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22日の金曜日は有給休暇をいただいて、クラブチッタ川崎へ。22,23日とTHUNDERの来日公演が行われるためだ。

1日目夕方5時頃、クラブチッタ前に到着。チッタ周辺では「モントルー・ジャズ・フェスティバル・イン川崎」というイベントが開催中で、THUNDERのライブはその一環となっているらしい。暇なので隣のカフェバーで酒を買って飲み始めた。ZIMAの瓶もって、会場近くのinterFMスタジオ(ガラス越しに見られるようになっている)周辺に行ってみたら「会場は酒類の持ち込みは禁止です」と注意されてしまった。渋々カフェバーのオープンテラスに戻って飲み直した。


いつもはオールスタンディングなのに、今日のライブはイスが設置され、全席指定。こんなクラブチッタは初めてだ。もしかしたらモントルージャズ・・・の一環ということで、スタンディングに慣れていない一般客に配慮したのと、THUNDER自体の客が(自分も含めて)高齢化してきたことへの配慮か。少し哀しい気持ちになった。
18時、オープニングのTHE UNIONがスタート。THUNDERのギタリスト、ルーク・モーリーが若手のピーター・ショルダーと組んだユニットだ。ベースにはヘルプでTHUNDERのクリス・チャイルズ。45分程度のライブを終えて15分の転換。自分はここでバーカウンターへ赴きハイネケンをもらって飲み始める。そしてTHUNDER。全く衰えを見せない相変わらずのライブ・パフォーマンス。これでもかと放たれる名曲群。なんて素晴らしいんだ!
その日は近くのホテルに泊まって2日目に備える。
2日目は打って変わってオールスタンディング形式だ。会場は満員だ。

2日目はとにかくもの凄かった。コール&レスポンス。叫んだ。歌った。踊った。笑った。泣いた・・もう何なのだよこのバンドは!1991年の初来日、東京ドームのカウントダウンフェスのオープニングに出演したのを見て以来22年。来日公演には欠かさず出かけ、彼らのライブを見続けてきたけど、彼らのルックスを除いては全く変わらない演奏力!信じられないバンドだ!1日目とはセットリストも大幅入れ替えて、もうたっぷりの大満足な2日間。アンコールにはブルース・スプリングスティーンのBORN TO RUNのカヴァーまで飛び出した。久々に成仏させられたライブでした。
なんだかんだいって、自分が一番本気で好きで追いかけているバンドはTHUNDERなんじゃないかって思う。彼らの何が自分をここまで虜にするのか・・・それはやはりライブでしょう。もう20年以上、いろんなロックミュージシャンのライブを見てきているけど、THUNDERほどのライブを見せるバンドははっきり言って見あたらない。ストーンズもAC/DCもエアロもWHOも見てきた。もちろん彼らは素晴らしいのだけれど、それでもTHUNDERのライブは抜きん出て良いと思わずにいられない。
彼らのセールス的なピークはデビューから数年間のゲフィン時代だ。90年代初頭のこと。しかしながらそれ以来セールス的には伸び悩んで、2度も解散の憂き目にあっている。でも彼らがどうしてここまで存続できているのか。その理由は彼らが筋金入りのライブバンドで、そのクオリティが半端なく良いからだ。ライブを徹底的に磨き上げ、これで世界中にコアなファンを掴んでいった。彼らのライブはいつ見ても期待を裏切らないし、また見たいと思わせる中毒性がある。彼らの音楽性はオーセンティックな70年代的ハードロック。例えていえばBAD COMPANYのような地味系なハードロックですよ。
では何が理由なのか。冷静に考えてみると、要因の一つはVoダニー・ボウズにあると思う。オーディエンスの扱いが信じられないくらい巧い。彼の言葉、歌唱力、ダンス、指先一つの動きでオーディエンスは見事に操られてしまう。そしてライブが楽しくて楽しくて・・・最高に気持ちよいのだ。
THUNDERは実のところ4年前に解散(2度目)。だけど不定期に集まってはフェスに出演したりクリスマスにショーを行ったりしている。これって解散してるのかな?たぶん想像だけど、もう商売としてのTHUNDERはやめたんだと思う。彼らはみな他のバンドやらプロデュース業やら仕事をしているみたいだ。でも世界中に彼らのライブ中毒になったファンがいるので、不定期にこうやってライブしてみせたりしているんだろう。そしてついに日本にもやって来てしまった訳だ。これがロックバンドとして正しい道(そんなものがあるのか知らないけど)かどうかは判らない。でも4年ぶりに体感したTHUNDERはそのパフォーマンスに全く衰えを感じさせないばかりか、過去最高(特に2日目)の盛り上がりを見せたような気がする。もう二度と見られないと思っていたのにね。またTHUNDERの虜になってしまった。今度来日公演があるときは誰か一緒に見に行きませんか。マジで素晴らしいから。保証します。
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