Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2012年10月28日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」聖王以降の王達41 (列王記下)ユダ存続の戦い・アッシリアへの恐怖
ラブ・シャケは、王がラキシュをたったということを聞いて引き返し、リブナを攻撃しているアッシリアの王と落ち合った。王はそこでエチオピヤ(クシュ)の王ティルハカについて、「あなたと戦いを交えようと軍を進めている」との知らせを受けた。彼は再びヒゼキヤに使者を遣わして言わせた。「ユダの王ヒゼキヤにこう言え。お前が依り頼んでいる神にだまされ、エルサレムはアッシリアの王の手に渡されることはないと思ってはならない。お前はアッシリアの王たちが、すべての国々を滅ぼし去るために行ったことを聞いているであろう。それでも、お前だけが救い出されると言うのか。わたしの先祖たちはゴザン、ハラン、レツェフおよびテラサルにいたエデンの人々を打ち滅ぼしたが、これらの諸国の神々は彼らを救いえたであろうか。ハマトの王、アルパドの王、セファルワイムの町の王、ヘナやイワの王はどこに行ったのか。」ヒゼキヤはこの手紙を使者の手から受け取って読むと、主の神殿に上って行った。
 ところで、ラキシュはエルサレムの南西24キロに位置し、エジプトとエルサレムを結ぶ戦略上の要所で古くから有名な都市国家でした。ヨシュア記では、ラキシュの王は他の4人の王と共に、裁き人ヨシュアと和を結んだギベオンに対して軍事行動をとりますが、、主の助けを得たヨシュアはギベオンのために戦い、連合軍を打ち破り、ラキシュも含め、全ての都市を滅ぼします。そのラキシュはユダの王レハベアムの治世中に軍事的に強化され、強力に防備の施された都市となります。西暦前732年には、アッシリアの王セナケリブによって、エルサレムの攻撃に先だって包囲されました。この事はユダの王ヒゼキヤが、「ラキシュのアッシリアの王のところに人をやった」という記述と一致します。セナケリブはエジプトの軍を警戒していたために、エルサレムより先にラキシュを攻撃したと考えられます。聖書の中では実際にセナケリブがリブナの近くにいる際に、「エチオピアの王ティルハカ」(エジプトのファラオ・タハルカと同一人物と考えられています)が戦うために出てきたという事が書かれています。ラキシュに対するアッシリア軍の攻撃は恐ろしく強力で残忍なものでした。ニネベのセナケリブの宮殿から発掘された壁画には、戦闘の様子から、捕虜や分捕り物の検閲の様子までが描かれています。アッシリアの軍は破城槌、弓矢、そして石投げ器を使って攻撃を仕掛けています。見せしめのためには人間を串刺しにして公開することも躊躇しません。アッシリア人はほとんどの場合捕虜を残忍に扱いました。目をくりぬき、耳や鼻をそいで、手足を切り落としたりしました。アッシリアの兵士達は捕虜の皮をはぎ、そのまま何時間か生かしておく事さえしたようです。アッシリアのこのような残忍な行動は、彼らが残虐な性質であったというだけでなく、他の国や都市に対するみせしめでもあったのです。多くの国や都市は恐れの余り戦う事無く屈し、アッシリアのくびきを進んで負ったようです。そのくびきに服さなかったエルサレムに関しては、セナケリブが遣わした使者によって、ラキシュでのこのような行為がエルサレムの全住民の知るところとなったのです。アッシリアの軍に囲まれたときのヒゼキヤ王を含め全ての民がどのように感じたかはが察せられます。

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最終更新日  2012年10月28日 06時31分22秒
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