circuit Traks を8日程かけて歩いてMason Bay からこのHut へ少し前に着いたそうです。私はHutに泊まるのは初めてだったので彼にHutの使い方を詳しく教えてもらいました。 薪を持ってきて暖炉に火を熾し夕食の準備をして、食べ始めたところにまた一人Hutにやって来ました。ドイツ人男性でした。彼もずぶ濡れで疲れきった顔をしていたのですが、私たちを見ると元気に挨拶をし、テキパキと夕食の準備をすると私たちと一緒に食事を取り始めました。彼もMason Bayからやって来て、Rakiura Trackへ向かうところでした。 少し3人でお話をしながら夕食をした後は、雨に濡れた疲れもあり早々に寝袋に入りました。 Hut はベットではなく硬いビニールのマットが置かれただけのBunk(壁に板を取り付けただけ)になっているので、そのマットに寝袋で寝なくてはいけません。 しばらく寝付けなかったのですが、マライア・キャリーのテープをガンガンにかけ、イヤフォンで聞いているといつの間にか眠りに付いていました~☆ ( 「スチュワートアイランド 8 」へ続く )
2007.09.01
「スチュワートアイランド 6 」続きを更新しました。写真もいくつか新しくUPしています。
2007.08.30
蒸し暑く暖かな日差しで7:30起床。今日はとってもいいお天気♪蒸し暑くなったテントを出て山肌が削れて出来た小さな小川で顔を洗い朝食。朝食はいつもピーナッツバターをたっぷり塗ったサンドイッチと、チーズで済ませます。テントを片付けて荷物をまとめたら出発前に大好きなコーヒーを一杯飲んで次の宿泊先Freshwater Hutへ向け8:00出発。 スチュワートアイランドのHut は、Rakiura Track にある North Arm Hut($8) とPort William Hut($6) 以外はフリーで泊まれます。ニュージーランドでグレイトウォ―クと呼ばれるトレッキングコースの場合必ずDOC(Department of Conservation) Information Centre でトランピング申請(?入山届け?みたいなもの)をしなければいけません。その時にHut or キャンプ場のチケットを購入。もし有料Hut&キャンプ場でチケット無しで宿泊していたら、倍の料金を徴収されてしまうので要注意!必ずと言っていいほど朝早くにDOCの人が見回りにやってきます。Hutは$4~$6程度で、キャンプの場合はほとんどが無料となっています。もちろん水場も何もありません。ただトイレだけはきちんと管理されていて、グレイトウォークのコース途中にもトイレだけは設置されています。設置場所によってはニュージーランドの素晴らしい大自然がトイレの窓から望めるといった峠の穴場トイレ(?)といったものもあります。もちろん私もそのトイレでしっかり用を足させていただきましたのでまた後ほどそのトイレのあるトレッキング日記で紹介したいと思っています。 十分すぎる位睡眠を取った私は昨日の疲れもすっかり取れ、またあの岩上り下りの道へ。昨日とは違い随分軽やかに岩を超えて前へ進めるようです。1時間ほど進んだところでフラットになり、今度はブッシュの道に入って行きました。 また山越えです・・・昨日の山よりもっと急な登りになっています。 (下から見上げるとほぼ垂直なので、 (尾根に近づくと比較的なだらかな登りに。) 登ると言うより、よじ登ると言った感じ。 今にも木が崩れてきそう。) (Thomson Ridge の尾根 300m付近 から撮影。 Freshwater River が流れている湿地帯が見下ろせます。 この湿地帯を抜けてキーウィーのいる海へと向かいます。)一気に300m程登ると見晴らしが良く気持ち良かったので、ここで少し早い昼食を取ることに。大きな岩がゴツゴツとあるだけで休憩できるような場所も無いので、道端の大きな岩の上に背負ったままの荷物を置くように寄りかかりリュックの脇に入れてあったチョコレートを昼食にして食べていると?!進行方向から3人の人達が登ってきました。彼らはNorth Arm Hut へ向かうようです。登ってくるのを見ていると、かなり急斜面で岩につかまりながらよじ登ってくるような感じでした。 ( 反対側の下りはこんな感じでボードも崩れてボロボロ。 急斜面なので登る時もそうなのですが、 下る時も木などにしがみつきながら下りなければいけません。) 挨拶をすると彼らは息を切らしながらもニッコリと満面の笑顔で挨拶を返してくれました。彼らもここで簡単に昼食を取り直ぐ行ってしまいました。私もそろそろ行かなければと立ち上がったところにまた下から女の人が一人登って来るのが見えました。急斜面で歩ける道幅も狭いので彼女が上がってくるのを待ってから下りることに。しばらくすると息を切らしながら、さっきの彼らとは違って泣きそうな顔で彼女が頂上へやってきました。「こんにいちは!」と挨拶すると彼女はすがる様な目で私を見て「まだ先は長いの? ここからどれくらいでHutに着く?何分?何時間かかる?」とたどたどしい英語で私に問い掛けてきました。直ぐドイツ人の女の子なんだとわかりました。「もう直ぐだよ!」と言ってあげたかったのですが、結構大変な道のりだし・・・ウソを言うほど近い距離でもないし・・・安心してペースダウンしてHutに辿り着けなくなってしまうかも・・・と思うと可愛そうだったけど私もたどたどしい英語で「そう・・・ まだ大分時間はかかるかも。 一人なの? 私も一人なの。 まだ先は長いけど頑張ってね!」と言うと泣きそうな顔で「・・・OK・・・ありがとう」と言って休むことも無く行ってしまいました。 お天気も悪くなり始めて薄暗くなってきたので、今日中にさっきの彼女はHut まで辿り着けるのかどうか?と気にはなったけど私も先を急ぐ事に。 ( スチュワートアイランド 7 へ続く )
2007.08.25
フォトUPできるのも後少しとなってきたので、新しく写真のプログを開設しました。「PHOTOGRAPH ALBUM」 http://plaza.rakuten.co.jp/bokuwakumamama/ 私のお気に入りの写真(動物、植物 etc...)を主に紹介しようと思っているのですが、ここでUPしきれなかった写真なども紹介していきたいと思っているので宜しくお願いします~☆
2007.08.25
North Arm Hut を15:30に出発。その後は一気に100m程登り、見晴らしの良い頂上で一息つく暇もなくかなり急な下りを一気に駆け下りる。帰りにはこの山を登らなければいけないのか・・・と思いながら学生時代‘山駆け登り、駆け下り訓練’で鍛えられた足でピョンピョンとあっという間に海岸沿いの道まで下りて行きました。ここまでは良かったのですが・・・ ここからはこのように海岸に沿って道が作られています。この写真は次の日の朝撮った物なので干潮状態なのですが、夕方には満潮で道の直ぐ脇まで水でいっぱいになっていました。山肌が削られるように海岸が出来ているので、トレッキングコースも大きな岩がゴツゴツと飛び出していて、かなり険しい道になっています。人一人が通れる位の道幅で、片側は削られた山肌、もう片側は海。その道に胸の高さ位まである大きな岩が出ているので、それを乗り越えるのがとっても大変・・・この時あのHutを後にした事を後悔しました。 自分の胸の高さまである岩を乗り越えるには先ず荷物を岩の上に投げ上げ、それからズリズリと大きな岩をよじ登っていかなければいけません。やっとの事でよじ登ったかと思うと今度はスルスルと岩を滑り降りまた次の岩へ・・・これを10分程繰り返したところでさすがにばててしまってもう一歩も前へ進む事が出来なりその場で動けなくなってしまいました。今日はこのまま岩の上で眠る事になるのか・・・?と考えていたその時!?目の前に助け舟が!!何とそこにわずかな出っ張り(広場)が出来ていたのです!広場といっても何とか一人用テントを一張り出きる程度の広さなのですが、その時の私には、とっても広いキャンプ場に見えました! 最後の力を振り絞って何とかそこまで辿り着きました。早く休みたい一心で、一心不乱にテントを張り崩れるように寝袋の上に転がると、そのまま夕食をとる事もなく眠り込んでしまいました。 ここに着いたのが16:00だったので、North Arm Hutを出てから30分しか経っていません・・・Rakiura Trackまでは綺麗に整備された道が続いていたのですが、ここに着く前登った山の山頂でRakiura Track or North West Circuit Track方面に分かれていたのです。 North West Circuit Track は、浜辺で夜になるとキューイーが見られるMason Bayへ行く道になっています。私は野生のキューイーがどうしても見たくてこの道を選んだのですが・・・でも・・・もう・・・運命の分れ道はあの山頂で通り過ぎてしまっていました・・・ この日の夜は、そんなこんなを深く考える余裕もなく、まだ16:00だというのにそのまま朝まで熟睡してしまいました。 ( 「スチュワートアイランド 6 」へ続く )
2007.08.23
Haifmoom Bayを出発して3~4時間kipipi Walkをひたすら歩き続ける・・・100メートル程の山(?丘?)を登ったり下りたりした薄暗い山の中を歩くのでトレッキング初心者の私は既に寂しさと不安でいっぱいになってしまいました。 またシトシトと雨の降る中歩いていると、時間もお昼近くになった事もありだんだん人とすれ違うようになってきて、私もやっと元気を取り戻す事ができました。それは、みんなすれ違うたびに「こんにちは♪」「頑張ってね♪」「良い一日を♪」と何かしら元気に声を掛けてくれるからです。 山の中を抜けたかと思うと海沿いの道Rakiura Torackへ。随分日も高くなり、いつの間にか雨も止み、また蒸し暑くなってきました。しばらく山裾を海に向かって歩き海を横に見ながらまた山へ向かって進みます。93m程の山頂付近で初めて建物らしき物を目にしました。 それがこのNorth Arm Hutです。私はイマイチ良くHutとはどうゆう物なのか知らなかったので、ちょっとドキドキしながらも興味津々で中を覗いてみました。誰もいないようなので安心してずかずかと中へ入って行くと中はこのように暖炉、テーブル、20人ほどが寝むれるように二段ベッドが部屋の隅々に設置されていました。もちろんガスも電気も水道もないのですが、思っていた以上に新しく綺麗だったのでビックリしました。お水は外に貯水タンクが一つあり、既に私の水筒は空だったのでそこで水の補給をさせてもらいました。念のため浄水液も入れオレンジの粉も入れて♪ 私以外誰もいなかったため、鳥の鳴き声と風の音しか聞こえないとっても穏やかで、気持ちのいい時間をここで過ごすことが出来ました。 気がつくと13:30にここに着いたはずなのに!もう15:30をまわっていました!?ここに泊まる事も考えたのですがまだ明るいし、予定では次のFreshwater Hatまで行く事にしていたのでまた重い荷物を背負ってこのHutを後にしました・・・この選択が間違いだった事に30分後に気付く事になるのです・・・ ( スチュワートアイランド 4 へ続く )
2007.08.17
何故だか子供が夏休みになると超~~~!忙しくなってしまいます・・・(お姉ちゃんが一日家にいるため下の子がお昼寝できず超!機嫌が悪い・・・) PCをする時間はあってもなかなかプログへ来る事が出来ません・・・PCでは今お買い物に追われている最中です。今日もバスケットシューズが壊れただのと急に言うもんだから急いでPCを立ち上げ、オークションだのショップで探したのですがなかなか安く買えるところがありません・・・結局ミニバス協会のホームページへ行き購入。 とりあえずお中元は無事終ったので、後は下の子のお気に入りの布(シルクで肌触りが良いため一日中握り締めています)でぬいぐるみを作るため手芸雑誌や材料などをオークションで購入中。その入金に走り回っているといった状態です・・・。 まだこれからお姉ちゃんのバスケの試合もあるし、お祭り♪に花火♪もあちらこちらでやっているからもっと忙しくなりそうです・・・ でも何とか時間を作って‘旅’の続きを更新していきたいと思っています。
2007.08.02
‘旅「スチュワートアイランド 3・・・」’途中少し更新しました。 (スチュワートアイランドのトレッキング途中・・・ずっとこんな状態で歩いていました。)
2007.07.20
フォト「ニュージランド」を更新しました。
2007.07.19
今日気が付きました。フォトがあと少ししかUPできないという事。容量が後少しになってしまいました・・・ 何処に行ったのかと探していた帰国前の冬のニュージーランドの写真(ダニーデンスキッパーズキャニオンでのバンジ―、羊達いっぱい!)が、押入れの奥から出てきたので明日できればUPしたいと思っています。
2007.07.14
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