Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2012年07月02日
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カテゴリ: 夢有無有
「中国故事」過ちては則ち改むるに憚ること勿れ
 「君子、重からざれば則ち威あらず、学べば則ち固ならず。忠信を主とし、己に如(し)からざる者を友とすることなかれ。過てば則ち改むるに憚る「こと勿(な)かれ 」と論語の学而編で述べられていますが、孔子が「道」と呼ぶのは、仏教説く処の理法、孔子の場合は、人間の自由意思を超えた客観的に存在する「天の道」、神教的哲学云う処の思惟と神の精神の延長を指しています。
 即ち、孔子の過ち」を少なくする努力とは、自己の主観的な、自己に忠実であろうとする努力を意味するのではなく、あくまで道」という権威に対して、自己を虚しゅうすること、言いかえれば、我執を去ることに帰着することに努力する人間を「君子」と言い表します。仏教哲学にあっては変化して止まない不常のものである自己や万物を常住固定化し(我見)、それに執着すること(我執)を止めることを覚れば、平安な悟りの境地(涅槃)が到来し、其のまま「空」と「縁起」の世界に入った人間を仏と称し、神教的哲学では感情や本能を離れた神の精神の延長としての我にとらわれない理性を、旧約・新約聖書にあっては我執を捨て去り神への献身による聖霊の降臨を夢想します。
 それ故、孔子は躊躇は我執に生じる。「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ」というのは君子たりえるための、最も根本的な考えだと説きます。

孔子釈迦イエス1
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最終更新日  2012年07月02日 10時55分16秒
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