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sarisari2060

sarisari2060

2011.10.20
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カテゴリ: エッセイ



先日乳がんのしこりの検査をした
京都の友人からのメールだった。

摘出したしこりを調べたら
やっぱりがんだった、と。

「ガーン!!です」
なんて書いている。

がんじゃなかった、と
安心しきっていたから
いきなりの通告にパンチを食らってしまって
あたまが動かない。

うそお、なんでやのん!
とケータイに毒づくも

メールは
「昨日全身麻酔で部分切除の手術を受けました」
とつづく。

ええ~、昨日!?
そんなあ、と、おろおろしてしまう。


これまでに
病院選びや手術方法で
いろいろ葛藤はあったらしいが
とりあえず手術は
うまくいったそうだ。

このあとは
リンパ転移を調べて
必要があれば
放射線や抗がん剤もつかうのだという。

その一連の治療は決して楽じゃないって知ってるよ
友人が6人も乳がんなんだから。


メールの最後は
「あの日病院へ行くよう言ってくれて
ありがとう」
と書いてある。

こうならないことを
どんなに願っていたか!

ひとりぐらしの彼女が
どんなに心細かったかを思うと
こちらの心も痛む。

15日、手術の4日前になるが
関東在住のひとたちの高校同窓会の日
誰かが卒業アルバムを持って来ていて
懐かしく眺めていた。

3年3組だったというひととお隣になって
3組のクラス写真をいっしょに見た。
そのなかに彼女がいた。
端っこのほうでうっすら微笑んでいた。
今とあまりかわらない風貌だった。

7組の写真に映ってるわたしも
やはり端っこにいて
なんだか困ったような顔をしていた。

彼女の写真を指差して
お隣の人に
「この子、わたしの親友やねん。
京都帰ったら、あそぼな、っていうてるねん」
なんてことを言っていた。

そんなとき、
彼女は大きな不安をかかえながら
手術のための準備をしていたことになる。

それが虫の知らせになるとしたら
あまりにかすかで
なんだか悔しくなる。


メールの返信を、と思うが文章にならない。
駄目もとで電話するも出なかった。
昨日の今日だしな、と思ったりしてると
むこうから電話があった。

「ごめんな
マナーモードしてて気がつかへんかってン」

意外なほど元気な声だった。

「うん、センセも
これなら大丈夫っていわはるねん」

経過をききながらこちらは
「うんうん、たいへんやったなあ。
うんうん、うんうん、ほんまによかったわ」
を繰り返す。


「年内はあかんけど
また夏帰った時には飲みにいこな」
と病人が言う。

「お酒はあかんて」
「ちょっとぐらいはええやん」

ふふ、わかったよ。
はやく元気になっておくれ。





















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Last updated  2011.10.21 00:37:46
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・・・・・  
ようこ さん
ええ、先日お話してたのにね、ご親友のこと

千々、体と同じく心にも波がありますが、きっと大丈夫・・・お元気になられます
ぶんさんも気をつけて、マンモ検診してね
恋も特効薬のようです、癌の 原因にもなるかな・・・ (2011.10.21 10:06:42)

Re:・・・・・(10/20)  
sarisari2060  さん
ようこさん

お言葉、ありがとうございます。
突然だったので、いささかショックもありました。
あの子がいてくれるだけで
ほっとできるんです。

>恋も特効薬のようです、癌の 原因にもなるかな・・・

恋のあんばいはどうだかわかりませんが
ストレスはあったみたいです。
今は、のんびりしてほしいです。
(2011.10.22 00:45:32)

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