Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年05月25日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」ロシアの革命的民主主義思想の背景(百三十七)
 19世紀も半ば頃のロシアは西ヨーロパからは立ち遅れていたとはいえ、未だ農奴制的経済体制に機械技術の導入が増大し体制自体に複雑な危機が訪れています。農奴制の労働の立ち遅れた生産性に頼った地主経営の一部は崩壊しますが、其れは逆に大規模地主の強化を齎し、農民奴隷状態にあった生活状態を増々悪化させます。当然に此のような社会的条件のもとでは旧来の非抑圧農民の利益と願望を思想として表現するところの革命的民衆主義思想が生まれますが、其れは市民ブルジョアジーにより資本主義経済体制の未発達の中で、人間の内面性よりも極端に唯物主観に立つのも致し方なかった実情があります。彼等はロシアの18世紀の文化的遺産とも呼べる唯物論的自然科学者、水銀を凝固させた初の人物でもあるミハイル・ワシリエヴィチ・ロモノーソフ (1711年11月19日–1765年4月15日)の思考の伝統を受け継いてはいましたが、市民ブルジョアジーの過程を経ていないため、、農奴制を攻撃し、志の高さと其の音調が1860年代のロシア左翼の著述家たちに長く続く影響を残した戯曲「ドミトリー・カリーニン1831年」を書いたヴィッサリオン・グリゴーリエヴィッチ・ベリンスキー1811年-184)は、ヘーゲル哲学を学び、しばらくヘーゲル右派の圧倒的な知的影響の下にあって、当初は反動的ロシアの皇帝(1796-1855/在位1825-1855年)、目的を実務的かつ厳格に追求する強固な意志をもち,専制を革命から守るために警察国家体制を確立した典型的な専制君主ニコライ一世(Nikolai Pavlovich I )の専制政治と農奴制をも「理性的な現実」として承認し「現実との和解」を説いていますが、後の彼は生ける人間人格の擁護の名において激烈なヘーゲル批判を行い、現実との和解から闘争の方向へと大転換を宣言。ベリンスキーは生ける個人を抑圧する社会的に受け入れられてる人間を理性、精神、神にたいする反逆から社会主義の土壌にたち、先ず人間の倫理的な諸問題に解決を与え、個人の自由と人格的尊厳を高揚するものを優先しています。此れは同じ階級制という土俵に立ちながらインド大陸の民族とスラブ系民族の思考の違いをきわ出せます。歴史は民族の霊魂観を物語るのです。

nicholas1
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最終更新日  2015年05月25日 06時15分58秒
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