Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年05月20日
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カテゴリ: 夢有無有
「時間」を紐解く(64)私見-時間観(十)シッダッタの覚り
 シッダッタの覚りにも似た、西田幾太郎云うところのものに、世界の理法を実質的に自己の感性に取り込み知覚する、即ち「直覚知」がある。此の世界の統一力に自己を投影し自らを「大統一力」と成すところ論旨です。此の「直覚知」なるものが、現出在と同時的にある世界を認識します。実際には知覚されていなくとも「一の全体」として「世界」を認識します。そこでは所謂、主観的な過去や未来の時間を離れて、客観的な「自然世界」が観想されます。「直覚知」なるものは、かっての世界が体験したこと、今まさに現前している体験、此れから世界がするだろう体験は区別を失って時間を離れたものが観えてきます。シッダッタはその「大統一力」を「直覚知」をもって、たとえブラックホールや相対性理論及び量子論の名前は知らなくても世界の「理法」としては認識していただろうし、世界に等質的な時間などは「変化」はあるにしても「我」に固執するところから出たものであり、同じく等質的とされる「空間」も宇宙の膨張収縮で絶えず変化する。それ故に「世界」に常住するものは無く、時間が不在のところには輪廻なんぞは無いと観想していたのでしょう。唯一つ「大統一力」が釈迦には「空」・縁起・仏と読み得たのでしょう。時間とは人間の主観が表象するものであり、世界の方には変化としての運動が時間の基体となって、人間は先と後との運動の数を捉えて時間定数を与えてその量を測ります。さすれば時間は変化の量だともいえます。

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最終更新日  2013年05月20日 06時13分31秒
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