嗚呼!哀愁の我が音楽人生

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2007.02.05
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カテゴリ: 私の音楽遍歴

不定期連載、私の音楽遍歴その7です。

1999年5月、親友k君が自らの命を絶ち、しばらくは何も手が着かない状態だったが、6月も下旬に入って私は突然行動を起こした。

忘れもしない1999年6月24日。毎晩1時間のウォーキングを始めたのだ。それまでの自分は就職以来の不摂生がたたり、身長171.6cm、体重77.5kg。小デブちゃん程度に太っていた。何がきっかけだったのかよく憶えていない。とにかく痩せようと思ったのだ。

食事についても少し気をつけなければと思い、夕食はご飯のおかわりはやめ、茶碗1杯の量を極力減らして、おかずを沢山食べるようにした。ジュースや甘い缶コーヒーは飲むのをやめた。 1カ月程で3kgは減量できた。ズボンの腹回りが明らかに緩くなった。うれしくなってさらにウォーキングを続けた。半年程で体重は70kg前後になった。ピークは69kg弱まで落ちたと記憶している。

同じ頃、国内初の本格的ロックフェス、FUJI ROCK FESTIVALが苗場スキー場で開催されることを知った。ロックファンなら誰でもが心に描く憧れのWOODSTOCK。あの雰囲気を少しでも味わいたいと常日頃思っていた。苗場なら自宅から車で1時間半、スキーで幾度となく通った道のりだから地の利も得ている。これはぜひ行かなければと思い、バカ高いチケットを買って参加することにした。一人ではつまらないと思い、友人の愛すべきおでぶちゃんDを誘う。二つ返事で了解を得た。宿は奮発して苗場プリンスを予約。

1999年7月末。当日は気合いを入れて朝3時に集合。私の自家用車で苗場に到着したのは5時頃。かなり早い方だったようで、駐車場の一番奥、会場ゲート近くまで車を入れることができた。この頃のFUJI ROCKはまだまだ認知度が低かったのだ。10時の開場ですんなりと入場し、初めてグリーンステージを見たときは感動・・・・私達は後方の斜面に陣取り、寝ころんで時間を過ごした。天気は非常に良く、最高だった。会場内も沢山の人がいたが、決して混雑しているわけではなかった。ステージ前方に行きたければすんなり行ける。休みたければ後方へ下がって芝生でのんびり。客のマナーも良く、ゴミをその辺に捨てるような人はいなかった。逆にゴミが落ちていたら拾う程であった。

グリーンの初日トップバッターは、今は解散してしまったROCKET FROM THE CRYPT。初めて体験する広大な野外ステージと大音量に心躍った。奥田民生の歌うマイクに留まったままの赤とんぼ、ステージを降り観衆に揉みくちゃにされるLIMP BIZKIT、HIGH-STANDERDで巻き起こった巨大なモッシュの渦、THE BLACK CROWESの堂々としたステージング、RAGE AGAINST THE MACHINEの強烈なメッセージと人の波・・・・。初日だけですっかりFUJIの虜になった。

2日目、CHEMICAL BROTHERSのエレクトロニックサウンドに酔い、3日目の大トリZZ-TOPを堪能。雨は一滴も降らなかった。降り注ぐ太陽とハイネケンビール。大快適大感激の3日間だった。99年の苗場にロックの理想郷は確かにあったのだ。kが生きていれば・・・・と何度も思った。奴はこの理想郷を体験せずにあの世へいってしまったのだ。伝説のFUJI ROCK 99体験は、私の音楽人生に大きな影響をもたらした。

話の筋からはちょっと離れるが、この年の大晦日は消防団の詰所にいた。「2000年問題」といわれた騒ぎを憶えているだろうか。コンピュータの暦が99から00になることで様々な障害が発生し、世界が機能停止に陥ると恐れられ、なんと消防団には待機命令がかかったのだ。年明け15分前、携帯電話が不通状態になる。一瞬旋律が走るが、誰もが「2000年あけましておめでとう」コール&メールするのでこういう状態になるのだ。全く馬鹿らしい。そして年は何事もなく明けた・・・・普通の正月だ。いったいあの騒ぎは何だったのか?

これが私の音楽生活における99年の出来事だ。次回は2000年、とある知り合いのお宅で新しい音楽仲間と出会い、親交を深め、21世紀、2001年のThe AcceleratorS結成へと繋がっていくことになる。この辺までの経緯を綴ることとしたい。

                                                  続く






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Last updated  2007.03.16 19:10:14
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