Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年11月07日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/トマス・アクィナス-23(二百七十四)
 トマス・アクィナスは人間の霊魂についても、普遍三種説を受け継いだかたちで、其の根拠から人間個々の霊魂が不死であることを展開してみせます。彼の形相と質料の論理からいって、物体が滅することは、質料から形相が分離することが可能になった時点であり、人間の霊魂は元から質料を持たない存在である「純粋形相」、此のことを「神」の形相を考慮すると容易に解釈出来得るでしょう。神が「純粋形相」であり不滅の存在とするならば、人間の霊魂も質料を源(みなもと)に持たない存在であるが故に、神の絶対理性の様態の延長である人間精神の心底にある霊魂が滅することはないとしています。但し、死後の霊魂の個々の魂が個々に滅しないとは表現されておらず死後霊魂の合体変容は、神的存在である霊魂(天使群)とは趣を異(こと)にしています。トマス・アクィナスは霊魂観は可能的な受動的理性(nous pathētikos)の立ち位置にあり、アリストテレスの二重霊魂説「一つは有限で一時的で個人に属し個人と生死を共にする受動的・理性、いま一つは永遠で個人の肉体から分離できる「能動的理性」、能動的理性のほうを基礎と見て、 受動的理性はこれに依存するものと解釈し、現実的な自分が死んでしまうことは疑いないから、「受動的理性」は有限で個人と生死を共にし滅するのとは対照的です。

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最終更新日  2015年11月07日 06時53分59秒
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