では最後にHurryの愛するアルバム100選。もうすぐゴール! 【99枚目】THUNDER / giving the game away(1999)
屈指のライブバンドとして高い評価を得て、コアなファンを獲得していったTHUNDERですが、この5thアルバムをリリース後に解散となるのです。しかしその3年後にはあっさり再結成するのだけれど。 このアルバムで彼らは円熟の境地に至ったように思います。実に落ち着いていて、そして深い。曲の完成度も最高。そして何だか悲哀も感じます。これだけの名作を輩出しながらも、当時のシーンはTHUNDERに十分な支援をせず、窮地に追い込まれたバンドは解散を決意するのです。「今のシーンに我々の居場所はない」というインタビュー記事を読んで、当時の私は涙がこぼれそうになりました。そしてクラブチッタ川崎で行われた最後の日本公演。ステージを去るメンバーの姿は今でも脳裏に焼き付いています。 聴きどころは多いけれど、やっぱりハイライトは#5 ROLLING THE DICE~#6 NUMBの流れでしょうか。終焉を迎えるバンドの哀愁、そして燃え尽きようとする炎の美しさを体現した傑作。泣かせます。