Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年05月10日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」ヘーゲル学派の其々(百二十二)
 ドイツ観念論の大成者が弁証法を駆使して哲学的体系を構築したのは疑い得ないのですが、其の因は生前でのベルリン大学(近代の大学のモデルとされ、第二次大戦後、ドイツ民主共和国(東ドイツ)政府の管理下にフンボルト大学と改称)の講義が勇名を馳せたことにより、欧州に大きなヘーゲル学派が形成されたことによります。然し乍ら、此の大きな学派はヘーゲル没後には、彼の宗教哲学の解釈をめぐって右派と中間派と左派に分裂します。ヘーゲル学派右派とされた学派は一つには教会の伝統的信仰を擁護し、位階制を基礎とする封建的秩序を守ることを主旨とする些か反動的な哲学思考をもち正統的後継者としての思弁的・保守的立場をとり老ヘーゲル学派とも称されます。中間派と目されたのは、ヘーゲルの説く哲学を一語一句を道を外さないとする、仏教でいう上座部に当たるヘーゲル信仰集団ともいうべき存在です。更には左派と呼称される学派は青年ヘーゲル派と呼称されブルジョア急進主義の立場からドイツのブルジョアジーの思想のみならず構造改革を目指しヘーゲルを批判的に継承する唯物論的で急進的な立場から自らの思考を展開します。人間が「類」としては不死であるというヘーゲルの〈自然哲学〉の概念を通して妥協的であろうがなかろうか、ヘーゲルはまさに哲学の教育者的存在であり今なを影響を与えています。其の人間が「類」としては不死であるという思考は、ある意味で霊魂の再生を連想させ「直覚霊知」的にも興味惹かれるものがあります。

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最終更新日  2015年05月10日 07時17分26秒
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