Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年08月03日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」出エジプト記 第12章後半・エジプトに悲惨な過ぎ越し
 12:29夜中になって主はエジプトの国の、すべてのういご、すなわち位に座するパロのういごから、地下のひとやにおる捕虜のういごにいたるまで、また、すべての家畜のういごを撃たれた。 12:30それでパロとその家来およびエジプトびとはみな夜のうちに起きあがり、エジプトに大いなる叫びがあった。死人のない家がなかったからである。 12:31そこでパロは夜のうちにモーセとアロンを呼び寄せて言った、「あなたがたとイスラエルの人々は立って、わたしの民の中から出て行くがよい。そしてあなたがたの言うように、行って主に仕えなさい。 12:32あなたがたの言うように羊と牛とを取って行きなさい。また、わたしを祝福しなさい」。 12:33こうしてエジプトびとは民をせき立てて、すみやかに国を去らせようとした。彼らは「われわれはみな死ぬ」と思ったからである。 12:34民はまだパン種を入れない練り粉を、こばちのまま着物に包んで肩に負った。 12:35そしてイスラエルの人々はモーセの言葉のようにして、エジプトびとから銀の飾り、金の飾り、また衣服を請い求めた。 12:36主は民にエジプトびとの情を得させ、彼らの請い求めたものを与えさせられた。こうして彼らはエジプトびとのものを奪い取った。 12:37さて、イスラエルの人々はラメセスを出立してスコテに向かった。女と子供を除いて徒歩の男子は約六十万人であった。 12:38また多くの入り混じった群衆および羊、牛など非常に多くの家畜も彼らと共に上った。 12:39そして彼らはエジプトから携えて出た練り粉をもって、種入れぬパンの菓子を焼いた。まだパン種を入れていなかったからである。それは彼らがエジプトから追い出されて滞ることができず、また、何の食料をも整えていなかったからである。 12:40イスラエルの人々がエジプトに住んでいた間は、四百三十年であった。 12:41四百三十年の終りとなって、ちょうどその日に、主の全軍はエジプトの国を出た。 12:42これは彼らをエジプトの国から導き出すために主が寝ずの番をされた夜であった。ゆえにこの夜、すべてのイスラエルの人々は代々、主のために寝ずの番をしなければならない。 12:43主はモーセとアロンとに言われた、「過越の祭の定めは次のとおりである。すなわち、異邦人はだれもこれを食べてはならない。 12:44しかし、おのおのが金で買ったしもべは、これに割礼を行ってのち、これを食べさせることができる。 12:45仮ずまいの者と、雇人とは、これを食べてはならない。 12:46ひとつの家でこれを食べなければならない。その肉を少しも家の外に持ち出してはならない。また、その骨を折ってはならない。 12:47イスラエルの全会衆はこれを守らなければならない。 12:48寄留の外国人があなたのもとにとどまっていて、主に過越の祭を守ろうとするときは、その男子はみな割礼を受けてのち、近づいてこれを守ることができる。そうすれば彼は国に生れた者のようになるであろう。しかし、無割礼の者はだれもこれを食べてはならない。 12:49この律法は国に生れたものにも、あなたがたのうちに寄留している外国人にも同一である」。 12:50イスラエルの人々は、みなこのようにし、主がモーセとアロンに命じられたようにした。 12:51ちょうどその日に、主はイスラエルの人々を、その軍団に従ってエジプトの国から導き出された。
 イスラエルびとは、慌ただしく過ぎ越しと出発の支度を進めます。そして遂に神である主が定めた日の真夜中。神の使いである死の天使がエジプトを行き巡って、門と鴨居に羊の血を塗っていなかったすべての家の初子を撃ちます。ファラオも、国を継がせる筈の初子であった王子を失いました。家臣たちも跡取りも、民も、収監されている捕虜も、神聖な牛でさえ、初子を失います。が死んだのです。死人の出なかった家は一軒もなかったので、大いなる叫びがエジプト中に起こった、と記録されています。ファラオの頑迷さのゆえに、今迄虐げられて助けを求めて叫んでいた奴隷のイスラエルに変わり、今度はエジプトが叫ぶ番になったのです。今までの災厄のように自然災害で済ますことの出来得ない禍である大惨事で、頑迷なファラオも遂に主の前に屈します。その夜のうちに、モーセとアロンを呼び出し、イスラエルの出国要求を全面的に呑んだのです。そのファラオ同様、エジプトの民もこれ以上イスラエルを留まらせたら、初子の死の次は自分たちが死ぬ番かもという恐怖から、イスラエルの出国を急き立てます。
勿論のこと、モーセの指示どおりエジプト人から金銀の装飾品を分捕ります。主が干渉したので、エジプト人は喜んで求められるままに差し出しイスラエルは分捕り品を長年にわたる苦役の代価として揚々と出発したのです。其の数、その数、兵役に就ける壮年男子だけでも60万人と記されていますが、妻子を数えればとてもじゃないけれど、それだけの奴隷をエジプトはどうやって管理していたのかとも思われ、ヤコブが一族僅か70人とともにエジプトに寄留してから430年だけで、幾ら多産だとしてもこれだけの数の民になるには可能としても多すぎます。旧約聖書のその後のイスラエルびとの行動記述からも其れだけの数があれば、エジプト国内でも一大戦力と成り得て、かえってエジプトは反乱があった時にはと怯えたことでしょう。まして、紅海渡渉にモーセの命令あればこそ、一団となって渡ることなど考えられません。更には種々雑多な人々も加わったとあります。同じように奴隷になっていた異国人がいっしょに逃げ出したのでしょうか。しかし、彼らはやがて、イスラエルびとを巻き込んでま主に不平を言うようになります。其れ等の種々雑多な人々も加わったために、主は過越しの律法を置きます。第一は、外国人についての規定、外国人は祭に加わることは出来ないとされますが、割礼を受けて主への信仰を表明さえすれば、アブラハムとヤハウェの契約に参与する者とされ、祭に加わることが許されました。血は命である。被造物の血が流されることによって、イスラエルの血が流れずにすむ。神は羊をほふることにより、イスラエルの罪を購われる。イスラエルの民は、この過越の出来事を祭儀の中で、繰り返し、想起する。そして民は神の言葉に接して礼拝した。新約聖書ではイエスは過越の祭りの時に十字架に架けられます。過越の出来事は時代を超えた出来事だと説いているのです。

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最終更新日  2013年08月03日 07時45分05秒
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