Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年07月17日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/マルクス&エンゲルス1(四百八十一)
 ヘーゲルの1807年での育った町イエナから発信され西欧を席巻した思想も、イギリスの19世紀末からの産業革命が、フランスへと影響を与え、1840年代のドイツへも波及し、近代的大工業が支配的になり、機械制大工業もって資本主義的生産方式の緒につきます。資本主義的生産様式とは企業にとっては大規模化への投資を容易にしますが、株主のため若しくは債権者の利益を確保するために、其の労働力からは多くの利益を引き出すために搾取する体制です。其れが故に労働者は生産を行う過程において、資本家のために彼の剰余価値は捧げることを余儀なくされてしまいます。其れに伴ない、体制的にヘーゲル体系でははさしものヘーゲルの観念論に翳りが見えてきます。市民体制国家から機械制大工業は生産力の飛躍的上昇が要請され、大量の労働者を生み出し、労働の社会化が促進し、新たに団結する階級を生み出します。産業革命は、一方では国民大衆を絶えざる資本主義的生産に巻き込みなが、他方にあっては其の意図とは関わらず、国民の中に新たなる労働者階級なるものを創造します。其のことが、哲学にあっては史的には最も古参の「唯物論」が社会主義体制の「唯物論」に変貌する切っ掛けを与えます。其れまでの「唯物論」は決して「神存在」を断固否定するものではなく、知覚の領域内の外を外部として認識し、内部を自己と認識している姿勢であるものが、アイデンティティー(自己同一性)とは人間の脳の動作様式を説明するために便宜上考えられたものであり、自我などというものは、それ自体実在する訳でなく、さまざまな知覚の束にすぎないとする物質がすべてであるという「唯物論」なかでもカール・ハインリヒ・マルクス(Karl Heinrich Marx/1818年-1883年)とフリードリヒ・エンゲルス(Friedrich Engels/1820年-1895年)の体制唯物論が浮上する門戸を開きます。西洋哲学史上、唯物論であれ観念論及び実在論が神からは絶えず離れることのなかった思想に楔を打ち込みます。人間霊魂の黄昏が訪れたのです。
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最終更新日  2016年07月17日 08時08分21秒
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