Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年05月04日
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カテゴリ: 夢有無有
「時間」を紐解く(53)私見-時間観(三)
 仮に「一の全体性」こそが「実在」だと認識するならば、時間も空間も等質的なものとして「宇宙全体」に適用できるものでなければなりません。そこに現れるのが宇宙の特異点としてのブラックホールの存在です。ブラックホールの表面である事象の地平面では、外向きに発した光ですらその場所に留まっているように見えます。ブラックホールのコアではさらに重力が強くなって、光を外向きに発射したつもりでも引き戻され、ブラックホールの中心に落ち込みます。光よりも速く運動する物体はないとすれば、光だけではなく、どんな物体もいったんブラックホールに入ってしまうと、一定の場所にとどまっていることすら不可能で必ず中心に向かって落下していく筈ですがガンマ線等の放射が観測されています。こうしてブラックホールの中心の非常に狭い領域に、落ち込んだ全ての物体が閉じ込められて消滅するようにもみえます。このブラックホールの中心が「特異点」です。その特異点では時間や空間そのものも存在しない。或いは、ブラックホールの内と外では、時間と空間の性質が全く違い、圏外である外側から見ると、ブラックホールに近づくには無限の時間がかかるのでブラックホールの外にいる人にとっては、ブラックホールの中と外に時間の繋がりは在りません。実際にブラックホールの中に落ち込んだモノとっては、中心に向かう運動以外許されません。空間が時間のように振舞うようになります。それでもブラックホール自体は宇宙内空間に位置を占めてガンマ線等のエネルギー発生する存在ではありますが時間は存在性を失っています。その意味でも空間には「一の全体性」が適用出来得ますが、「無い」時間などが適用されるものが有るとすれば、時間は「絶対存在」ではなく「仮想の存在」、云わば運動と変化を時間として捉える人間の表象に過ぎないとも取れます。現実在には空間と運動(変化と動き)しか存在せず、等質的に流れる時間は存在しないことになります。

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最終更新日  2013年05月04日 07時41分14秒
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