Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年07月11日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間存在を思考/ソクラテス-11(百八十一)
 ギリシァの国体信仰ともいえるアポロンの神託、その権威ある神託をソクラテスは謎若しくは疑問を持ち、彼は自分が知恵ある者だなどということには全く身に覚えがないという無知の自意識と神が真言を語るという神への信仰との間に陥り,アポリア(行き詰まり)に陥いり、此の時から、所謂、ソクラテスの弁法、自己の信念に従った問答法が始まります。彼は街頭でギリシァの次世代を担う若き青年を摑まえては「正義とは何か」「勇気とは何か」「美とは何か」等々を問いかけ、其の答弁に更に追い打ちをかけて、己の無知を自覚させて其の深層の自我からの真の魂の善が何ものであるかを認識し知恵として獲得させようとします。此の行為が、思わずがなに青年達に当時のギリシァの制度下の腐敗した政治や諸活動への批判精神を産み付ける結果となります。ところが、古今東西、国政を担う者にとっては政治や諸活動への批判精神を産み付け呼び覚ませる行為は胡散臭いし、また煩わしい。たとえ、ソクラテスの行為が愛国的なものから出たにせよ、無力化したいし、また、多くの一般大衆の眼には、ソクラテスの行動は、何らかの新規な宗教行為とも受け止められ、其の奇妙で独特で理解出来ない言行が或る種の新興宗教的活動とも受け取られ、終には、一部ではあったが権力的な狂信的アテナイ市民によって「国家の祭祀する神々を認めずして、新奇の宗教行為を導入し、更に青年を腐敗せしめる罪を犯した」罪状で告発される結果となります。当然に其の活動が、何ら死刑に値するものではなく讒訴ではあるのですが。

Apollon1
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最終更新日  2015年07月11日 06時38分05秒
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