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前回のブログでalexさんへのコメントの返事をしていてふと思う。ブログの文ってどんなのがいいのだろう?わたしはそんなに深く考えていなかった。だからといってすらすら書いていたわけでもない。だいたい文章なんて学生時代の作文か論文まがいのもにしかやっていなかった。後は手紙文くらい。日記も手帳のメモ程度。1995年ころからパソコンが使いやすくなって、Eメールがはじまった。けれどもわたしの年代ではその時PCをやる人がいなかったから私用なんてなくて、もう仕事の用件のみ。何年か経ちその仕事の相手にミステリ好きがいて、本の話題で盛り上がったのが最初かな。そしてすぐにブログに移行した。もうひたすら本の話題を語りたかっただけ。本の感想なんて苦手。「おもしろかった」「つまらなかった」だけでいいのにやっぱりその話題がしたくて頑張ったようなもの。だからどんなのがいいかと考えると困ってしまう。だけれども自分が好きな、読みたくなるブログはわかる。まず、読んでわかる文章であること。何について書いているかはっきりしている文。つじつまがあっている文章。そこはかとないもの(ユーモアや機微)がただよう文。そしてなにより個性がにじみ出ている文。どんな文章も人間性がでるというのは持論だけれども、実用文には出にくいのではと思う。共感や共振(シンクロ)する文(内容)を好むのは当然。わたしの我がままなんだけれどもそんな読みたくなるブログじゃないと、だんだん足が遠くなる。それに加えて長年おつきあい(読んで親しんだ)してわかっている方のは読みやすくなってくるのは本当だ。こんなこと言ってしまって自分の首を絞めているようなもの。
2009年09月25日
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女妖記 西条八十が66歳の時に書いた女性遍歴記です。 久しぶりに城下町の本屋さんに行って、手当たり次第5~6冊購入したなかの、表紙に魅せられた本。 「えっ、八十さんて童謡詩人じゃなかったっけ?」という意味のない偏見もあったので、興味ひかれたのもほんとです。 まことなのか、創作なのか、まあ、つぎからつぎへと艶話。ご本人も尾ひれをつけて語るうち、わからなくなったとぼけていらしゃる。 そうじてモテモテの話なんだけど、ユーモラスというかいやみがない。古い時代(昭和の初め)だから芸妓や遊郭の女性が登場。(堅気の女性もあったそうだがそれは迷惑だから割愛したそう、って)パリに留学してまた後にも外遊しているから金髪美人もありなのです。 しかも、手癖のわるいうそつき女とか、姉御肌の女すりとか、なかなか落ちない女とか、いわゆる魔性の女性に惹かれていくご自分をも愛でてもいるよう。 でも、でも文章や構成がうまくて「くくく、、、く」と含み笑いしながら読んでしまう。 あげくの果て女って「妖」がないと魅力ないかもしれない、とつくづく思いましたのよ。 半世紀前のを復刊という。軽くておもしろいのをよくぞ出してくれました。 ああしかし、現代のブログガーたちはこんなのは朝飯前でした。文章力は八十張りではないだろうけど。
2009年09月23日
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題が大変失礼なのですが、福島みずほ大臣に目を見張る思いをしております。 野党の小さい一党の党首であられた時の紋切り型と申しますか、不思議なコメントは「どうなさったちゃったのか」と、もう拝見したくない思いでございましたよ。 まあ、個性は変わらないのでしょうが、なぜか生き生きしていらっしゃいますね、このごろ。TVでの発言は普通です。むしろ女性として好感が持てます。態度もご立派です。 失礼ですが大臣におなりになりたかったわけではありますまい?でもやりがいのあるポジションではありますよ、政治家としてね。 はや、そろそろ三党連立の合意が波風立ってはおりますが、この初心を忘れずに頑張ってほしいものです。いろいろの意味で。 なにしろわたしは民主党政権というものに「はらはら、どきどき」しっぱなしなのでございます。だからといって変革がいやなのではありませんけども。 はなしは変わりますが、今、秋の畑の準備に忙しいのです。秋晴れの日々、畑に行くか、政治関係のTVに釘付けになるか、迷うこのごろです。それぐらい目が離せないのも事実です。もちろん新聞も隅から隅まで。 うーむ、変革とは一老女をも動かすか!ならば熟女を「晴れ」にさせるのも無理は無いですか。
2009年09月20日
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9月5日の日記 民主党の議員が大量当選してしまい、なんだか戸惑っている時にこの本を読み終わりました。 ですから、このソビエト神話とスターリン体制を暴いた「おとぎばなし」の内容とは、(現在の日本の政権移譲、転換は)関係ないのに、なのに妙に気にかかるのです。 一党独裁の弊害は主義主張にかかわらず起こってくるのはいやと言うほど知っているはずなのに、ひとのいい、いえ「健忘症」になってはいけないのです。 「おとぎばなし」のほうはその皮肉がおもしろくても、(革命の目的、始めの言葉を)忘れたためにごまかされて(しまい)、いつまでもいつまでも辛い目にあっているなんて「動物農場」だけでたくさんです。 「首相指名を受けてから組閣」などとおっしゃっていらした鳩山さんから、ぽろぽろ(人事の)お名前が出始めてはらはらしているひとのいいわたし。(ブレが気になるのですよ) 政策もその文言をうのみにはできない、しないこと、というのも『動物農場』にはあったっけ...(だから民主党のマニフェストも変えないでほしい。出来ない事は説明してほしい)。 オーウェルというひと、この本を1943年から1944年にかけて書いたんですから驚きです。ユートピアはこんなんじゃない!ということででしたけれども。 以上を5日に書きました。カッコ内は今、補足しましたが。 案の定、昨日「民社国連立」の合意に際して政策が少し(?)ブレました。わたしはその内容に反対と言うわけではなく、その少しずつ変えてしまうことがすごく気になるのです。 『動物農場』は、それで為政者のブタさんともろもろのどうぶつたちが乖離してしまったのですから。 まあ、こんどは国民も見張っているとは思いますが。と、とりとめもないことを考えさせられた、わたしにはおもしろい本でしたよ。動物農場 やっぱり舌足らずかな~。わたしの能力限界です(汗)
2009年09月10日
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夏は、汗をかきながら本を読むのがわたし流ブログは休んでも読み続ける。けれども読書感想はメモ程度で...(汗)『上海』 横光利一大戦前の上海での物語。国際都市のエキゾチックさ、猥雑さが彷彿、今はどうなのでしょうか。でも、現代に通じるものがあるのではと思わせる。やっぱり大作家です。『にあんちゃん』 安本末子なつかしい~!作者はわたしよりふたつ下だけなんだった。ベストセラーになっていた高校生の時に読みましたが、その時は小学生の日記のうまいこなんていう印象で、同時代性は感じていません。読み直してみると貧乏ということが少々ちがっていても、小学生の時の気持ちはおんなじですね。物が不足していてもあかるい気持ち、ひとにしんせつな気持ちを忘れなかった。うらやましいお金持ちのおじょうさんもいたし(笑)いいところは貧乏を権利にしていないから。でも、この本が売れて末子さんの奨学金になったというおまけが。『蝶々と戦車・何を見ても何かを思いだす』 ヘミングウェイ全短編集の3なのでこれでヘミングウェイの短編は全部読んだことになります。わたしの好みは長編小説なのですが、こんなうまい短編を読むと、小説を書きたいなーという気分にさせてくれますね。書きはしませんが。でも、4回も結婚したなんてすごいエネルギー!しかも61歳で自殺。太く短く。『読書画録』 安野光雅もうあきあきの読書案内!(自分に言っている)と思ったらそうではなかった。こういう風に書けばいいんだ!とひらめきました。しかし、文才がある人の話ですよ。『IN』 桐野夏生島尾敏雄のあの小説『死の棘』を思わせる「小説中の小説」の愛人はだれか?と作家が推理していくストーリー。奥さんを精神的にめちゃくちゃに嫉妬させた相手なのに、姿かたちも性格もなにも表されていない。故意に忘れられたのか?なるほど目のつけどころだわ。しかし、この小説にも忘れられた存在が...。ミステリーではないのだけれども。『私の「漱石」と「龍之介」』 内田百けん夏目漱石の弟子ということはよくわかったけれども、内田さんは漱石さんの死ぬ間際までお金の心配をかけていたなんて、凄すぎるわ。なんだかだらしが無い内田百けんさん。『冥途』の印象がまた違ってくる。『闇の奥』 コンラッド『ジム・ロード』のようでもあり、テーマも似ている。文明を武器に悪逆の限りを尽くすというのは、一時代前の話と思いたいけど。 『時雨の記』 中里恒子 『綾の鼓』 中里恒子おとなの恋愛小説なのだけれども、それは飽きてしまって、スペインの風物が魅惑的なので読み通す。
2009年09月02日
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