Hurryの愛するアルバム100枚のコーナーです。 【28枚目】FREE / Fire and Water (1970)
FREEほど音数の少ない、シンプルなスタイルのバンドを他に知りません。 彼らの音楽に触れると、今どきのポップミュージックがいかにすき間なく音を詰め込んでいて、騒々しいかを思い知らされます。アイドルのヒット曲のほうが往年のメタルよりもはるかにウルさいと思うのは私だけでしょうか。話が逸れそうなので元に戻しましょう。 FREEというバンド自体は本当に短命に終わってしまっていて、このFire and Waterが3rdアルバムになる訳ですが、しかしまあこの時点で年長者のポール・ロジャースとサイモン・カークが20歳、ポール・コゾフは19歳、アンディ・フレイザーなんて17歳だというのですから驚きです。そしてたった17歳のアンディ・フレイザーのベースといったらもう…溜息もの。もちろん他のメンバーは言わずもがな。音数が少ないだけに4人の力量がはっきりと解るし絶妙でもあります。淡いポップ感が漂う曲もgood。