Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2012年06月29日
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カテゴリ: 夢有無有
「神」の定義(10)宇宙の果ては存在するのか
 先ず最初に、宇宙の形態から捉えてみましょう。物理学的な考察からすると、数百億光年単位の無数の銀河がほぼ一様に分布していて、その距離に比例した速度で遠ざかっているように見えるが、これはわれわれ太陽系が宇宙の中心だからではなく、たとえいずれの銀河から見たとしても、これと同様に見える、という。それは、すべての天体を含む宇宙全体が膨張しているからである、と考えられている(膨張宇宙論)。「宇宙原理を採用すれば、宇宙には果てがない」と言う。よってこれを信じれば、宇宙膨張の中心は存在しない。例えば「膨張するゴム風船」の表面を考えた時、何処に中心を据えたとしても、一向に構わない事に成ります。銀河の後退速度が光速に等しくなる距離は、宇宙論的固有距離において地球から約137億光年のところに成ります。宇宙年齢に光速をかけた距離とこの距離が近似するのは単なる偶然に過ぎません。現在我々が観測することができる最も古い時代に放たれた光は、約137億年前に約4200万光年離れた空間から放たれた光でり、その光源は、現在465億光年かなたにあり、光が137億年かけて137億光年の道のりを旅してきたということです。わずか4200万光年の距離を光が進むのに137億年もの時間を費やしたのは宇宙の膨張が地球からの接近を阻んでいるからです。
 次に、宇宙の始まりと終わりを物理学ではなく形而上の観点から考察すると、宇宙にはエントロピーに向かっての終わりもなく、亦始まりもないと捉えます。神社の祝祭の屋台で見かける、蛸でも馬でも自由に造作出来る縦長の風船を想像してみて下さい。括れた部分の入口はホワイトホールで、出口はブラックホールとして他の宇宙に繋がって居るとしたら、宇宙には始まりもなく終わりもない事に成ります。
 最後に、近年云われるところの「宇宙内では、無から絶えず粒子が創造され、将又、無に帰す」との理論ですが、此れは糸を芯から巻いた手毬を考えてみると、無数の宇宙が絶えず他の異次元の宇宙と接触して居る事に成り、次元が違うことから他の異次元宇宙から生まれたものは、当然に無から生まれたものとして捉えられます。
 では、これ等を創造する理法たるモノは、何ものなのでしょう。人間のスケール、宗教哲学、宗教、形而上哲学を超越した、一般的な「神」とも呼べない何ものかが想像されますが、人間の果てしない未来には此れを解明、其の時には人が神そのものに成るのかも知れません。

風船1
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最終更新日  2012年06月29日 07時12分17秒
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