Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2012年10月10日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」聖王以降の王達27(列王記下)預言者エリシャの奇跡六・斧の奇跡
 預言者の仲間たちがエリシャに言った。「御覧のように、私たちが貴方と共に住んでいるこの場所は、私たちには狭すぎます。ヨルダンに行き、梁にする材木を各自一本ずつ取って来て、私たちの住む場所を造りましょう。」エリシャは、「行きなさい」と言った。一人が、「どうぞ貴方も私たちと一緒に来てください」と頼んだので、「私も行こう」と言って、エリシャも彼らと共に行った。彼らはヨルダンに来て、木を切り出した。そのうちの一人が梁にする木を切り倒しているとき、鉄の斧が水の中に落ちてしまった。彼は、「ああ、御主人よ、あれは借り物なのです」と叫んだ。神の人は、「どこに落ちたのか」と尋ね、その場所が示されると、枝を切り取ってそこに投げた。すると鉄の斧が浮き上がった。「拾い上げよ」と言われて、その人は手を伸ばし、それを取った。
 斧は木を切ったり、割ったりする道具として、イスラエルでも歴史のある道具である。その技術は、当時、鉄工加工を独占していた、ペリシテ人の鉄鋼技術から伝わったとされています。とくに、刃入れはペリシテびとに持って行かなければ出来ませんし、その工賃も高額なものでしたから「ああ、御主人よ、あれは借り物なのです」と叫ぶのも道理です。聖書で斧は象徴的な教訓としてしばしば用い語られています。この斧の事件は、何を語っているのでしょうか。一本の枝をヨルダン川に投げ込むと、何と、金属製で浮き上がることのない斧が浮き上がってくるという奇跡は人間の眼には問題、マイナスといえるものを、主の栄光を現す徴として取り上げられています。エリシャのともがらも、濁った水であるヨルダン川の中に落ちた斧を自分の力では、到底さがすことができないことを知り、すぐに神の人エリシャを呼んだのである。人の限界は、神の御力の始まりだと云うことです。
 エリヤはエリシャの目前で、死を見ずして天に引き上げられた後、、エリヤの二倍の霊を下さいと願ったエリシャ。其の二つの霊とは、ひとつは長子が受け継ぐ分を表し、もうひとつは、霊的な家督を全て自分に全部自分にくださいとエリシャは願ったのです。エリアは、それに対し、条件を示します。それはエリアのこの世の最後の場面に立ち会えということ。私があなたのもとから取り去られるのをあなたが見ろと言うことです。この世の最後を看取るのは子の務め。エリアが天に向う場面は霊的なもので、普通の人には見ることが出来ない事です。それを見せることが出来るのは、主なる神しかいない。エリアは神様に判断を委ねます。実の子ではないため自分では決められなかったために。主がエリシャに自分が天に向う霊的場面を見せたなら実の子と同様に主が認めたことになる。結果としてエリシャはエリアが天に昇っていく様を見ることが出来ました。それは一つの霊、エリヤの長子としての相続、もう一つはエリアを通して主の祝福を受け主の霊を受けると言うことでした。主はエリシャをエリアの実の子と同様と認め、祝福を与えたのです。その告白どおり、祝福を受けて、エリヤの昇天を見送った後、エリシャはエリコの飲めない水を飲めるようにした後、以下のような奇跡を起こします。(1)やもめの家の油が尽きない奇跡、(2)不妊の女が身ごもる祝福、(3)死んだ子供を蘇らせる奇跡、(4)煮物の毒を消す奇跡、(5)百人の人々をパン20個で食べさせる奇跡、(6)ナアマン将軍の重い皮膚病の癒し(7)浮き上がる斧の奇跡と続きますが、新約聖書のイエスの奇跡と共通するものが多い事にも驚かされます。

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最終更新日  2012年10月10日 09時36分14秒
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