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先日、披露宴のBGM選曲について相談を受けました。その新婦さんは、会場の担当プランナーから「○○日までに、お好きなBGMを10数曲用意しておいてください・・」と言われ、何を基準に選曲すれば良いか?と戸惑っていました。それもそのはず、会場からまだ進行表も貰っておらず、どのタイミングで曲を流すかもわかっていない状態・・今時、こんなプランナーもいるんだなぁと半ばあきれながら、まずは進行を詰めていきましたが・・色直しの入退場や、歓談中や各シーンのBGMのタイミングなどが明確になると、どうやら少しずつイメージが湧いてきたようで・・数日後、選曲の一覧表が出来たということで拝見しましたが、ふと感じることがありました。各シーンや入退場などの選曲は、余程流れにそぐわないものでなければ、ご自分の好きな曲やアーチストをラインナップしても良いと思います。ただこの方の場合、比較的年配者(40代後半~60代)が多かったので、せめて歓談中のBGMはゲストを意識した選曲にしては?という方向で考えることにしました。ゲストとして披露宴に出席すると、意外に自分の結婚した頃を彷彿している人も少なくありません。50代ならば70'~80年代の誰もが知っているメロディがさりげなく流れてくれば、無意識に懐かしさを感じると同時に、新郎新婦への感情移入にもつながり、皆で感動を分かち合えるきっかけにもなります。パーティウエディング presents セレブレイト・ソウル・スマイルオムニバス/J-POPウェディングピアノ コレクションレッツ・パーティウェディングSKIP / オムニバス会場側は、BGMに限らず演出などにも売上に繋がらない事には、あまり積極的に関わらない場合も少なくないようですが、「オリジナル」というキーワードに託けて、会場側のイベント的な演出に多額な出費を強いられるのも、如何なものかと思ってしまいます。披露宴の主催者は、あくまで新郎新婦かご両親が殆ど。披露宴といえども、皆が楽しめるパーティであるというのが原則原理と考えれば、些細なことではありますが、こういった小さな配慮やおもてなしをゲストが感じることができれば、必然的に「自分達らしい」パーティになると思うのですが・・↓ポチっとご協力お願いします。
2007年03月27日
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最近、神前式で挙式を希望する方が少しずつ増えており、和の挙式が見直されているようです・・陣内さんと藤原さんの影響もあるのでしょうか?藤原紀香さんは十二単を装いましたが、現在の打掛は元々この十二単衣から源を発し、変化をして「うちかけ」となったと言われています。十二単衣は上に衣、下に裳の形式であり、室町時代のはじめ頃、宮中において服装の簡略例が流され、下着の上に唐衣をつけ、下に着る裳が年と共に短くなり、上の衣が長くなって現在の「うちかけ」になったとされます。宮中以外でも上衣の丈が長くなり、小袖の形になり、「うちかけ」へと進んでいきました。室町時代に発生し、桃山時代に育った「うちかけ」は江戸時代に完成し、そして身分によって分けられていました。上の身分の人は綸子、色は白・黒・赤・金銀を使って良い・・など使って良い素材と色共に厳しい決まりがあり、又婚礼には全て白と決められていました。和の結婚式が見直されているだけに、それに纏わる意味や由来を知る事により、より一層厳粛な気持ちで挙式な望むことができるのではと思い、ちょっとしたマメ知識を書いてみようと思います。神前式の時に白無垢を着用時、綿帽子や角隠しをつけますが、これにも由来があります。平安時代から、女性は結婚する男性以外に顔を見せてはいけないという習慣があり、顔を見せられなかった為、「綿帽子」を深くかぶり、三三九度が終わった後、顔を表したといいます。次に「角隠し」についてですが・・・古代より人は髪束に飾りをつける習俗があり、この飾りは「かずら」と呼ばれ、蔦や菖蒲・藤などが用いられていました。昔は藤の木にかかるふじかずらには、神から与えられた自然の生命力を持っていると信じられ、そのふじかずらを頭につける事により、神から与えられた自然の生命力を自分の体につけようとする呪術の一種だったそうです。それが後世、麻や白い布を頭にかける様になり、神に仕える聖女、浄められたものの象徴とされました。最後に、「三々九度の盃」について・・昔、酒は販売されておらず、各家で造られていた為、その家の酒にはその家の魂が宿ると信じられていました。酒を差し上げるというのは、魂を共にして分け合う事であり、固い約束とされる・・という意味を持ち、三三九度の意味は中国の数字の信仰が背景にあり、三・九は奇数陽数であり、三と三が重なる事でめでたいとされたわけです。いずれも魔よけやおまじない的な感じもありますが、いつの時代も花嫁の幸せを心から願っての事であり、その想いは尊さをも感じます。↓是非ポチっとご協力お願いします。
2007年02月27日
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結婚については、様々な由来や言い伝えがあります。皆さんもご存知だと思いますが、Something Fourもその一つです。Something New →何か新しいものSomething Blue →何か青いものSomething Borrow →何か借りた物Something Old →何か古いもの結婚式に、これら4つのものを身に付けると、幸せになれる・・というものです。これらには、・何か新しい物→将来への象徴・何か青い物→純潔、貞操の象徴・何か借りた物→隣人愛の象徴・何か古い物→家族愛の象徴と、それぞれ象徴する意味を持っています。新しい物を身に付けるのは、ベールやチュール、インナーなど様々あるでしょう。又何かを借りるとすれば、友人からリングピローを借りたりするのも良いでしょう。何か青い物は、ブーケやヘッドドレスなどに青い花を使用するのも良いですが、ドレスに合わない場合などはガータトスの演出を兼ねて、青いガーターベルトを身につけても良いでしょう。何か古いもの・・欧米ではイヤリングやネックレスを祖母や母から譲り受けて身につけるというケースもありますが、他に「6ペンスコイン」とか「ペニーコイン」を使用する場合もあります。1551年エドワード6世の時代、"Lucky"の意味を持つと言われていた6ペンス、ペニーコインはヴィクトリア王朝時代より、結婚の儀でシューズに入れると幸せが訪れるとされ、以後エリザベス2世の時代まで人々に慣習として伝わっており、今でもWedding Story・おまじないとして受け継がれて、実行している花嫁もいるとの事です。現在では流通硬貨としての機能はないので中々手に入りませんが、もしこれらコインの言い伝えを実行してみたいと思う方がいらっしゃいましたら、入手方法をお教えいたします。↓是非ポチっとご協力お願いします。
2007年02月13日
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婚礼衣裳は、打掛もドレスも様々な色が用いられています。特に、色打掛やお引きずり(振り袖)等には「赤」や「黒」は多く使用されています。今回は代表的な「赤」や「黒」の意味に触れてみたいと思います。赤(朱)は神が宿る色とされ、また天子の衣は朱であり、朱は金と共に用いられて権威と富貴を現す色でした。日本では、昔から赤い色は火を意味し、魔除けの力があると信じられてもいました。例えて言えば、赤飯の上に赤い南天の実と葉を乗せますが、これは赤色の魔除け力と難儀を転ずる(ナンテン)という意味をかけて洒落た訳です。又、「赤」には親子や人との絆を表す意味もあります。二人は「赤い糸で結ばれていた」などといわれるのも、これらの意味を含んだものといえます。一方「黒」は究極の色、不動・不変の色とする仏教の教えに負う事が多く、静的で動きのない色と説かれています。つまりどのような色にも染まらない、又心変わりしない事を表しています。親族と共に結束し、助け合って守り会っていく固めの意味でもあり、こういった色の想いをベースに、先人達が自然を通して「幸多かれ」との想いを表しているのです。衣裳の色に迷ったら色本来の持つ意味を見直して、衣裳の「色」に自分の思いを重ねてみるのも良いかもしれません・・
2007年02月05日
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キリスト教式の結婚式に参列すると、「アーメン」と唱えるシーンをよく見かけると思います。皆さんは、牧師さんが「アーメン」と唱えた時は、どうしていますか?アーメンの意味がよくわからないから・・私はキリスト教信者ではないから・・そんな思いからか、リアクションしない光景をよく見かけます。「アーメン」とは、ヘブライ語で「たしかに」とか「その通りです」という意味です。ですから結婚式を挙げるお二人はもちろん、参列者として出席した場合も牧師さんが「アーメン」と唱えたら「アーメン」と続いて言っても、差し支えありません。牧師さんの祈りや、讃美歌の終りに「アーメン」と唱えたら、牧師さんのおっしゃる事や、その結婚式への賛同の意味も含めて、「同意します」という意思表示としてアーメンと言う事は全く問題ないのです。↓是非ポチっとご協力お願いします。
2007年01月18日
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乾杯のことを、英語やフランス語で「toast(トースト)」といいます。欧米では司会者の事をToastMaster(乾杯の達人)と呼ばれる事もあります。因みに日本では、MC(Master of Ceremony)と呼ばれていますが、これを直訳すれば儀式の達人です。日本の披露パーティは、ある程度時間も限定され且つ予め決められたプログラム通りに進行していきますから、ある意味この呼び方が正解かも知れません。欧米のパーティは、日本のように時間的な制限がないケースが多く、またダンスやウェディングバンドやシンガーが利用される場合も多い為、差し詰め司会者にはDJ的な盛り上げが要求されます。つまり、日本のような分単位のプログラムではなく、おおまかな進行が決まっているだけで、あとはその場の雰囲気によって盛り上げていく為、ToastMasterと呼ばれるのだろうと思います。このToast(乾杯)の語源は、16世紀のフランスでワイングラスにトースト(パン)のかけらを入れて、一口ずつ飲んではグラスを回し、最後の一口を飲み干してトーストを口にした人が幸運になる・・という言い伝えからきているといわれます。また結婚式に乾杯が欠かせないのは、欧米では悪魔は大きな音や騒がしい音を嫌うという古い迷信があり、乾杯の時にグラスを鳴らす音が悪魔を追い払うと考えられていたからです。よく映画のシーンで、挙式後に「Just Maried」と書かれた車の後ろに、空き缶をつけてカランカランいわせながら走り去る光景を見かけますが、これも悪魔除けの意味です。乾杯に限らず、結婚式には何気なく行われていることはたくさんありますが、実はその一つ一つに色々な由来や意味が潜んでいます。それらを少し感じるだけで、お祝いの気持ちや幸せを願う気持ちが増してきますよ・・・↓是非ポチっとご協力お願いします。
2007年01月14日
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人は生まれてから死ぬまでに、誰でもいくつかの儀礼を通過します。冠婚葬祭とは、古来からそれら儀礼の内、以下の「四大儀礼」を指しています。「冠」→いわゆる成人式のこと。男子が成人したことを祝う元服の儀式からきています。「婚」→もちろん婚礼=結婚式「葬」→葬儀のこと「祭」→祖先の祭祀のことその他、・お宮参り・節句・誕生祝・七五三など、人生の節目に当る儀礼は数々あり、例えば正月の初詣も春秋の大祭も、「感謝」や「祈り」を表す儀礼といえるでしょう。このように数々ある儀礼の中でも、特に大切とされるのが「婚礼」と「葬儀」です。昔から村八分という言葉がありますが、あとの二分は何かというと、この婚礼と葬儀のことだそうです。つまり、あるコミュニティの中でどんなに付き合いがなくとも、「婚礼」と「葬儀」だけは別・・という事で、特に大切な婚礼と葬儀以外の付き合いはしない・・という意味で村八分と言われたみたいです。身近な人を結婚式(婚礼)に呼ばず、また葬儀に出ないなど、とかく横のつながりが疎遠になりがちな現代人のことは、差し詰め「村十分」とでも呼ぶのでしょうか・・少し寂しい気がします・・↓是非ポチっとご協力お願いします。
2007年01月11日
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昨年、とある都内の会場の婚礼スタッフに「敬語研修」が導入される・・という記事が新聞に出ていました。確かに私自身も敬語や尊敬語、謙譲語が正しく使えているのかどうか?自分でもよくわかりません。普段当たり前のように使っている言葉が、見識者から見れば「おかしい」と思われていることが多々あるんでしょうねぇ・・さっきATOK・一太郎のジャストシステムが出している「第二回日本語テスト」を見つけました。http://atok.com/test/第一回の総受験者70万人の平均点は61.25点だったそうです。まだやっていない方は、テストは無料で問題数も30問程度なので、時間のある時にでも是非試してみてください。↓是非ポチっとご協力お願いします。
2007年01月10日
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前回カリブ海について触れましたが、海外挙式といえば、やはり依然ハワイが圧倒的な人気です。という事で、今日はハワイ挙式について触れてみたいと思います。日本での年間婚姻数が約80万人として、ハワイで挙式を挙げる人は約3万人程度。実に6%の人がハワイで挙式をしている計算になり、国内でも、1つの都市で3万組の挙式がある地域など、まずないと思います。まさにハワイは日本人の結婚村って感じです。こんなハワイ挙式も、実は一昔前までは決して質の高い挙式であるとは言いがたいものでした。例えば、ヘアメイクを依頼すれば外人の美容師がきて、メイクがやはらド派手でケバイものにされ、必死で訴えるも言葉が通じず、結局ケバイ化粧のまま写真に残ったり・・リムジンのドライバーがJSD(日本語のしゃべれるドライバー)でない為、車中で気分が悪くなって困ったとか・・とにかくクレームを挙げればキリがないほどでした。そういったコンプレインを是正すべく、最近では日本のヘアメイク会社が現地にオフィスを構えるなどして、日本人がヘアメイクする確率が非常に高いですし、確かに様々な点が改善されてきてはいると思います。そもそも、海外挙式は日本の旅行代理店が販売している場合が多いですが、旅行代理店の接客スタッフによっては現地のウェディングを見たことない人が、タリフ(旅行代理店の説明マニュアル)に沿った話しかしなかったり、詳しい説明が不足していた為、お客様が勝手にイメージを膨らませて現地に入った途端、「イメージが違う、そんな話は聞いていない」という図式になっていフシがあります。また、現地の同じ教会でも旅行代理店のパンフレットによって、価格が違うというのも現象の1つです。この原因は、旅行代理店はあくまで旅行のオプションとして挙式を販売するわけで、他のオプショナルツアーと同様に、挙式も実際には現地のランドオペレーター会社(地上手配会社)が実施するので、どこのランド会社を使用するかによって、同じ教会でも価格に差ができるわけです。※現地主催会社と書いているのが、大抵ランド会社名です。少しでも安く・・と考えて安い商品を選ぶと、リムジンの中のワイングラスがほこりだらけ・・日本人コーディネーターも大学生のアルバイトで、ウェディングとしての配慮不足が顕著に表れるなど、こんな状況が日常茶飯事でした。昔は現地の本物のチャーチ(教会)で挙式を挙げるのが大半でしたが、最近では日本の会社が日本人用に建てたチャペルが増加し、日本人のスタッフが日本人の為のサービスを提供するようになった為、以前のような状況は少なくなりました。また中には、現地のランドオペレーターが限られた教会と専属契約をし、他のランド会社に利用させないことでサービスクオリティや価格を維持しているところもあります。更に言えば、現地のランド会社が日本で直接販売して綿密な打ち合わせをしたり、日本人が挙式のランド会社を現地に設立するなどして、旅行代理店を通さなくても直接ランド会社に依頼できるようになってきて、いわゆる流通そのもの変化もサービス改善の要因でしょう。現在ハワイでは、現地の「チャーチ(教会)」、日本人用ともいえる「チャペル」、そしてホテルそのものが日本人の宿泊客誘致を目的としてガーデンやビーチで挙式のできる商品を販売している「ホテルウェディング」・・この3つが主な商品といえます。故に、本物の教会でやる場合は今でもブレッシング方式の所が多い為、入籍を済ませることが条件になってるところもありますが、チャペルやホテルウェディングの場合は日本と同様、入籍の有無は全く関係ありません。もっともその場合、挙式日と入籍日に差異ができるため、リーガルウェディングのような法的な根拠のある結婚式もオプションで選ぶことができ、挙式日と入籍日を同一にさせる事も可能になっています。お客様にとっては、このようにハワイ挙式のサービスクオリティも上がり、また商品カテゴリーも多彩で選ぶ楽しみも増えて便利になったといえます。(料金も多彩ですが・・)とはいえ、海外挙式のサービスクオリティを上げれば上げるほど、日本の挙式サービスと全く変わらないものになってしまっているというのが現実です。違いといえば、ハワイというロケーションと讃美歌がハワイアンウェディングソングになる事くらい・・海外挙式を行う場合、その国の婚礼文化に触れ、認識&理解する・・というのも、一つの意義というか醍醐味のような気がします。それぞれの国の婚礼文化や伝統に沿って挙式を行うことは、国は違えど婚礼に対する歴史や由来・文化を認識する事になり、より一層結婚の意義の理解を深める事ができるという側面もあるように思うのです。そう考えると、ハワイ挙式のサービスそのものが向上する事は良いことではありますが、日本のウェデイングサービスを輸出するに留まらず、もっと現地の文化と日本のサービスを融合させた挙式ができれば、海外挙式そのものの「お手軽感」が払拭され、価値観も高まるように思うのですが・・前回の海外挙式についてはこちら↓是非ポチっとご協力お願いします。
2007年01月09日
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今日、カリブ海・・バハマでの挙式希望の方がいらっしゃいました。バハマの綺麗な海で、イルカに触れたい・・ピンクサンドビーチ(エルーセラ島)へ行きたい・・そんな場所で挙式が出来れば・・というご希望でした。9.11のテロまでは、日本からバハマへハネムーンに行く人も多かったのですが、日本からバハマへ同日乗り入れができるダラス線(AA航空)がテロを境に運行しなくなったので今は減少気味ですが、正直一度行くとハマってしまいます。私もバハマ(カリブ海)は大好きです。南半球ではケアンズ(豪州)、ミクロネシアではパラオ、そしてカリブ海が、世界で美しい海ではトップクラスだと思います。(あくまで私の知っている範囲での話ですが・・)私が最初にバハマやカリブ海に訪れたきっかけは、カナダに滞在中に町のフリーペーパーで「カリブクルーズ」の広告を見つけた事からでした。カジュアルクルージングとはいえ、タイタニックのような豪華客船でマイアミ~ココケイ~バハマ3日間(キーウエストに寄航する4日コースもある)のクルーズで、しかも宿泊や食事代全て含んで$370~$380と格安。船内ではカジノとアルコール類のみお金がかかりますが、それも全て乗船時にもらうカードでチャージするため、船内で現金を持ち歩くことはありません。約7万3千トンの船ですが、どの位の大きさの船かというと12デッキ=12階建てのビルが海に浮いているという感じです。船内に入ると吹き抜けのロビーに、ガラス張りのエレベーターやショッピングストアなどがあり、一流ホテルのエントランスとかわりありません。各フロアの外周はマラソンコースになっており、映画館やショーが見られる数々のナイトクラブ、カジノ、スポーツジムにいくつものプールとジャグジー、バスケットボールコートにゲームセンター、子供のプレイルームなど、いわゆる1つの街が海上に浮いているという感じです。マイアミを出発して夜は船内で遊び、早朝にはバハマの各島に到着し、昼間は島内で遊んで、また夕方には船内に戻って豪華な食事やショーを楽しみながら移動・・という毎日。ディナーも「アメリカンナイト」「イタリアンナイト」「フレンチナイト」があり、特にフレンチナイトには船内のゲストはみんなドレスアップしてダイニングで食事をします。またどのディナータイムも、各テーブル担当のギャルソン達が全員で、ダンスなどのパフォーマンスで楽しませてくれます。こんなリッチなクルージングが日本円で4万円台で楽しめる・・お得感、お値打ち感があります。ロイヤルカリビアンクルーズで検索すれば、カリブ海をはじめ北欧やアラスカなど色々なクルージングが出ていますので、米国東海岸辺りにハネムーンを考えている方は、是非チェックしてみてください。ところでこのバハマ挙式希望の方は、挙式後にエクアドル、ガラパゴス島へ行って海ガメやイグアナを見たいという希望が・・そうなると、もう日本で販売されているパックツアーでは探すのは不可能。一生に一度の想い出のハネムーンにする為、皆色々な希望があるものです。頑張って、夢を叶えてあげたい・・という事で、来週早々にはFITでプランニング手配を始めようと思います。前回の海外挙式についてはこちら↓是非ポチっとご協力お願いします。
2007年01月07日
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あけましておめでとうございます。(少し遅いですが・・)今春結婚予定の方は、そろそろペーパーアイテムの作成に忙しくなっている人も多いのではないかと思います。4月までに挙式予定の場合は、手作り招待状を作成している方もそろそろ仕上がっている事と思いますので、今回は他のペーパーアイテムに触れてみたいと思います。ペーパーアイテムといっても、意外と色々な種類があります。☆席次表☆席札☆サンキューカード☆プロフィール表☆メニュー表 etc・・これらを手作りする場合、こういったアイテムで自分達のパーソナリティを表現するというのも目的の1つですが、もう一つコストダウンという目的で手作りされる方も少なくないでしょう。というのも、これら全てを会場に発注するとなると、結構な料金がかかってしまいます。1つ1つのアイテムの単価は安いので、意外に気づかないことも多いですが、例えば席次表(\500~\800程度)・席札(\100~\250程度)・サンキューカード(\100~\150程度)・プロフィール表(\300~\500程度)・メニュー表(\150~\250程度)と考えると、少なくとも一人当たり\1,100~\1,900程度かかる事なり、ゲスト60名ならば6~11万もかけていることになります。コストダウンを狙って手作りを試みるなら、上記のようなペーパーアイテムを合体させて作成すると、コストダウンという面では非常に有効だと思います。例えば、メニュー表などは事前に会場に聞けばメニューはわかるわけですから、予めワープロで作成し、席札の内側に張り付ければ、簡単に席札&メニューが出来上がります。また席次表などは、簡単に席次表作成できるフリーソフトがダウンロードできますので、あとは表紙の紙だけを調達すれば、これも大きくコストダウンできます。また席次表の中身を3つ折又は観音開きにして、席次表印刷紙の裏側や裏表紙の部分に、プロフィール表やサンキューカード文面や新居の案内などを印刷する事も可能ですから、これも一石二鳥です。コストダウンだけでなく、ヘタにテーブルの上をペーパーアイテムだらけにする必要もなくなります。このような作成方法だと、席札の用紙が\50~\100、席次表の表紙が\200~400程度で購入できますから、高くても一人当たり\500程度、60名でも3万円程度で十分作成できるわけです。手作りするなら「できるだけ自分達らしさを出したい」と思われている方には・・席次表には通常氏名の上に続柄や役職などを印刷しますが、それプラス新郎新婦からゲスト宛てへのコメントを席次表に印刷してみては如何でしょうか?例えばゴルフの上手い方には、「今年はハンデ○○を期待してます」とか、ケーキ屋さんに勤めてる方には「○○屋のケーキ最高」とか、ゲストの趣味や特技、職業などに触れたコメントを入れると、意外にゲスト同士の横のつながりができて、盛り上がりますので、試してみてください。いくつか、席札や席次表のサンプルを紹介しますので、参考にしてみてください。席札ドルチェブルー手作りキット 税込\63 ペーパーアイテム ブライダルディズニーフラワーガーデン 税込\45【送料160円】席札(バラ売り)エッセンス席札【10枚入り】セット税込\630婚礼席次表 ケリーB 税込\315オーシャン席次表A4カバー 税込\294ペーパーアイテムプロフィール&席次表一体型50部【エンジェルタイプ】Wordでできるもっと素敵なウエディングペーパーアイテムの作り方前回のペーパーアイテムについてはこちら↓是非ポチっとご協力お願いします。
2007年01月06日
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クリスマスも終わり、いよいよ年も押し迫ってきましたねぇ・・クリスマスにプロポーズされた方、また年末年始に先方にご挨拶に行く予定の方も多いのではないでしょうか?本人の了承と、ご両親の了解を得れば、いよいよ婚約です。今日は、「婚約」について触れてみたいと思います。二人が結婚の約束をすれば、それで婚約といえるとは思います。口約束だけでも婚約ではありますが、一般的には二人を見守ってきた方への感謝の意を表す意味もあり、家族や周囲の人になんらかの形で公表し、社会的に認めてもらう事で「婚約成立」となります。婚約にも下記のように、色々なスタイルがあります。【結納】一般的には、最も行われている婚約のスタイルでしょう。地域性の違いや、両家の考え方や価値観の違いをすり合わせる事から、面倒だと思う方も多いでしょうが、実際の結納式は、口上のマニュアルもあり、比較的簡単に行える方法です。【両家の食事会】それでも結納はどうも・・と思われる方は、両家だけで食事会という方法もあります。両家(身内)間でのみ、了承したという形をとるので、最近増加傾向にあります。ただ、食事のみでは婚約の証となるものがない為、「婚約記念品の交換」などで証とする事も多いです。婚約記念品は、新郎から新婦へはやはり「婚約指輪」が圧倒的に多く、新婦から新郎へは腕時計やスーツなどが多いようです。【婚約記念品の交換】海外在住などで、両家が集えない事情がある場合などは、婚約記念品の交換のみという形もあります。【婚約式】キリスト教式で式をする場合、その教会で婚約式をする場合もあります。教会によって条件当が違いますので教会に確認すると良いでしょう。また教会以外での挙式でも、立会人を立てて証人となってもらい、婚約式をすることもできます。【婚約パーティ】親しい友人を集めて、婚約を報告するカジュアルパーティを開催するのも1つの方法です。この際に「婚約式」を組み合わせてもよいかと思います。【婚約通知状の発送】それ以外にも、お世話になった方にだけで婚約をした事実のみを通知したい場合には、ハガキなどで婚約したことを通知する方法です。このように婚約を公表するスタイルは色々とあり、組み合わせも可能ですが、どのスタイルであれ自分達はもちろん、両親ともよく話し合い、両家の了承のもとでスタイルを決定してください。前回の婚約・結納についてはこちら↓是非ポチっとご協力お願いします。
2006年12月27日
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招待状の文面やレイアウト、シールや伏せん、切手や返信用はがきなど、招待状を手作りする場合、色々な点に配慮する大変さがあります。そんな招待状にも、新しいスタイルが出てきました。どんなスタイルかというと・・招待状の手配から 招待状の返信や出欠管理 当日の名簿まで トータルにサポートしてくれるというもの。このシステムのユニーク点は、申し込むと専用のホームページが提供され、全てのサービスはWEBを通してできるということ。PartyWebという会社から提案されています。例えば☆まず自分専用のホームページが提供される。☆ウェブ上からテンプレートを選び、簡単に招待状が作れて発送できる☆招待状作成発送だけでなく、ゲストからはケータイやパソコンからも返信できるので、すばやく出欠確認ができる☆専用のホームページにゲスト登録しておけば、ゲスト専用のサイトができる為、それを使ってゲストからの写真やメッセージを受け取れる☆更にグループ登録しておけばグループ掲示板が作成され、パーティまでにメッセージや写真のやりとりで盛り上がることもでき、当日の演出にも応用できる☆披露宴や二次会の当日に受付でゲストの皆さんにお配りするWelcomeカード(サンクスカード/メッセージカード)が作成でき、これにはQRコード(二次元コード)やゲストサイトのURLが記載されていて「本日の写真を送ってください」と案内できる。つまり当日にケータイで撮った写真を送ってもらうためのガイドにもなっており、後日寄せられたお祝いメッセージや写真を閲覧してもらうためのガイドにもなっている。使い方はアイデア次第。☆パーティ当日にはおふたりのサイトにお祝いのメッセージがあふれているでしょうし、招待状の返信からゲストの名簿も完璧にできる☆更にパーティー終了後10日間、写真やお祝いメッセージを受け付けており、その後に ・メモリアルCD(ゲストから寄せられた全ての写真とお祝いメッセージがweb形式でおさめられています) ・フォトジャケット(寄せられた写真とお祝いメッセージの中から、ゲスト全員の名前を刻んでデザイナーが制作)を制作をしてくれるなど、便利な項目が結構あります。これら全ての機能が、40名で\34,000で販売されています。10名追加で\4,000ということは、60名のパーティなら一人\700。面倒な作業なく招待状の発送や出欠確認ができる機能に加え、様々なオリジナリティのある機能を使って当日の演出ネタも自然発生するというプラスαを考えれば、廉価で結構使えるシステムだと思います。セミフォーマル~カジュアルテイストのパーティに適していると思いますので、自分のパーティスタイルに合うかどうかをチェックしてみてください。PartyWeb←こちら前回の人前式についてはこちら↓是非ポチっとご協力お願いします。
2006年12月24日
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人前式といえば一昔前はあまりポピュラーな挙式ではなく、むしろ両家に宗教上の問題がある場合などに用いるなど、少数派でした。今でも年配者や地方によっては、『人前式」に対して免疫がついていないゲストもいる場合がありますが、最近では着実に定着しています。人前式にはこれといった決まりやしきたりもありません。よく言えば挙式の進行内容は自由なわけですから、自分達らしい個性的な結婚式を重視される方には最適です。とはいえあくまで儀式なので、「結婚宣誓」「指輪の交換」「署名(婚姻届や※ナプシャルシートに)」の3つは組み込む形が殆どでしょう。宣誓文などを自分たちの言葉で作成したり、自分たちのプロフィールをユニークな方法で紹介したりと、アレンジポイントは多種多様です。また人前で宣誓する事が基本ですから、特別に挙式会場がなくても、パーティ会場や船上など場所を選ばないのもメリットの1つといえます。逆にデメリットとしては、決まりがない分ゼロから考えなければならず、またその方法によっては過度にカジュアルになったりして、儀式なのにお手軽な感じになると、不評を買う事にもなりかねません。最近では、ホテルや会場では予め進行をパッケージ化した「人前式」も販売されていますが、進行を見ると基本的にはキリスト教式をアレンジした形が多いようです。どうせ人前式をやるなら個性的なものにしたい・・と思うなら、成功させるにはいくつか考えておくべきポイントがあります。1.挙式と披露宴会場を同室にするか別々にするか・・ 別々の場合は、神殿やキリスト式と同様に「儀式」だけが別となるので、お手軽感は薄れます。(但し別 室の室料当がかかる場合があります) 逆にカジュアルさを重視するなら、同室が良いでしょう。2.誓いの言葉(宣誓)は、素直な感情を言葉にする・・あまりおちゃらけないように・・3.証人(署名立会人)は、人前式をよく理解してくれている人に頼む 立会人代表は、夫婦でなくてもかまいません。4.これらを進行するのは司会者なので、人前式をよく理解した経験豊富な司会者を選ぶあとは進行や式次第が決まったら、司会者や証人を交えてリハーサルを入念に行えば、より成功に近づきます。「人前式」というと、最近出てきた挙式スタイルのように思いがちですが、実は江戸時代の「家婚式」「自宅昏」という、いわゆる座敷で両家が集まって三々九度を行うスタイルがルーツなのです。神前式のルーツは以前に書いたように、大正時代にはじめて行われ、ポピュラーになったのは昭和に入ってからなので、ある意味「人前式」の方が歴史は古く、日本の結婚式の原型と言えるかもしれません。もし両親や周囲から「人前式」に対して理解を得られなければ、こういった意味やルーツを話してみるといいのではないでしょうか?※ナプシャルシート=結婚証明書「ナプシャルシート」をいくつかご紹介・・結婚証明書 パールローズ(リボンカラーPY)立会人有り結婚証明書 ホワイトベル ご記入後の紙面が汚れないクリアなカバー付きRyu and Mieぷちぎふと工房 コンサルジュ賞状タイプの感謝状をご両親へプレゼントするのも良いかも?披露宴お日にちが、迫っている方へお勧め...こんなのもあります・・ミラータイプ 結婚証明書なかの屋他にも色々なタイプの結婚証明書がありますので、自分達のスタイルやテイストに合わせて選んでみてください。前回の披露宴のBGMについてはこちら↓是非ポチっとご協力お願いします。
2006年12月23日
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披露宴やパーティのBGMは皆さん悩むのではないでしょうか?入場時や色直し退場時、ケーキカットに花束贈呈など、タイミングに合わせての選曲は結構大変ですよね。結婚式に使用した曲は、何年経ってもその曲を聴くたびに蘇ってくる・・まさしく「想い出の曲」になります。曲選びの時期には色々と忙しいからか、中には各シーンにあまりこだわらずに適当に選ばれるカップルもいらっしゃいますが、できればしっかりと選んだ方が良いと思います。まずは、自分の好きな曲やミュージシャンなどからピックアップしてみる事から始めます。また、今まで聞いたことのないミュージシャンにトライしてみるのも良いでしょう。(私は休みにはレンタルショップに行き、たっぷり視聴して候補曲をピックアップしてます・・)ピックアップしたら、自分の好きな曲の中からバラード系&ミドルテンポのものを各2~3曲、あと明るいアッポテンポな曲を2~3曲に絞っていきます。そして進行表ができた段階で、それらの曲をシーンに合わせて組み込んで、イメージしてみましょう。よく歓談中のBGMを悩むカップルがいらっしゃいます。自分達の好きな曲がありすぎて、また皆に聞いてもらいたい曲がありすぎて、歓談中の時間にそれをてんこ盛りにして流すケースを見かけます。歓談中は食事と会話が中心となるので、それでも問題はないのですが・・・例えばゲストの年齢層を考えて選曲するのも1つの方法です。特に40代以上の場合、それぞれのゲストの若い時代(結婚した時代)にポピュラー(各年代が聞いても皆がしっていそうな)だった曲をさりげなく流すと、結婚した頃の頃を彷彿させ、新鮮な気持ちになります。出席頂いている既婚ゲストにも、そういった時代の「想い出」の曲があるわけですから・・(CMなどでターゲット年齢層を狙って、昔の曲をリカバリーしている効果と同じような感じで・・)そういった意味でも、ゲストに少しでも楽しんでもらいましょう。音楽はさほどこだわっていない・・という人や、ミドル層以上の選曲がわからないという人は、次のような選曲をしているCDなどもありますので、参考にしてみてください。レッツ・パーティウェディング SKIPゼクシィ・プレゼンツ J-POPウエディングピアノコレクション (CD)オムニバス/ナチュラル・ウェディング(カジュアル)パーティウエディング presents セレブレイト・ジャズ・スマイルオムニバス/ゼクシィ プレゼンツ J-POPウェディングピアノ コレクションゼクシィpresentsナチュラルウエディング・アコースティックコレクション / オムニバスゼクシィ パーティウエディング presents セレブレイト・ソウル・スマイルその他、各ショップで「ウエディング」や好きなアーティストやアルバム名で検索してみてください!楽天ブックスここは色々なカテゴリーで検索できます・・DvDirectぐるぐる王国 前回のウェディングアイテム&グッズを購入するタイミングはこちら↓是非ポチっとご協力お願いします。
2006年12月22日
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ウェディングアイテムやグッズには、様々な種類や用途があります。皆さんは、どんなタイミングでアイテムやグッズを購入しますか?可愛いグッズがあるとつい買ってしまい、買ってはみたものの使いどころがなかったり、イメージが合わなかったりと、結局使わずじまい・・というケースもよく見かけます。できれば進行台本や進行表などで、当日の演出&時間の流れや空間イメージが出来上がってから購入する事をお勧めします。例えば、ウェルカムボード。ウェルカムボードにも様々な種類や用途がありますので、特に受付~エントランスなどの空間イメージが沸いてからどのタイプにするかを決めましょう。いくつかのパターンを紹介しますので、参考にしてみてください。アクリルだから出せるこの透明感と写真では出せない立体感。プロの印刷屋さんも絶賛するほどの仕上がり。サイズは、大小2種類。似顔絵ボードの進化判。ISG企画ウェディング ウェルカムボードアクリル二重タイプ(大)ご存知ミラータイプウェルカムボード。おもてなしの気持ちを鏡に刻みます。挙式後はお二人の新生活空間にインテリアミラーとして使用できます。ウェルカムボードにお二人のお名前(ローマ字)と記念日を刻印します。年賀と婚礼のSCC楽天市場店ウェルカムボード ミラーフォリア会場の演出コーナー・ディスプレィスペース(撮影コーナー)などに飾ると華やか。少し小さめのサイズなので自分たちの写真なども一緒に飾って更なる演出を♪ ベースのフレームにリボンやバラを飾ってイーゼルに立てかけるだけ。スターキッズプチ ウエルカムボードキット幸せの鳥かご&ミニミニベアーシート色ネイビー自分で好きにセッティング出来るウエルカムボードのキット。レッドローズ付のリースは取り外しができるので好きなところに付けることが出来ます。スターキッズ手作りウェルカムボードハートリース&レッドローズなどなど・・この他、ラッピングしたドラジェで出来たボードなどもあり、ウェルカムボードと送賓時のプチギフトを兼ねた合理的なボードです。大抵の場合、会場が進行についての打ち合せに入るのは1~2ケ月前が多く、この時期は引出物選びや美容の打ち合せ、また新居やハネムーンの事などで大忙しな時期。ついつい進行は後回しになりがちですが、当日二人らしい個性的なパーティにする為にも、招待状の打ち合せに入る時期(3~4ケ月前)には会場側に依頼し、少し早めに打ち合せする事で少しでも早くイメージしていくことをお勧めします。前回のウェディングドレスに関する事はこちら↓是非ポチっとご協力お願いします。
2006年12月20日
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今回は胸や腕などをカバーするドレス選びについて触れてみます。胸が大きい方場合は、★襟ぐりの深いもの(例えばシャープに切れ込んだV字ネックなど)★見頃はシンプルなもの(例えばビスチェタイプのもの)などがベターでしょう。胸が小さい場合は、★胸の開きの少ないデザインが良い★前身頃にギャザーのあるものや、衿から胸元までボリュームのあるモチーフ付きのデザイン(身頃のデザインを工夫してあるボリュームアップしたデザイン)などがポイントです。また腕が太い・・という場合には★一番太い部分を隠すパフスリーブや、透ける素材の袖を選ぶ★袖口のフリルなどで視線をそらす→袖口のみボリュームがあったり、フリルがあったりするもの(パゴタスリーブのようなデザイン)↓写真やイラストを見ながらイメージしてみてください。↓ウエディングドレス CEEPSMODE自分の体型をうまくかばーして、素敵なデザインを選んでください。以前のウェディングドレスに関する事はこちら↓是非ポチっとご協力お願いします。
2006年12月17日
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今回は肩の形や首の長さなどをカバーするドレス選びについて触れてみます。まず肩ですが・・なで肩の場合は、肩や衿を囲むようなモチーフがついたドレスやボリュームのあるパフスリーブなど、方の周りをボリュームアップするデザインを選ぶと良いでしょう。逆にいかり肩の場合は、肩先が隠れるぐらいのオフショルダーや、肩のラインをなめらかに見せるショールを使ったりして、肩先を自然な形で隠すデザインが良いでしょう。首が長い人は、スタンドネックやアメリカンスリーブなど、首が長い事がメリットとなるネックラインを選んでほしいものです。また首が短い場合は、衿ぐりを広くとったUネックや、V字に深く開いたハートシェイプネックのようにも胸元を深く開けるようなデザインを意識して選ぶとカバーできると思います。↓ラインやシルエットなど、こちらのサイトで写真を見ながらイメージしてみてください。↓ウエディングドレス CEEPSMODE次回は、腕の太さや胸の大きさをカバーする選び方に触れます。以前のウェディングドレスに関する事はこちら↓是非ポチっとご協力お願いします。
2006年12月16日
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前回に続いて、ウエディングドレスの選び方について触れてみたいと思います。今回は、背の高い人のポイントについて・・背が高く、ポッチャリ型の人は・・☆ボトムのボリュームを抑え、裾の広がりが少ないすっきりしたライン(Aラインやスレンダー系など)☆ジョーゼットなどのしなやかな素材で、女性らしさを出す。旨は大きく開いた方が良い☆ウエストのボリュームを抑えたV字切替のデザインや、胸元にビスチェ風の切替など、透かした部分を 入れるとスッキリする☆スリーブはボリュームを押さえ気味で長めのパフスリーブや、マトンスリーブなどで細い部分を強調すると良いまた背が高く、痩せ型の人は・・☆基本的にはどんなデザインも着こなせるが、軽い素材で思い切ったボリュームあるデザインなども良い☆マーメイドやスリムラインはより背の高さを強調し、あまりシンプルにすると細さを強調するので注意 (ローウエストのデザインは背の高さをおさえます)☆個性的で大胆なデザインや、アクセントとしてブーケなどの小物も大ぶりなものにするのも良い文字で書くとイメージしずらいかな?↓こちらにわかりやすいイラストでラインやシルエットの選び方が出ていますので、チェックしてみてください。↓ウエディングドレス CEEPSMODE次回は、肩や胸・腕や首のカバーについて触れてみます。以前のウェディングドレスに関する事はこちら↓是非ポチっとご協力お願いします。
2006年12月15日
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ウェディングドレスは、雑誌などのメディアで見かけることが多いので身近に感じますが、いざ自分が着る・選ぶ立場になった時には、自分の好きなデザインが必ずしも自分のイメージ通りに似合わなかった・・という事も多いのではないでしょうか?そこで、今回は「体型をカバーする」という視点で、ドレス選びのポイントに触れてみたいと思います。例えば、背が低い人の場合でポッチャリ型と痩せ型のパターン。ポッチャリ型で背が低い場合のポイントとしては、・トップ(上半身)にポイント(視点を集める)を置き、横のラインが目立たないデザイン(例えばコンパクトにまとまった上半身から流れるように広がるAラインなど)・シンプルで裾に広がりがある、またハリのある素材で引き締める(サテン系・シルク系などの厚手の素材で上半身をぐっと包んでタイトに見せる・・など)・ネックラインはできるだけ詰まっていないもの、オフショルダーなど果物首のラインの美しさを意識・スリーブはあまり装飾のないシンプルなもので、ボリュームを抑える・小物やブーケなども、長めのもので縦のラインを強調する痩せ型の人の背が低いポイントとしては、・ハイウエストのもので、上半身にポイントを置く・フリルや柔らかい素材などふんわりとしたボリューム感を出し、シルエットを大きく見せ、横のラインを意識・ネックラインはできるだけ詰まっていないもので、花やリボンなどの装飾でアクセント付けするのも良いし、大き目のスリーブなどでポイントを上に置き、ボリューム感を出す・できるだけサイドにボリューム感のあるデザインで、ポイントをあまり大きくしないことなどがセオリーでしょう。背の高い人の場合や、首の長短、肩の形や腕の太さ、胸の大きさなどによっても、ポイントが変わってきます。↓こちらにわかりやすいイラストでラインやシルエットの選び方が出ていますので、チェックしてみてください。ウエディングドレス CEEPSMODE次回は、背の高い場合のケースに触れてみます。↓是非ポチっとご協力お願いします。
2006年12月14日
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ケーキバイトってありますよね・・新郎新婦がお互いにケーキを食べさせあう・・アレです。ケーキバイトで新婦がケーキを2つに切り分けるのは「家事・調理」を象徴する意味があり、新郎が新婦に食べさせるのは「生計を立てて家族を食べさせる」という意味があります。ただ最近では夫婦で生計を立てる事が多く、昔のように妻が家事をして夫は働くだけ・・というスタイルも少なくなってきました。それは欧米でも同様ですが、欧米のケーキバイトは日本のようにスプーンで行儀良く食べさせあうのではなく、手づかみで行います。そして新郎が新婦に食べさせた後、夫婦で働くことを暗示するかの如く、新婦も手づかみで新郎に食べさせます。そして、手に付いたクリームを新婦が新郎の顔につける・・のがお決まりのパターンです。いわゆる「いつまでも甘くないよ」「家事もしっかり手伝ってよ」的な感じです。こういった意味を知らないまま、日本でのケーキバイトの演出を年配者が見ると、単にイチャついている様子にしか映らない場合もありますので、この辺りを司会者にコメントしてもらった方が良いかもしれませんね。以前のウェディングケーキに関するネタはこちら↓ご協力お願いします。
2006年12月13日
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ウェディングケーキを使った演出で、「ケーキチャーム」という演出があります。ウェディングケーキの下に白いリボンに通した「シルバーチャーム」を忍ばせて、ウエディングケーキの下にゲストが一斉に引きます。リボンを引いて未来を占う・・という、欧米で人気のある演出の一つです。「シルバーチャーム」とは、シルバーでできた6つの形をした鋳物のことで、それぞれの形には意味があります。どんな形と意味があるかというと・・ *イカリ(Anchor) → 冒険が待っている *ハート(Heart) → 満たされた愛 *カギ(Key) → 幸せな家庭 *ホースシュー(Horse Shoe) → 幸運&多産 *フラワー(Flower) → 恋が叶う *リング(Ring) → 次の花嫁となるでしょう *財布(oney Bag) → 幸運(金運)が貴方にやってくる *鎖骨(With bone) → 願いは叶う *四葉のクローバー(4Leaf Clover) → 前方に幸あり *ハートに矢(Heart With ArrowArrow) → 恋が叶うこれらのチャームをケーキの下に仕込んで、引っ張ってもらうことで未来を占うという演出です。この占いをネタフリにして、デザート時にケーキを配るとき、ケーキの下敷きの紙に「当たり」を仕込んでおくのも良いかもしれません。↓こんな感じの商品です。ケーキチャーム ~イギリスにまつわるお洒落なブライダル占い~ラッキーチャーム(6種)例えば、財布を引いた人にプレゼントを当てるなど、パーティ内でネタオチさせてもおもしろいと思います。ゲスト参加型の演出なので、楽しい時間となるでしょう。以前のウェディングケーキに関するネタはこちら↓ご協力お願いします。
2006年12月12日
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ウエディングケーキは意外に歴史が古いことから、ケーキにまつわる意味や由来・言い伝えは数多くあります。イギリスではケーキカットの時に、ナイフの背(刃ではない側)で切ると、幸せになれる・・という言い伝えがあり、簡単に言うと、公の場で初めて二人だけの秘密を持つ・・という意味を持つようです。その為カップルは、ケーキカット用のナイフとサーバーを購入し、ナイフには挙式日と二人の名前を刻印したりする場合もあります。↓こんな感じですオリジナルパーティセットPegasus 21st CenturyOriginal Party Set Knife & Server 【イングリッシュローズ】ケーキサーバー&ナイフそして結婚記念日にはケーキを食べ、また子供が生まれたら結婚記念日にそのナイフでケーキをカットしながら、そのおまじないを子供に語り継ぐそうです。結婚式に自分のオリジナルケーキを作って、結婚記念日に同じケーキを作るのもいいかも・・・ウエディングケーキのデザインイメージや作り方・デコレーション(装花など)は本にも出ていますので、自分らしいイメージを探してみてください。シュガーアートでつくる私のウェディングケーキ手作りのウエディングケーキ披露宴の装花&ウエディングケーキ言い伝えとケーキ作りを、皆さんもトライしてみては・・?以前のウェディングケーキに関するネタはこちら
2006年12月12日
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ウエディングケーキは紀元前の古代ギリシャで小さく硬いビスケットをくだいて、花嫁の頭上に撒いたのが始まりと言われています。原料の小麦が生命の象徴であり、またビスケット等は豊かさや幸せの象徴であることから、それを分かち合い食べる事で、二人の幸せと多産を祈ったと伝えられます。よく三段ウエディングケーキを見かけますが、三段に積み重ねるには意味があります。1段目は、招待客へ配るもの2段目は、当日出席できなかった人や親族友人などへの贈り物用3段目は、結婚1周年や子供が生れるなどの記念用昔のケーキはシュガーコーティングされた「シュガーケーキ」など、保存のきくものでした。(地域によっては4段というところもあります。)ウエディングケーキの歴史は古い為、どの国にも様々な習慣や言い伝え・おまじない的な事があります。それだけにウエディングケーキ1つとっても、色々な思いが込められているわけです。それら意味を知っていれば、披露宴の演出にも活用できる事も多いので、次回から色々と紹介していきたいと思います。
2006年12月11日
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前回は略奪婚について少し触れましたが、ハネムーンはこの略奪婚と深い関係があります。よその村から新婦となる女性を略奪したら、取り返しにくるまでに結婚式を済ませなければなりません。また結婚式が済んだ後も、いつ取り返しにくるかわかりません。その為結婚式が終わったら、取り返すことをあきらめるまで身を隠していた・・というのがハネムーンのはじまりのようです。では何故、ハネムーンなのか?身を隠す期間は約1ケ月くらいだったようで、昔は日数の経過を月の満ち欠けで判断していたようです。また身を隠している最中、悲しみにくれる新婦を慰めるため、蜂蜜でできた現在でいうミード酒を新婦に飲ませていたそうです。つまり、月の満ち欠けの「月=Moon」とミード酒の「蜂蜜=Honey」が、HoneyMoon=ハネムーンと呼ばれるようになったようです。甘い語感の裏側には、結構厳しい現実があったんですねぇ・・
2006年12月10日
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何故新郎が新婦の右側に立つようになったのか?前回触れた「ウエディングパーティ」も、この由来に大きく関係しています。古代ヨーロッパでは略奪婚による婚姻が多く、つまり自分の村に結婚する女性がいないと、近くの村から花嫁を略奪していました。その時、花嫁をさらう手伝いをしていたのが、ウエディングパーティでの「ベストマン」のはじまりといわれています。ベストマンと新郎は略奪してきた花嫁を、取り返しに来る前に結婚式をあげなければなりません。また、挙式の最中に花嫁を取り返しにくる事もあるため、その際に新郎新婦を護衛する役割としてベストマンの存在があると言われ、欧州の古い教会の祭壇の下には、今でもこん棒や鎌などの武器が残っている教会があるそうです。新郎が新婦の右側に立つのも、騎士道の流れから右手で武器を持ち、左手で花嫁を抱える為だったといいます。略奪婚や、命がけで新婦を守る・・という古代の結婚式は、何とも緊張感溢れるものだったと想像できます。洋の東西を問わず、現在使用されている様々な結婚にまつわる言葉には、こういった由来から現在に息づいているものがたくさんあります。次回から、それらの由来について紹介していきます・・
2006年12月09日
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ウェディングパーティとは、挙式当日に新郎新婦の友人や親戚が、挙式と披露宴のサポートをする役割を持つ人たちの総称です。例えば「ベストマン」「メイド・オブ・オナー」「アッシャー」などの言葉を聞いたことはありませんか?欧米での教会挙式の際は、大抵このブライダルパーティのグループを見かけますが、これらそれぞれの名称と役割などについて触れます。「ベストマン」とは簡単に言うと、花婿の介添人です。新郎の親戚や友人が務め、結婚指輪の保管をしたりパーティでの乾杯の音頭をとったりします。「メイド・オブ・オナー」とは花嫁の付添い人のこと。後述するブライズメイズのリーダー的存在。既婚者が務める場合は「マトロン・オブ・オナー」といいます。「アッシャー」も新郎の付添い人ですが、挙式会場では列席者のエスコートや、ウエディングカーの装飾、パーティの盛り上げ役を務めます。「戸口の番人」という意味からきた言葉で数名が正装して揃います。「ブライズメイズ」も新婦の付添い人ですが、メイドオブオナーの補佐役的存在です。アッシャー同様、複数名が同じドレスを着て揃います。ブライズメイズの起源は様々あり、昔は12~15歳という幼い年齢で結婚していたため、悪霊が取り付きやすいとの事から悪魔の目をくらます為に同じドレスを着て結婚式を補佐していた・・という説を良く聞きます。「フラワーガール」は、花かごに入った花びらを撒きながら、新婦を先導する少女のこと。「リングベアラー」は、リングピローに指輪を乗せて結婚指輪を祭壇まで運ぶ男の子のこと。但し、キリスト教では高価なものを幼い子に持たせない・・という事から、本物の指輪はベストマンが保管しています。「トレーンベアラー」新婦のドレスの裾やベールを持つ少女のこと。これらからわかるように、バージンロードは新郎新婦が歩く物という日本の教会式と違い、欧米では新婦入場の前に、彼らがアイル(通路=日本でいうバージンロード)を堂々と入場先導します。これら一つ一つの役割にはちゃんと起源・由来があり、教会挙式の殆どのケースでウェディングパーティを見かけるのは、欧米人がこういった伝統を重んじるが故でしょう。ウェディングパーティの由来については、次回お伝えします。日本の婚礼文化にも、色々な伝統や由来があるのですが、日本人より欧米人の方が自分達の文化を大事にしているのではないか?と感じるのは、私だけでしょうか・・
2006年12月08日
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以前、婚約後に彼に離婚暦があり、尚且つ子供が居ること黙ったまま婚約をしたカップルの話をしましたが、その続編・・お二人別々に色々と話を聞いたのですが・・彼の方は悪気はなく言い出せなかっただけ、自分の気持ちを話して誤解をしてもらいたくないので、二人で改めて話をしたい・・との事。一方彼女は既に彼の事を全く信用できなくなり、今は全く話をする気になれないとの事。いずれにせよ彼女には落ち着いて考える時間が必要なので、彼には時間をかけて誠意をみせるしかないという事で、一旦時期を待つことになりました。ところがある日、彼女から連絡が入りました。やっと落ち着いて彼と話ができる状態になったのかな?と思ったら・・何と妊娠しているとの連絡にびっくり。色々と想いを聞いてみましたが、彼女はそれでも彼と別れる固く決意をしたようで、できるだけ彼と接触しない形で、全てを白紙に戻すようにしたいというのが結論でした。あくまで重要なのは本人の意志であり、ご両親もその結論に了解しているとの事でした。私自身も何とも言えない複雑な心境でしたが、ここから先の問題は司法の手に委ねるしかないので、「わかりました」という他ありません。ブライダルの世界って花々しい感じがしますが、多くのカップルの中にはこういった複雑な状況に遭遇することも少なくありません。カウンセリングをする度に、もっと心理学を勉強しなくては・・と思うのでした。
2006年12月07日
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前回は白無垢の選び方について触れましたが、和装にカツラはつきもの。でも自分はカツラなんて似合わないから・・と思っている人は多いのではないでしょうか?そう考えてしまうのも解からなくはないですが、よく考えてみてください。昔の日本人は自分の髪で日本髪を結っていたわけですから、似合う似合わないはないわけです。しかし残念ながら、正直似合わない人もいるのが現実ですよね。これはカツラを自分に合わせて結い直さずに被っていることが要因といえます。大抵の美容師さんは着付けの技術はあっても、カツラまで結い直せる人はほとんど居ません。ですから俗に言う「カツラあわせ」とは、結いなおすためのものではなく、頭の大きさにあわせたカツラを探す作業に留まっている事が多いのです。例えば丸顔とか細顔などによってビンの部分(両サイド耳の上の膨らみ)を出したり引いたりするわけですが、細顔用にビンの張った髪型を丸顔の人が被れば、大きな顔になって似合うはずもありません。この他、額の広さや顎の位置、クビの長さなどを考慮しながら様々な部分を結いなおして、初めてカツラが似合うわけです。昔の日本人は全て自分で結いなおしていたわけですから、似合わないはずはないわけです。簡単にいうと、現在のかつら合わせは洋カツラを被ってセットもブローもなし・・といった感じです。このような事になった背景は・・元々カツラ自体が結構高価なものなので、大抵の美容室には限られた台数しかありません。というか、相当の婚礼着付数をこなす美容室でなければ、多くのカツラを在庫で持つことありません。また先述したように、自分では結いなおせない美容師さんがほとんどであり、結いなおしを外注すれば時間もかかるしコストもかかる・・つまりカツラ台数が少ない上に、結いなおせば時間がかかり、次のお客様のカツラ合わせができなくなり、おまけにコスト高になる・・ことから、できるだけ結いなおしの数を減らした結果が、このようなカツラ合わせの現象を引き起こした要因でしょう。では、今から自分に似合うカツラを被るためにはどうしたらよいのか・・・ご心配なく。今は美容師さんに結いなおし技術がなくても、また美容室にカツラが沢山なくても、自分に合わせて結いなおしてもらえる方法があります。カツラもどんどん進化していて、今では美容室さんが在庫をもたなくてよい様に、カツラ会社からレンタル式で貸し出すシステムがあり、またカツラ合わせ時に写真をとって、カツラ会社が結いなおしまでして美容師さんへレンタルするシステムがあります。この方式を扱っている美容室であれば、とりあえず問題はないでしょう。むしろ昔はよく婚礼着付けをしていた美容師さんなどは、かつらの在庫は多く持っていますが、昔のかつらは重く、また髪の色も現在のような栗毛は少なかったり・・というケースが多いですので、単純にカツラを多く持っている事を似合うかどうかの判断基準にはしない方が賢明でしょう。私が知る範囲では、コスモファニーという会社のカツラが、自然な毛色で、極端に軽く、結い直しもできる・・という優れものでした。http://cosmo-funny.com/(確かコスモ石油の関連会社だったと思いますが・・)着付けをしてもらう美容室に、コスモファニーのようなシステムを扱っているかどうかを確認することで、カツラが似合うかどうかの判断材料にしてもよいと思います。あくまでカツラのみの判断ですが・・着付けの腕の方は、その美容師さんの過去の作品の写真を見せてもらって判断してくださいね・・
2006年12月05日
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白無垢を選ぶ時は柄だけではなく、素材の見極めが重要・・と前回書きました。では、選び方を間違えるとどんなデメリットがあるのか?繊維の特性で、ストロボにハレーションを起こして図柄が綺麗に写らない事が多いのは、前回述べたとおりですが、他にもあります。化繊物は正絹物に比べて、着崩れしやすいというデメリットがあります。その分、美容師さんは着崩れをしないよう、腰紐をきつめに締めたりしますので、長時間白無垢を着なければならないケースなどは、気分を悪くする要因にもなります。特に神社で挙式して披露宴会場まで移動・・という場合は、気をつけなければなりません。また真っ白で一見綺麗に見える化繊物は、お店で選ぶ時には新しくて綺麗な白無垢に見えてしまいます。でもそれを羽織った姿を鏡で見て、繊維の白さと、自分の肌の色とのギャップが大きい事に気づくことがあると思います。その結果として、美容師さんに化粧を濃い目に白くされる可能性が大となります。よく皆さんが和装着用時に懸念する「化粧」や「かつら」が似合うかどうかは、実は衣裳選びから始まっているわけです。では衣裳を選ぶ際に、自分で見極める自信がないからといって美容師さんに同行をお願いする人をよく見かけますが、できれば避けた方が良いかもしれません。というのは、婚礼衣裳業界では美容師からの紹介が絡めば、美容師さんへの紹介手数料を支払うことが通例になっています。地域によって差はあるものの、暗黙の了解として大体契約金額の30~40%が支払われるケースが多いのです。5~10%程度の紹介手数料なら他のビジネス業界でもよくある話ですが、ブライダルでは3割4割は当たり前・・という世界です。例えば30万の契約金額だとすると、9万程度が手数料となっているわけです。良い物を見極めたいから美容師さんへ同行をお願いしているのに、手数料を省けば21万で借りられる・・という事は、ミイラとりがミイラになっているような状況にもなりかねません。「私の知っている美容師は、長い付き合いなのでそんな人ではない」と思う方もいるでしょうが、たとえその美容師さんがそのつもりでなくても、衣裳屋さんは今後のビジネスの付き合いもあり、衣裳店側が挙式終了時に勝手に手数料を組んでしまうので、どうしようもありません。都心部では、美容師さんに衣裳店を紹介してもらうようなことは少なくなりましたが、まだ地方都市や田舎ではこういった現象が根強く残っていますので、注意をした方が良いでしょう。私は常々思うのですが、婚礼には良い伝統や文化の裏側に、こういった悪しき商習慣も残っています。日本のブライダル業界の流通がイビツであるという1つの例です。業界人の私が言うのも何ですが、現在の婚礼業界にはムダな部分がたくさんあります。これらのムダを省けば、もっと廉価で良い結婚式ができるのです。消費者が賢くなれば、衣裳や美容などその他のブライダル関連業者も、もっと本当に良い物を適正価格で提供せざるを得なくなると思います。全ての業者がそうだとは言いませんが、まだまだそんな業者も多いのが事実です。最高の想い出となる結婚式を適正な予算で挙げるためにも、これから少しずつこういった事例を紹介していきますので、是非活用してください・・
2006年12月05日
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さてさて前回、落ち着いた「和」テイストや神前式を希望するカップルが増えてきた話をしましたが、今回は神前式に欠かせない「白無垢」の選び方について触れます。白無垢は白だから、単純に柄の好みだけで選ぶ人も多いようですが、選び方を間違えると大きなデメリットになりかねないので、注意が必要です。まず、白無垢の素材としては1.正絹(しょうけん)・・・・まさしく絹のこと2.化繊(かせん)・・・・・・化学繊維3.交織(こうしょく)・・・・絹と化学繊維が交じっているものの3つと考えてよいでしょう。正絹はしなやかな素材で、もちろん高級素材です。ただ絹のため、真っ白というわけではありません。ある程度白くする技法を用いていますが、時間の経過と共にすこしずつクリーム色になってくるのが特徴です。その点化繊は、長い間白いままです。ですから貸衣装屋さんの中には、いつも白くて綺麗な化繊の白無垢を、色打掛を借りてくれた人に比較的安く貸しているお店もあります。しかし気をつけなければいけないのは、化繊の白無垢は写真撮影のときにストロボにハレーションを起こし、白無垢の柄が写真に残らないものが多々あります。これでは高いお金を払い、折角吟味して選んでもガッカリです。正絹と化繊の区別は、見た目ではわかりにくいかもしれませんが、正絹の方がやわらかくなめらかなので、手触りである程度わかります。問題は交織です。交織は縦糸は正絹なのですが、横糸が化繊のものが多く、実際図柄はこの横糸で形成されていますので、手触りは正絹でも横糸が化繊であれば、同様に図柄が綺麗に写らないことが多く、また見分け方も難しくなります。ですから白無垢を選ぶ際にはまず、衣裳店のスタッフに必ず素材の確認をしておいた方が良いと思います。殆どのスタッフは正確に教えてくれると思いますが、中には知らなかったりごまかしたりするスタッフも見かけます。このような場合、そのアドバイザーの知識を試す意味でも、以下のような質問を商品ごとに聞いてみて下さい。1.織りの名称(平織り・唐織など)2.平織りの場合、目数(めすう)はどの位か? ※目数は300目から良いものでは1200目ほどあり、目数が高ければ高いほど良い物となり、メス ウが高い分、小さな図柄に対応し、柄も凝ったものになる場合が多いです。3.刺繍の名称(桐生刺繍・相良刺繍など)これらの質問にスムースに応えてくれるようであれば、問題ないでしょう。現実、化繊の衣裳でも正絹並みの価格設定をされていたりして、品質と価格がアンバランスなお店も少なくありません。いずれにせよ、高いお金を出すのですから、価格に見合った品質・価格以上の商品を提供してくれる良心的なお店を、自ら選別する為にも、以上のような質問を試してみてください。化繊や交織の衣裳を着た際に、不幸にも起こるデメリットは大きいものです。具体的な事例は、次回に・・
2006年12月04日
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昔に比べて「神前式」や「和」テイストのウエディングの比率は低くなっていますが、地域によって差はあるものの、依然人気は根強いものがあります。特に最近、大人のカップルに披露宴の「和」テイストの人気が出てきています。神前式後に「和」テイストの披露宴・・という落ち着いた感じが逆に新鮮な印象を受けるのでしょう。元々神前式は明治時代、当時皇太子であった大正天皇の婚儀が宮中三殿の賢所(天照大神を祀った御殿)の神前で行われた事がはじまりといわれますが、まだ当時は自宅結婚式が一般的であり、現在のように民間に広まったのは昭和に入ってからと、意外に歴史は浅いのですが、雅楽にのせて神殿で挙式を執り行う様子は、日本独特の伝統文化であり、落ち着いた荘厳な雰囲気を醸し出し、自然に心も引き締まります・・ところで15~20年前までは圧倒的に神前式が多かったのに、現在はなぜ少なくなったかのでしょう?理由はいくつか挙げられますが、まず神殿は教会やチャペルに比べて少人数しか入れないところが多く、必然的に挙式に親族のみしか参列できない事(最近では大きい神殿を持つ所は、親族以外でも参列できるところはありますが・・)また挙式料だけをとらえるとキリスト教式より神前式の方が安いケースが多いですが、逆に神前式では和装衣裳やカツラを着用することになり、その衣裳や着付の額によっては神前式の方が価格的に高くなってしまう事。挙式用に白無垢を着ると、お色直し用の色打掛を着用する事が多いため、やはりそれなりに衣裳代金がかかり、またカツラを洋髪に変えても、着付料金もドレスに比べると価格が上がるわけです。こういった予算面も去ることながら他にも様々な理由が重なり、徐々に数が減ってきたと思われます。こういった背景には、実はブライダル関連業者(会場・衣裳屋・美容着付業者)のビジネスライクな販売方法や価格設定等が、大きく影響していると私は思います。これらの商品は非日常的である為に、消費者の商品知識や価格に対する概念は希薄です。また一生に一度とか、お祝い事という背景から「多少高くても・・」という心理が少なからず消費者に働く事も確かです。これを逆手に取り、当時も今も「ブライダルは儲かる」という考え方で、本当に婚礼文化の継承と良い結婚式を提供する・・いう視点でビジネスをしている会社が少なく、それ故価格に見合ったサービスを提供していないブライダル業者が多すぎる・・そう感じてしまいます。まずは「神前式」「和テイスト」を希望する方に、失敗しない衣裳や着付の選び方を、次回お伝えしたいと思います
2006年12月04日
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数日前の日記に、海外挙式を希望するカップルが一時期に比べて回復してきた感があるといいました。という事で、海外挙式について少し書いてみようと思います。ブレッシングって言葉を聞いたことがあるかと思います・・単純に言えば「祝福」という意味ですが、日本人が海外の教会で結婚式を挙げる場合、この「ブレッシング」という宗教上のシステムによって結婚式を挙げています。つまりキリスト教の信者でない人が教会で結婚式をする場合には、いわゆる宗教上の儀式としてではなく、祝福としての儀式を執り行ってくれるスタイルです。この場合、大抵は入籍している事が条件となり、法的な効力も宗教的な効力もありません。一方「リーガルウエディング」と呼ばれるスタイルがあり、こちらは法的な効力をもちます。こちらは当然のことながら、入籍していないことが条件となります。これは簡単に言うと、現地の役所に結婚したことを届けて証明書を発行してもらい、帰国後日本の役所へ入籍時に提出する形となる為、必然的に法的な根拠をもつことになります。リーガルWの特徴としては、ブレッシングの場合は入籍してから海外挙式を挙げる為、入籍日と挙式日が異なる形になりますが、リーガルWの場合は挙式日と入籍日が同じ日となります。つまり海外で挙式を挙げた日に、現地の役所で証明書を貰うので、帰国後に入籍しても挙式日にさかのぼって登録されるわけです。それだけではなく、戸籍にはちゃんと「○○国方式において婚姻」と自分達が挙式をした国が記載されます。ちゃんと法的な根拠をもつ海外挙式をしたい・・と思われる場合は、リーガルウエディングのスタイルを指定されると良いと思いますが、国によってはリーガルWができないところもありますので、注意が必要です。
2006年12月03日
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女性にとって、結婚式の時に教会のバージンロードを歩く・・というのは憧れだと思います。よく、カトリックはしろのバージンロード、プロテスタントは赤や緑・・と言われますが、これといった決まりはないようです。というより、バージンロードとは和製英語であり、欧米では通用しません。欧米ではバージンロードのことは、単純にAisle(アイル)=通路と呼んでいます。夢のない話になるかもしれませんが、つまりバージンロードは、ドレスの汚れを防ぐため又新しい生活への門出を祝うという意味で発案されたものだと思われ、キリスト教の礼拝においてそれ以上の意味はないということです。日本ではバージンロードは神聖なもので、ゲストは歩いてはいけない・・とか言われますが、欧米のプロテスタント又はカトリック教会では、、挙式前の入場の際にゲストは皆バージンロードをアッシャー等にエスコートされながら、バージンロード(=アイル)を堂々と歩いて入場してくるシーンをよく見かけます。欧米人から見ると、こういった日本のブライダルシーンを見て??と思う事は多いようです。彼らが一番驚くのは、模擬結婚式。リハーサルは欧米の教会でも前日に行われますが、平服で入場形式や式の流れに対する打ち合せという感が強く、日本のように本当に結婚するカップルではない人たちが、本番さながらの模擬結婚式しているシーンを見ると、彼らは少なからずショックを受けます。(従順なクリスチャンなどは、怒り出す人もいますけど・・)また、ホテルでの結婚式に遭遇した場合、日本の男性が団体でW礼服を着用しているシーンを見て、彼らは「彼らはマフィアか?」と聞いてきます。彼らには、黒のスーツの男性が団体でいると、どうやらマフィアに見えるようです・・(笑)また欧米のブライダルコンサルタントがよく「日本の教会挙式は、何故どこでも皆同じ讃美歌(又は聖歌)を唄うのか?」と、よく聞いてきます。日本の場合、信者ではないことが多いため、皆が知っていて唄うことのできる讃美歌を選んでいるに過ぎないのですが,彼らにとっては「讃美歌は自分達で選曲しないのか?」という疑問が沸くみたいです。日本の婚礼文化が大きく西洋文化の影響を受けている・・という感はありますが、よく見ると実はこれらは日本の独特な文化なのかもしれません。だって、西洋人が驚くくらいですから・・
2006年12月02日
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先日、婚約とか結納の後のトラブルに触れましたが、前例をひとつ。カップルが相談に来た時はとても仲が良く、どちらかといえば彼がリードしている印象でした。が、最初の相談から3ケ月位たったある日、彼女の方から「白紙になった」と連絡がありビックリ!理由を聞くとどうやら彼は離婚歴があり、また子供もいる事を彼女には黙っていたらしく、それが発覚したとの事。こりゃぁ大変。とにかく彼女の気持ちを色々と聞いて、落ち着いて冷静に判断する事を促して電話を切ると、すかさず彼から連絡が入る。彼は離婚している事や子供がいる事を話そうとは思っていたが、タイミングを外した・・との事。しかし結婚を約束する時に話すべきだし、親権の問題や養育費の問題など、これからの新しい生活を始めるためには、もっと早く彼女に伝えるべき事なのに何故?と聞くと、「結婚できなくなるのが怖かった」との答え。う~ん・・いずれにせよ、まずはもう一度二人でよく話しあうように伝えたのですが・・この後の思わぬ展開は、長くなるのでまた次回に・・
2006年12月02日
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最近は結婚式に仲人を立てないのが当たり前になりましたねぇ・・それはそれでよいかなとは思います。昔のように終身雇用制の会社は少なくなり、会社の上司に頼むなんて事もないし・・それに伴い、結納をする人も少なくなりました。形式張って面倒だ・・という人が殆どですが・・・先般相談に来られたカップルの父親は、娘を金で売るようでイヤだ・・といっていたそうです。昔はお金ではなく物であったのが、現代では金のゆりとりに変化しているので、そう感じるのもわからないでもありません。しかし今日その時の新婦さんがやってきて、両家の顔合わせの時には結納は無駄が多いからしなくていいと言っていた父が、最近「ああはいってもケジメとして何らかの結納らしきものはしてくれるのかな?」と言い出し、はっきりと結納はいらないといった手前、先方に今更言えない・・という相談がありました。この気持ちの変化もわかる気がします。おそらく、お父さんは婚約した事や結婚する事の証が欲しかったのではないでしょうか・・元々結納は婚約の1つの形であり、たまたま結納のお金の部分だけを捉えてお父さんはイヤだと感じたのでしょうが、そうはいっても口約束だけで、娘を嫁に出すというのも寂しかったのでしょう。婚約の方法は結納だけではなく、キリスト式であげる場合は「婚約式」というものをやってくれる教会もありますし、婚約通知状を出したり婚約パーティなどの方法もあるので、そういった方法を紹介すると、お父さんに話をしてみるとの事でしたが・・。婚約は別に必ずしも結納でなくても良いのですが、何らかの形で二人の結婚の意志を口約束ではなく、又両家の承諾を得たという証にするため、婚約を公にしておいた方が良いとは思います。というのも長い間ブライダル業界でやっていると、色々な理由で破談や婚約解消という場面に遭遇してしまいます。そんな時、婚約を公にしているといないでは、大きな違いが出てきます。つまり、婚約をした時点からお互いに責任が発生するということになるわけです。よくあるケースとして、婚約後に彼の浮気や彼女の不貞が原因であったりするのですが、公にする事で責任を自覚する事にもなりますし、また万が一の時も責任の度合いが明確になります。よく結納金倍返しとか聞くのも、こういったケースです。白紙に戻すパターンは本当に色々な原因・要因があり、いずれ機会があれば伝えていきたいと思いますが、誰しも結婚を約束した時はそんなことは予想だにしていません。それだけに、お互いの信頼関係を元に口約束だけでも十分と思うのでしょう。結納はムダという考えも、あとに使い道のない水引飾りがムダに見えたり、何度も行き来する事が手間に思えたりするでしょう。また地域によって方法が異なるので、出身地が違えば色々と気を使う事もあるでしょう。しかし、そういったムダや手間を省いてするやる方法もありますし、更に言えば両家がそれらの方法で良いという了承と納得さえしていれば、独自の方法でもよいのではないかと思います。様々な婚約の形はありますが、逆に結納は口上も決まっている分、しっかりとしたマニュアルができており、また結納式そのものはほんの5~10分もあれば終わってしまいますので、むしろ両家に合った結納をするのが、一番合理的な婚約の方法かもしれません。結納といえば、日本固有の伝統文化のように思いますが、実は諸外国でもこれに似たことは、形は違えど行われています。強烈に印象に残っているのは、私の友人の知人にケニアの方がいらっしゃるのですが、その方の結納のビデオを見せてもらったことがあります。両家の家族のみならず、親族が全て集まり集会が始まり、結構長い時間話し合うのです。ケニアの結納?を日本語に直訳すると「花嫁の値付け」というらしいのですが、新郎側が新婦側の親族に反物などのお土産を持って行く様子は、昔の日本の結納と酷似してました。結局、ケニアでいう「花嫁の値づけ」は、両家親族の話し合いにより、ヤギ400頭をむこう20年間に渉って新婦家に毎年分けて持ってくる・・という事で話がついたみたいですが・・色々な婚約の形が、世界中にはあるもんですね・・
2006年12月01日
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全国各地で、色々な婚礼慣習の違いがありますよね・・北海道の会費制披露宴名古屋の菓子まき北陸の仏壇参り九州のお茶見せ などなどその他、結納の方法や披露宴でのおきまり事など、本当に地域によって様々な特徴があります同じ県でも、東西南北で全く違っていたりと、本当に婚礼というのは地域文化が根付いているなぁと感じます。まだまだ色々と勉強しなければ・・・皆さんの地域で、こういった特性があれば是非教えてください。
2006年11月30日
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今日、ひょんな事でブライダルプランナー志望の女性とお会いしました。現在は派遣の仕事をしているそうですが、ブライダルプランナーになる為に学校に通い、資格を取得するために頑張っている方でした。私も随分前に資格を取得した頃の事を思い出し、少し新鮮な気分になったせいか、色々とお話させてもらいました。資格をとるために得る幅広い知識は当然大事なことですが、活用できなければ何にもなりません。とくに結婚というものは、人それぞれに色々な背景や事情、また価値観の違いなどがあります。プランナーに求められる物は学んだ知識を、個々のカップルに合わせて加工する技術であり、その為に最も必要なものは「コミュニケーションスキル」なのです。また婚礼はある意味文化的なものであり、文化であるが故にその時々の生活様式に合わせたスタイルに合致させる必要がある為、プロとしては常にブライダル文化の現状や変化を学んでおかなければなりません。今欧米ではゲイやビアンなどの同性愛者の結婚に対し、新たな法律ができるなどの背景から、大勢の同性愛者の結婚式ニーズが高まっています。日本が今後そのような風潮になるかどうかは別として、世界中どこでも婚礼文化は変化と進化をしているわけですから、そこから様々なものを学ぶことが必要だ・・・みたいな説教じみた話をしてしまったのですが、その女性があまりにも目を輝かせて真剣に且つ楽しそうに話を聞いていたので、つい調子に乗ってしまいました・・(反省)巷でブライダルプランナーと呼ばれている人の多くは、婚礼予約係だったり、打ち合せ担当だったりと組織の中での呼称であることが多いのですが、この女性は相談~予約~企画~当日現場の全ての業務のできるプロになりたいという思いを持っていました。そして彼女の最終目標は、自営業としてプロのプランナーになりたい・・とのこと。若いのに志を高く持って進んでいる姿に、頭が下がりました。こんなプランナーが世の中に沢山存在すれば、予算の多寡に関わらずカップルやゲストを満足させる事ができ、非婚化なんてことにはならないだろうに・・と思ったのでした。
2006年11月29日
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テロやSARSの影響で一時は激減した感のあった海外挙式ですが、最近では相談も以前の数に戻ってきています。海外挙式を希望する人の中に「国内で結婚式を挙げるよりは、ハネムーンを兼ねて海外で挙式した方が安いから・・」という動機で相談に来られる人がいます。当然国や教会によって価格は違うのですが、海外挙式をした後に国内で披露宴又はパーティをするという場合、必ずしも海外挙式が安いとは限りません。国内での挙式と披露宴をする場合は、やはり2~300万はかかるという認識となり、それに比べて海外挙式のパンフ表示金額だけを見れば、50~100万前後であがる・・と考えれば海外挙式の方が安いと感じるのは当然でしょう。簡単に言うと、海外挙式と国内でのパーティを別々にする分、ドレスや写真・ヘアメイクやフラワー関連などの固定費が、ダブルで必要になるからです。ドレスを購入すれば、多少はコストダウンになるかもしれませんが、しかしその他の付帯項目だけを捉えても割高になるケースが多々あるので、しっかりと予算を計算する必要があります。また国内での披露宴は大抵の場合がご祝儀制の為、収入と出費の差額のみが自分達の負担になりますが、海外挙式だけを考える場合は御祝儀は見込めないので、全て自己負担の出費となるケースが多くなります。言い換えれば予算面で捉えると、高いか安いかは総額費用の問題ではなく、実際に出費する額の多寡で判断する必要があるということです。ならば、二人だけで海外挙式を挙げて帰国後に会費制パーティを・・又は帰国後パーティはしない・・という手もあります。但しこの場合予算の問題だけではなく、特にご両親の兄弟や親戚が多い場合は、海外で二人だけで挙げるとなると親族へのお披露目はどうするのか?とか親族を呼ぶのに会費制はマズイとか、お披露目パーティはやらなければならない・・など親や親族からの反対で途中で諦めるカップルも多々います。ですから海外挙式は単純な憧れだけではなく、両家両親や親族の考え方・予算面などをよく考慮した上で決めていく必要があります。たまに両家の両親も海外での挙式に賛成で、いざ挙式と旅行を決めたは良いが、それを知った親族から反対を受けて止む無く断念し、キャンセルチャージを支払う方もいます・・海外挙式を希望して、実際にスムース実施しているカップルを見ていると、・両家両親の兄弟が少ないなど、親族の同意が得やすい環境にある・帰国後会費制パーティでも、親族の同意が得られる・これらの費用を自分達が殆ど負担する(親からの援助がない)などに共通点があるように思います。上記以外のケースでも海外挙式を実施しているケースも当然ありますが、やはり途中で何らかの障害が発生してきます最近は学生時代に留学していたり、ワーキングホリディで語学留学していたりと、海外との縁が深い方も多いですが、こういったケースでは海外でお世話になった人に出席してもらいたいなどの動機が明確ですので、意外にスムースに運ぶことも多いです。とはいえ、まだまだ海外挙式を選択肢の1つとして考えている人の中には、単純に「安いから」という思いで考えている人も多いので、しっかりと比較検討してください。私自身、海外挙式をプロデュースして販売も手がけていますが、両家親族関係・国内パーティの有無・予算なども考慮すべき点ですが、やはり海外で挙式するわけですから、その国の文化や習慣の違いもある程度認識しておいて欲しい事の1つです。帰国後にカップルや同行者から聞く話の中には、文化の違いから誤解や不満を招く結果になっているケースも多々見受けられるからです。これについては話が長くなりそうなので、また次の機会に・・人気blogランキングへ 楽天ブログランキング↑ポチッと協力お願いします。
2006年11月28日
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オリジナルなウエディングアイテムをいくつか紹介します・・オリジナル ブライダルフィギアのオーダーメイド 「ミーニ」 二人の写真からイラストを作成し、世界でたった一つのオリジナルフィギアが作れます。 写真・イラストを基にかわいらしくデフォルメしてくれ、職人が手作りで高さ約16cm~30cmオリジナル フィギュアにしてくれ、それも1体から造ってくれます。 いままでにない新しい感動・思い出を演出する事が出来ます! ブライダルアイテムとしても使用でますし、還暦祝いなど用途はあなた次第。 結構かわいいアイテムです。 オリジナルフィギア ミーニ http://fm7.biz/goy☆★お気に入りの写真で簡単にオリジナル絵本がつくれます!!★☆“一生の想い出として残してあげたい”ブライダルブック、“誕生日を迎えたら作ってあげる絵本”バースディブック他にもクリスマス、出産祝いなど用途は多数。申込みや作り方も簡単で、それぞれの『ブックお仕立券』を購入し、写真を用意して郵送するだけです。3週間で絵本がお手元に届きます。 写真とコメントで作る「アルバム絵本」 http://fm7.biz/gp3世界にたった一つだけの絵本 クリエイト・ア・ブックこちらもオリジナル絵本ですが、あなたの大切な人が主人公になる絵本。住んでいる街や友だちまで登場するから、その人だけのオリジナル絵本が出来上がります。結婚・出産・誕生日にと、様々なイベントに対応した絵本をご用意。もちろん大人用の絵本もあります! 世界にたった1つだけの絵本 クリエイト・ア・ブック http://fm7.biz/gp5是非チェックしてみてください。
2006年11月27日
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昔は元々独身女性は、全て神様のものとされていたそうです。俗世の男性は、独身女性を神様から授かるお許しを得るために、お願いしなければなりません。また結婚する男女は、いかに自分が弱くもろいかを知っています。だから、わがままが出ないように、もろさを出さないように、幸を与えてくれる神を仲立ちとして固い約束をし、男女が結ばれるお許しを頂く為に祈り、お願いする・・結婚式には本来このような意味があるようです。とはいえ、「別に神様にお願いしなくても・・」という人もいるでしょう。特に日本では結婚式を「神前式」「キリスト教式」「仏式」など様々なスタイルを選ぶため、宗教心や信仰心がないと思われています。でも本当にそうでしょうか?欧米の教会の牧師様と話をする度に「日本人は何故異国の地で、信仰してもいない宗教の教会で結婚式を挙げたがるのか?日本には挙式をするところが少ないのか?」とよく聞かれます。キリスト教には「イエス様」という大きな存在の神がいますが、日本の場合、古事記の神話に伝わるようにヤオオロズといわれ、神様の数は約800万存在すると言われています。例えば、山には山の神様、空には空の神様というように、自然精霊において不可解なことは、全てそれぞれの神様の存在からくるものとされていたわけです。空が暗くなりゴロゴロと音を立てて稲妻が走ると「空の神様が怒っている」とか、山中で大声を出してコダマが返ってくれば「木の神様の仕業だ」とか思っていたのでしょう。因みに雷はかみなり(神也)、コダマは木魂からきているとも聞き、そう考えれば現在の言葉一つにも、こういった昔の伝統が息づいてるんだなぁと思うわけです。ですから、外国の牧師には「日本人はその時々に、信仰する神様を選ぶ事ができるのだ」と簡単に説明するんですが・・・・。もうすぐクリスマスやお正月ですが、クリスマスも正月の神社仏閣への初詣も、同じような事が言えると思います。更に言えば、お祭りだって同様です。つまり日本人には本能的な「祈り」という心が息づいており、生活の中に浸透し、春夏秋冬の全てに神への願いとして「祈りとしての儀式」と、「感謝としての祭り」が彩られているように思うのです。しかし近代化された世の中では、この祈りの文化が今も息づいている事や、よき伝統や風習の意味や産物があることを忘れている事が多いのも確かです。人は何故結婚式をするのか?現代人が多様な価値観で色々なことを言っても、結婚式という儀式に臨んだ時、神前であろうがキリスト教であろうが、ごく自然に手を合わせて祈る・・これは人の本能の中に「祈りの心」を抱いているからでしょう。物が氾濫した文明に踊らされている現代人が、本能としての「祈り」の心を自覚させられる時が「結婚式」だと思うわけです。我々ブライダル業界に働く者としては、「祈り」の心と「感謝」の心を、結婚式を通して再認識する瞬間やきっかけを作ってあげる事が、私たちの存在価値なのかな・・と思う今日この頃です。
2006年11月27日
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結婚を決意し実際に結婚するには、日本だけでなく、殆どの国では婚姻届にサインをして、役所に提出すれば、法律的には夫婦として認められる・・情報や物が氾濫し、合理化された社会の中で、結婚式や披露宴という物は、ある意味不合理な物といえるのかもしれません。それなのに人は何故、洋の東西を問わず、面倒な手続きを踏んで結婚式を行い、披露宴を行うのでしょうか?今日も、自分達二人は結婚式をしたくないのだが、親がしなくてはいけないというから、できるだけ簡単にしたい・・というカップルと話をしたのですが、こういったカップルの相談を受けるたびに、いつも考えさせられます。特に若いカップルはプロポーズし、相手の親に挨拶した位の段階では、二人が夫婦として一緒に生活できることしか眼中にないカップルも少なくなく、いわゆる夫婦として新しい世帯家族を持つという過程において、自分達の身の回りの人々への配慮や責任が必要となる事には全く気づいていないわけです。でも私はその時点では、当然年寄りの説教じみたことを言ったりしません。何故ならどんな動機であれ、一旦結婚式・披露宴が決まれば、当日迄の間に様々な出来事からそれらを無理やり気づかされる事となる訳で、あえて私が言わずとも、「結婚て大変だ」と必然的に感じる事になるからです。確かに結婚式は面倒臭い事が山ほどあります。それを知っているからこそ、挙式をしたくない・・煩わしい思いはしたくない・・と思うのもわかる気がします。でもそのプロセスを経ることが、今後の結婚生活に大きなプラスになることは言うまでもありません。私達がそんなカップルにアドバイスする本当のタイミングは、その大変さから逃避したり、くじけそうになった時・・いわゆるマリッジブルーに差し掛かったときなんです・・この段階では、結婚式の本当の意味を色々な角度で話をする事で、カップル自身が「結婚式は大切だ」とい本当に思ってもらえるかどうか・・カップル自身が「結婚式」について本気で考えるきっかけを作ることを心掛けています。そんな時に、色々な角度で挙式というものの意味を伝えるのですが、明日はこれについて書いてみようと思います。
2006年11月26日
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少子化、非婚化と新聞やニュースで見るたびに、ブライダル業界で働く私達にとっては、マーケットの縮小という面で危機感を感じます・・。晩婚化や小子化は経済的・社会的な背景と相関する為、如何ともし難いですが、非婚化という視点から捉えれば、少なくとも我々ブライダルに携る者にでもできることは多々あるのではないかと思うのです。簡単に言うと、現在のブライダル=結婚式や披露宴のあり方そのものにも問題がある・・と思います。カップルが結婚するに当って、例えば両家間の問題や金銭的な問題、また再婚の場合や国際結婚など、色々な背景や事情に関する相談依頼は、年々増えています。昔は仲人という存在がいたので諸々の問題は仲人に相談できたのですが、現在では仲人を立てる人は殆どないので、問題解決は全て自ら解決しなければなりません。しかし、周囲に相談できる問題ばかりでもなく、また婚礼に関する様々な経験をもつ人が身近にいなければ、結局問題は解決できません。このような問題をまず解決解消しなければ、結婚のスタートラインに立つことができないカップルが大変多いという現実があり、私達への相談が急増している要因でもあります。正直、それらの問題自体がすごくヘビーな場合、相談されるタイミングによっては解決できない事もあり、その場合彼らは結婚自体を断念したり無期限延期したりと、二人の結婚の意志が固くても、延期・断念せざるを得ない場面に遭遇すると、本当にやりきれなくなります・・逆に、私達にに相談してもらうことによって、解決の糸口を見つけたり解決できたりして、無事ゴールインした際には、この上ない喜びを共感できるのですが・・(この感覚が、この仕事の醍醐味の一つでもあるのです・・・)また問題のもう一つの側面として、現在のブライダル業界はイビツな形をしているということです。企業の方針があまりにもビジネスライクであったり、悪しき商習慣というか流通そのものも、カップルの結婚費用の高騰に影響しています。つまり会場が業者から高額なコミッションを徴収するために、価格以上の高い買い物をカップルに押し付ける結果となり、エンドユーザーを無視したビジネスとなっているケースが少なくありません。業界に居る私が言うのもおかしいかもしれませんが、現在のブライダルにはあまりに無駄な出費となる要因が多すぎます。予算的に余裕がなくても、これらの無駄を省けば全体的にもっと廉価に、且つ個性的なウエディングをする事は可能ですし、予算に合わせていくらでもプロデュースできるわけです。少なくともブライダル業界に存在する者として感じることは、現在の会場やブライダル業者はもっとその辺に積極的に関わっていかなければ、結果的に自分で自分の首を絞めることになるのに・・といつも思います。確かに少子化による市場の縮小は現実です。でもそれはあくまで初婚組数の減少という事であり、最近は「再婚式」が増えている事を体感してます。私自身のデータで言えば、大体約10組強に1組はどちらかが再婚というカップルに出会います。再婚といえば、一昔前では「再婚だから派手なことは避けたい」という考えが多かったですが、最近では「今度はちゃんとしたい・・」という思いの方も多いです。これは初婚の時、人間関係の煩わしさから「ジミ婚」にしたことから、両家及び親族との人間関係に悪影響が出て、離婚の要因の一つにもなったという背景を持っています。それだけに、今度はちゃんと筋道を通してやりたい・・という事をおっしゃりたいのだと思います。私自身いつも思うのですが、結婚式当日はあっという間に終わってしまいます。しかしそのあっというまの結婚式のために、結婚を決めた瞬間から結婚式当日までに、互いの価値観や考え方の違いや両家の生活環境の違い、今までになかった人間関係のしがらみなど、本当に色々な局面に直面し、その都度相当のエネルギーを要するものです。つまり、結婚を決めた瞬間から結婚式までのプロセス自体が、本当の結婚式ではないかと思うわけです。当然結婚してからの方が、更にエネルギーの必要なことは多々ありますが、結婚までの数ヶ月の間のプロセスに対峙しているか否かが、今後の結婚生活に大きく影響する事は間違いないと思います。よく新郎が「忙しいから」と新婦に任せっきりで、殆ど協力してくれない・・などを聞きますが、このケースは要注意です。そういう意味では、再婚される男性の場合は、積極的に協力したりリードしたりする事が比較的多いのも、その辺りをよくわかっているのかもしれませんね。再婚男性のそういうシーンを見る度に、「今度は大丈夫ですね」と心の中でふと思いながら、二人の末永い幸せを祈るのでした・・
2006年11月25日
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昨日接見した、米国人の新郎&日本人のカップルと中国人カップルの2組の話をしますね。米国人&日本のカップルは、日本でのキリスト教挙式後、両家の家族だけでレストランで会食を希望されて相談に来られました。彼の両親は従順なカトリック信者らしいのですが、どうやら本人はあまり信心深くない様子。日本での挙式はカトリック教会でなくても、一般会場に併設するチャペルやビジネスチャペルでも構わない・・との事。しかし、日本のホテルや会場内のチャペルは一般的にプロテスタントの方法で行われている為、カトリック信者の両親にとっては違和感があるのではないか?と心配して聞いてみると、彼自身は違いがよく理解できていなかったみたい・・カトリックとプロテスタントは、入場や退場の形式など色々な点に相違がある事を伝えると、少し心配になったみたいで「両親に確認してみる」という事で落ち着いたのですが・・・今まで何組も国際結婚をお手伝いしてきましたが、外国人の新郎(新婦)の方が「日本の文化に従って挙式をしたい」という考えの方が、比較的多かったように思います。それこそ結納も行い、神社で神前式で・・と希望されるわけです。郷に入っては郷に従えみたいな・・但しその場合、外国からは両親だけが列席という形で比較的外国からの招待客が少ない場合です。外国からの招待客や、日本在住の外国人の友人が多い場合は、挙式はさておき、披露宴は欧米式と日本式をMIXしたいという要望が多くなります。この新郎は年齢も若いせいか、私が接見した外国人の中では珍しく「あまりこだわらないケド・・」って感じでしたが、話をしていくうちに少し考えを見直したようでした。本音を言うと今までの経験から、結婚に関して伝統や文化を重んじているのは、日本人よりむしろ外国人の方ではないかな?とずっと思ってましたが、今回の米国人新郎を見て、日本も外国もたいそう変わりはないのかなぁ・・と、ふと感じてしまいました。これからは、日本国内でも国際結婚は益々増加するでしょうし、それこそ日本人&外国人のみならず、外国人同士のカップルが日本で挙式を挙げることも多くなってくるように思います。そのケースが、昨日の二組目の中国人カップル。彼はある程度日本語を話せますが、彼女は全く話せません。私の言葉を、彼が彼女に通訳しながら話を進めていきました。どうやら、二人は挙式をしようか、それとも写真だけ残そうかと迷っているようでした。色々なサンプルを見ながら、料金やメリットアンドデメリットを話していくうちに、彼と彼女が中国語で何やらモメ始めて、最後には少し険悪なムードになってきました。相手が何でもめているのか、少しでもわかれば口を挟めるのですが、中国語は全くわからないし、おまけに二人はどんどん早口で大声になるし・・ほんの少しの間をとらえて、彼にどうしたのか?を聞くと、答え難そうに小さな声で「よくわからない」と言うだけ・・・さすがに困ってしまい、目の前でどんどんエスカレートしながら繰り広げられる中国語のバトルを黙って聞く事20分。随分彼が押され気味の様子。突然新婦がプイっと彼から視線をはずし、シカトをはじめ、これには彼も閉口気味となり、ふと私と目が合った瞬間、「もう少しよく話し合ってきます」と席を立ちました。彼女も同様に席を立ち、出口を出た瞬間に再びバトルを始めていましたが・・(笑)中国語が少しでもわかれば、何とかしてあげられたのでしょうが・・残念!中国の婚礼文化や、地域によっての習慣も少しは勉強してきましたが、言葉が通じなければ知識も使い様がありません・・・中国や台湾、韓国は日本と比べると、随分前から「婚礼写真」に関する商品が発達しています。新婦はおそらく中国の商品に見られるような写真アルバムを残したかったのではないか思われ、逆に新郎は挙式さえできれば・・と思っていたのでは?と憶測をしています。今回は何もお手伝いできずじまいでしたが、二人で話し合ってもう一度相談に乗ってあげたいなぁ・・でも、どの国でも結婚に関しては女性(新婦)が主導権を握るなぁと、改めて感じたのでした。でも、日本も中国も
2006年11月24日
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今日はたまたま国際結婚のカップル二組と接見しました。最近、国際結婚が多くなってきましたが、1日に2組も接見することは珍しいかな?ただ、私のようなブライダルコンサルタントの存在そのものは、日本国内に比べて欧米の方がはるかに認知度が高い為、コンサルタントの使い方を良く理解してもらっているケースが多いので、ありがたいです。というのも欧米では様々な国籍、民族、宗教を持つ人たちが共存しているわけで、当然結婚の時にはお互いの宗教や相手の国の文化を尊重しながら、自分達の文化や宗教とどうやって融合させれば良いのか?また、価値観や宗教の違いをどのように結婚式に反映するか?が、それらのカップルの最初の悩みとなるわけで、そんな時、まずはプロのブライダルコンサルタントに相談する事から始まるわけです。欧米の地方新聞には、よくブライダルコンサルタントの広告(小さいものから大きい物まで)が出ていたりもしますが、最近はホームページでコンサルタントを見つける事の方が多いようです。欧米のブライダルコンサルタントは、自営業として活動している方が圧倒的に多いです。また、日本と欧米でのブライダルコンサルタントという定義も少し違います。日本の場合、コンサルタントという呼び方より、プランナーとかコーディネーターとか、プロデューサーとか呼んでいる事が多いですが、どれもイマイチ定義がはっきりしていないようです。つまり各ブライダル業者によって、勝手に呼称をつけているという感じなのですが、日本での一般的な解釈としては、「プランナー」というと結婚式の予約係、「コーディネーター」が披露宴当の打ち合わせ係、「プロデューサー」が当日のデレクションを行う人を指す傾向のようです。一方、欧米でもプランナーとかコーディネーターとか色々な呼び方をしていますが、基本的にはどれも同じ職種を指しています。つまり、日本のウエディングでは結婚式までのプロセスが分業性になっている為、分業の各段階で呼称を変えているというケースが多いのですが、欧米ではプランナーであろうがプロデューサーであろうが、最初から最後まで全ての作業工程を行うことができる人が、プロとしてこれらの呼称で呼ばれています。私自身、コンサルタントの資格を米国で取得しましたが、その教育内容は大変幅広いものでした。当然、各主要国(移民の多いイギリス・ドイツ・フランス・イタリアを始めアジアを含む各国)の文化から、宗教ではカトリックからプロテスタント、ユダヤ教などの違いもみっちりと教えています。また、自営業としてビジネスをスタートさせることが前提なので、ビジネスの立ち上げ方からファイナンシャルステートメント、広告の打ち方や契約書の作り方までカリキュラムに入っています。そしてブライダルコンサルタントの仕事は以下の3つに集約されています。1.相談業務(カウンセリング) これは先述した民族・文化・価値観・宗教の違いをカップルごとにカウンセリングする仕事で、通常1 時間$○○という報酬を得ており、日本でいえば弁護士や税理士のような感じです。(但し報酬額が法 律で決定されているわけではなく、コンサルタントによって額は違いますが・・)2.紹介業務(コーディネート) 欧米では自分の結婚式を自分でプロデュースする人も少なくありません。自宅でパーティをする場合な どは、自分でやることも多いのですが、ドレスとか料理とかフラワー、ウエディングバンドなど自分達 に知識のないものや手配できないものだけを、コンサルタントに委託するという形です。この場合の報 酬は、コーディネートしたベンダー(業者)の契約金額の10~15%を顧客から頂く形が多いです。 日本のように紹介した業者からリベートをとる事はしません。何故なら業者からも顧客からも報酬を得 る日本のようなやり方では、何かトラブルがあった場合、コンサルタントは業者側にもお客様側にもつ けないからです。ですから、欧米のコンサルタントは予算に合わせてベストなものをコーディネートで きるかが腕の見せ所・・というわけです。3.プロデュース業務 これは日本のプロデュース会社の業務と同じで、挙式当日の現場のディレクション業務です。 挙式の打ち合わせから、料理~空間ディスプレイ、音楽など全ての企画立案、施行を実施します。つまり、この3つが過不足なくこなせる知識と技術を有している人がプロフェッショナルと呼ばれるわけですが、悲しいかな日本の場合は分業化されているので、日本のプランナーやプロデューサーなどは全ての知識と技術を熟知している人は少ないというのが現状のようです。とはいえ、最近日本では仲人を立てなくなった為,両家の価値観や考え方の違いを感じた際、その対処や解決策を自分で見つけられない事を、だれにも相談できない・・という現象を多々見受けます。中には、新郎新婦当事者の悩みをお互いに言いにくいため、我々コンサルタントを通して相手に伝えて欲しい・・なんて要望もあるくらいです。(言いたいことを自分で相手に伝えられないのに、本当に結婚しても大丈夫?と思ったりもしますが・・)ですから、日本のプランナーもこういった相談=カウンセリング技術を、もっと求められるようになってくると思われ、それだけコミュニケーション技術も必要になってくるでしょう。日本は少子化とか晩婚化、非婚化と結婚する人口が減っていますが、一方で再婚カップルは年々増加しており、またこういった国際結婚も過去十数年増加し続けています。またシニア婚も注目されるマーケットとなりつつあります。そういった意味では、結婚というニーズそのものが幅広くなっているため、これからの日本のコンサルタントやプランナー、プロデューサーと呼ばれる方々も、もっと幅広い知識と技術を身に付けたプロになって欲しいと思います。随分話がそれてしまいましたが、今日お会いした1組目は米国テキサス州出身の新郎と、日本人のカップル。2組目は中国人カップル(男性はある程度日本語を話す事ができる方でしたが・・)でした。本当はこのカップルについて話したかったのですが・・・また次回、このカップルの話をしますね・・
2006年11月23日
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私の仕事はブライダルコンサルタント。ブライダル業界に入って○○年(年齢がバレるから勘弁して・・)すでに数千組のカップルに携ってきた。今も昔も、結婚を控えたカップルは男も女も色々な悩みや不安を抱えている・・最近のカップルは、昔にはなかった新しい悩みや不安を持っており、意外に思える事もあるけど、多様化したブライダルの現況から考えれば「なるほど・・」と妙に納得させられるような内容も多々ある。そんな毎日の中での色々な出来事や、過去の体験経験を記してみる事にしたわけです。(年齢と共に、色々な出来事を忘れない為にも・・)またブライダルプランナーという職種に憧れて、これからブライダル業界に入りたいという人や、既にプロとして頑張っているプランナーも多いんじゃないかな?そんな人にも、是非読んでもらいたいとも思ってます。日本のウエディングのみならず、海外でのウエディングやブライダル業界の隅々まで、現況や裏話など色々と暴露話もしていくつもりなので、役に立つ事もあるんじゃないかと思います。と言う事で時間ある時には、できるだけ?ぼちぼち?と書いていくので、ヨロシク!!
2006年11月22日
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