Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2012年03月31日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」創世記(バベルの塔)
 メソポタミヤの大河ユーフラテス川中流平原にバビロンという巨大都市国家が出現、煉瓦焼き技術を用いて聖塔建設を始めた。此れがバベルの塔として歴史に現在まで名を止めます。古代文明は何れも、大河下流の肥沃な統一王国を創り易い大平原地帯に発生します。山岳地帯は民族が分断され統一し難いのが理由です。
 巨大王朝は権力集中と誇示の象徴として、山がなければ人工の高層建造物を神格化して、人の拡散を防ぎ統一と安定を目指します。此の「神性」が問題になります。権力者は自己の支配体制維持に都合の良い宗教を、無ければ新たなる神を「創造」します。此処に真性の神の目的を阻害する「悪徳」の匂いが問題となり、一致団結の象徴バベルのジッグラトを罪の支配を誇示するものとして、神が粉砕して人々の言葉を異ならせて意思の疎通をできなくした理由があります。
 現代のバベルの塔として、原発があげられそうです。世界の唯一の被爆国にも拘わらず、「経済発展」を掲げ「挙国一致」の名の下、自力で開発したものでもない、米国本土で使い物にならないとされた原子炉を使用した発電施設の巨造物の事故が此の象徴です。自力開発で無いために技術者派遣を要請するお粗末。当時の権力の腐敗構造(ロッキード事件のピーシーズ)の匂いがするのは致し方ないでしょう。
 バビロンにしろ日本にしろ、何時も命を以って崩壊の犠牲になるのは人民です。一致に潜む悪を見つめ直すことが必要です。旧約聖書が其れをバベルの塔建設の中止として語ってくれます。

babel1
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最終更新日  2012年04月02日 11時04分32秒
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