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先週の主な出来事。
前々から気になっていた映画『ANVIL!夢を諦めきれない男たち』を見た。高崎の単館系映画館で公開していて、29日で上映終了だったから、無理して見てきた。
バンドマン、いや、バンドをやったことのある人間だったら絶対に見た方がよい。不覚にも私は感動して涙を流した。デビュー当時はそこそのの人気があり、スーパーロック84でWHITESNAKEやSCORPIONS、BON JOVIらとともに野外ライブを行ったほどのバンドだったが、その後は泣かず飛ばず…その彼らは、実はまだ活動を続けていたのだ。昼間は食料品の配達や土木作業員として食いつなぎながら、バンドを続けていた。50歳も過ぎたにもかかわらず、「俺たちはロックスターになるのが夢だ」と豪語して憚らない。
ヨーロッパツアーへ出れば鉄道に乗り遅れ、野宿し、道に迷ってライブハウスに遅れ、ギャラを払ってもらえず、5人の客の前でライブ…。悲惨を極めている。それでも新曲を作成し、自信作だということで起死回生のニューアルバムをレコーディングしようと、往年の名プロデューサー、クリス・タンガリーディスに連絡を取るも、レコーディング費用200万円が必要だといわれ、途方にくれる始末。それでもやさしい姉が金を工面してくれ、アルバムが完成したのはいいが、今度はレコード会社が相手にしてくれない…。これが現実なのだ。はっきりいって終わっている。それでも夢を諦めず、地道に活動を続け、最後にいきついたその光景は…

そんなことで、この映画から「バンドを含め、自分の中の大切ななにかは、とにかく続けていくことが大事なのだ」ということを教わった。レコード会社から出てきたこの2人の会話「俺たちの強みは継続してきたことだ」とういうことに深く納得。
話は変わって、サリンジャーが91歳で亡くなったとのこと。資格試験の勉強も終わったので、読書をしたいなあとちょうど考えていた矢先だった。早速、勤務先近くの図書館を久しぶりにのぞき、『ライ麦畑でつかまえて』を借りてきた。もちろんハルキストの私は村上春樹先生による新訳版、キャッチャー・イン・ザ・ライを借りた。それからもう一冊、村上春樹のオウム事件に関するノンフィクション『約束された場所で』をレンタル。通勤電車で読み始めています。