ぶちゃママとペコママ

ぶちゃママとペコママ

10年ぶりの妊娠~出産


長い間一人っ子だったペコは、一緒に妊娠、出産、子育てを楽しんでいる。

10年と言うと、年齢的にも体力的にも不安があったが、
何より、ペコに姉妹ができる喜びのほうが大きかった。

友人や姉妹でさえ、子育ては一段落したか、
手が離れてきだした頃、「妊娠」を告げると
皆が「友達が?」と信じてもらえず、
誰もが「まさか」と思ったらしい。

そういう私達夫婦でも、「一人っ子でも仕方が無い」
と話していたし、ただ、「一人っ子だから、我がままだ」と
思われないように、厳しく育てた。
積極的に他人の中へ連れ出し、
多くの子供、大人との関わりを作った。

今回の妊娠中、主人はペコの時と違って
大切にしてくれた。
年齢的にも、もう最後だろうから、無理して
流産や早産になってはいけない。
次はもうないのだから...

「お前は、腹の子を無事に産むことだけを考えろ」と
めったに買い物に行ってくれない夫が
ペコ同伴(一人ではまだ無理)で
頻繁に買い物へと出かけてくれた。

つわりは軽いほうだったが、貧血と吐き気はややあったので、
ペコと家事を分担してくれた。

今回の出産は、陣痛からだったが、運良く
夫が家にいる時間だった。
夫の運転する車で病院まで行くことができ、
出勤前の実母と交代してくれた。

生まれた後も、前回の国立病院では
面会時間が短く、厳しかったため、わが子に会えなかったが
今回は個人病院のため、仕事が終わって、
一旦家へ寄りペコを乗せて、毎日来てくれた。
母子同室だったため、日々成長するポコを
目を細めて抱っこしたり、眺めていた。

流産を一緒に悲しんだペコにとって、
無事ポコが生まれた事は、例えようの無い喜びだったに違いない。

10年の月日は掛かったが、夫、ペコ、そして私にとっても
素晴らしい贈り物だった。


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