Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年03月02日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/イマヌエル・カント-27(三百七十九)
 カントの精神的には恵まれ生物の優位に立ち位置を定める人間が、思考認識法に関しても
、拡大する側面と総合する側面並びに経験と先天的な先駆的な二つの要素がカント哲学の基底に流れる思考です。それでは、経験が拡大するとはどの様なことを意味合いを持つのかを通常思考で捉えれば、世界は無限であり我々人類を無限に外感覚的及び物質的に刺激する。それ故、生存する限り人間は経験に枯れることがないと考えます。然し乍ら、カントは人間を取り巻く外部世界の存在、否、人間存在の根本存在をも含めて、其の根底をなすのは「物自体」と解釈しています。しかも、カントは「物自体」を精神的なものと物質的なものとの二種に大別出来得ようが、意識的或いは思考的に区別は明瞭にはしません。カントは「物自体」を人間自身の経験では不可知なものとして、其の真相を人間が知ることはあり得ないが、経験の累積が其れを予感させる。しかし、其の感覚は多種多様であり自らを総合統御する形式がない、それ故に「先天的総合判断」の必要性が生じ、時間と空間という先天的な形式を纏わなければ、人間は実際感覚として受け入れられることは不可能だと主張します。カントの時空間には不可視・不可知の「物自体」が存在し、其のこと自体は解明されてはいません。不可視・不可知の「物自体」を究明するにはインド大陸に育まれた「禅」や「瞑想」、スピノザの演繹思考(Deductive thinking of Spinoza)を待つことになります。神秘主義を離れたカントの思考も「神」を放逐することは成し得なかったのです。
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最終更新日  2016年03月02日 06時43分11秒
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