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2014.11.15
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カテゴリ: The AcceleratorS

自分たちでオリジナルの曲をもたず、他人の曲を演奏するバンドを、一般的にはカヴァー・バンドとかコピーバンドと呼びますね。

我らThe AcceleratorSも60年代の英国ロックを演奏するバンドですし、オリジナルナンバーは初期の頃に数曲作ってライブでもプレイしていましたが、今は一切やっていません。そういう意味ではカヴァーまたはコピーバンドと呼ばれる範疇に入ると思います。

でも、あくまで主観ですが、カヴァー・バンドやコピー・バンドと呼ばれることには若干の違和感を持ちます。カヴァーとコピーはニュアンスが異なりますね。そもそも我々はバンドスコアとかを買ってきて、一音一音を完璧に演奏しようとしたことはこれまでありません。ストーンズやWHOに成りきろうと思ったこともありません。

メンバーが「あの曲いいよね。今度やってみようよ」ということで、メンバーそれぞれが自分たちで音源を聴いて、コード進行を確認し、合わせてみて、細部を確認しあって、それで我々の解釈で曲を演奏するようにしています。声域があわなければ勝手に変調しちゃうし、途中で速くしてみたり、間奏を長くしてみたり・・・

コピー・バンドと呼ばれるにはあくまで本家とそっくりに演奏しないといかんなあという気がします。だってコピー(転写)するんだから。違うところがあっちゃいけない気がする。そういう意味では我々はカヴァー・バンドなのかもしれないですね。

60年代、ロック黎明期はカヴァー全盛。この時代のバンドはたぶんみなそうやって耳で聴いてそれを自分たちのものにして演奏していたんだと思います。TABはもちろん楽譜なんてなかったでしょうに。いろんなバンドが他のバンドのナンバーを演奏しあったりしています。プロのバンドが普通にカヴァーやってるんです。ストーンズもビートルズも初期のレコードはカヴァーだらけです。60年代のビートバンドはよくアメリカのR&Bやブルースを演奏していますが、我々も演奏しているLeaving Hereなんかは、THE WHOとTHE BIRDSのバージョンがあって、有名なのはWHOのほうですけど、我々が基本にしたのはBIRDSのほうだったりします。

今の時代はポピュラーミュージックが成熟したので、オリジナルを作って発表しないと勝負にならない雰囲気があります。少し有名なライブハウスなんかに出るのには、オリジナルを持ってないと相手にしてもらえない雰囲気を感じます。カヴァー・バンドやコピー・バンドは下に見られてるのかもしれません。

まあ今は著作権など法権利関係が厳しいですから、他人の曲を演奏するのは著作権料を支払うのが基本です。そういう意味もあるのかもしれないですね。公の場で他人の曲を勝手に演奏して収益を上げることは、本当は法にひっかかるんです。

私は自分たちのバンドについてカヴァーとかコピーとかの意識は実はあまり持ってません。考え方としてはJAZZに近いのかも。過去の埋もれつつある歴史的な名曲群を我々なりの解釈で発掘し披露する。演奏して楽しむ。

我々の演奏する60年代の音楽は、そもそも現役だった人たちがもはや70歳を越えてきていています。残念なことにどんどん亡くなってる。いま我々がリスぺクトして再解釈して披露し、次世代につなげることがロックンロールの世界では求められているのかな(と勝手に思いこんでいる・・笑)。

現役で売れているアーティストについては、本人自体が十分に影響力を行使しているので、それをコピーすることの意義は、先ほど言ったような解釈でいけばあまり無いのかもしれないですね。もちろんカヴァーもコピーもオリジナルも、バンドで演奏すること自体は最高の楽しみだと思いますし、否定なんかする気は全くありません。我々の身の回りにも、すばらしいアマチュアバンドがたくさんいますし。

すいません。そんなことを最近よく考えたりしているんです。どんな立場になろうとも、The AcceleratorSはぶれることなく活動していきたい!我々はカヴァー・バンド?コピー・バンド?・・No! アクセラレイターズはロックンロールバンドです!






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Last updated  2014.11.17 22:42:17
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