Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年11月12日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/唯物論的哲学59(五百九十七)
 唯物主観的な人間哲学を奉じるにしても、無機質なものには質的反応及び量的反応はあるこそすれ、「心なきモノ」は喜怒哀楽に関与しないし、考察する事は有り得ない。当然に自己表現を外環境に語り話すことはない。人間が其の表現を受け止めたときにだけ其の表現は既成の事実となる。其のことの意味が人間固有に内在する「心」があるの語彙でしょう。環境を受け止める反応に優れた存在のゴキブリは喜怒哀楽に関与しないものの、生存環境から受けた印象を記憶には残さず淘汰反応として遺伝子に組み込み対処しています。此の生成経過はチェルヌイシェフスキー並びにマルクス及びエンゲルスの唯物主観を想起させます。否、人間は喜怒哀楽を受け止め其の表現を言葉をもって話す。喜び悲しみが自己の理性に何某(なにがし)らかの影響と行動を呼び覚まし、心が揺れ動きます。とはいえ、其の「心」たるや甚だ心もとない基底にあり唯物主観からは観念として拒否されます。人間の「心」たるものの根源が臓器のどの部位に存在するのか、人間身体の有るべき存在の根源としては「脳」や「心臓」を探求しても見つからないからでしょう。脳細胞のシナプスとして規定すれば唯物主観的には「心」は環境反応だとしても納得出来ることもあり得ますが、此の原則を事細かく突き詰めれば人間機械説が浮上し、IT時代の「アンドロイドは心を持つか」が現実化します。人間特有の理性の深層に隠された「心」なるものは、「在ればあり」且つ「無ければ夢」の甚だ心細きものなのです。
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最終更新日  2016年11月12日 07時38分11秒
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