自分って?




近しい友人と突っ込んだ話をしていて、最近言われた事。
「自分を許してあげるようにした方がいいよ?」
「なんか自信がなさそうに見えるね」
それぞれ全く別の知り合いなのだが、似た意見を頂戴した。
となると、やはり周りからもそう見えている可能性が高いと思われる。

実際、今までにも「なさけねぇツラをするな」とか、
「自信を持って行動しろ」「最初から出来ないと思うな」とか、
思えば子供の頃から言われてきた。
(眉尻が下がっているせいもある気がするが…。
 いや、冗談じゃなく。パッと見、そう見えてしまうらしい)

そんな見た目に反して、私は自分に対して自信がある(つっこむ所(笑))。
小さい頃から「なんで自分のような人間がいないのだろう?」と思っていた。
ハナモチナラナイような自信過剰と、ショボクレタ表向きが同居していた。

いじめっ子達にランドセルを取り上げられたのを追いかけて行っても(小1)、
授業中教室で我慢できずにソソウしてしまっても(小3)、
宿題を仕上げられなくて、校庭を走らされても(小5)、
勉強中に「アナタちょっと頭が悪すぎる」と母親に部屋を出ていかれても(中1)、
2学期の後半から突然、クラス中から無視されても(中3)、
英語の成績が、10段階の絶対評価で2を取っても(高1)、
注射が嫌で涙ぐんでも(高3)、
職場でミスをして落ち込んでも…それが悲しいと泣いた事はない。
悲しいという感情は、もっと別のところで感じた。
どんな状況の時も、自分の事は嫌いではなく、好きだ。

無意味に前向き?不言不実行、自己完結?シアワセ野郎。無努力家。
平和主義、ノウテンキ?屁理屈屋で空想家。そんな感じだろうか?
うまれたまま、そのままで、我が道をゆっくりしっかり、行く。
ソレの、ナニがワルイか、と(笑)。

こんなように書くと、よほど芯が強い奴かと思われそうだ。
そうではない、と思う。
こんなに頼りなく情けなくカワイゲなく弱く脆く愚かなワタシを、
他に誰が支えてやれるのだ。
しょうがねぇな、と、一生付き合ってやれるのは自分しかいない。

自分とは、奥の、そのまたずーっと奥にいる中心の奴だ。
鉄人28号をリモコンでコントロールする、正太郎の事だ。

鉄人28号と正太郎は、完全に同じというワケではない。
頭でわかっていても、思うように行動できない時、
私は、鉄人28号の操作にてこずっているな、と自分でよく思う。
勝手な行動をする28号より、ちゃんと操作できない正太郎を嘆く。
でも正太郎は常に健康で、冷静で、落ち着いている。
だから、安心できる。

ところが、正太郎に弱点があった。
どうしようもない。母の死でも揺らがなかったのに。

操縦士(奥底の自分)が故障してしまっては、
鉄人(仮にrauhinn)の行動に責任が取れない。

その弱点は、人が本人の意志で私から去っていく事。

中学3年、原因不明で友人から急に無視され出した時。
こっちもプライドを持って対応すればいいのに、そうしない。
それどころか、遜って情けない愛想笑いしながら相手を追ってしまう。
「本当は嫌ってなんかいないよね?」
「僕は君と仲良くしているよ?」
(そんな態度、余計嫌われて離れていってしまう率が高いだろ…(涙))
自分というものを否定されたと思いたくないので、
前後の見境なく、ただただソレを自分で納得しようと必死なのだ。

勤務先で、かなり年下のかなりキツイ性格の後輩が入社してきた時。
「先輩、私が言うのも変ですが、仕事が遅すぎますよ?!」
と、私の不得意分野を集中攻撃され、挙句に完全無視。
この時も、中3の時と同じ心理状態を自分に感じた。
私はコドモの頃とちっとも変わっていないのか、と情けなくなった。
(この後輩は、他の上司や同期に対しても同様の態度だったが…(苦笑))

また、一人のメル友から「話が合わないのでメール交換やめましょう」
というメールがきた時も、同じように動揺してしまった。
自然消滅した文通友達やメル友もたくさんいるのに、瞬間、衝撃を受けてしまい、
涙を流しながら「元気で」と返事を打った。
(ちなみに涙は我慢しない。わりとパッと出て引っ込む)
でも、まだこれくらいなら、奥底の自分の復活は早い。
「なんでこんなことくらいで、自分は動揺してるんだ?(笑)」と。

…記憶の中のはっきりした別れはおそらく三つ。
話せばどれも大した事はないようなモノかも知れない。
世の中にはもっとドロドロの、目も当てられないような現実や、
酷い話や、気の毒な状況がたくさんある。
しかし、比較ではない、とも思う。

今は、鉄人も正太郎も、自分の中でさらに分裂している。
よく漫画のキャラクターの心理描写として描かれるような、
「良い自分」「普通の自分」「悪い自分」が存在している。
それに「理性的な自分」「無鉄砲な自分」
「嫉妬深い自分」「厳しい自分」etc.…
だから、両極端な意見が平気で同時に出てくる。
こんな私の相談事を聞かされる方は、困惑してしまうと思う。
一体、お前の本当の意志はどっちなんだ?!と。

どの意見も尊重したいと思い、どれに対しても自信があるのだ。
こう思えるまで、確かに数ヶ月かかっているのだが(笑)。

そして、まだ途中だ。
自分がどうなっていくか。
無事、一人の成長した正太郎(自分)が
鉄人28号(rauhinn)のコントロールをしていくようになるのか?
それとも、完全一体化するのか?
…乞う、ご期待。

変化があったら、このページ更新するとしますか!(笑)





© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: