Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年04月06日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」スコラ哲学の解体(八十八)
 トマス・アクィナスの没後のスコラ哲学の正統後継者ドゥンスに対して普遍論争を終結させたと言われるウィリアム・オッカム(William of Ockham, 1285年 - 1349年)は、フランシスコ会会士、後期スコラ学を代表する神学者・哲学者でありイングランドのオッカム村出身で屡々オッカムとのみ言及される人物ですが、彼はドゥンスの個性原理を更に昇華させて「唯名論」を復活させます。即ち、現実在であるのは個物のみで、普遍は概念であり「人間の霊魂のうちと言葉のうち」に見い出されるだけの「記号」に過ぎないと断定します。人間のすべての認識の基礎には人間それぞれの感性によって引き出される直覚的認識があり、直覚的認識のもとから人間の理性の抽象作用が働く。然るに「神」については「直覚的認識」が無いから、「神学」は学問ではなく「信仰」其のものであり教会の正統的権威によって信じられるだけである。此処に終には、哲学と神学及び理性と信仰は完全に分裂してスコラ哲学は解体します。さすがに信仰の教会権威説には正統派教会からは禁止の憂き目に合います。但し、後世には此の説の信奉者も14世紀以降のパリ大学を中心に大きな学派が形成されます。然し乍ら、彼等はもはや神学と関わりのない哲学者や科学者でした。「思考と直覚」の直覚霊知の思考原理から此れを紐解くならば、人間それぞれの感性によって引き出される直覚的認識が「神」については「直覚的認識」が無いにしろ、インド大陸の世祖シッダルタによる瞑想実践による「覚り」への道は否定されはしません。

occam1
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最終更新日  2015年04月06日 07時12分30秒
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