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2007年02月27日
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最近、神前式で挙式を希望する方が少しずつ増えており、和の挙式が見直されているようです・・
陣内さんと藤原さんの影響もあるのでしょうか?
藤原紀香さんは十二単を装いましたが、現在の打掛は元々この十二単衣から源を発し、変化をして「うちかけ」となったと言われています。

十二単衣は上に衣、下に裳の形式であり、室町時代のはじめ頃、宮中において服装の簡略例が流され、下着の上に唐衣をつけ、下に着る裳が年と共に短くなり、上の衣が長くなって現在の「うちかけ」になったとされます。
宮中以外でも上衣の丈が長くなり、小袖の形になり、「うちかけ」へと進んでいきました。
室町時代に発生し、桃山時代に育った「うちかけ」は江戸時代に完成し、そして身分によって分けられていました。
上の身分の人は綸子、色は白・黒・赤・金銀を使って良い・・など使って良い素材と色共に厳しい決まりがあり、又婚礼には全て白と決められていました。

和の結婚式が見直されているだけに、それに纏わる意味や由来を知る事により、より一層厳粛な気持ちで挙式な望むことができるのではと思い、ちょっとしたマメ知識を書いてみようと思います。

神前式の時に白無垢を着用時、綿帽子や角隠しをつけますが、これにも由来があります。

平安時代から、女性は結婚する男性以外に顔を見せてはいけないという習慣があり、顔を見せられなかった為、「綿帽子」を深くかぶり、三三九度が終わった後、顔を表したといいます。

次に「角隠し」についてですが・・・
古代より人は髪束に飾りをつける習俗があり、この飾りは「かずら」と呼ばれ、蔦や菖蒲・藤などが用いられていました。

昔は藤の木にかかるふじかずらには、神から与えられた自然の生命力を持っていると信じられ、そのふじかずらを頭につける事により、神から与えられた自然の生命力を自分の体につけようとする呪術の一種だったそうです。
それが後世、麻や白い布を頭にかける様になり、神に仕える聖女、浄められたものの象徴とされました。

最後に、「三々九度の盃」について・・
昔、酒は販売されておらず、各家で造られていた為、その家の酒にはその家の魂が宿ると信じられていました。

酒を差し上げるというのは、魂を共にして分け合う事であり、固い約束とされる・・という意味を持ち、三三九度の意味は中国の数字の信仰が背景にあり、三・九は奇数陽数であり、三と三が重なる事でめでたいとされたわけです。

いずれも魔よけやおまじない的な感じもありますが、いつの時代も花嫁の幸せを心から願っての事であり、その想いは尊さをも感じます。


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最終更新日  2007年02月27日 19時02分23秒
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