Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年03月18日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」教父哲学を見る(七十)
 ラテン系のローマ人による支配下にあった2世紀のかっての地中海国家群は、夫々の信教にもローマ官憲の迫害と攻撃に晒されますが、なかでもローマ支配地域に勢力を及ぼすキリスト教の広域化を恐れるローマからは取り分け其の迫害に晒されます。其のさなかにあっても正統的教義の芯体を確立するためにローマの攻撃を養護し弁論する人物達「護教家」が現出します。いわゆる正統派教会から尊敬して「教父(DECF)」と呼ばれる彼等はをキリスト教を哲学化して思想として定着させることに尽力します。其れが「教父哲学」と呼ばれるものです。此の2世紀の神学哲学にあってもっとも重要と見做されたのが護教家ユスティノスです。彼の説く真理には最初期に世界原理とした哲学者ヘラクレイトス其れに続くソクラテス以来の「ロゴス」、人間が語るギリシャ悲劇や喜劇、寓話等の「空想」ミュトス(mythos)、例えば、半ば伝説の人物であるが、実在したのは確かであろうアイソーポスは「ヘロドトスの「歴史」に歴史上の人物として名が出ています。伝話によると、元はサモスの市民イアドモンの奴隷だったが、語りに長けていることによって解放され、その後は寓話の語り手として各地を巡ることになるのは結構だったのですがが、それを妬まれデルポイの市民に殺されたとされる人物の寓話の世界を代表とする空中楼閣 、実現不可能なことから架空のことを意味する、あるいは蜃気楼の如き認識に比して用いられる「論証する言葉」としての「ロゴス」世界を構成する言葉であり論理、即ち理法をキリストに既在させ、プラトン哲学をモーセからの借用とみなすことにより,ヘブライ思想・ギリシャ思想・キリスト教を調和・統括しようと試み、全ての真理はキリストこそが「ロゴスの啓示」だと述べ、キリスト世界を構成する論理をイエス・キリストに帰しています。「思考と直覚」によっても真の直覚知とは「神秘的直感」も経験的知識や外感覚的要素は持ち込ませない信仰に世界理法の真相を捉えることを目論見ます。

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最終更新日  2015年03月18日 08時02分38秒
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