1200字文芸帖(楽天出張所)

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解説 #21~25


 レンは北ヨーロッパの中世の空気を漂わせる街にいた。というのも、カイザーファミリーに襲撃され拉致され、ファミリーの息の掛かった街に軟禁状態にさせられていたのだ。レンは餌だった。クレイラたちをおびき寄せる罠だった。
 パスポートさえも無い一文無しの状態で、放置されていたが、街の人は優しかった。街の人はカイザーの支配にうんざりしていたのだ。なぜかレンの武勇伝が街に広まっていて、皆が彼に期待していたのだ。

第22回「流星日和」
 妄想以外にすることのない軟禁状態のレンの詩。星空を見上げる二人を可愛らしく描いた。星たちが見てるから恥ずかしくてキスができない女。彼女に男は言う。僕達二人に気を使って流れ星となって退席していくから大丈夫だよ、と。

第23回「凍幻零度」
 北の街に軟禁されているレンの元に、クレイラからの使者がやってきた。怪しい衣装に身を包んでいるが明らかにパンダだ。レンはパンダからマリア像を渡される。レンにはその真意が分からないが、それを預かる。

第24回「℃」
 マリア像を手に入れたレンは、やはり監視に気付かれ、連行された。その先にいたのはカイザーに協力するJJだった。彼女がこの指揮を執っていたのだ。JJは「指輪」を欲していた。それは父の死、城ヶ崎組の解散に密接に関係していたからだ。一時の「指輪」の所有者であった城ヶ崎家は望むとに関わらず「孫一家」との対立を深め、抗争に発展、敗れたのであった。
 レンは事態は把握していないが、問題はこの「マリア像」とそこに入っているはずの「指輪」だと考える。短絡的に、「じゃあ、指輪を出そうぜ」とマリア像を壊すことにした。

第25回「美悪の徳」
 マリア像には指輪は入ってなく、毒ガスのようなものが入っていた。像を壊した
レンは一人で部屋で気を失っていた。後にクレイラに「馬鹿ね、指輪がはいってるわけないじゃん!手放すわけないじゃん!いつか攻め入った時に埋腹の隠し武器として送り込んだのよ!」と怒られる。なんとか一命を取り留めたレンだったが、目の前にいたのはJJとカイザーとパツキンだった。


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