Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年06月18日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/キルケゴール11(四百五十五)
 ヘーゲル体系の意味を成さなくなるとした観点から、キェルケゴールはヘーゲルの弁証法に対し、彼自身が語彙を与えた「逆説弁証法」をもってヘーゲル体系と向かい合います。逆説弁証法とは、有限的主体、此処では人間の精神或いは自我が自らの否定性に直面したときに、ヘーゲル体系の思考方法の基底にある抽象的観点から止揚するのではなく、その否定性及び矛盾面と向き合い、其の事実を自らの実存的な生の観点から真摯に受け止め、対峙するための論理であるとします。キェルケゴールは自らの思想の特徴を具体的思考と呼びヘーゲルに限らず哲学の抽象的思考に対置させます。抽象的思考とは、世界思考において個々の主体が消去されているような思考であるのに対し、具体的思考とは、有限である主体が決定的な要素であるような思考だと説くのです。然し乍ら、キェルケゴールは「主体性は真理である」と基底に於いての定理として置きますが、反面、主体性は非真理である」とも説いています。キェルケゴールの此の矛盾性が意図するのは、歴史的、現実的な選択の場面においては主体性以外に真理の源泉はありえないとするものの、此の「主体性」は、実際には主体は普遍的に絶対的な真理からはあ隔てられており、主体性なるものは非真理であるとのであるし、再度、ヘーゲル体系の抽象的観点へと退却せざるを得ない状況に陥ります。彼の思考の矛盾性を社会的現実の理想を追いながら自らの生を絶った日本の三島由紀夫(Yukio Mishima)を連想するのは私観ですが、悲劇的哀愁を感じるのは「もがく精神」を直感することから来るのかもしれません。
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三島由紀夫1

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最終更新日  2016年06月19日 07時13分22秒
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